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== 投球スタイル ==
== 投球スタイル ==
最速100マイル、平均97マイルの[[フォーシーム]]が全体の2/3、平均86マイルの[[カーブ (球種)|カーブ]]が1/3を占める<ref>[http://brooksbaseball.net/player_cards/player_card.php?player=518886 Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Player Card: Craig Kimbrel]</ref>。球種はこの2つだけだが、いずれも最高レベルの質を誇り、驚異的な数の三振を奪うことができる<ref>[http://markbowman.mlblogs.com/tag/craig-kimbrel/ Kimbrel gets back on track]</ref>。
最速100マイル(約160.9km/h)、平均97マイル(約156.1km/h)の[[速球|フォーシーム]]が全体の2/3、平均86マイル(約138.4km/h)の[[カーブ (球種)|カーブ]]が1/3を占める<ref>[http://brooksbaseball.net/player_cards/player_card.php?player=518886 Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Player Card: Craig Kimbrel]</ref>。球種はこの2つだけだが、いずれも最高レベルの質を誇り、驚異的な数の三振を奪うことができる<ref>[http://markbowman.mlblogs.com/tag/craig-kimbrel/ Kimbrel gets back on track]</ref>。カーブはその球速や軌道から[[スライダー]]や[[スラーブ]]に分類されることもあるが、キンブレル本人はカーブだと主張している<ref>[http://capitolavenueclub.com/?p=5287 Analyzing Craig Kimbrel’s Breaking Ball] Capitol Avenue Club</ref>。


== 年度別投手成績 ==
== 年度別投手成績 ==

2012年12月7日 (金) 12:36時点における版

クレイグ・キンブレル
Craig Kimbrel
アトランタ・ブレーブス #46
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国の旗 アラバマ州ハンツビル
生年月日 (1988-05-28) 1988年5月28日(35歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 MLBドラフトアトランタ・ブレーブスから指名
初出場 2010年5月7日
年俸 $590,000(2012年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

クレイグ・マイケル・キンブレル(Craig Michael Kimbrel, 1988年5月28日 - )は、アメリカ合衆国アラバマ州ハンツビル出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBアトランタ・ブレーブスに所属する。

経歴

2007年のMLBドラフトアトランタ・ブレーブスから33巡目で指名を受けたが、入団を断った。2008年のMLBドラフトでブレーブスから3巡目(全体96位)で指名を受け契約を結んだ。

2010年5月5日ジェイアー・ジャージェンスの負傷に伴いメジャー昇格を果たし、5月7日フィラデルフィア・フィリーズ戦でメジャーデビューを果たした。2度目のメジャー昇格は斎藤隆の15日間のDL入りに伴い昇格した。2010年9月19日ニューヨーク・メッツ戦でメジャー初セーブを記録した。2010年シーズンは20回と 2/3イニングを投げ、4勝0敗1セーブ、防御率0.44、40奪三振を記録した。ポストシーズンではサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で好投した。

2011年は開幕からクローザーを務め、2011年6月3日のメッツ戦でブレーブスの投手最速で通算100奪三振を記録した。MLBオールスターゲームにも出場した。2011年7月22日シンシナティ・レッズ戦で31セーブを記録し、ブレーブスでのルーキー記録を更新した。2011年8月9日フロリダ・マーリンズ戦で36セーブを記録し、トッド・ウォーレルの持つナショナル・リーグの新人記録に並んだ。8月17日、ジャイアンツ戦にて記録を更新した。2011年8月23日シカゴ・カブス戦でネフタリ・フェリスの持つ、メジャーの年間新人最多タイ記録となるシーズン40セーブ目を記録した。最終的には46セーブを記録し、ナ・リーグの最多セーブに輝いた(ジョン・アックスフォードと同数)。新人王も受賞した。

2012年は制球力が向上し、ますます難攻不落な存在となった。また、オールスターゲームに2年連続で出場した。最終的に、42セーブで2年連続の最多セーブに輝き、6イニング以上投げた投手では史上初めて、対戦した打者の過半数から三振を奪った(打者231人から116奪三振)。セイバーメトリクスの各指標からも記録的な数字が叩きだされており、MLBのクローザーとしては未だかつてない最高水準のシーズンを送った[2]

投球スタイル

最速100マイル(約160.9km/h)、平均97マイル(約156.1km/h)のフォーシームが全体の約2/3、平均86マイル(約138.4km/h)のカーブが約1/3を占める[3]。球種はこの2つだけだが、いずれも最高レベルの質を誇り、驚異的な数の三振を奪うことができる[4]。カーブはその球速や軌道からスライダースラーブに分類されることもあるが、キンブレル本人はカーブだと主張している[5]

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2010 ATL 21 0 0 0 0 4 0 1 2 1.000 88 20.2 9 0 16 1 0 40 4 0 2 1 0.44 1.21
2011 79 0 0 0 0 4 3 46 0 .571 306 77.0 48 3 32 1 1 127 4 0 19 18 2.10 1.04
2012 63 0 0 0 0 3 1 42 0 .750 231 62.2 27 3 14 0 2 116 5 0 7 7 1.01 0.65
通算:3年 163 0 0 0 0 11 4 89 2 .733 625 160.1 84 6 62 2 3 283 13 0 28 26 1.46 0.91
  • 2012年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル・記録

脚注

外部リンク