泉岳寺駅

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泉岳寺駅
A2出入口(2006年6月17日)
A2出入口(2006年6月17日)
せんがくじ - Sengakuji[1][2]
所在地 東京都港区高輪二丁目16-34[1][2]
所属事業者 PrefSymbol-Tokyo.svg 東京都交通局都営地下鉄
Keikyu logo small.svg 京浜急行電鉄(京急)[2]
電報略号 泉(駅名略称)
駅構造 地下駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
(東京都交通局)190,944**人/日
-2014年-
(京急)168,009**人/日
-2013年-
開業年月日 1968年昭和43年)6月21日[2]
乗入路線 2 路線
所属路線 A 都営地下鉄浅草線*
駅番号 A 07[1]
キロ程 6.9km(西馬込起点)
A 06 高輪台 (1.4km)
(1.1km) 三田 A 08
所属路線 KK 京急本線*
キロ程 1.2km(品川起点)
(1.2km) 品川 KK01►
備考 共同使用駅(都営地下鉄の管轄駅)[3]
* 両線で相互直通運転実施。
** 直通連絡人員含む。
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ホーム(2006年6月17日)
ホーム(2006年6月17日)
京急風のデザインの1番線側駅名標(2008年)
京急風のデザインの1番線側駅名標(2008年)
2013年時点の1番線側駅名標
2013年時点の1番線側駅名標
4番線側駅名標
4番線側駅名標
改札(2015年12月)
改札(2015年12月)

泉岳寺駅(せんがくじえき)は、東京都港区高輪二丁目[1][2]にある、東京都交通局都営地下鉄)・京浜急行電鉄(京急)のである。2社局の共同使用駅で、都営地下鉄が駅を管轄している[3]

都営地下鉄の浅草線と、京急の本線が乗り入れる[2]。両線は当駅を介して相互直通運転を行っている[2]。浅草線には駅番号が付与されており、A 07である[1]

歴史[編集]

  • 1968年昭和43年)
    • 6月21日 - 1号線延伸開業に伴い開業し、終着駅となる。同時に京浜急行電鉄の駅も開業し、京急と相互乗り入れを開始[2]
    • 11月15日 - 当駅 - 西馬込駅間開業に伴い、1号線の中間駅となる。
  • 1978年(昭和53年)7月1日 - 1号線を浅草線に改称。

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を持つ地下駅である[4]。押上側には、主に西馬込・京急線方面からの当駅折り返し列車が使用する引き上げ線(1線)があり、すべてのホームから出入りが可能である[3]。また、2・3番線の西馬込側には片渡り線もあるが、通常時に使用されることはない[3]

のりば[編集]

番線 路線 行先 備考
1 KK 本線 品川横浜TRON 9-9145.gif羽田空港三崎口方面
2 A 都営浅草線 五反田西馬込方面
3 押上京成線北総線TRON 9-9145.gif成田空港方面 西馬込方面からの列車
4 京急本線からの列車

駅名標は1番線側を除いて都営地下鉄の様式となっている。開業当初は西馬込・横浜方面の次の駅が「1 品川・2 高輪台」だったが、2006年頃の更新で分離され、西馬込方面は「高輪台」、京急本線方面は「京急線品川」に変更された。また、横浜方面の1番線側は2007年初頭から京急の駅名標をイメージし、中国語朝鮮語表記が併記され、上下の赤のラインのうち、下部が水色の斜め線となっているものとされたが、2013年初頭にはそれがなくなり、下部の斜め線は単純なラインとしたものに変更されている。

発車標は、1992年頃に更新された際には3色LED2段式のものが設置されたが、2013年にフルカラーLEDに更新された際は表示スペースが小さくなった。

駅施設[編集]

改札口[編集]

西馬込・品川寄り改札口(高輪口)と三田寄り改札口(三田口)の2ヶ所[4]がある。ホームの両端が改札口への階段となっている[4]。なお、両改札口を連絡するコンコースはない[4]

バリアフリー設備[編集]

  • エスカレーター:ホーム→改札階(高輪口)[4]
  • 車椅子昇降装置(三田口)[4]
  • 高輪口のホームと地上を結ぶエレベーターが2008年秋に着工し、2010年までに完成する予定であったが、2011年3月31日供用開始となった[5]

