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鴻巣駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鴻巣駅
東口(2012年8月)
こうのす
Kōnosu
北本 (3.6 km)
(4.3 km) 北鴻巣
地図
所在地 埼玉県鴻巣市本町一丁目1-1
北緯36度3分33.21秒 東経139度30分34.73秒 / 北緯36.0592250度 東経139.5096472度 / 36.0592250; 139.5096472座標: 北緯36度3分33.21秒 東経139度30分34.73秒 / 北緯36.0592250度 東経139.5096472度 / 36.0592250; 139.5096472
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 高崎線
キロ程 20.0 km(大宮起点)
東京から尾久経由で50.5 km
電報略号 ノス
駅構造 2面3線[1]
ホーム 地上駅橋上駅
乗車人員
-統計年度-
17,406人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1883年明治16年)7月28日[1][2]
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口[1]
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西口(2021年10月)

鴻巣駅(こうのすえき)は、埼玉県鴻巣市本町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎線である。

上野駅発着系統と、新宿駅経由で東海道線に直通する湘南新宿ライン、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインが停車する。

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームと3番線の西口側に側線(主に下り貨物列車待避に使用)が1線ある地上駅で、橋上駅舎を有している。

みどりの窓口指定席券売機自動改札機が設置されている。

高崎支社所属熊谷統括センター管轄の管理駅として、北本駅北鴻巣駅吹上駅を管理している。

2016年3月10日より、始発から午前6時30分までの間は遠隔対応のため改札係員は不在となり、一部の自動券売機のみ稼働する[8]

2007年(平成19年)1月11日より、エレベーター新設とエスカレータの取り替え工事に伴い、上野寄りにあったエスカレータが使用できなくなり、改札階とホーム階を結ぶ通路は、高崎寄りの階段のみとなった。その2ヶ月ほど前からはトイレの工事が行われた。その後、同年3月26日より、エレベーターとトイレの使用が開始され、2008年(平成20年)1月19日にはエスカレーターも完成し、工事が終了した。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1・2 高崎線 上り 大宮東京新宿横浜方面 2番線は一部列車
湘南新宿ライン
上野東京ライン
2・3 高崎線 下り 熊谷高崎前橋方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 湘南新宿ラインの列車は大船駅から、上野東京ラインの列車は上野駅を経由して東京駅から東海道線へ直通する。
  • 2番線は快速・特急列車の待ち合わせを行う列車が使用する。また、2015年3月13日(上野東京ライン開業前日)までは平日朝に当駅始発上野行きの運転される普通列車が設定されていたほか、2014年3月14日までは平日夜に上野発当駅止まりで運転されていた「ホームライナー鴻巣」の到着折返しホームとして2番線を使用していた。
  • 当駅で一部の下り快速・特急列車と普通列車が緩急接続を行う。
  • 全ての普通・快速列車(高崎線普通列車・上野東京ライン普通列車・快速「アーバン」、湘南新宿ライン快速・特別快速)及び特急「あかぎ」が停車する。平日の上野駅発「あかぎ」1号は、2023年3月20日以降、当駅2番線止まりとなっており、大宮駅方面へ回送列車として折り返す。
    • 旧「スワローあかぎ」(現・「あかぎ」平日列車)登場前は、特急列車は平日夜の特急「あかぎ」9号のみの停車であった。なお、新特急「谷川」・「草津」(現「草津・四万」)も新設当初は3往復が停車していたが、ほどなくして通過となった。また、急行「能登」が電車化・上野発が23時台になった際は高崎線下り最終列車ということもあって下りのみ停車していたが、こちらも時刻変更で上尾駅桶川駅とともに通過となった。
  • 1番線ホームの高崎寄りは公道に面しており、定期外で多くの利用者があるこうのす花火大会時には、帰宅客用に臨時入場口が開設される。会場の荒川河川敷とは反対側だが、最短経路の西口への利用客集中を分散させる目的である[10](Suica専用簡易改札機設置、交通系ICカード以外利用不可)ほか、当駅始発上り臨時列車が運転される。

発車メロディ

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1 HANDS-大きな手から小さな手へ- ver.C
2 HANDS-大きな手から小さな手へ- ver.C
3 HANDS-大きな手から小さな手へ- ver.C

構内の店舗

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利用状況

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2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員17,406人である[JR 1]

JR東日本および埼玉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 18,580
1991年(平成03年) 19,459
1992年(平成04年) 19,921
1993年(平成05年) 20,180
1994年(平成06年) 20,219
1995年(平成07年) 20,042
1996年(平成08年) 20,059
1997年(平成09年) 19,505
1998年(平成10年) 19,394
1999年(平成11年) 19,341 [* 1]
2000年(平成12年) [JR 2]19,290 [* 2]
2001年(平成13年) [JR 3]19,101 [* 3]
2002年(平成14年) [JR 4]18,965 [* 4]
2003年(平成15年) [JR 5]18,958 [* 5]
2004年(平成16年) [JR 6]18,988 [* 6]
2005年(平成17年) [JR 7]19,055 [* 7]
2006年(平成18年) [JR 8]19,270 [* 8]
2007年(平成19年) [JR 9]19,782 [* 9]
2008年(平成20年) [JR 10]20,113 [* 10]
2009年(平成21年) [JR 11]20,014 [* 11]
2010年(平成22年) [JR 12]19.908 [* 12]
2011年(平成23年) [JR 13]19,727 [* 13]
2012年(平成24年) [JR 14]19,732 [* 14]
2013年(平成25年) [JR 15]20,120 [* 15]
2014年(平成26年) [JR 16]19,709 [* 16]
2015年(平成27年) [JR 17]19,938 [* 17]
2016年(平成28年) [JR 18]19,827 [* 18]
2017年(平成29年) [JR 19]19,738 [* 19]
2018年(平成30年) [JR 20]19,650 [* 20]
2019年(令和元年) [JR 21]19,345 [* 21]
2020年(令和02年) [JR 22]14,762
2021年(令和03年) [JR 23]15,596
2022年(令和04年) [JR 24]16,725
2023年(令和05年) [JR 1]17,406

