大門駅 (東京都)
表示
大門駅 | |
---|---|
B4番出入口(2019年8月) | |
だいもん Daimon (浜松町) | |
右下は乗換駅の浜松町駅 | |
東京都港区浜松町一丁目27-12(浅草線) 北緯35度39分24.3秒 東経139度45分16.7秒 / 北緯35.656750度 東経139.754639度座標: 北緯35度39分24.3秒 東経139度45分16.7秒 / 北緯35.656750度 東経139.754639度 東京都港区浜松町二丁目3-4(大江戸線) 北緯35度39分24.1秒 東経139度45分19.8秒 / 北緯35.656694度 東経139.755500度 | |
所属事業者 | 東京都交通局(都営地下鉄) |
電報略号 | 大(駅名略称) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム |
2面2線(浅草線) 1面2線(大江戸線) |
乗降人員 -統計年度- |
(浅草線)[都交 1]82,803人/日 (大江戸線)[都交 1]94,195人/日 (合計)[都交 1]176,998人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1964年(昭和39年)10月1日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ●[1]浅草線 |
駅番号 | A09[1] |
キロ程 | 9.5 km(西馬込起点) |
◄A 08 三田 (1.5 km) (1.0 km) 新橋 A 10► | |
所属路線 | ●[1]大江戸線 |
駅番号 | E20[1] |
キロ程 | 20.0 km(都庁前起点) |
◄E 19 汐留 (0.9 km) (1.3 km) 赤羽橋 E 21► | |
乗換 |
浜松町駅 (JR山手線・京浜東北線) MO01 モノレール浜松町駅 (東京モノレール羽田空港線) |
備考 | 駅務管区所在駅 直営駅 |
大門駅(だいもんえき)は、東京都港区浜松町にある、東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。
浅草線と大江戸線が乗り入れている。駅番号は浅草線がA 09、大江戸線がE 20。
「浜松町」の副名称が設定されている[2]。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1964年(昭和39年)10月1日:都営1号線の駅が開業し[3]、国鉄(現・JR東日本)浜松町駅・東京モノレール モノレール浜松町駅と乗り換え業務を開始。当初は延伸区間が単線だったため、1面1線で営業を開始していたが、泉岳寺延伸に先駆けて現在の2面2線へと拡大した。
- 1978年(昭和53年)7月1日:都営1号線を浅草線に改称[3]。
- 2000年(平成12年)12月12日:都営大江戸線の駅が開業し、乗り換え駅となる[3]。また、浅草線の「エアポート快特」の停車駅となる。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[4]。
- 2015年(平成27年)4月1日:浅草線駅業務が新橋駅務管理所新橋駅務区から大門駅務管理所大門駅務区に移管される。
- 2016年(平成28年)4月1日:大門駅務管理所が大門駅務管区に改組。当管理所の傘下であった門前仲町駅務区は門前仲町駅務管区へ移管し、新たに五反田駅務区が五反田駅務管理所から移管され、当管区の傘下となる。また大門駅務区は六本木 - 代々木間が青山駅務区へ移管し、門前仲町駅務区から築地市場・汐留が移管される。
- 2019年(令和元年)11月16日:浅草線ホームでホームドアの使用を開始[5]。
- 2021年(令和3年)2月18日:浅草線の駅に副名称「浜松町」を導入(大江戸線の駅は開業当初より導入済)[6]。
駅名の由来
[編集]駅に近接している増上寺の総門を指す「大門」から由来する。大江戸線の駅は、建設時に仮称として浜松町駅を名乗っていたが、駅名が決定した時に浜松町を副名称として採用した。
駅構造
[編集]浅草線は相対式ホーム2面2線、大江戸線は島式ホーム1面2線を持つ地下駅である。開業当初は国道15号線地下の浅草線の駅のみだったが、世界貿易センタービル北側に面する形で大江戸線の駅が開業し、乗換駅となった。両線は当駅でほぼ直角に交わっている。
羽田空港・成田空港への利用客が当駅での乗り換えをスムーズにするために、ホームと改札内連絡通路の間にはエスカレーターが、改札外通路にはエレベーターが設置されている。なお、B1出入口は大江戸線開業時に設置していなかったが、浜松町スクエアのオープン時に新設された。
