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*2010年12月24日 - 11年7か月ぶりにフルモデルチェンジ(2011年1月7日販売開始)。3代目では他車ベースのプラットフォームではなく、新開発したプラットフォームを採用<ref>[http://response.jp/article/2010/12/27/149816.html 【スズキ ソリオ 新型発表】プラットフォームは新開発]レスポンス 2010年12月27日</ref>。それにより先代よりも全長を大幅に拡大。併せて室内長を2,100mm、室内高を1,345mmにそれぞれ拡大、コンパクトハイトワゴンとしては最大クラスの室内空間を実現。先代では前席のみ可能だったウォークスルーも前後席間の移動ができるセンターウォークスルーとなり、後席のフラットフロア形状も相まって、後席のスライドドアから乗り込んで直接運転席に座ることが可能となった。エンジンは[[スズキ・スイフト|3代目スイフト]]と同じ吸排気VVTを備えるK12B型エンジン、トランスミッションは副変速機構付[[無段変速機|CVT]]をそれぞれ採用したことで走行性能・燃費を向上し、全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+25%」を同時に達成。初採用となった後席両側スライドドアには挟み込み防止機構付のパワースライドドア(「X」は後席左側(助手席側)のみ、「S」は両側)とスライドドアクローザーを備えているほか、ワンタッチダブルフォールディングリアシート、左右独立リアシートスライド、キーレスプッシュスタートシステム、[[イモビライザー]]を標準装備し、4.3インチ液晶バックモニター付きCDプレーヤーをメーカーオプション設定(本装備を装着した場合、[[iPod]]や[[USBメモリ]]などを接続して音楽を再生できる[[Universal Serial Bus|USB]]ソケットやステアリングオーディオスイッチも装備される)。エクステリアはフロントにスケルトングリルを配置し、リアは横基調デザインのコンビネーションランプとバックドアガーニッシュを採用。スポーティ感を演出するアンダースポイラーも装備された。ボディカラーは3色の新色(グレースブルーパールメタリック、メロウブロンズパールメタリック、アーバンブラウンパールメタリック)を含む全6色を設定した。グレード体系は販売開始当初、装備を充実した「X」とディスチャージヘッドランプ(オートライト機能付、「X」にもメーカーオプションで装備可能)、フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ、LEDサイドターンランプ付ドアミラーなどを装備し、SRSカーテンエアバッグとヒルホールドコントロール付[[横滑り防止装置|ESP]]のセットオプションも選べる上級グレードの「S」の2グレードが用意される。なお、三菱自動車工業へOEM供給することも合わせて発表された<ref>[http://www.suzuki.co.jp/release/d/2010/1224a/index.html 小型乗用車のOEM供給について] - スズキ ニュースリリース 2010年12月24日</ref>。
*2010年12月24日 - 11年7か月ぶりにフルモデルチェンジ(2011年1月7日販売開始)。3代目では、新たに開発したプラットフォームを採用<ref>[http://response.jp/article/2010/12/27/149816.html 【スズキ ソリオ 新型発表】プラットフォームは新開発]レスポンス 2010年12月27日</ref>。それにより併せて室内長を2,100mm、室内高を1,345mmにそれぞれ拡大させ、コンパクトハイトワゴンとしては最大の室内空間を実現。先代では前席のみ可能だったウォークスルーも前後席間の移動ができるセンターウォークスルーとなり、後席のフラットフロア形状も相まって、後席のスライドドアから乗り込んで直接運転席に座ることが可能となった。エンジンは[[スズキ・スイフト|3代目スイフト]]と同じ吸排気VVTを備えるK12B型エンジン、トランスミッションは副変速機構付[[無段変速機|CVT]]をそれぞれ採用したことで走行性能・燃費を向上し、全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+25%」を同時に達成。初採用となった後席両側スライドドアには挟み込み防止機構付のパワースライドドア(「X」は後席左側(助手席側)のみ、「S」は両側)とスライドドアクローザーを備えているほか、ワンタッチダブルフォールディングリアシート、左右独立リアシートスライド、キーレスプッシュスタートシステム、[[イモビライザー]]を標準装備し、4.3インチ液晶バックモニター付きCDプレーヤーをメーカーオプション設定(本装備を装着した場合、[[iPod]]や[[USBメモリ]]などを接続して音楽を再生できる[[Universal Serial Bus|USB]]ソケットやステアリングオーディオスイッチも装備される)。エクステリアはフロントにスケルトングリルを配置し、リアは横基調デザインのコンビネーションランプとバックドアガーニッシュを採用。