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(がく、蕚は異体字)とは、植物用語の一つで、花冠(花びら、またはその集まり)の外側の部分をいう。ひらがな書きで「がく」とすることも多い。萼の個々の部分を萼片という。

多くの場合、花弁(「花びら」のこと)の付け根(最外側)にある緑色の小さい葉のようなものが萼である。萼は花全体を支える役割を持ち、 また、果実に残り付いている萼は、蔕(へた)と呼ばれることがある。

[編集] 花被

萼と花冠が同じように見える場合は、ひとまとめにして花被(かひ)ということが多い。花被を萼と花冠で区別する場合は、萼を外花被、花冠を内花被という。また、外花被、内花被のひとつひとつを、それぞれ外花被片内花被片という。

但し、萼と花冠が一見して区別できる場合でも、ひとまとめにして花被ということもある。

  • ユリ
下の写真では、一見すると6枚の花弁に見える。本当は手前に見える3枚が内花被片、奥の3枚が外花被片。

[編集] まぎらわしい萼

植物によっては白や紫といった色が付いていたり花弁のような形をしているものもある。また、萼のようであるが、正しくは(ほう)のこともある。

下の写真で白い花弁のような部分が萼、白い部分の付け根の萼ようなものが苞。本物の花弁は存在しない。
下の写真で花弁のような部分が萼。本物の花弁は存在しない。
青紫色の花弁のような部分が萼。本物の花弁は存在しない。
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