マメ科

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マメ科
Fabaceae
Trefle2.1s.JPG
ベニバナツメクサ Trifolium incarnatum
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
学名
Fabaceae Lindl.
  • 本文参照

マメ科は、双子葉類綱離弁花類バラ目新エングラー体系)またはマメ目に属する植物の分類の1つ。独特のの形を持ち、豆状の果実種子をつくることを特徴とする。

目次

[編集] 特徴

マメ科の植物は、羽状複葉になるものが多い。また「就眠運動(夜になると葉柄小葉の根元(葉枕)で折れ曲がり葉が閉じること)」をするものもある。オジギソウでは触れただけで同じような運動を起こす。托葉があり、葉と同様に大きくなるもの(エンドウ)、蜜腺になるもの(ヤハズエンドウ)、とげになるもの(ハリエンジュ)などもある。

蔓植物になるものも多く、茎が巻き付くものと巻きひげを発達させるものがある。草本も木本もあり、また立派な樹木になるものも含まれる。

花は左右対称になる傾向がある。よく発達したものは、ごく独特の形を持っており、蝶形花という。1枚の花びらカヌーのような形になり、この中に雄しべ雌しべがおさまる。この花びらを竜骨弁という。その他、この型の花に独特な花弁の呼称がある。雌しべは平らで、熟すると2つに割れ、中に1列におさまる種子を放出するものが多い。いわゆる「まめ」の形である。種子には胚乳はなく巨大な子葉が栄養分を蓄えている。

[編集] 生態

一部のマメ科植物は根粒もしくはに茎粒を持ち、根粒菌という細菌が共生している。根粒菌は植物からリンゴ酸などの効率のいい栄養分をもらって生活の場を提供して貰う代わりに、大気中の窒素を植物にとって使いやすい硝酸塩に転換(窒素固定)する。窒素は植物にとって必須元素であり、肥料として取り入れる成分の一つであるが、自然界では一部の細菌と雷などでしか使用可能形態に転換できない。特に根粒ではその能力が高いため、それを持つ植物は自ら肥料を作ることのできることになり、そのような植物はやせている土地でもよく育つものが多い。

帰化植物にはマメ科のものが多い。これは上記のように荒れ地でよく育つものが多いことも理由の一つであると考えられる。

[編集] 利用

種子が可食のものが多く含まれ、広義の穀物として主食並に利用されるものも数多い。日常語としての豆は往々にして種子のことを指す。ただしマメ科のなかにもエニシダクララトウアズキニセアカシアといった有毒種があるため注意が必要である。

上記のようにマメ科には根粒などを持っているものがあり、それらは自力で肥料が作れるから、荒れ地でよく育つ。これは栽培植物としての扱いやすさにもつながるが、そのために荒れ地の緑化に使われる例もある。アカシアギンゴウカンがその代表例である。これを利用してゲンゲなどは緑肥植物としても使われている。

花そのものを鑑賞するためにも用いられる。花形が独特なので、その大きくて色の美しいものは観賞用になる。典型的なのはデイゴハナズオウスイートピーなどである。

[編集] 分類と主な種類

広義のマメ科(新エングラー体系APG植物分類体系など)は、花の形態により次の3亜科に分類さする。なお、クロンキスト体系ではこれらを独立の科としている。ただしそれらを別系統のものと見なしているのではない。

マメ亜科 Faboideae
大部分の種を含み、上記のような特徴的な花の形態を有する。
ジャケツイバラ亜科 Caesalpinioideae(ジャケツイバラ科 Caesalpiniaceae)
花は左右相称であるがマメ亜科のように特殊化していない。ハナズオウバウヒニアなど。
ネムノキ亜科 Mimosoideae(ネムノキ科 Mimosaceae)
花は放射相称、花弁は小さく(雄しべが目立つ)、多数の花からなる花序を作る。ネムノキオジギソウアカシア(ミモザ)など。

[編集] Faboideae マメ亜科

[編集] Mimosoideae ネムノキ亜科

[編集] Caesalpinioideae ジャケツイバラ亜科

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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