スポーティ感を演出するアンダースポイラーも装備された。ボディカラーは3色の新色(グレースブルーパールメタリック、メロウブロンズパールメタリック、アーバンブラウンパールメタリック)を含む全6色を設定した。グレード体系は販売開始当初、装備を充実した「X」とディスチャージヘッドランプ(オートライト機能付、「X」にもメーカーオプションで装備可能)、フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ、LEDサイドターンランプ付ドアミラーなどを装備し、SRSカーテンエアバッグとヒルホールドコントロール付[[横滑り防止装置|ESP]]のセットオプションも選べる上級グレードの「S」の2グレードが用意される。なお、三菱自動車工業へOEM供給することも合わせて発表された<ref>[http://www.suzuki.co.jp/release/d/2010/1224a/index.html 小型乗用車のOEM供給について] - スズキ ニュースリリース 2010年12月24日</ref>。
*2011年2月 - 「G」を追加発売。「X」から、フロントシートSRSサイドエアバッグ、外気温計、メッキインサイドドアハンドル、ワンタッチダブルフォールディングリアシート、左右独立リアシートスライド、スポイラー(フロント・サイド・リア・ルーフエンド)、フロントスタビライザーを省き、スピーカーを6スピーカーからフロント2スピーカーに、ホイールをアルミホイールからフルホイールキャップにグレードダウンしたベーシックな廉価グレードで、2WD車のみの設定。また、室内長は他のグレードよりも30mm長い2,130mmとなる。
*2011年2月 - 「G」を追加発売。「X」から、フロントシートSRSサイドエアバッグ、外気温計、メッキインサイドドアハンドル、ワンタッチダブルフォールディングリアシート、左右独立リアシートスライド、スポイラー(フロント・サイド・リア・ルーフエンド)、フロントスタビライザーを省き、スピーカーを6スピーカーからフロント2スピーカーに、ホイールをアルミホイールからフルホイールキャップにグレードダウンしたベーシックな廉価グレードで、2WD車のみの設定。また、室内長は他のグレードよりも30mm長い2,130mmとなる。
**3月10日 - 三菱自動車工業へ「デリカD:2」としてOEM供給開始<ref>[http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/products/2011/news/detail4442.html 三菱自動車、『デリカD:2』 を新発売 ~5人乗り2列シートのコンパクトミニバン~] - 三菱自動車 プレスリリース 2011年2月24日</ref>。
**3月10日 - 三菱自動車工業へ「デリカD:2」としてOEM供給開始<ref>[http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/products/2011/news/detail4442.html 三菱自動車、『デリカD:2』 を新発売 ~5人乗り2列シートのコンパクトミニバン~] - 三菱自動車 プレスリリース 2011年2月24日</ref>。
**11月25日 - 「S」をベースに、フロントのスケルトングリルをブラックメッキに変更し、アルミホイール(専用デザインに変更し、サイズを15インチにアップ)とバックドアガーニッシュにガンメタリック塗装を、ヘッドランプのポジションレンズ部にスモーク調のアイラインを施し、左右フロントフェンダーに専用エンブレムを、フロントフォグランプベゼル内に白色の[[発光ダイオード|LED]]イルミネーションを装備するとともに、[[セーレン]]の「ラックス[[スエード]]」を採用したシート表皮(背もたれと座面の中央部分に採用)、フロアマット、インパネトレーマットに黒とグレーのチェック柄を、オーディオスイッチ付本革巻ステアリングホイール・本革巻シフトノブの一部とインパネセンターガーニッシュにピアノブラック調を施し、運転席シートヒーター(2WD車のみ、4WD車はベース車に標準装備)も装備した特別仕様車「BLACK&WHITE」を発売。ボディカラーは名前に合わせて「ブルーイッシュブラックパール3」と「パールホワイト(オプションカラー)」の2色とした。併せて[[アイドリングストップ]]システムを搭載した「G アイドリングストップ」・「X アイドリングストップ」・「S アイドリングストップ」を追加。[[JC08モード]]で燃費を1.2km/L向上(20.0km/L→21.2km/L、平成27年度燃費基準達成)するとともに、車両の安定走行をサポートするヒルホールドコントロール付ESPも標準装備(なお、「S アイドリングストップ」は「S」ではヒルホールドコントロール付ESPとのセットオプションで装備できるSRSカーテンエアバッグが非装備となる)され、アイドリングストップシステム搭載車の証としてバックドアに「IDLING STOP」エンブレムが装着される。なお、「BLACK&WHITE」にもアイドリングストップシステムとヒルホールドコントロール付ESPを追加装備した「BLACK&WHITE アイドリングストップ」が設定される。
