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大門駅 (東京都)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大門駅
B4番出入口(2019年8月)
だいもん
Daimon
(浜松町)
地図右下は乗換駅の浜松町駅
東京都港区浜松町一丁目27-12(浅草線)
北緯35度39分24.3秒 東経139度45分16.7秒 / 北緯35.656750度 東経139.754639度 / 35.656750; 139.754639 (都営地下鉄浅草線 大門駅)座標: 北緯35度39分24.3秒 東経139度45分16.7秒 / 北緯35.656750度 東経139.754639度 / 35.656750; 139.754639 (都営地下鉄浅草線 大門駅)
東京都港区浜松町二丁目3-4(大江戸線)
北緯35度39分24.1秒 東経139度45分19.8秒 / 北緯35.656694度 東経139.755500度 / 35.656694; 139.755500 (都営地下鉄大江戸線 大門駅)
所属事業者 東京都交通局都営地下鉄
電報略号 大(駅名略称)
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線(浅草線)
1面2線(大江戸線)
乗降人員
-統計年度-
(浅草線)[都交 1]82,803人/日
(大江戸線)[都交 1]94,195人/日
(合計)[都交 1]176,998人/日
-2021年-
開業年月日 1964年昭和39年)10月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 [1]浅草線
駅番号 A09[1]
キロ程 9.5 km(西馬込起点)
A 08 三田 (1.5 km)
(1.0 km) 新橋 A 10
所属路線 [1]大江戸線
駅番号 E20[1]
キロ程 20.0 km(都庁前起点)
E 19 汐留 (0.9 km)
(1.3 km) 赤羽橋 E 21
乗換 浜松町駅
JR山手線京浜東北線
MO01 モノレール浜松町駅
東京モノレール羽田空港線
備考 駅務管区所在駅 直営駅
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大門駅(だいもんえき)は、東京都港区浜松町にある、東京都交通局都営地下鉄)のである。

浅草線大江戸線が乗り入れている。駅番号は浅草線がA 09、大江戸線がE 20

浜松町」の副名称が設定されている[2]

歴史

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年表

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  • 1964年昭和39年)10月1日:都営1号線の駅が開業し[3]、国鉄(現・JR東日本)浜松町駅・東京モノレール モノレール浜松町駅と乗り換え業務を開始。当初は延伸区間が単線だったため、1面1線で営業を開始していたが、泉岳寺延伸に先駆けて現在の2面2線へと拡大した。
  • 1978年(昭和53年)7月1日:都営1号線を浅草線に改称[3]
  • 2000年平成12年)12月12日:都営大江戸線の駅が開業し、乗り換え駅となる[3]。また、浅草線の「エアポート快特」の停車駅となる。
  • 2007年(平成19年)3月18日ICカードPASMO」の利用が可能となる[4]
  • 2015年(平成27年)4月1日:浅草線駅業務が新橋駅務管理所新橋駅務区から大門駅務管理所大門駅務区に移管される。
  • 2016年(平成28年)4月1日:大門駅務管理所が大門駅務管区に改組。当管理所の傘下であった門前仲町駅務区は門前仲町駅務管区へ移管し、新たに五反田駅務区が五反田駅務管理所から移管され、当管区の傘下となる。また大門駅務区は六本木 - 代々木間が青山駅務区へ移管し、門前仲町駅務区から築地市場・汐留が移管される。
  • 2019年令和元年)11月16日:浅草線ホームでホームドアの使用を開始[5]
  • 2021年(令和3年)2月18日:浅草線の駅に副名称「浜松町」を導入(大江戸線の駅は開業当初より導入済)[6]

駅名の由来

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駅に近接している増上寺の総門を指す「大門」から由来する。大江戸線の駅は、建設時に仮称として浜松町駅を名乗っていたが、駅名が決定した時に浜松町を副名称として採用した。

駅構造

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浅草線は相対式ホーム2面2線、大江戸線は島式ホーム1面2線を持つ地下駅である。開業当初は国道15号線地下の浅草線の駅のみだったが、世界貿易センタービル北側に面する形で大江戸線の駅が開業し、乗換駅となった。両線は当駅でほぼ直角に交わっている。

羽田空港成田空港への利用客が当駅での乗り換えをスムーズにするために、ホームと改札内連絡通路の間にはエスカレーターが、改札外通路にはエレベーターが設置されている。なお、B1出入口は大江戸線開業時に設置していなかったが、浜松町スクエアのオープン時に新設された。

改札外連絡通路には、大門の歴史を記載したパネルが設置されている。

大門駅務管区の所在駅であり、大門駅務区(大江戸線築地市場駅 - 麻布十番駅間と浅草線大門駅)、青山駅務区(大江戸線六本木駅 - 代々木駅間)、五反田駅務区(浅草線西馬込駅 - 泉岳寺駅間)を統括する[7]