トイレ[編集]

  • 高輪口・三田口の改札外コンコース部に設置されている。三田口改札外にはだれでもトイレを併設している[4]

その他の設備[編集]

付記[編集]

  • 当駅は京急で2010年10月21日から導入した駅ナンバリングの対象外となっている。また、1番線の駅名標には品川方の駅ナンバリング(KK01)が表記されていない。

利用状況[編集]

  • 都営地下鉄 - 2014年度の1日平均乗降人員190,944人(乗車人員94,896人/降車人員96,048人)であった[利用客数 1]
    浅草線内では押上駅に次いで第2位。
  • 京浜急行電鉄 - 2014年度の1日平均乗降人員は173,577人であった[利用客数 2]
    同社の中では品川駅に次いで3番目に多いが、都営地下鉄との乗り入れ旅客を含むため、順位には入れていない。

近年の1日平均乗降人員は下表の通り。

年度別1日平均乗降人員[* 1]
年度 都営地下鉄 京浜急行電鉄
1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率
2002年(平成14年) 137,597
2003年(平成15年) 158,663 144,289 4.9%
2004年(平成16年) 160,183 1.0% 147,623 2.3%
2005年(平成17年) 164,065 2.4% 152,026 3.0%
2006年(平成18年) 169,920 3.6% 156,757 3.1%
2007年(平成19年) 180,061 6.0% 162,390 3.6%
2008年(平成20年) 181,879 1.0% 162,912 0.3%
2009年(平成21年) 179,860 -1.1% 160,320 -1.6%
2010年(平成22年) 177,533 -1.3% 158,974 -0.8%
2011年(平成23年) 170,261 -4.1% 153,745 -3.3%
2012年(平成24年) 175,421 3.0% 158,504 3.1%
2013年(平成25年) 184,794 5.3% 168,009 6.0%
2014年(平成26年) 190,944 3.3% 173,577 3.3%

近年の1日平均乗車人員は下表の通り。

年度別1日平均乗車人員[* 2][* 3]
年度 都営地下鉄 京浜急行電鉄 出典
1990年(平成02年) 77,238 12,523 [東京都統計 1]
1991年(平成03年) 79,260 13,079 [東京都統計 2]
1992年(平成04年) 13,071 [東京都統計 3]
1993年(平成05年) 78,312 13,167 [東京都統計 4]
1994年(平成06年) 77,123 13,468 [東京都統計 5]
1995年(平成07年) 73,421 15,645 [東京都統計 6]
1996年(平成08年) 71,110 14,899 [東京都統計 7]
1997年(平成09年) 69,216 14,403 [東京都統計 8]
1998年(平成10年) 69,071 14,742 [東京都統計 9]
1999年(平成11年) 71,344 60,232 [東京都統計 10]
2000年(平成12年) 72,427 62,249 [東京都統計 11]
2001年(平成13年) 76,584 66,485 [東京都統計 12]
2002年(平成14年) 79,614 68,288 [東京都統計 13]
2003年(平成15年) 80,402 70,437 [東京都統計 14]
2004年(平成16年) 81,345 71,773 [東京都統計 15]
2005年(平成17年) 83,405 73,742 [東京都統計 16]
2006年(平成18年) 86,343 75,745 [東京都統計 17]
2007年(平成19年) 90,177 79,585 [東京都統計 18]
2008年(平成20年) 91,049 81,101 [東京都統計 19]
2009年(平成21年) 89,899 68,632 [東京都統計 20]
2010年(平成22年) 88,691 78,978 [東京都統計 21]
2011年(平成23年) 84,786 76,186 [東京都統計 22]
2012年(平成24年) 87,293 78,858 [東京都統計 23]
2013年(平成25年) 91,865 83,718 [東京都統計 24]
2014年(平成26年) 94,896 86,501 [東京都統計 25]

駅周辺[編集]

京浜急行電鉄本社(A1出口・2010年)
京浜急行電鉄本社(A1出口・2010年)
高輪橋架道橋下の道路入口(2006年)
高輪橋架道橋下の道路入口(2006年)

高輪口にA1・A2出入口が、三田口にA3・A4出入口が設置されている。

バス[編集]