**11月25日 - 「S」をベースに、フロントのスケルトングリルをブラックメッキに変更し、アルミホイール(専用デザインに変更し、サイズを15インチにアップ)とバックドアガーニッシュにガンメタリック塗装を、ヘッドランプのポジションレンズ部にスモーク調のアイラインを施し、左右フロントフェンダーに専用エンブレムを、フロントフォグランプベゼル内に白色の[[発光ダイオード|LED]]イルミネーションを装備するとともに、[[セーレン]]の「ラックス[[スエード]]」を採用したシート表皮(背もたれと座面の中央部分に採用)、フロアマット、インパネトレーマットに黒とグレーのチェック柄を、オーディオスイッチ付本革巻ステアリングホイール・本革巻シフトノブの一部とインパネセンターガーニッシュにピアノブラック調を施し、運転席シートヒーター(2WD車のみ、4WD車はベース車に標準装備)も装備した特別仕様車「BLACK&WHITE」を発売。ボディカラーは名前に合わせて「ブルーイッシュブラックパール3」と「パールホワイト(オプションカラー)」の2色とした。併せて[[アイドリングストップ]]システムを搭載した「G アイドリングストップ」・「X アイドリングストップ」・「S アイドリングストップ」を追加。[[JC08モード]]で燃費を1.2km/L向上(20.0km/L→21.2km/L、平成27年度燃費基準達成)するとともに、車両の安定走行をサポートするヒルホールドコントロール付ESPも標準装備(なお、「S アイドリングストップ」は「S」ではヒルホールドコントロール付ESPとのセットオプションで装備できるSRSカーテンエアバッグが非装備となる)され、アイドリングストップシステム搭載車の証としてバックドアに「IDLING STOP」エンブレムが装着される。なお、「BLACK&WHITE」にもアイドリングストップシステムとヒルホールドコントロール付ESPを追加装備した「BLACK&WHITE アイドリングストップ」が設定される。
*[[2012年]] - 初頭より初代に続いて警察の小型パトカーとして導入が開始された。
*[[2012年]] - 初頭より初代に続いて警察の小型パトカーとして導入が開始された。
**[[2月27日]] - 一部改良。アイドリングストップシステム搭載車を除く2WD車(特別仕様車の「BLACK&WHITE」を含む)において、CVTオイルを低粘度タイプに変更して、CVT内の摩擦抵抗(フリクション)を低減し、燃料消費を減らしたことでJC08モードによる燃費を向上(20.0km/L→20.6km/L)。この改良により、「平成27年度燃費基準」を達成した。
**[[2月27日]] - 一部改良。アイドリングストップシステム搭載車を除く2WD車(特別仕様車の「BLACK&WHITE」を含む)において、CVTオイルを低粘度タイプに変更して、CVT内の摩擦抵抗(フリクション)を低減し、燃料消費を減らしたことでJC08モードによる燃費を向上(20.0km/L→20.6km/L)。この改良により、「平成27年度燃費基準」を達成した。
**[[6月18日]] - 一部改良(2型)。「X」・「S」はアルミホイール・タイヤを15インチにサイズアップし、全車にグリップ(後席両側)、防眩式ルームミラー、時間調整付フロント間欠ワイパーを採用し、ボディカラーは「メロウブロンズパールメタリック」に替わり、「ルナグレーパールメタリック」を追加した。アイドリングストップ搭載車はCVTオイルの低粘度化によりCVT内の摩擦抵抗を減らしたことで燃費を向上(21.2km→21.8km/L)。さらに廉価グレード「G」には15インチタイヤ・アルミホイールを装備した4WD車「G4」を追加した。特別仕様車「BLACK&WHITE」はベース車に準じた改良を受け、販売を継続。併せて斬新で圧倒的な存在感を持つ専用デザインを採用した派生モデル「'''ソリオ バンディット'''」を発表(6月28日販売開始)。フロントフェイスはアッパーグリルにピアノブラック塗装とメッキを組み合わせ、ロアグリルにもピアノブラック塗装を採用。ディスチャージヘッドランプには鋭い眼光をイメージさせるLEDポジションランプを内蔵した。リアデザインはバックドアガーニッシュにフロントアッパーグリル同様にピアノブラック塗装とメッキを組み合わせ、リアコンビランプのリフレクターにメッキを施した。バンパーは立体感あふれる力強い造形デザインとし、アルミホイールを専用デザインに変更。内装はブラック基調でまとめ、シート表皮は濃灰色・紫色・青色を織り交ぜたストライプ柄とした。機能面では、リクエストスイッチや携帯リモコンキーで施錠すると自動でドアミラーを格納するリモート格納ミラーを装備した。ボディカラーは新色の「ルナグレーパールメタリック」に加え、「バンディット」専用色の「ミステリアスバイオレッドパール」と「パールメタリックカシミールブルー」を含む7色を設定した(なお、「グレースブルーパールメタリック」と「アーバンブラウンパールメタリック」は「ソリオ」専用色となり、「バンディット」には設定されない)。
**[[6月18日]] - 一部改良(2型)。「X」・「S」はアルミホイール・タイヤを15インチにサイズアップし、全車にグリップ(後席両側)、防眩式ルームミラー、時間調整付フロント間欠ワイパーを採用し、ボディカラーは「メロウブロンズパールメタリック」に替わり、「ルナグレーパールメタリック」を追加した。