浅草線駅業務は東京都営交通協力会に業務を委託している。

のりば

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番線 路線 行先
1 A 都営浅草線 西馬込 羽田空港KK 京急線方面[8]
2 押上KS 京成線HS 北総線方面[8]
3 E 都営大江戸線 両国春日方面[9]
4 六本木都庁前方面[9]

(出典:都営地下鉄:駅構内図

利用状況

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  • 都営地下鉄[都交 1]
    • 浅草線 - 2022年度の1日平均乗降人員82,083人(乗車人員:40,908人、降車人員:41,175人)である。
      浅草線全20駅の中では押上駅泉岳寺駅三田駅に次ぐ第4位。
    • 大江戸線 - 2022年度の1日平均乗降人員は94,195人(乗車人員:47,086人、降車人員:47,109人)である。
      大江戸線全38駅の中では新宿駅に次ぐ第2位。

年度別1日平均乗降人員

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近年の1日平均乗降人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降人員[* 1]
年度 都営地下鉄
浅草線 大江戸線
1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率
2003年(平成15年) 74,135 1.8% 89,177 4.4%
2004年(平成16年) 73,754 −0.5% 89,385 0.2%
2005年(平成17年) 77,096 4.5% 93,518 4.6%
2006年(平成18年) 81,028 5.1% 98,616 5.5%
2007年(平成19年) 87,156 7.6% 108,660 10.2%
2008年(平成20年) 90,230 3.5% 112,662 3.7%
2009年(平成21年) 90,522 0.3% 112,126 −0.5%
2010年(平成22年) 90,144 −0.4% 112,829 0.6%
2011年(平成23年) 87,704 −2.7% 109,570 −2.9%
2012年(平成24年) 90,926 3.7% 114,078 4.1%
2013年(平成25年) 94,181 3.6% 117,881 3.3%
2014年(平成26年) 96,800 2.8% 120,104 1.9%
2015年(平成27年) 102,390 5.2% 124,776 3.9%
2016年(平成28年) 106,199 3.7% 127,917 2.5%
2017年(平成29年) 109,543 3.1% 131,584 2.8%
2018年(平成30年) 112,622 2.8% 135,039 2.6%
2019年(令和元年) 113,928 1.2% 137,102 1.5%
2020年(令和02年) [都交 2]70,861 −37.8% [都交 2]83,715 −38.9%
2021年(令和03年) [都交 3]72,155 1.8% [都交 3]83,897 0.2%
2022年(令和03年) [都交 1]82,083 13.8% [都交 1]94,195 12.3%

年度別1日平均乗車人員(1964年 - 2000年)

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年度別1日平均乗車人員
年度 浅草線 大江戸線 出典
1964年(昭和39年) [備考 1]2,582

[東京都統計 1]
1965年(昭和40年) 3,273 [東京都統計 2]
1966年(昭和41年) 3,925 [東京都統計 3]
1967年(昭和42年) 4,681 [東京都統計 4]
1968年(昭和43年) 6,268 [東京都統計 5]
1969年(昭和44年) 9,093 [東京都統計 6]
1970年(昭和45年) 11,067 [東京都統計 7]
1971年(昭和46年) 12,254 [東京都統計 8]
1972年(昭和47年) 12,633 [東京都統計 9]
1973年(昭和48年) 12,068 [東京都統計 10]
1974年(昭和49年) 11,134 [東京都統計 11]
1975年(昭和50年) 11,033 [東京都統計 12]
1976年(昭和51年) 10,685 [東京都統計 13]
1977年(昭和52年) 11,025 [東京都統計 14]
1978年(昭和53年) 10,518 [東京都統計 15]
1979年(昭和54年) 10,637 [東京都統計 16]
1980年(昭和55年) 11,184 [東京都統計 17]
1981年(昭和56年) 11,581 [東京都統計 18]
1982年(昭和57年) 12,710 [東京都統計 19]
1983年(昭和58年) 13,689 [東京都統計 20]
1984年(昭和59年) 14,605 [東京都統計 21]
1985年(昭和60年) 14,973 [東京都統計 22]
1986年(昭和61年) 15,742 [東京都統計 23]
1987年(昭和62年) 16,642 [東京都統計 24]
1988年(昭和63年) 16,910 [東京都統計 25]
1989年(平成元年) 17,460 [東京都統計 26]
1990年(平成02年) 17,816 [東京都統計 27]
1991年(平成03年) 19,281 [東京都統計 28]
1992年(平成04年) 19,660 [東京都統計 29]
1993年(平成05年) 19,288 [東京都統計 30]
1994年(平成06年) 19,874 [東京都統計 31]
1995年(平成07年) 19,648 [東京都統計 32]
1996年(平成08年) 19,896 [東京都統計 33]
1997年(平成09年) 20,153 [東京都統計 34]
1998年(平成10年) 19,430 [東京都統計 35]
1999年(平成11年) 17,563 [東京都統計 36]
2000年(平成12年) 17,545 [備考 2]15,082 [東京都統計 37]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降)