改札外連絡通路には、大門の歴史を記載したパネルが設置されている。
大門駅務管区の所在駅であり、大門駅務区(大江戸線築地市場駅 - 麻布十番駅間と浅草線大門駅)、青山駅務区(大江戸線六本木駅 - 代々木駅間)、五反田駅務区(浅草線西馬込駅 - 泉岳寺駅間)を統括する[7]。
浅草線駅業務は東京都営交通協力会に業務を委託している。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 都営浅草線 | 西馬込・ 羽田空港・ 京急線方面[8] |
2 | 押上・ 京成線・ 北総線方面[8] | |
3 | 都営大江戸線 | 両国・春日方面[9] |
4 | 六本木・都庁前方面[9] |
(出典:都営地下鉄:駅構内図)
-
浜松町方面改札(2022年11月)
-
JR浜松町駅方面改札(2022年11月)
-
1番線ホーム(2022年11月)
-
2番線ホーム(2022年11月)
-
3・4番線ホーム(2022年11月)
利用状況
[編集]- 都営地下鉄[都交 1]
年度別1日平均乗降人員
[編集]近年の1日平均乗降人員の推移は下表の通り。
年度 | 都営地下鉄 | |||
---|---|---|---|---|
浅草線 | 大江戸線 | |||
1日平均 乗降人員 |
増加率 | 1日平均 乗降人員 |
増加率 | |
2003年(平成15年) | 74,135 | 1.8% | 89,177 | 4.4% |
2004年(平成16年) | 73,754 | −0.5% | 89,385 | 0.2% |
2005年(平成17年) | 77,096 | 4.5% | 93,518 | 4.6% |
2006年(平成18年) | 81,028 | 5.1% | 98,616 | 5.5% |
2007年(平成19年) | 87,156 | 7.6% | 108,660 | 10.2% |
2008年(平成20年) | 90,230 | 3.5% | 112,662 | 3.7% |
2009年(平成21年) | 90,522 | 0.3% | 112,126 | −0.5% |
2010年(平成22年) | 90,144 | −0.4% | 112,829 | 0.6% |
2011年(平成23年) | 87,704 | −2.7% | 109,570 | −2.9% |
2012年(平成24年) | 90,926 | 3.7% | 114,078 | 4.1% |
2013年(平成25年) | 94,181 | 3.6% | 117,881 | 3.3% |
2014年(平成26年) | 96,800 | 2.8% | 120,104 | 1.9% |
2015年(平成27年) | 102,390 | 5.2% | 124,776 | 3.9% |
2016年(平成28年) | 106,199 | 3.7% | 127,917 | 2.5% |
2017年(平成29年) | 109,543 | 3.1% | 131,584 | 2.8% |
2018年(平成30年) | 112,622 | 2.8% | 135,039 | 2.6% |
2019年(令和元年) | 113,928 | 1.2% | 137,102 | 1.5% |
2020年(令和 | 2年)[都交 2]70,861 | −37.8% | [都交 2]83,715 | −38.9% |
2021年(令和 | 3年)[都交 3]72,155 | 1.8% | [都交 3]83,897 | 0.2% |
2022年(令和 | 3年)[都交 1]82,083 | 13.8% | [都交 1]94,195 | 12.3% |
年度別1日平均乗車人員(1964年 - 2000年)
[編集]年度 | 浅草線 | 大江戸線 | 出典 |
---|---|---|---|
1964年(昭和39年) | [備考 1]2,582 | 未 開 業 |
[東京都統計 1] |
1965年(昭和40年) | 3,273 | [東京都統計 2] | |
1966年(昭和41年) | 3,925 | [東京都統計 3] | |
1967年(昭和42年) | 4,681 | [東京都統計 4] | |
1968年(昭和43年) | 6,268 | [東京都統計 5] | |
1969年(昭和44年) | 9,093 | [東京都統計 6] | |
1970年(昭和45年) | 11,067 | [東京都統計 7] | |
1971年(昭和46年) | 12,254 | [東京都統計 8] | |
1972年(昭和47年) | 12,633 | [東京都統計 9] | |
1973年(昭和48年) | 12,068 | [東京都統計 10] | |
