国手山脈杯国際囲棋戦
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国手山脈杯国際囲棋戦(こくしゅさんみゃくはい こくさいいごきせん、국수산맥 국제바둑대회가、国手山脉杯国际围棋赛)は、囲碁の国際棋戦で、2014年に、韓国と中国による団体対抗戦(国手山脈杯中韓囲碁団体対抗戦)と、日本・中華台北を加えたペア碁戦(国手山脈杯国際ペア碁戦)として開始。2016年第3回から団体対抗戦は4国・地域によって行われた。2018年からは、全羅南道国手山脈国際囲碁大会(전라남도 국수산맥 국제바둑대회)として、世界プロ最強戦(個人戦)、ペア碁戦、及び韓国国内トーナメントが行われた。韓国全羅南道で行われる。
方式
[編集]- 団体対抗戦は、第1-2回は韓国と中国の5名ずつ(第2回は3名ずつ)の棋士による対抗戦を3戦行う。第3回は韓国、中国、日本、中華台北の各3名ずつによるトーナメント戦。
- ペア碁戦は、韓国・中国・日本・中華台北の1組ずつの棋士によってリーグ戦を行う。第3回はトーナメント戦。
- 持時間は、1-5回は各1時間、使い切ると60秒の秒読み、ペア碁戦は各30分。6回からは各30分、40秒の秒読み3回
成績
[編集]- 第1回 2014年
- 第2回 2015年
- 第3回 2016年
- 第4回 2017年
- 第5回 2018年
- 第6回 2019年
- 第7回 2021年
- 第8回 2022年
- 第9回 2023年
- 世界プロ最強戦 申旻埈(韓国) - 申眞諝(韓国)
- 第10回 2024年
- 世界プロ最強戦 賴均輔(中華台北) - 申眞諝(韓国)
第1回
[編集]2014年8月9-11日に開催。
- 優勝賞金 団体対抗戦1億ウォン(2位 4000万ウォン)、ペア碁戦3000万ウォン(2位 1500万ウォン)
団体対抗戦
[編集]- 第2戦(2014年8月10日、康津郡)
- 韓国 3-2 中国
- 李世乭 ○-× 柁嘉熹
- 朴廷桓 ○-× 陳耀燁
- 姜東潤 ×-○ 檀嘯
- 金昇宰 ×-○ 邱峻
- 金顕燦 ○-× 唐韋星
- 第3戦(2014年8月11日、新安郡)
- 韓国 1-4 中国
- 李世乭 ×-○ 柁嘉熹
- 朴廷桓 ○-× 檀嘯
- 姜東潤 ×-○ 唐韋星
- 金昇宰 ×-○ 陳耀燁
- 金顕燦 ×-○ 邱峻
ペア碁戦
[編集](左側が勝ち)
- 1回戦
- 2回戦
- 曺薫鉉・呉政娥 - 武宮正樹・万波奈穂
- 林海峰・黒嘉嘉 - 曹大元・張越然
- 3回戦
- 曹大元・張越然 - 武宮正樹・万波奈穂
- 曺薫鉉・呉政娥 - 林海峰・黒嘉嘉
林海峰・黒嘉嘉ペア、曹大元・張越然ペア、曺薫鉉・呉政娥ペアが2勝1敗の同率1位となり、1-3位までの賞金を等分した。
第2回
[編集]2015年8月7-11日に、韓国の全羅南道で開催された。
- 優勝賞金 団体対抗戦6000万ウォン(2位3000万ウォン)、ペア碁戦2000万ウォン(2位1000万ウォン)
団体対抗戦
[編集]- 第2戦(2015年8月9日、霊岩郡)
- 韓国 3-0 中国
- 李世乭 ○-× 羋昱廷
- 崔哲瀚 ○-× 范廷鈺
- 朴廷桓 ○-× 柁嘉熹
- 第3戦(2015年8月10日、新安郡)