アイドリングストップ搭載車はCVTオイルの低粘度化によりCVT内の摩擦抵抗を減らしたことで燃費を向上(21.2km→21.8km/L)。さらに廉価グレード「G」には15インチタイヤ・アルミホイールを装備した4WD車「G4」を追加した。特別仕様車「BLACK&WHITE」はベース車に準じた改良を受け、販売を継続。併せて斬新で圧倒的な存在感を持つ専用デザインを採用した派生モデル「'''ソリオ バンディット'''」を発表(6月28日販売開始)。フロントフェイスはアッパーグリルにピアノブラック塗装とメッキを組み合わせ、ロアグリルにもピアノブラック塗装を採用。ディスチャージヘッドランプには鋭い眼光をイメージさせるLEDポジションランプを内蔵した。リアデザインはバックドアガーニッシュにフロントアッパーグリル同様にピアノブラック塗装とメッキを組み合わせ、リアコンビランプのリフレクターにメッキを施した。バンパーは立体感あふれる力強い造形デザインとし、アルミホイールを専用デザインに変更。内装はブラック基調でまとめ、シート表皮は濃灰色・紫色・青色を織り交ぜたストライプ柄とした。機能面では、リクエストスイッチや携帯リモコンキーで施錠すると自動でドアミラーを格納するリモート格納ミラーを装備した。ボディカラーは新色の「ルナグレーパールメタリック」に加え、「バンディット」専用色の「ミステリアスバイオレッドパール」と「パールメタリックカシミールブルー」を含む7色を設定した(なお、「グレースブルーパールメタリック」と「アーバンブラウンパールメタリック」は「ソリオ」専用色となり、「バンディット」には設定されない)。
**[[12月6日]] - 特別仕様車「BLACK&WHITE II」を発売。2011年11月に発売した「BLACK&WHITE」のバージョンアップ仕様で、今回はスケルトンタイプのフロントグリルをブラックメッキからチタン色に変更するとともに、ヘッドランプもチタン色で統一。15インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)のデザインを変更し、ドアミラーのサイドターンランプにLEDを採用。リアコンビランプはリフレクターにメッキを施した「バンディット」仕様となり、新たにチェック柄の専用ルームミラーカウルとリモート格納ミラーを追加。また、ベースグレードを「S」から「X」に変更したことで価格を108,150円値下げした。なお「S」ベースの「BLACK&WHITE」に標準装備されていたオートライトシステム付ディスチャージヘッドランプと後席右側パワースライドドア(挟み込み防止機構付)、バックモニター付CDプレーヤー装着車に追加装備されているステアリングオーディオスイッチの3点をセットオプションとして設定した(セットオプションを装備した場合、以前の「BLACK&WHITE」と同額になる)。
**[[12月6日]] - 特別仕様車「BLACK&WHITE II」を発売。2011年11月に発売した「BLACK&WHITE」のバージョンアップ仕様で、今回はスケルトンタイプのフロントグリルをブラックメッキからチタン色に変更するとともに、ヘッドランプもチタン色で統一。15インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)のデザインを変更し、ドアミラーのサイドターンランプにLEDを採用。リアコンビランプはリフレクターにメッキを施した「バンディット」仕様となり、新たにチェック柄の専用ルームミラーカウルとリモート格納ミラーを追加。また、ベースグレードを「S」から「X」に変更したことで価格を108,150円値下げした。なお「S」ベースの「BLACK&WHITE」に標準装備されていたオートライトシステム付ディスチャージヘッドランプと後席右側パワースライドドア(挟み込み防止機構付)、バックモニター付CDプレーヤー装着車に追加装備されているステアリングオーディオスイッチの3点をセットオプションとして設定した(セットオプションを装備した場合、以前の「BLACK&WHITE」と同額になる)。
*[[2013年]]1月23日 - 最廉価グレード「G」をベースに、スポイラー(フロントアンダー・サイドアンダー・リアアンダー・ルーフエンド)を装備してスポーティな外観とするとともに、シルバーステッチを施した専用シート表皮、インパネ、ドアトリムクロス、フロントドアアームレストを黒で統一し、精悍で引き締まった印象の内装とした特別仕様車「Gリミテッド」を発売。本仕様車ではベースグレードでは設定されていない4WD車も設定される。
*[[2013年]]1月23日 - 最廉価グレード「G」をベースに、スポイラー(フロントアンダー・サイドアンダー・リアアンダー・ルーフエンド)を装備してスポーティな外観とするとともに、シルバーステッチを施した専用シート表皮、インパネ、ドアトリムクロス、フロントドアアームレストを黒で統一し、精悍で引き締まった印象の内装とした特別仕様車「Gリミテッド」を発売。本仕様車ではベースグレードでは設定されていない4WD車も設定される。
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MA15S Suzuki Solio.jpg|X (1型)
MA15S Suzuki Solio.jpg|X (1型)