駅周辺

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東口

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当駅は、西口周辺は閑散としているものの、東口に国道17号旧中山道(鴻巣市通称:中仙道線)、鴻巣市役所、埼玉県警察運転免許センターがあるため、東口周辺は人通りが絶えない。また、埼玉県警察運転免許センターの最寄り駅という事もあり、東口は運転免許の試験問題の練習教室[12]が多い。平日の朝にはこれらの教室に向かう受験者の姿も見られる。

さらに現在、当駅東口では鴻巣市が主体となっている「鴻巣駅東口再開発事業」が進行中であり、大規模な工事が行われている。この工事は2007年10月下旬に第1期が落成、駅前が大きく変わった。2016年現在は旧中山道までの駅通り地区について、事業が本格着手されている。

西口

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バス路線

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当駅からは、東松山駅川越駅加須駅の各駅へ接続する路線バスが運行されている。

朝日バス・川越観光バス・東武バスの路線は「免許センター」を発着地としており、一部の便を除き当駅は途中経由地となっている(東武バスは休日全便センター発着が無く当駅発着で、平日も当駅発着のほうが多い)が、当駅-免許センター間のみの朝日バス路線も存在する。また、朝日・川越観光・東武の一般路線ならびに朝日が担当しているフラワー号共和コース・中山道コースではPASMOSuicaが利用可能である。

従来、一般路線は、全て東口発着であったが、2014年11月4日より、荒川を渡る西側の路線である東松山駅線及び川越駅線に関して経路変更が行われ、免許センター発あるいは鴻巣駅始発の東松山・川越方面行き及び東松山・川越方面発鴻巣駅止まりに関しては西口を発着するようになった(2方面発免許センター行きのみ東口経由のままとなっており、方面毎にバスのりばが整理された)。

鴻巣駅東口

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朝日バス川越観光バス鴻巣市フラワー号(朝日バスとロイヤル交通に運行を受託)・東武バスウエストの路線バスが発着する。

1番のりば(朝日バス)
高速バスのりば(現在未使用)
2番のりば(朝日バス)
  • KN21・23:新落合橋・真名板十字路方面
3番のりば
4番のりば(鴻巣市フラワー号)

※ 東口ロータリー外のエルミこうのす東側・北側の道路沿いに各種送迎バスが発着している。

鴻巣駅西口

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川越観光バス・鴻巣市フラワー号・東武バスウエストの路線バスが発着する。

ロータリー内のりば(鴻巣市フラワー号)
1番のりば(東武バスウエスト)
2番のりば(川越観光バス)

※ 西口発の一般路線(川越観光バス東松山方面、東武バス川越方面)の降車場所はロータリー内、乗車場所(1番・2番のりば)はロータリーを出て少し進んだ道路上となっている(フラワー号はロータリー内の停留所で乗降)。西口1・2番のりばの次の交差点の先には、学校・企業の各種送迎バスのりば(元々は現在の1・2番のりば付近にあったが、設置に当たり、場所がシフトされた)が、更に次の交差点の先はフラワー号の鴻巣駅入口停留所があり、約300メートルに渡ってバスのりばが連続している。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
高崎線
  • 特急「あかぎ」停車駅(1号は当駅終着)
特別快速
北本駅 - 鴻巣駅 - 熊谷駅
快速「アーバン」
桶川駅 - 鴻巣駅 - 熊谷駅
普通
北本駅 - 鴻巣駅 - 北鴻巣駅

脚注

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記事本文

[編集]
  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 12号 大宮駅・野辺山駅・川原湯温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月28日、19頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、447頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ “鴻巣駅”のいま・むかし(2) こうのす今昔物語-写真でみる鴻巣市の今・昔-”. フューチャーリンクネットワーク(こうのす広場). 2018年9月14日閲覧。
  4. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、91頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  5. ^ 「交通新聞」1986年3月13日付 2面
  6. ^ 『JR東日本高崎運行部、7駅に旅行センター 営業戦略を強化』昭和62年3月29日日本経済新聞地方経済面北関東
  7. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '95年版』ジェー・アール・アール、1995年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-116-3 
  8. ^ a b 一部時間帯のインターホン対応についてのお知らせ” (PDF). 東日本旅客鉄道高崎支社. 2020年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
  9. ^ 『写真アルバム 上尾・桶川・北本・鴻巣・伊奈の昭和』いき出版、2017年10月19日、136頁。ISBN 978-4-86672-004-3 
  10. ^ フラワーラジオのX
  11. ^ 鴻巣市 広報”. 鴻巣市. 2021年6月20日閲覧。
  12. ^ 試験当日に出題されるであろう予想問題を講師が解説する教室。試験問題に関しては免許センターで出題されているものだが、これらの教室は免許センターとは無関係である。

広報資料・プレスリリースなど一次資料

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  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。

利用状況

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  1. ^ 埼玉県統計年鑑 - 埼玉県
  2. ^ 統計こうのす - 鴻巣市
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
埼玉県統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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