1974年(昭和49年) | 11,134 | [東京都統計 11] | |
1975年(昭和50年) | 11,033 | [東京都統計 12] | |
1976年(昭和51年) | 10,685 | [東京都統計 13] | |
1977年(昭和52年) | 11,025 | [東京都統計 14] | |
1978年(昭和53年) | 10,518 | [東京都統計 15] | |
1979年(昭和54年) | 10,637 | [東京都統計 16] | |
1980年(昭和55年) | 11,184 | [東京都統計 17] | |
1981年(昭和56年) | 11,581 | [東京都統計 18] | |
1982年(昭和57年) | 12,710 | [東京都統計 19] | |
1983年(昭和58年) | 13,689 | [東京都統計 20] | |
1984年(昭和59年) | 14,605 | [東京都統計 21] | |
1985年(昭和60年) | 14,973 | [東京都統計 22] | |
1986年(昭和61年) | 15,742 | [東京都統計 23] | |
1987年(昭和62年) | 16,642 | [東京都統計 24] | |
1988年(昭和63年) | 16,910 | [東京都統計 25] | |
1989年(平成元年) | 17,460 | [東京都統計 26] | |
1990年(平成 | 2年)17,816 | [東京都統計 27] | |
1991年(平成 | 3年)19,281 | [東京都統計 28] | |
1992年(平成 | 4年)19,660 | [東京都統計 29] | |
1993年(平成 | 5年)19,288 | [東京都統計 30] | |
1994年(平成 | 6年)19,874 | [東京都統計 31] | |
1995年(平成 | 7年)19,648 | [東京都統計 32] | |
1996年(平成 | 8年)19,896 | [東京都統計 33] | |
1997年(平成 | 9年)20,153 | [東京都統計 34] | |
1998年(平成10年) | 19,430 | [東京都統計 35] | |
1999年(平成11年) | 17,563 | [東京都統計 36] | |
2000年(平成12年) | 17,545 | [備考 2]15,082 | [東京都統計 37] |
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
[編集]近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 浅草線[備考 3] | 大江戸線[備考 4] | 出典 |
---|---|---|---|
2001年(平成13年) | 18,340 | 21,436 | [東京都統計 38] |
2002年(平成14年) | 18,756 | 24,384 | [東京都統計 39] |
2003年(平成15年) | 18,489 | 25,096 | [東京都統計 40] |
2004年(平成16年) | 18,293 | 25,479 | [東京都統計 41] |
2005年(平成17年) | 18,962 | 26,427 | [東京都統計 42] |
2006年(平成18年) | 39,833 | 49,079 | [東京都統計 43] |
2007年(平成19年) | 42,967 | 54,415 | [東京都統計 44] |
2008年(平成20年) | 44,685 | 56,679 | [東京都統計 45] |
2009年(平成21年) | 44,929 | 56,372 | [東京都統計 46] |
2010年(平成22年) | 44,781 | 56,693 | [東京都統計 47] |
2011年(平成23年) | 43,571 | 55,104 | [東京都統計 48] |
2012年(平成24年) | 45,022 | 57,537 | [東京都統計 49] |
2013年(平成25年) | 46,268 | 59,380 | [東京都統計 50] |
2014年(平成26年) | 48,077 | 60,376 | [東京都統計 51] |
2015年(平成27年) | 50,948 | 62,623 | [東京都統計 52] |
2016年(平成28年) | 52,853 | 64,214 | [東京都統計 53] |
2017年(平成29年) | 54,630 | 66,103 | [東京都統計 54] |
2018年(平成30年) | 56,333 | 67,686 | [東京都統計 55] |