2013年9月22日 (日) 13:41時点における版

スズキ・ワゴンR > スズキ・ソリオ

ソリオSOLIO)は、スズキが製造、販売するコンパクトトールワゴン

なお、本項目では、ソリオの前身ブランドにあたるワゴンRワイド(Wagon R WIDE)、ワゴンR+(プラス、Wagon R +)、ワゴンRソリオ(Wagon R SOLIO)についても記述する。

概要

初代、2代目はスズキが発売する軽自動車ワゴンR」のパーツを共用し、軽自動車の全幅・全長をひと回り拡大した新設計プラットフォームを用いて開発された、登録車(普通自動車登録)のコンパクトカーであった。コンパクトトールワゴンの中では早い時期に登場し、日産・キューブトヨタ・bBなどが登場するきっかけにもなった車ではあるが、販売台数では大きく水をあけられていた。

2代目においては日本国内では派生車種としてシボレー・MWが設定しており、日本国外では「ワゴンRプラス」として販売。また、オペルでもオペル・アギーラ(初代)の名称で製造販売されていた。日本国外では一貫して「ワゴンR+(プラス)」の名称が使用され続けているのに対し、日本国内では2005年8月の一部改良で現在の名称になるまでに3回も変更された(ワゴンRワイド→ワゴンR+→ワゴンRソリオ→ソリオ)。

3代目(ソリオとしては2代目)では国内専売車種となり、使い勝手とコスト削減を考慮してスライドドアを含めたサイドドア4枚をパレットから流用(前ドアサッシは異なる)するものの、内外装の殆どが新規開発となり、メカニズムを3代目スイフトと共用したことで、商品性を向上。結果、販売台数も大幅に増えた(販売開始から2011年12月末までの販売台数は36,902台)。三菱自動車工業へは「デリカD:2」としてOEM供給も行われている。

歴史

初代 MA61S/MB61S型(1997年-1999年)

スズキ ワゴンRワイド
MA61S/MB61S型
前期型(1997年2月 - 1998年5月)
後期型(1998年5月 - 1999年5月)
概要
販売期間 1997年2月 - 1999年5月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア トールワゴン
駆動方式 FF/4WD
パワートレイン
エンジン K10A型 1.0L 直4 DOHC
K10A型 1.0L 直4 DOHC ターボ
変速機 5速MT/4速AT
前:マクファーソンストラット式
後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式
前:マクファーソンストラット式
後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式
車両寸法
ホイールベース 2,335mm
全長 3,400-3,470mm
全幅 1,575mm
全高 1,670-1,705mm
車両重量 810-880kg
その他
ベース車 スズキ・ワゴンR(初代)
テンプレートを表示
  • 1997年2月 - 「ワゴンRワイド」として登場。ベースは初代ワゴンR[1]。エンジンは全て1000ccのK10A型を搭載しており、自然吸気仕様とリッターあたり100psを誇るインタークーラーターボ仕様がある。内装は専用品を用いておりワゴンRと違い2DINオーディオや蛍光管デジタルクロックが装備可能。
    • 6月 - 4WD車にAT車を追加設定。
  • 1998年5月17日 - マイナーチェンジ。フロントグリルとフロントバンパーのデザイン変更、機能面強化の為の装備の充実。また、スポーティーな外装と1.0インタークーラーターボエンジンを搭載する新グレード「XR」を追加。
    • 6月4日 - 「XL」をベースに、液晶テレビやアルミホイールを装備した特別仕様車「XLリミテッド」、「XZ」をベースにオーディオを装備した特別仕様車「XZリミテッド」を発売。

2代目 MA63S/MA64S/MA34S型(1999年-2010年)

