アセビ
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アセビ(白)
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Pieris japonica (Thunb.) D.Don ex G.Don (1834) subsp. japonica |
アセビ(馬酔木 Pieris japonica subsp. japonica、異名:Andromeda japonica Thunb.[1])は、ツツジ科の低木で日本に自生し、観賞用に植栽もされる。別名あしび、あせぼ。
本州、四国、九州の山地に自生する常緑樹。やや乾燥した環境を好み、樹高は1.5mから4mほどである。葉は楕円形で深緑、表面につやがあり、枝先に束生する。早春になると枝先に複総状の花序を垂らし、多くの白くつぼ状の花をつける。果実は扇球状になる。しかしこの種は有毒植物であり、葉を煎じて殺虫剤に利用される。有毒成分はグラヤノトキシンI(旧名アセボトキシン)。
馬酔木の名は、馬が葉を食べれば毒に当たり、酔うが如くにふらつくようになる木という所からついた名前であるとされる。 多くの草食哺乳類は食べるのを避け、食べ残される。そのため、草食動物の多い地域では、この木が目立って多くなることがある。たとえば、奈良公園では、シカが他の木を食べ、この木を食べないため、アセビが相対的に多くなっている。逆に、アセビが不自然なほど多い地域は、草食獣による食害が多いことを疑うこともできる。
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利用 [編集]
アセビは庭園樹、公園樹として好んで植栽される外、花もの盆栽等としても利用される。
近年では、殺虫効果を自然農薬として利用する試みがなされている。
毒性 [編集]
- 毒成分 アセボトキシン、グラヤノトキシン、アセボプルプリン、アセボイン、ジテルペン、アンドロメドトキシン
- 毒部位 全株、葉、樹皮、茎、花
- 毒症状 血圧低下、腹痛、下痢、嘔吐、呼吸麻痺、神経麻痺
近縁種・園芸品種 [編集]
リュウキュウアセビ(Pieris koidzumiana Ohwi)は、アセビの変種とすることもある。奄美大島と沖縄本島に分布したが、園芸用の採取により、野生では絶滅したとされている。沖縄本島の場合、国指定の天然記念物に指定された生育地において、1983年若木が1本確認されたのが最後の発見例である。
園芸品種にピンクの花をつけるアケボノアセビなどがある。
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ヨハン・エイクマンによるアセビ
脚注 [編集]
- ^ 清水晶子ほか「ライデン大学から東京大学に寄贈された植物標本」『シーボルトの21世紀』東京大学総合研究博物館公式webページ、2009年1月28日閲覧