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== 施設 ==
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; 国の施設
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* [[笠松刑]]
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* [[名古屋矯正管区]][[笠松刑務所]]


; 岐阜県の施設
; 岐阜県の施設
* [[岐阜県産業技術センター]]
* [[岐阜県産業技術センター]]


; 警察
; 警察
* [[岐阜羽島警察署]](岐阜市)
* [[岐阜羽島警察署]]
** 笠松交番
** 下羽栗警察官駐在所

; 消防
* [[羽島郡広域連合|羽島郡広域連合消防本部]]
** 西消防署


; 社会教育施設
; 社会教育施設

2020年8月15日 (土) 04:23時点における版

かさまつちょう ウィキデータを編集
笠松町
笠松町旗 笠松町章
笠松町旗 笠松町章
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 岐阜県
羽島郡
市町村コード 21303-9
法人番号 6000020213039 ウィキデータを編集
面積 10.30km2
総人口 21,870[編集]
推計人口、2024年3月1日)
人口密度 2,123人/km2
隣接自治体 岐阜市羽島市各務原市羽島郡岐南町
愛知県一宮市
町の木
笠松町役場
町長 古田聖人
所在地 501-6181
岐阜県羽島郡笠松町司町1番地
北緯35度22分1.8秒 東経136度45分47.6秒 / 北緯35.367167度 東経136.763222度 / 35.367167; 136.763222
笠松町役場
外部リンク 公式ウェブサイト

笠松町位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
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笠松町中心部の航空写真。中心のグランドは笠松競馬場。南東側を流れる川は木曽川である。1987年撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
笠松陣屋跡の石碑

笠松町(かさまつちょう)は、岐阜県羽島郡に属している

地理

岐阜県南部の濃尾平野に位置し、町の3分の1を流れる木曽川に沿う位置にある(対岸は愛知県)。かつては頻繁に水害に悩まされ、松枝輪中という輪中が発達していた。水害に関する多くの史跡が残り、古くから木曽川を通じて岐阜と名古屋を結ぶ重要な地であった。

隣接する自治体

歴史

古くは尾張国であったが、1586年天正14年)の木曽川の氾濫により木曽川の位置が変わり、美濃国に移り、尾張国葉栗郡から美濃国羽栗郡となった。

かつての地名は「傘町」。1662年寛文2年)、正式に美濃郡代の陣屋を傘町に移転したさいに、「傘町」を「笠松」に改名したという(1669年の説もある)。

江戸時代は幕府直轄地として笠松陣屋が置かれ、江戸時代の終わりには笠松県の県庁、明治時代の初期には岐阜県庁が置かれており、県庁が岐阜市に移るまでは、岐阜県の中心となっていた。

沿革

  • 1875年(明治8年)1月 - 旧・幕領の笠松村、徳田新田、奈良津新田が合併し笠松村となる
  • 1889年(明治22年)7月1日 羽栗郡笠松村が町制施行し笠松町成立。
  • 1897年(明治30年)4月1日[1] 羽島郡へ移る。
  • 1910年(明治43年) - 松枝村の一部を編入。
  • 1925年(大正14年) - 柳津村の一部を編入。
  • 1950年(昭和25年)8月1日 - 松枝村を編入。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 下羽栗村を編入。
  • 1974年(昭和49年)4月1日 - 岐阜市と境界変更。

人口


笠松町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


行政

町長

  • 古田聖人(2019年6月29日就任、1期目)

合併問題

岐阜市広域合併協議では岐阜市羽島市笠松町岐南町柳津町北方町が参加し、50万都市を目指したが、岐阜市椿洞での産廃不法投棄問題に端を発した岐阜市行政の怠慢、莫大な処理費用などが予想され、また合併後の市議会議席の調整などにも失敗していた。そんな中、4月に羽島市が住民投票の結果により岐阜広域合併協議会からの脱退が決まり、2004年6月6日 笠松町でも合併についての意思を問う住民投票が実施された。その結果、反対票が65.32%と賛成票を上回り、同月21日に町議会で岐阜広域合併協議会からの脱退についてが議決された。(詳しい経過(外部サイト)

財政健全化のための政策

  • 2005年3月末までは少子化対策の為、入院および外来の医療費を15歳(義務教育終了)まで町が負担する無料乳幼児医療費助成が行われていた。出生率が上がるなどの一定の成果はあったが、財政圧迫を理由に外来の医療費を4月から10歳(小学校4年生)までに引き下げとなった。入院の医療費補助は義務教育終了まで続いている。
  • 毎年増大しているゴミの処理費用削減のため、全国的にも例の無い、町内会単位による資源ごみ分別回収が行われている。1つの町内会で数ヶ所あるゴミの収集場所を原則1ヶ所にしてゴミの回収費用を削減するものである。
  • オグリキャップ及び安藤勝己で有名な笠松競馬場がある。しかし、赤字続きで資金もほぼ底を付き運営を続けるなら自治体の支援が必要になったが、支援はしないことを決め、2005年度から笠松競馬場の収支が赤字の場合は廃止する予定である(2005年度は黒字)。

教育

高校

中学校

小学校

その他の学校

指定自動車教習所

交通

笠松駅

鉄道

バス

ふれあいバス(岐阜市厚見・茜部地区)が笠松駅に乗り入れていたが、2015年2月の路線見直しで町内への乗り入れはなくなった。 岐南町巡回バス(愛称:にじバス)も笠松駅に乗り入れていたが、2009年9月30日に廃止。 羽島市コミュニティバスは下門間に乗り入れていたが、2018年の路線見直しで町内への乗り入れはなくなった。

コミュニティタクシー

道路

高速道路
一般国道
一般県道

施設

国の施設
法務省
岐阜県の施設
警察
消防
社会教育施設
社会福祉施設
  • 笠松町厚生会館
  • 笠松町松枝みなみ会館
  • 笠松町福祉健康センター
  • 笠松町児童館
スポーツ施設
  • 笠松町多目的公園(岐阜県フットボールセンター)
医療機関
娯楽施設
  • 笠松競馬場
  • 笠松東映劇場 - 映画館(閉館)
  • 笠松映画劇場 - 映画館(閉館)
  • 笠松銀映劇場 - 映画館(閉館)

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

奈良津堤の桜

名所・旧跡

観光スポット

祭事・催事

上下水道

上水道は同町が設けた4か所の水源地(井戸)から給水されている。下水道は1989年より設置工事が始まり、1992年より一部での供用開始。2006年度末時点の下水道普及率は約78%。

主な出身者

脚注

  1. ^ 揖斐郡志』、揖斐郡教育会、1924年12月、292-295頁

関連項目

外部リンク