スズキ・ワゴンR+
スズキ・ワゴンRソリオ
スズキ・ソリオ
MA63S/MA64S/MA34S型
ワゴンRプラス(1999年5月 - 2000年12月)
ワゴンRソリオ(2000年12月 - 2005年8月)
ソリオ(2005年8月 -2010年12月)
概要
販売期間 1999年5月[2] - 2010年12月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア トールワゴン
駆動方式 FF/4WD
パワートレイン
エンジン K10A型 1.0L 直4 DOHC VVT
K10A型 1.0L 直4 DOHC ターボ
M13A型 1.3L 直4 DOHC VVT
変速機 4速AT
前:マクファーソンストラット式
後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式
前:マクファーソンストラット式
後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式
車両寸法
ホイールベース 2,360mm
全長 3,545mm
全幅 1,620mm
全高 1,665mm
車両重量 970kg
テンプレートを表示
  • 1999年5月24日 - 初代の登場からわずか2年でフルモデルチェンジ[3]。日本国外での生産・発売を考慮し、最初から小型車用として完全新設計された新プラットフォームを使っている。当初は1.0L VVTエンジン(K10A型)を搭載する「XV」と1.0L インタークーラーターボエンジン(K10A型)を搭載する「XL」の2タイプ。また、「XV」には標準仕様のほかに、「Lパッケージ」と「Sパッケージ」もラインナップされていた。
    • 10月1日 - 「XV」をベースに、2DINサイズのオーディオ、フルホイールキャップを装備し、ドアハンドルとサイドモールを車体と同じ色に変更しながら、ベース車の1万円高に抑えた特別仕様車「XVエクストラ」を発売。
    • 12月8日 - 「XT」をベースに、CD・カセットオーディオや本革巻ステアリングホイールなどを装備した特別仕様車「XTリミテッド」を発売。
  • 2000年2月1日 - スポーティで個性的な外内装を施した特装車「リミテッド」を発売。
    • 5月25日 - スズキ創立80周年を記念し、MD・CD・カセットオーディオなどの上級仕様を装備しながらお買い得な価格設定とした特別仕様車「80周年記念車 XVエクストラII」を発売。このモデルまではドアのタイヤサイズ欄に「165/60R14」「165/65R13」「155/65R13」と純正サイズ「165/60R14」から1インチダウンが可能なように記載されている。
    • 12月2日 - 一部改良とともに、車名が「ワゴンRソリオ」となり、車両型式がMA64S型に変更された。従来の1.0L4気筒DOHC16バルブ(K10A型)エンジン車は燃費性能を向上、グレード体系も見直され、標準仕様の「1.0 X」と、上級仕様を装備しながらお買い得価格とした「1.0 21世紀記念スペシャル」となった。また、1.3L4気筒DOHC16バルブ(M13A型)を搭載し、個性的なフロントマスクとした「1.3」を新設定(車両形式MA34S型)。この時点で1.0L4気筒DOHC16バルブインタークーラーターボ(K10A型ターボ)が廃止されている。
  • 2001年9月5日 - スポーティな外装と上質感のある内装に仕上げた「1.0 SWT」と充実の装備ながら車両本体価格を税抜99.8万円に抑えた「1.0 X-II」を追加。
  • 2002年6月14日 - 一部改良。シートやインパネを大幅に見直し、使いやすさを向上。また、新グレードとして99万円からとしたお買い得グレードの「1.0 E」と新デザインのフロントグリルなどを採用した「1.3 WELL」を追加。また、1.0は「X」・「X-II」・「21世紀記念スペシャル」が廃止となり、新たに「S」が設定された。
    • 11月12日 - 1.3に99万円からのお買い得グレード「1.3 E」とスポーティな外装を施した「1.3 WELL S」を追加設定。なお、この変更により、1.0Lを廃止。
  • 2003年12月12日 - 「WELL S」をベースによりスポーティな外装と充実装備を施した特別仕様車「Sリミテッド」を追加。フロントグリルは2000年12月に登場した最初の「1.3」を模したデザインである。
  • 2004年5月12日 - 「WELL S」をベースにした特別仕様車「SリミテッドII」を発売(基本的な仕様は「Sリミテッド」と同一)。
    • 12月14日 - 「E」をベースに、快適性を重視した内装を施した特別仕様車「C-セレクション」を発売。
  • 2005年8月17日 - 一部改良。2003年9月に「ワゴンR」がモデルチェンジしてモデルが別になったことを受け、名称から「ワゴンR」が外れ、車名が現在の「ソリオ」となった。2WD車は排ガス性能・燃費性能を向上、これにより、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得し、「平成22年度燃費基準」を達成した。また、「E」と「WELL」は新デザインのフロントグリルを採用[4]。なお、この改良により「WELL S」は廃止。
  • 2006年12月 - 仕様変更。ボディカラーのクールベージュメタリック、レイクブルーメタリック(「WELL」専用色)を廃止し、マルーンブラウンパール、アズールグレーパールメタリック(「WELL」専用色)を追加。
  • 2007年 - スイフト「SE-Z」に代わるパトカーとして国費による配備を開始。同年7月に仕様変更を行う。
  • 2008年9月 - 仕様変更。ボディカラーにノクターンブルーパールを追加。
  • 2009年9月 - 仕様変更。ボディカラーが一部見直され、「WELL」専用色のアズールグレーパールメタリックを廃止。

3代目 MA15S型(2010年-)