2019年(令和元年) | 56,917 | 68,670 | [東京都統計 56] |
2020年(令和 | 2年)[都交 2]35,359 | [都交 2]41,768 | |
2021年(令和 | 3年)[都交 3]35,992 | [都交 3]41,844 | |
2022年(令和 | 4年)[都交 1]40,908 | [都交 1]47,086 |
- 備考
駅周辺
[編集]- 増上寺
- ザ・プリンス パークタワー東京
- 世界貿易センタービル(ビル経由で以下の両駅に連絡している)
- 港区役所
- 浜松町公証役場
- 文化放送メディアプラス
- 文化放送 - 以前大江戸線の最寄り施設案内放送で流れていた。
- 汐留芝離宮ビル
- 汐留ビルディング
- 浜松町スクエア
- 旧芝離宮恩賜庭園
- 東京都立芝商業高等学校
- 芝大神宮
- 総合地所グループ - 大江戸線の最寄り施設案内放送で流れている。
- 日本生命浜松町クレアタワー - 2018年9月より、B5出口が共用を開始し、駅直結となった。
バス路線
[編集]→「浜松町駅 § バス路線」を参照
その他
[編集]- 浅草線の建設当時、直上の国道15号大門交差点を立体交差化する計画があり、当駅はその高架橋の基礎のスペースを確保した構造で建設された。後に立体交差化の計画はなくなったが、大江戸線開業時に、橋脚予定地のスペース部分に連絡通路を設けた[10]。
- 大江戸線の建設時、当駅近くにある汐留寄りのトンネルが最後の建設区間となった。建設の際は、地上を走る東海道新幹線や東海道本線の線路を移動し、それぞれの電車の安全運行を確保しながら工事を行った[要出典]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
- ^ “都営交通お客様センター等に寄せられたお客様の声(令和3(2021)年12月分)” (PDF). 東京都交通局 (2022年2月). 2023年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月4日閲覧。
- ^ a b c 「都営交通のあゆみ」(PDF)『都営交通のあらまし2020』、東京都交通局、2020年9月、35頁、 オリジナルの2020年11月9日時点におけるアーカイブ、2023年3月9日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月6日閲覧。
- ^ “浅草線へのホームドアの設置工事について”. 東京都交通局. 2020年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月9日閲覧。
- ^ 編集部「RAILWAY TOPICS express」『鉄道ジャーナル』第55巻第10号(通巻660号)、成美堂出版、2021年10月1日、124頁、ISSN 0288-2337。
- ^ 東京都交通局駅務管区処務規程
- ^ a b “大門 時刻表”. 東京都交通局. 2023年6月4日閲覧。
- ^ a b “大門 時刻表”. 東京都交通局. 2023年6月4日閲覧。
- ^ 篠原力『今だから話せる都営地下鉄の秘密』洋泉社、2011年10月6日、157-159頁。ISBN 9784862487698。
利用状況に関する出典
[編集]- 地下鉄の統計データ
- 東京都交通局 各駅乗降人員
- 東京都統計年鑑
- ^ 昭和39年
- ^ 昭和40年
- ^ 昭和41年
- ^ 昭和42年
- ^ 昭和43年
- ^ 昭和44年
- ^ 昭和45年
- ^ 昭和46年
- ^ 昭和47年
- ^ 昭和48年
- ^ 昭和49年
- ^ 昭和50年
- ^ 昭和51年
- ^ 昭和52年
- ^ 昭和53年
- ^ 昭和54年
- ^ 昭和55年
- ^ 昭和56年
- ^ 昭和57年
- ^ 昭和58年
- ^ 昭和59年
- ^ 昭和60年
- ^ 昭和61年
- ^ 昭和62年
- ^ 昭和63年
- ^ 平成元年
- ^ 平成2年
- ^ 平成3年
- ^ 平成4年
- ^ 平成5年
- ^ 平成6年
- ^ 平成7年
- ^ 平成8年
- ^ 平成9年
- ^ 平成10年 (PDF)
- ^ 平成11年 (PDF)
- ^ 平成12年
- ^ 平成13年
- ^ 平成14年
- ^ 平成15年
- ^ 平成16年
- ^ 平成17年
- ^ 平成18年
- ^ 平成19年
- ^ 平成20年
- ^ 平成21年
- ^ 平成22年
- ^ 平成23年
- ^ 平成24年
- ^ 平成25年
- ^ 平成26年
- ^ 平成27年
- ^ 平成28年
- ^ 平成29年
- ^ 平成30年
- ^ 平成31年・令和元年