- 中国 2-1 韓国
- 羋昱廷 ○-× 崔哲瀚
- 柁嘉熹 ○-× 李世乭
- 范廷鈺 ×-○ 朴廷桓
ペア碁戦
[編集](左側が勝ち)
- 1回戦(2015年8月8日)
- 2回戦(2015年8月9日)
- 曺薫鉉・李映周 - 結城聡・吉田美香
- 劉小光・宋容慧 - 王立誠・蘇聖芳
- 3回戦(2015年8月10日)
- 結城聡・吉田美香 - 王立誠・蘇聖芳
- 劉小光・宋容慧 - 曺薫鉉・李映周
結城聡・吉田美香ペア、曺薫鉉・李映周ペア、劉小光・宋容慧ペアが2勝1敗の同率1位となった。
第3回
[編集]2016年8月3-5日に、韓国の全羅南道康津郡で開催された。
- 優勝賞金 団体対抗戦5000万ウォン(2位2000万ウォン)、ペア碁戦2000万ウォン(2位1000万ウォン)
団体対抗戦
[編集]- 1回戦(2015年8月4日)
- 決勝戦(2015年8月5日)
- 韓国 3-0 中国
- 姜東潤 ○-× 周睿羊
- 朴廷桓 ○-× 范廷鈺
- 李世乭 ○-× 陳耀燁
- 韓国 3-0 中国
- 3位決定戦(2015年8月5日)
- 中華台北 2-1 日本
- 陳詩淵 ×-○ 芝野虎丸
- 蕭正浩 ○-× 富士田明彦
- 王元均 ○-× 余正麒
- 中華台北 2-1 日本
ペア碁戦
[編集](左側が勝ち)
- 1回戦(2015年8月3日)
- 決勝戦(2015年8月5日)
- 李昌鎬・呉侑珍 - 依田紀基・謝依旻
- 3位決定戦(2015年8月5日)
- 周俊勲・兪俐均 - 常昊・於之瑩
第4回
[編集]2017年7月29-31日に、韓国の新安郡で開催された。
- 優勝賞金 団体対抗戦5000万ウォン(2位2000万ウォン)、ペア碁戦2000万ウォン(2位1000万ウォン)
団体対抗戦
[編集]- 決勝戦(2017年7月31日、新安郡)
- 中国 2-1 韓国
- 党毅飛 ×-○ 朴廷桓
- 李欽誠 ○-× 李世乭
- 楊鼎新 ○-× 申眞諝
- 中国 2-1 韓国
- 3位決定戦(2017年7月31日、新安郡)
- 中華台北 2-1 日本
- 蕭正浩 ×-○ 平田智也
- 王元均 ○-× 本木克弥
- 林立祥 ○-× 富士田明彦
- 中華台北 2-1 日本
ペア碁戦
[編集](左側が勝ち)
- 1回戦(2017年7月30日、康津郡)
- 李昌鎬・呉侑珍(韓国) - 孔傑・於之瑩(中国)
- 陳詩淵・黒嘉嘉(中華台北) - 柳時熏・上野愛咲美(日本)
- 決勝戦(2017年7月31日、新安郡)
- 李昌鎬・呉侑珍 - 陳詩淵・黒嘉嘉
- 3位決定戦(2017年7月31日、新安郡)
- 孔傑・於之瑩 - 柳時熏・上野愛咲美
第5回
[編集]2018年7月28-30日に、韓国全羅南道新安郡で行われた。
- 優勝賞金 世界プロ最強戦 5000万ウォン、ペア碁戦2000万ウォン
世界プロ最強戦
[編集]- 1回戦
- 2回戦 朴廷桓 - 楊鼎新、 廖元赫 - 姜東潤、 王元均 - 范胤、 金志錫 - 申眞諝
- 準決勝 朴廷桓 - 廖元赫、 王元均 - 金志錫
- 決勝戦 朴廷桓 - 王元均
ペア碁戦
[編集]- 1回戦
- 決勝戦 陸敏全・李昌鎬 - 黒嘉嘉・王磊
- 3位決定戦 呉有珍・高尾紳路 - 謝依旻・林至涵