当駅からの最寄り停留所は、第一京浜と東京都道415号線上にある「泉岳寺前」[7]で、東京都交通局が運行されている以下の路線が発着している[7]

また、A1出口から南へ徒歩約5分のところに京浜急行バス品川バスターミナルがあるが、こちらは高速バス専用のターミナルである。

駅名の由来[編集]

赤穂浪士の墓所として知られる泉岳寺に近接していることに由来する[2]。すなわち「泉岳寺」の意味であり、「泉岳寺」という地名はない。地元では地名のようにも扱われているが、行政上の区分はない。

駅開業後の1993年に、泉岳寺は東京都に対して駅名に寺の名前を使うことについて、不正競争防止法、法人の氏名権、商法21条を根拠に使用差し止めを求めて東京地方裁判所に提訴した。東京地裁は「原告のような宗教法人が地下鉄事業を行うことは一般的にあり得ない。したがって、一般の人が駅名使用によって地下鉄事業を原告の泉岳寺かその関連事業で営業しているとの誤認をすることはあり得ない」として、寺側の訴えを退ける判決を1994年に下した[8]。原告側は最高裁判所まで争ったが、1997年に原告敗訴で確定した。

未成線[編集]

将来の予定[編集]

  • JR東日本が田町車両センター跡地を含む品川駅周辺の再開発を行うことで、隣接する当駅の乗降客の増加が見込まれるが、ホーム幅員が5mと狭隘なため拡幅工事が行われる。拡幅用地捻出のため、国道15号東側の民有地を買収して再開発ビルを建設し、その地下を活用するとしている[9]
  • また、当駅と押上駅との間を東京駅新東京駅)経由で結ぶ都心直結線の計画もある。

隣の駅[編集]

PrefSymbol-Tokyo.svg 東京都交通局・Keikyu logo small.svg 京浜急行電鉄
A 都営浅草線・KK 本線
エアポート快特(羽田空港方面は品川まで、押上方面は新橋まで各駅に停車)
品川駅(京急本線) (KK01) - 泉岳寺駅 (A 07) - 三田駅(都営浅草線) (A 08)
エアポート快特以外の列車種別(京急線直通のエアポート急行(浅草線内は「急行」)、特急、快特および京成線、北総線、成田スカイアクセス線、芝山鉄道線直通の快速、通勤特急、特急、快速特急、アクセス特急)地下鉄線内は各駅に停車
高輪台駅 (都営浅草線) (A 06) / 品川駅(京急本線) (KK01) - 泉岳寺駅 (A 07) - 三田駅(都営浅草線) (A 08)

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e 各駅情報>泉岳寺”. 東京都交通局. 2014年7月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 泉岳寺”. 京浜急行電鉄. 2015年4月11日閲覧。
  3. ^ a b c d 遠藤 浩三(東京都交通局高速電車建設本部 設計課長)、佐々木 道雄(東京都交通局高速電車建設本部 設計課主任)「地下鉄泉岳寺駅の設計および工事施工計画 -都営地下鉄1号線と京浜急行線との相互乗入駅-」、『土木技術』第22巻第6号、土木技術社、1967年6月、 37-50頁。
  4. ^ a b c d e f g らくらくおでかけネット - 駅案内図一覧(泉岳寺駅)”. 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団. 2014年7月24日閲覧。
  5. ^ 東京都交通局 都営地下鉄ニュース
  6. ^ a b c d e 泉岳寺駅 出口案内”. 東京都交通局. 2014年7月24日閲覧。
  7. ^ a b c d e バスのりば>泉岳寺駅”. 東京都交通局. 2014年7月24日閲覧。
  8. ^ “「泉岳寺」駅名OK、寺側の請求を棄却--東京地裁”. 毎日新聞(東京朝刊/社会) (東京都: 毎日新聞社): p. 26. (1994年10月29日) 
  9. ^ “泉岳寺駅のホーム拡幅 都が24年度完成目指す”. Tokyo Web (中日新聞社). (2015年12月7日). http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201512/CK2015120702000153.html 2016年5月19日閲覧。 

出典[編集]

私鉄・地下鉄の1日平均利用客数
東京都統計年鑑
私鉄・地下鉄の統計データ
  1. ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  2. ^ 行政資料集 - 港区
  3. ^ 東京都統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]