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近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗車人員[* 2][* 3]
年度 浅草線[備考 3] 大江戸線[備考 4] 出典
2001年(平成13年) 18,340 21,436 [東京都統計 38]
2002年(平成14年) 18,756 24,384 [東京都統計 39]
2003年(平成15年) 18,489 25,096 [東京都統計 40]
2004年(平成16年) 18,293 25,479 [東京都統計 41]
2005年(平成17年) 18,962 26,427 [東京都統計 42]
2006年(平成18年) 39,833 49,079 [東京都統計 43]
2007年(平成19年) 42,967 54,415 [東京都統計 44]
2008年(平成20年) 44,685 56,679 [東京都統計 45]
2009年(平成21年) 44,929 56,372 [東京都統計 46]
2010年(平成22年) 44,781 56,693 [東京都統計 47]
2011年(平成23年) 43,571 55,104 [東京都統計 48]
2012年(平成24年) 45,022 57,537 [東京都統計 49]
2013年(平成25年) 46,268 59,380 [東京都統計 50]
2014年(平成26年) 48,077 60,376 [東京都統計 51]
2015年(平成27年) 50,948 62,623 [東京都統計 52]
2016年(平成28年) 52,853 64,214 [東京都統計 53]
2017年(平成29年) 54,630 66,103 [東京都統計 54]
2018年(平成30年) 56,333 67,686 [東京都統計 55]
2019年(令和元年) 56,917 68,670 [東京都統計 56]
2020年(令和02年) [都交 2]35,359 [都交 2]41,768
2021年(令和03年) [都交 3]35,992 [都交 3]41,844
2022年(令和04年) [都交 1]40,908 [都交 1]47,086
備考
  1. ^ 1964年10月1日開業。開業日から翌年3月31日までの計182日間を集計したデータ。
  2. ^ 2000年12月12日開業。開業日から翌年3月31日までの計110日間を集計したデータ。
  3. ^ 2006年度以降の乗車人員は、大江戸線との乗換人員を含む値。
  4. ^ 2006年度以降の乗車人員は、浅草線との乗換人員を含む値。

駅周辺

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駅名の由来となった増上寺の総門

バス路線

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その他

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  • 浅草線の建設当時、直上の国道15号大門交差点を立体交差化する計画があり、当駅はその高架橋の基礎のスペースを確保した構造で建設された。後に立体交差化の計画はなくなったが、大江戸線開業時に、橋脚予定地のスペース部分に連絡通路を設けた[10]
  • 大江戸線の建設時、当駅近くにある汐留寄りのトンネルが最後の建設区間となった。建設の際は、地上を走る東海道新幹線東海道本線の線路を移動し、それぞれの電車の安全運行を確保しながら工事を行った[要出典]

隣の駅

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東京都交通局(都営地下鉄)
A 都営浅草線(泉岳寺 - 新橋間は全列車が各駅に停車)
三田駅 (A 08) - 大門駅 (A 09) - 新橋駅 (A 10)
E 都営大江戸線
汐留駅 (E 19) - 大門駅 (E 20) - 赤羽橋駅 (E 21)

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
  2. ^ 都営交通お客様センター等に寄せられたお客様の声(令和3(2021)年12月分)” (PDF). 東京都交通局 (2022年2月). 2023年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月4日閲覧。
  3. ^ a b c 都営交通のあゆみ」(PDF)『都営交通のあらまし2020』、東京都交通局、2020年9月、35頁、 オリジナルの2020年11月9日時点におけるアーカイブ、2023年3月9日閲覧 
  4. ^ PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200501075147/https://www.tokyu.co.jp/file/061221_1.pdf2020年5月6日閲覧 
  5. ^ 浅草線へのホームドアの設置工事について”. 東京都交通局. 2020年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月9日閲覧。
  6. ^ 編集部「RAILWAY TOPICS express」『鉄道ジャーナル』第55巻第10号(通巻660号)、成美堂出版、2021年10月1日、124頁、ISSN 0288-2337 
  7. ^ 東京都交通局駅務管区処務規程
  8. ^ a b 大門 時刻表”. 東京都交通局. 2023年6月4日閲覧。
  9. ^ a b 大門 時刻表”. 東京都交通局. 2023年6月4日閲覧。
  10. ^ 篠原力『今だから話せる都営地下鉄の秘密』洋泉社、2011年10月6日、157-159頁。ISBN 9784862487698 

利用状況に関する出典

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地下鉄の統計データ
  1. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  2. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  3. ^ 行政資料集 - 港区
東京都交通局 各駅乗降人員
  1. ^ a b c d e f g h 令和4年度 運輸統計年報 (PDF) (Report). 東京都交通局. 2023年11月3日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月3日閲覧
  2. ^ a b c d 各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2021年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。
  3. ^ a b c d 各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2022年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。
東京都統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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