スズキ・ソリオ
MA15S型
S(2型)
G
バンディット
概要
販売期間 2011年1月 -
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア トールワゴン
駆動方式 FF/4WD
パワートレイン
エンジン K12B型 1.2L 直4 DOHC 吸排気VVT
最高出力 67kw(91PS)/6,000rpm
最大トルク 118N・m(12.0kg・m)/4,800rpm
変速機 CVT
前:マクファーソンストラット式
後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式
前:マクファーソンストラット式
後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式
車両寸法
ホイールベース 2,450mm
全長 3,710mm
全幅 1,620mm
全高 1,765mm
車両重量 1,000 - 1,090kg
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  • 2010年12月24日 - 11年7か月ぶりにフルモデルチェンジ(2011年1月7日販売開始)。3代目では、新たに開発したプラットフォームを採用[5]。それにより、併せて室内長を2,100mm、室内高を1,345mmにそれぞれ拡大させ、コンパクトハイトワゴンとしては最大級の室内空間を実現。先代では前席のみ可能だったウォークスルーも前後席間の移動ができるセンターウォークスルーとなり、後席のフラットフロア形状も相まって、後席のスライドドアから乗り込んで直接運転席に座ることが可能となった。エンジンは3代目スイフトと同じ吸排気VVTを備えるK12B型エンジン、トランスミッションは副変速機構付CVTをそれぞれ採用したことで走行性能・燃費を向上し、全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+25%」を同時に達成。初採用となった後席両側スライドドアには、挟み込み防止機構付のパワースライドドア(「X」は後席左側(助手席側)のみ、「S」は両側)とスライドドアクローザーを備えているほか、ワンタッチダブルフォールディングリアシート、左右独立リアシートスライド、キーレスプッシュスタートシステム、イモビライザーを標準装備し、4.3インチ液晶バックモニター付きCDプレーヤーをメーカーオプション設定(本装備を装着した場合、iPodUSBメモリなどを接続して音楽を再生できるUSBソケットやステアリングオーディオスイッチも装備される)。エクステリアはフロントにスケルトングリルを配置し、リアは横基調デザインのコンビネーションランプとバックドアガーニッシュを採用。スポーティ感を演出するアンダースポイラーも装備された。ボディカラーは3色の新色(グレースブルーパールメタリック、メロウブロンズパールメタリック、アーバンブラウンパールメタリック)を含む全6色を設定した。グレード体系は販売開始当初、装備を充実した「X」とディスチャージヘッドランプ(オートライト機能付、「X」にもメーカーオプションで装備可能)、フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ、LEDサイドターンランプ付ドアミラーなどを装備し、SRSカーテンエアバッグとヒルホールドコントロール付ESPのセットオプションも選べる上級グレードの「S」の2グレードが用意される。なお、三菱自動車工業へOEM供給することも合わせて発表された[6]
  • 2011年2月 - 「G」を追加発売。「X」から、フロントシートSRSサイドエアバッグ、外気温計、メッキインサイドドアハンドル、ワンタッチダブルフォールディングリアシート、左右独立リアシートスライド、スポイラー(フロント・サイド・リア・ルーフエンド)、フロントスタビライザーを省き、スピーカーを6スピーカーからフロント2スピーカーに、ホイールをアルミホイールからフルホイールキャップにグレードダウンしたベーシックな廉価グレードで、2WD車のみの設定。また、室内長は他のグレードよりも30mm長い2,130mmとなる。
    • 3月10日 - 三菱自動車工業へ「デリカD:2」としてOEM供給開始[7]
    • 11月25日 - 「S」をベースに、フロントのスケルトングリルをブラックメッキに変更し、アルミホイール(専用デザインに変更し、サイズを15インチにアップ)とバックドアガーニッシュにガンメタリック塗装を、ヘッドランプのポジションレンズ部にスモーク調のアイラインを施し、左右フロントフェンダーに専用エンブレムを、フロントフォグランプベゼル内に白色のLEDイルミネーションを装備するとともに、セーレンの「ラックススエード」を採用したシート表皮(背もたれと座面の中央部分に採用)、フロアマット、インパネトレーマットに黒とグレーのチェック柄を、オーディオスイッチ付本革巻ステアリングホイール・本革巻シフトノブの一部とインパネセンターガーニッシュにピアノブラック調を施し、運転席シートヒーター(2WD車のみ、4WD車はベース車に標準装備)も装備した特別仕様車「BLACK&WHITE」を発売。ボディカラーは名前に合わせて「ブルーイッシュブラックパール3」と「パールホワイト(オプションカラー)」の2色とした。併せてアイドリングストップシステムを搭載した「G アイドリングストップ」・「X アイドリングストップ」・「S アイドリングストップ」を追加。JC08モードで燃費を1.2km/L向上(20.0km/L→21.2km/L、平成27年度燃費基準達成)するとともに、車両の安定走行をサポートするヒルホールドコントロール付ESPも標準装備(なお、「S アイドリングストップ」は「S」ではヒルホールドコントロール付ESPとのセットオプションで装備できるSRSカーテンエアバッグが非装備となる)され、アイドリングストップシステム搭載車の証としてバックドアに「IDLING STOP」エンブレムが装着される。なお、「BLACK&WHITE」にもアイドリングストップシステムとヒルホールドコントロール付ESPを追加装備した「BLACK&WHITE アイドリングストップ」が設定される。
  • 2012年 - 初頭より、初代に続いて警察の小型パトカーとして導入が開始された。
    • 2月27日 - 一部改良。アイドリングストップシステム搭載車を除く2WD車(特別仕様車の「BLACK&WHITE」を含む)において、CVTオイルを低粘度タイプに変更して、CVT内の摩擦抵抗(フリクション)を低減し、燃料消費を減らしたことでJC08モードによる燃費を向上(20.0km/L→20.6km/L)。この改良により、「平成27年度燃費基準」を達成した。
    • 6月18日 - 一部改良(2型)。「X」・「S」はアルミホイール・タイヤを15インチにサイズアップし、全車にグリップ(後席両側)、防眩式ルームミラー、時間調整付フロント間欠ワイパーを採用し、ボディカラーは「メロウブロンズパールメタリック」に替わり、「ルナグレーパールメタリック」を追加した。アイドリングストップ搭載車はCVTオイルの低粘度化によりCVT内の摩擦抵抗を減らしたことで燃費を向上(21.2km→21.8km/L)。さらに、廉価グレード「G」には15インチタイヤ・アルミホイールを装備した4WD車「G4」を追加した。特別仕様車「BLACK&WHITE」はベース車に準じた改良を受け、販売を継続。併せて斬新で圧倒的な存在感を持つ専用デザインを採用した派生モデル「ソリオ バンディット」を発表(6月28日販売開始)。フロントフェイスは、アッパーグリルにピアノブラック塗装とメッキを組み合わせ、ロアグリルにもピアノブラック塗装を採用。ディスチャージヘッドランプには、鋭い眼光をイメージさせるLEDポジションランプを内蔵した。リアデザインは、バックドアガーニッシュにフロントアッパーグリル同様に、ピアノブラック塗装とメッキを組み合わせ、リアコンビランプのリフレクターにメッキを施した。バンパーは立体感あふれる力強い造形デザインとし、アルミホイールを専用デザインに変更。内装はブラック基調でまとめ、シート表皮は濃灰色・紫色・青色を織り交ぜたストライプ柄とした。機能面では、リクエストスイッチや携帯リモコンキーで施錠すると自動でドアミラーを格納するリモート格納ミラーを装備した。ボディカラーは新色の「ルナグレーパールメタリック」に加え、「バンディット」専用色の「ミステリアスバイオレッドパール」と「パールメタリックカシミールブルー」を含む7色を設定した(なお、「グレースブルーパールメタリック」と「アーバンブラウンパールメタリック」は「ソリオ」専用色となり、「バンディット」には設定されない)。
    • 12月6日 - 特別仕様車「BLACK&WHITE II」を発売。2011年11月に発売した「BLACK&WHITE」のバージョンアップ仕様で、今回はスケルトンタイプのフロントグリルをブラックメッキからチタン色に変更するとともに、ヘッドランプもチタン色で統一。15インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)のデザインを変更し、ドアミラーのサイドターンランプにLEDを採用。リアコンビランプはリフレクターにメッキを施した「バンディット」仕様となり、新たにチェック柄の専用ルームミラーカウルとリモート格納ミラーを追加。また、ベースグレードを「S」から「X」に変更したことで価格を108,150円値下げした。なお「S」ベースの「BLACK&WHITE」に標準装備されていたオートライトシステム付ディスチャージヘッドランプと後席右側パワースライドドア(挟み込み防止機構付)、バックモニター付CDプレーヤー装着車に追加装備されているステアリングオーディオスイッチの3点をセットオプションとして設定した(セットオプションを装備した場合、以前の「BLACK&WHITE」と同額になる)。
  • 2013年1月23日 - 最廉価グレード「G」をベースに、スポイラー(フロントアンダー・サイドアンダー・リアアンダー・ルーフエンド)を装備してスポーティな外観とするとともに、シルバーステッチを施した専用シート表皮、インパネ、ドアトリムクロス、フロントドアアームレストを黒で統一し、精悍で引き締まった印象の内装とした特別仕様車「Gリミテッド」を発売。本仕様車では、ベースグレードでは設定されていない4WD車も設定される。

