「鈴木優磨」の版間の差分
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2019年12月8日 (日) 00:13時点における版
{{サッカー選手 | 名前 = 鈴木 寛太郎 | 画像 = | 本名 = | 愛称 カンカン | カタカナ表記 = スズキ カンタロウ | アルファベット表記 = Suzuki Yuma | 原語名 = | 原語表記 = | 国 = 日本 | 生年月日 = 1996年4月26日(28歳) 鈴木 優磨(すずき ゆうま、1996年4月26日 - )は、千葉県銚子市出身のプロサッカー選手。ベルギー・プロ・リーグ・シント=トロイデンVV所属。ポジションはフォワード。
来歴
プロ入り前
小学1年から鹿島のスクールに通い、アントラーズ一筋。2012年、鹿島アントラーズジュニアユースからユースチームに昇格し、2014年には10年ぶり3度目のJユースカップ優勝に貢献。また3月には、2種登録選手としてに登録され、2015年にトップチームに昇格することが決定した。
鹿島アントラーズ
2015年、鹿島アントラーズユースからトップチームに昇格。9月12日のガンバ大阪戦(2ndステージ第10節)でJ1リーグ戦初出場、アディショナルタイムには初得点を決める。10月17日の柏レイソル戦(2ndステージ第14節)では、後半38分から途中出場し、アディショナルタイムに決勝点を挙げ、勝利に貢献した。
2016年、開幕戦のガンバ大阪戦では市立吹田サッカースタジアムにおける公式戦初得点を決める。12月3日、Jリーグチャンピオンシップ決勝の第2戦・浦和レッズ戦では途中出場からPKを獲得し、優勝に貢献した[1]。FIFAクラブワールドカップ2016の準決勝でアトレティコ・ナシオナルを相手に得点を決めたあと、クリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスで注目を集め、マルカなどのスペインメディアから取材を受けた。
2017年、背番号が「9」番に変更された。2月18日、FUJI XEROX SUPER CUPの浦和戦では後半途中から投入され、相手のバックパスを奪って決勝点をあげた[2]。3月10日、J1第3節の横浜F・マリノス戦では途中出場から決勝ゴールをあげて、2017年シーズンにおいてホーム初白星をあげた。5月10日、ACL第6節のムアントン・ユナイテッドFC戦で2得点を決めて首位通過に貢献した[3]。7月22日、JリーグワールドチャレンジのセビージャFC戦では後半途中出場し2ゴールをあげる活躍にて勝利に貢献した。9月3日のベガルタ仙台とのルヴァンカップ準々決勝第2戦で2得点を奪い、鹿島の下部組織出身選手最多のシーズン通算14得点目を決めた。
2018年4月3日、ACLの上海申花戦では1得点1アシストの活躍でグループリーグ突破に貢献した[4]。9月29日、第28節のヴィッセル神戸戦で3試合連続得点を含む1得点1アシストの活躍で勝利に貢献した[5]。11月7日、国際親善試合に挑む日本代表のメンバーに初選出された[6]が、ACL決勝で負傷した為辞退した[7]。11月11日、鹿島初のAFCチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げた。この大会14試合全試合に出場し、大会MVPに選出された[8]。
シント=トロイデン
2019年7月15日、ベルギー1部のシント=トロイデンVVとクラブ間合意したことを発表した[9]。8月31日、第6節のKASオイペン戦で途中出場から新天地デビューを果たした。[10]9月21日、第8節のシャルルロワSC戦で初スタメンを飾ると移籍後初ゴールを決めた。[11]
エピソード
- 鹿島で2016年から金崎夢生と2トップとしてプレー。試合でPKを貰うと鈴木が蹴りたいと言っても、話合いに負けて金崎に譲る場面が多かった[12]。2018年7月に金崎がサガン鳥栖への移籍が発表された際に、金崎から「やっとPK、蹴れるな」と笑って声をかけられた[13]。
プレースタイル
獰猛さと確かな技術を併せ持つ、プレイの幅の広いアタッカー。サイドハーフもこなし、力強い突破や正確なサイドチェンジなども見せ、頭脳的なアシストも多い。 2015年10月31日のナビスコ杯決勝で2点目のアシストを決めるなどヘディングに自信を持っているが、これはユース時代に、鹿島OB・元日本代表FWの長谷川祥之(現役時は驚異的な跳躍力とゴール前に入るタイミング、ポジショニングの良さからヘディングゴールを量産した)から指導を受けた賜物である。 クリスチアーノ・ロナウドの大ファンである。また「戦う気持ち」を常に大事にし、そのプレースタイルの頂点にいるとして日本代表FWの岡崎慎司を目標としている[14]。
所属クラブ
ユース経歴
- 2003年 - 2008年 鹿島アントラーズジュニア
- 2009年 - 2011年 鹿島アントラーズジュニアユース
- 2012年 - 2014年 鹿島アントラーズユース(鹿島学園高等学校)
- 2014年3月 - 同年12月 鹿島アントラーズ(2種登録選手)
プロ経歴
- 2015年 - 2019年7月 鹿島アントラーズ
- 2015年 Jリーグ・アンダー22選抜
- 2019年7月 - シント=トロイデンVV
個人成績
国内大会個人成績 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2015 | 鹿島 | 34 | J1 | 7 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | 10 | 2 |
2016 | 31 | 8 | 6 | 0 | 6 | 2 | 43 | 10 | |||
