ハエドクソウ

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ハエドクソウ
Phryma leptostachya var. asiatica 7.JPG
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
: ハエドクソウ科 Phrymaceae
: ハエドクソウ属 Phryma
: P. leptostachya アメリカハエドクソウ
亜種 : ハエドクソウ P. l. ssp. asiatica
学名
Phryma leptostachya L.
subsp. asiatica (H.Hara) Kitam. (1957)
和名
ハエドクソウ(蠅毒草)
英名
Lopseed

ハエドクソウ(蠅毒草、学名:Phryma leptostahya subsp asiatica)はハエドクソウ科クロンキスト体系ではクマツヅラ科)の多年草有毒植物

基本種のアメリカハエドクソウはアメリカ合衆国北東部に分布し[1]、本種は日本ネパールインドパキスタン西部に分布するが[2]、本種を亜種扱いとするか同種とするかで議論がある[3]。本種より大型のものをナガバハエドクソウH. leptostachya L. subsp. asiatica (H.Hara) Kitam. f. oblongifolia (Koidz.) Ohwi)と呼んで区別する場合がある[4]

和名は、この植物から出る液が蛆殺し殺虫剤に使われていることに由来する。主な毒の成分はリグナンの一種フリマロリンPhrymarolin)で、食べると嘔吐などを引き起こす。

高さは30cmから1mほど。白色か淡紅色のは4mmほどの穂状花序で、横向きにまばらに咲く。開花後は下向きになり、がくが残ってイノコヅチに似た果実となる。種子は人や動物などにくっついて運ばれる。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Phryma leptostachya”. PLANTS. 2008年1月8日閲覧。
  2. ^ Phryma leptostachya”. Flora of Pakistan. 2008年1月8日閲覧。
  3. ^ Olmstead, R. G. (2003). “Whatever happened to the Scrophulariaceae?” (– Scholar search). Fremontia 30: 13–22. http://web.archive.org/web/20050222130511/http://courses.washington.edu/bot113/Spring/WebReadings/PdfReadings/Scrophulariaceae.pdf.  Page 22.
  4. ^ ナガバハエドクソウ”. T.Codd. 2013年9月1日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]