セインツ・アー・カミング
「セインツ・アー・カミング」 | ||||
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ザ・スキッズ の シングル | ||||
初出アルバム『スケアード・トゥ・ダンス』 | ||||
A面 |
The Saints Are Coming Of One Skin | |||
B面 |
Night and Day Contusion | |||
リリース | ||||
規格 |
7インチ・シングル 12インチ・シングル | |||
録音 | 1978年 | |||
ジャンル | パンク・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ヴァージン・レコード | |||
作詞・作曲 | リチャード・ジョブソン、スチュアート・アダムソン | |||
プロデュース | デヴィッド・バチェラー | |||
チャート最高順位 | ||||
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ザ・スキッズ シングル 年表 | ||||
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「セインツ・アー・カミング[2]」(原題:The Saints Are Coming)は、ザ・スキッズが1978年に発表した楽曲。本項目では、U2とグリーン・デイの連名により2006年に発表されたカヴァー・シングルについても記述する。
オリジナル・ヴァージョン
[編集]ザ・スキッズにとって、メジャー・デビュー後としては2作目のシングル曲。バンドは、本作で初めて全英シングルチャートのトップ50入りを果たした[1]。
4曲入りシングルのリード・トラックであり、本作をタイトルに冠したヴァージョンと、タイトルを「Wide Open EP」として「The Saints Are Coming」を1曲目に収録したヴァージョンが存在する[3]。「The Saints Are Coming」と「Of One Skin」の2曲は、翌1979年発表のファースト・アルバム『スケアード・トゥ・ダンス』にも収録された。B面に収録された「Night and Day」と「Contusion」の2曲は、オリジナル・アルバム未収録だったが、『スケアード・トゥ・ダンス』が2005年に再発された際に、ボーナス・トラックとして追加収録された。
2009年、アメリカ映画『処刑人II』のサウンドトラックでザ・スキッズのヴァージョンが使用された[4]。
U2 & グリーン・デイ
[編集]「セインツ・アー・カミング」 | ||||||||||||||||||||
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U2 & グリーン・デイ の シングル | ||||||||||||||||||||
初出アルバム『ザ・ベスト・オブU2 18シングルズ』 | ||||||||||||||||||||
B面 | セインツ・アー・カミング(ライヴ) | |||||||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||||||
録音 |
2006年9月 ロンドン アビー・ロード・スタジオ[5](#1) 2006年9月25日 ニューオーリンズ ルイジアナ・スーパードーム(#2) | |||||||||||||||||||
ジャンル | ロック、オルタナティブ・ロック | |||||||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||||||
レーベル | ユニバーサル・インターナショナル | |||||||||||||||||||
作詞・作曲 | リチャード・ジョブソン、スチュアート・アダムソン | |||||||||||||||||||
プロデュース | リック・ルービン | |||||||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||||||
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2006年9月、U2とグリーン・デイは、2005年8月のハリケーン・カトリーナで甚大な被害にあったニューオーリンズのミュージシャン達を救うため、「セインツ・アー・カミング」のカヴァーをチャリティ・シングルとして発売することを発表した。このシングルの収益は、すべてジ・エッジ、ボブ・エズリン、ギブソンが2005年末に設立した「ニュー・ライジング」(カトリーナによって楽器を失ったミュージシャンに、新しい楽器を提供するために立ち上げられた団体)に寄付されることとなった[22]。
また、両バンドは9月25日に、ニューオーリンズのルイジアナ・スーパードームでNFLのプレ・ショウとしてライヴを披露した。この時、トロンボーン・ショーティことトロイ・アンドリュースや、リバース・ブラス・バンドのメンバーを含むホーン・セクションと共に、この曲を演奏している。この時のライヴ録音は、シングルにカップリング曲として収録された。なお、この両バンドによるプレ・ショウでは、グリーン・デイの楽曲「ウェイク・ミー・アップ・ホウェン・セプテンバー・エンズ」や、U2の楽曲「ビューティフル・デイ」も演奏された[23]。
本作のミュージック・ビデオは、クリス・ミルクが監督を務めた。日本では、MTV Video Music Awards Japanで最優秀コラボレーションビデオ賞を受賞している[24]。
2011年1月から12月まで、フジテレビの『みんなのKEIBA』でも使用されていた。
収録曲
[編集]- セインツ・アー・カミング - "The Saints Are Coming" - 3:24
- セインツ・アー・カミング(ライヴ) - "The Saints Are Coming (Live from New Orleans)" - 3:26
脚注
[編集]- ^ a b ChartArchive - Skids
- ^ ザ・スキッズのヴァージョンを収録した一部コンピレーション・アルバムでは、日本語タイトルが「ザ・セインツ・アー・カミング」となっている
- ^ The Skids Official Website Archived 2009年4月3日, at the Wayback Machine.
- ^ The Boondock Saints II: Saints Day (2009) - Soundtracks(IMDb.com)
- ^ Green Day, U2 Take Historic Collabo One Step Further By Re-Enacting Beatles' Abbey Road LP Cove(mtv.com) - 2010年7月17日閲覧
- ^ italiancharts.com - U2 and Green Day - The Saints Are Coming
- ^ Australian-charts.com - U2 and Green Day - The Saints Are Coming
- ^ dutchchaets.nl - U2 and Green Day - The Saints Are Coming
- ^ U2 and Green Day - The Saints Are Coming - hitparade.ch
- ^ spanishcharts.com - U2 and Green Day - The Saints Are Coming
- ^ danishcharts.com - U2 and Green Day - The Saints Are Coming
- ^ norwegiancharts.com - U2 and Green Day - The Saints Are Coming
- ^ ChartArchive - U2 & Green Day - The Saints Are Coming
- ^ U2 and Green Day - The Saints Are Coming - austriancharts.at
- ^ swedishcharts.com - U2 and Green Day - The Saints Are Coming
- ^ charts.org.nz - U2 and Green Day - The Saints Are Coming
- ^ Musicline.de - Chartverfolgung - U2/Green Day
- ^ finnishcharts.com - U2 and Green Day - The Saints Are Coming
- ^ ORICON STYLE
- ^ lescharts.com - U2 and Green Day - The Saints Are Coming
- ^ U2 | Awards | AllMusic
- ^ “U2 and Green Day Release "The Saints are Coming" And Raise Funds for Music Rising”. Gibson (2006年11月28日). 2012年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月8日閲覧。
- ^ Green Day, U2 Rock Superdome | Spin Magazine Online
- ^ MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2007(トップページ→最優秀コラボレーションビデオ賞のアイコンをクリックして閲覧可) - 2010年7月17日閲覧