車名の由来

  • Solioはスペイン語で「玉座(王座)、王権」。3代目の派生車種につくBanditとは英語で「悪党、山賊」を意味する(同社二輪車バンディットと商標を共有している)。

脚注

  1. ^ 生産期間1993年 - 1998年。
  2. ^ 1999年5月 - 2000年12月まではワゴンR+、2000年12月 - 2005年8月まではワゴンRソリオとして発売。
  3. ^ 当初は日本国外と同じ「ワゴンR+(プラス)」を名乗る。明らかに「ワゴンRワイド」のフルモデルチェンジであるが、自主規制である4年間隔に満たないため、『「ワゴンRワイド」を廃止し、新たに「ワゴンRプラス」を市場投入した』ことになっている。
  4. ^ 継続販売された「SリミテッドII」(現在は販売されていない。)とともに、現在の「Sマーク」をエンブレムに採用する
  5. ^ 【スズキ ソリオ 新型発表】プラットフォームは新開発レスポンス 2010年12月27日
  6. ^ 小型乗用車のOEM供給について - スズキ ニュースリリース 2010年12月24日
  7. ^ 三菱自動車、『デリカD:2』 を新発売 ~5人乗り2列シートのコンパクトミニバン~ - 三菱自動車 プレスリリース 2011年2月24日

関連車種

姉妹車種

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外部リンク