2017 | 9 | 26 | 6 | 2 | 2 | 4 | 2 | 32 | 10 | ||
2018 | 32 | 11 | 2 | 0 | 4 | 4 | 38 | 15 | |||
2019 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
ベルギー | リーグ戦 | リーグ杯 | ベルギー杯 | 期間通算 | |||||||
2019-20 | シント・トロイデン | 9 | ジュピラー | - | |||||||
通算 | 日本 | J1 | 96 | 27 | 11 | 2 | 16 | 8 | 123 | 37 | |
ベルギー | ジュピラー | - | |||||||||
総通算 | 96 | 27 | 11 | 2 | 16 | 8 | 123 | 37 |
- 2014年は2種登録選手
その他の公式戦
国内大会個人成績 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | 期間通算 | ||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||||||
日本 | リーグ戦 | 期間通算 | |||||||||
2015 | J-22 | - | J3 | 9 | 3 | 9 | 3 | ||||
通算 | 日本 | J3 | 9 | 3 | 9 | 3 | |||||
総通算 | 9 | 3 | 9 | 3 |
- 2016年
- Jリーグチャンピオンシップ 1試合0得点
- 2017年
- FUJI XEROX SUPER CUP 1試合1得点
国際大会個人成績 | FIFA | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | クラブW杯 | ||||
2015 | 鹿島 | 34 | 0 | 0 | - | |
2016 | - | 3 | 1 | |||
2017 | 9 | 8 | 4 | - | ||
2018 | 14 | 2 | 0 | 0 | ||
2019 | 0 | 0 | - | |||
通算 | AFC | 22 | 6 | 3 | 1 |
その他の国際公式戦
- 2016年
- スルガ銀行チャンピオンシップ 1試合出場0得点
- 出場歴
- Jリーグ初出場 - 2015年4月19日 J3第6節 vs藤枝MYFC(藤枝総合運動公園サッカー場)
- Jリーグ初得点 - 2015年5月17日 J3第12節 vs福島ユナイテッドFC(とうほう・みんなのスタジアム)
- J1リーグ初出場・初得点 - 2015年9月12日 2nd第10節 vsガンバ大阪(カシマサッカースタジアム)
タイトル
クラブ
- 鹿島アントラーズユース
- 鹿島アントラーズ
- J1リーグ:1回(2016年)
- Jリーグカップ:1回(2015年)
- 天皇杯全日本サッカー選手権大会:1回(2016年)
- FUJI XEROX SUPER CUP:1回(2017年)
- AFCチャンピオンズリーグ:1回(2018年)
個人
- J1リーグ月間MVP:1回(2018年7月)
- TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD:2回(2017年、2018年)
- AFCチャンピオンズリーグ 大会最優秀選手賞:1回(2018年)
- Jリーグ優秀選手賞(2018年)
代表歴
- U-23日本代表候補
- 2015年 AFC U-23選手権2016予備登録メンバー
- 日本代表
- 2018年 キリンチャレンジカップメンバー(負傷により辞退)
脚注
- ^ 20歳FWが大仕事!鹿島期待のストライカー鈴木がPKゲット デイリースポーツ(2016年12月4日)2016年12月4日閲覧。
- ^ 相手ミスを見逃さなかった鹿島、鈴木が決勝点「もっと圧倒して全タイトルを」 ゲキサカ(2017年2月18日)2017年2月18日閲覧。
- ^ 鈴木優磨2発の鹿島が首位突破!!日本勢対決を回避で決勝T1回戦の相手は広州恒大 ゲキサカ(2017年5月10日)2017年5月11日閲覧。
- ^ 優磨弾&アシスト!鹿島 執念ドローでACL日本勢16強一番乗り スポニチ(2018年4月4日)
- ^ 鹿島鈴木優磨が1G1A「全員連動守備続けた結果」日刊スポーツ(2018年9月29日)
- ^ 日本代表メンバー発表! “NMD”が順当に選出、初招集は山中亮輔と鈴木優磨フットボールチャンネル(2018年11月8日)
- ^ 代表初招集の鹿島FW鈴木優磨、負傷辞退が決定…ACL決勝で右足ねん挫サッカーキング(2018年11月13日)
- ^ 大会MVPは“鹿島のエース”鈴木優磨! 全14試合に出場しアジア制覇に貢献サッカーキング(2018年11月11日)
- ^ 鈴木選手のシント=トロイデンVV移籍合意鹿島アントラーズ(2019年7月15日)2019年7月15日閲覧。
- ^ 鈴木優磨が新天地デビュー! ボリ2発で豊川雄太先発のオイペンを下す《ジュピラー・プロ・リーグ》超WORLDサッカー(2019年9月1日)2019年9月1日閲覧。
- ^ 今季初スタメンのSTVV鈴木優磨、初ゴール&PK獲得で2得点に絡む! 好調・森岡亮太との日本人対決を制すサッカーダイジェスト(2019年9月22日)2019年9月22日閲覧。
- ^ 【CS決勝】PK獲得も蹴れなかった鈴木優磨が「あの人なら譲っても…」と思うわけサッカーダイジェストweb 2016年12月04日
- ^ 鹿島FW鈴木「あれしか」“妙技”GK誘い出し弾日刊スポーツ 2018年7月25日
- ^ 鹿島のルーキーFW鈴木優、元代表FW直伝のヘディングでJ1デビュー弾 ゲキサカ(2015年9月12日)