韓国内個人戦
[編集]第6回
[編集]2019年8月23-5日に、韓国全羅南道新安郡、霊岩郡、康津郡で行われた。
- 優勝賞金 世界プロ最強戦 5000万ウォン、ペア碁戦 2000万ウォン、韓国内個人戦 2500万ウォン
世界プロ最強戦
[編集]- 1回戦
- 2回戦 陳耀燁 - 山下敬吾、申眞諝 - 金志錫、廖元赫 - 李東勲、卞相壹 - 申旻埈
- 準決勝 陳耀燁 - 申眞諝、廖元赫 - 卞相壹
- 決勝戦 陳耀燁 - 廖元赫
ペア碁戦
[編集]- 1回戦
- 決勝戦 兪俐均・王立誠 - 高星・兪斌
- 3位決定戦 許瑞玹・劉昌赫 - 辻華・山田規三生
韓国内個人戦
[編集]第7回
[編集]2021年12月10-12日に、韓国全羅南道新安郡、霊岩郡で行われた。
- 優勝賞金 世界プロ最強戦 5000万ウォン、韓国内個人戦 2500万ウォン
世界プロ最強戦
[編集]- 1回戦
- 2回戦 卞相壹 - 范廷鈺、許家元 - 黄雲嵩、申眞諝 - 山下敬吾、許嘉陽 - 許皓鋐
- 準決勝 卞相壹 - 許家元、申眞諝 - 許嘉陽
- 決勝戦 卞相壹 - 申眞諝
韓国内個人戦
[編集]第8回
[編集]2022年8月13-15日に、韓国全羅南道霊岩郡、新安郡で行われた。
- 優勝賞金 世界プロ最強戦 7500万ウォン、韓国内個人戦 2500万ウォン
世界プロ最強戦
[編集]- 1回戦
- 2回戦 申眞諝 - 金志錫、朴廷桓 - 趙晨宇、卞相壹 - 申旻埈、元晟溱 - 姜東潤、
- 準決勝 申眞諝 - 朴廷桓、卞相壹 - 元晟溱
- 決勝戦 申眞諝 - 卞相壹
韓国内個人戦
[編集]第9回
[編集]2023年9月26-28日に、韓国全羅南道霊岩郡、新安郡で行われた。
- 優勝賞金 世界プロ最強戦 7500万ウォン
世界プロ最強戦
[編集]- 1回戦
- 2回戦 申旻埈 - 許皓鋐、卞相壹 - 范廷鈺、申眞諝 - 金明訓、芝野虎丸 - 金志錫
- 準決勝 申旻埈 - 卞相壹、申眞諝 - 芝野虎丸
- 決勝戦 申旻埈 - 申眞諝
第10回
[編集]2024年8月3-5日に、韓国全羅南道霊岩郡、新安郡で行われた。
- 優勝賞金 世界プロ最強戦 1億ウォン
世界プロ最強戦
[編集]
1回戦
|
2回戦
|
準決勝
決勝戦
|
外部リンク
[編集]- 韓国棋院「국수산맥 국제바둑대회」
- 日本棋院「国手山脈世界プロ最強戦」
- TOM棋聖道場「2014国手山脉杯中韩团体」
- 新浪体育「国手山脉杯柁嘉熹胜李世石 中国4比1韩国演大逆转」
- パンダネット「2015 国手山脈国際ペア碁大会」
- 日曜新聞「国手山脈国際囲碁 団体戦韓国優勝で閉幕」
- 新浪体育「国手山脉杯朴廷桓夺冠 混双李昌镐陆敏全第一」
- 韓国棋院「박영훈, ‘국수산맥’ 정상 올라… 스무 번째 우승 달성!」2019.8.5
- 韓国棋院「세계대회 첫 우승 변상일, 국수산맥 우승컵 들어올려」2021.12.12
- 韓国棋院「국수산맥 국제바둑대회, ‘국제’ 신진서ㆍ‘국내’ 이원영 우승!」2022.8.16
- 韓国棋院「신민준, 신진서 꺾고 국수산맥 첫 우승!」2023.7.28
- 韓国棋院「신진서, 국수산맥 국제바둑대회 준우승으로 마감」2024.8.6