ソングス・オブ・エクスペリエンス (U2のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ソングス・オブ・エクスペリエンス
U2スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル インタースコープ・レコード
アイランド・レコード
ユニバーサル(日本)
プロデュース ジャックナイフ・リー (enライアン・テダーほか
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(アメリカ
  • 5位(イギリス
  • 9位(日本[1]
  • U2 アルバム 年表
    ソングス・オブ・イノセンス
    (2014)
    ソングス・オブ・エクスペリエンス
    (2017)
    テンプレートを表示

    ソングス・オブ・エクスペリエンス (Songs of Expereience) は、アイルランドロックバンドU2が制作した14枚目のスタジオアルバム2017年12月1日発売。


    概要[編集]

    前作『ソングス・オブ・イノセンス』と対になる作品であり、前作が発表された2014年時点で「70%は出来上がっている」と示唆されていた[2]。しかし、ボノが自転車で転倒して腕に大怪我を負い、「Innocence + Experienceツアー」が始まるなどして完成が遅れていった[3]。さらに、イギリスのEU離脱(Brexit)やドナルド・トランプアメリカ大統領選挙当選といった世界の変動について内容を問い直すため、発売が延期された[4]

    ボノは詳細を明かしていないが、生死にかかわる健康上の問題を経験したことが作品内容に影響したことを語っている[5]。アイルランドの詩人・小説家のブレンダン・ケネリー (Brendan Kennellyから「自分が死んだかのように書くのだ」という助言を受け、「自分が亡くなった後を想定したラブレター」という形で家族やファン、自分自身への想いを記した[6]

    4曲目と5曲目の間をつなぐのはラッパーケンドリック・ラマー。ラマーのアルバム『ダム (Damn』にはU2のフューチャリング曲”XXX”が収録されている[7]。ほかにレディ・ガガジュリアン・レノンハイムがゲスト参加している[7]

    ジャケット写真はボノの息子イーライ・ヒューソンと、ジ・エッジの娘サイアン・エヴァンスが手をつなぐ写真を使用している(写真家アントン・コービンの撮影)[7]。サイアンはU2の初期のアルバムジャケットに登場した少年のようなヘルメットを被っている。

    U2のアルバムとしては8枚目の全米チャート1位を獲得し、U2は1980年代1990年代2000年代2010年代の4つのディケードでアルバム1位を記録した初のグループとなった(ソロではバーブラ・ストライサンドブルース・スプリングスティーンジャネット・ジャクソンが達成している)[8]

    収録曲[編集]

    1. ラヴ・イズ・オール・ウィ・ハヴ・レフト (Love Is All We Have Left) - 2:41
    2. ライツ・オブ・ホーム (Lights Of Home) - 4:16
    3. ベスト・シング (You’re The Best Thing About Me) - 3:45
    4. ゲット・アウト・オブ・ユア・オウン・ウェイ (Get Out Of Your Own Way) - 3:58
    5. アメリカン・ソウル (American Soul) - 4:21
    6. サマー・オブ・ラヴ (Summer Of Love) - 3:24
    7. レッド・フラッグ・デイ (Red Flag Day) - 3:19
    8. ザ・ショウマン(リトル・モア・ベター)(The Showman (Little More Better)) - 3:23
    9. ザ・リトル・シングス・ザット・ギヴ・ユー・アウェイ (The Little Things That Give You Away) - 4:55
    10. ランドレディ (Landlady) - 4:01
    11. ザ・ブラックアウト (The Blackout) - 4:45
    12. ラヴ・イズ・ビガー・ザン・エニシング・イン・イッツ・ウェイ (Love Is Bigger Than Anything In Its Way) - 4:00
    13. 13(ゼア・イズ・ア・ライト)(13 (There is A Light)) - 4:19
    14. オーディナリー・ラヴ (エクストラオーディナリー・ミックス)(Ordinary Love (Extraordinary Mix)) - 3:47
    15. ブック・オブ・ユア・ハート (Book Of Your Heart) - 3:55
    16. ライツ・オブ・ホーム (セント・ピーターズ・ストリング・ヴァージョン)(Lights Of Home (St Peter's String Version)) - 4:33
    17. ベスト・シング (U2 VS カイゴ)(You're The Best Thing About Me (U2 Vs. Kygo)) - 4:16
    18. ザ・ブラックアウト (ジャックナイフ・リー・リミックス) - 7:18

    ※#14〜17は日本盤および海外デラックス盤のボーナストラック。#18は日本盤ボーナストラック。

    脚注[編集]

    1. ^ ソングス・オブ・エクスペリエンス”. ORICON NEWS. oricon ME. 2018年9月17日閲覧。
    2. ^ “U2「『Songs Of Innocence』が気に入ったら『Songs Of Experience』にも付き合ってくれ」”. BARKS. (2014年10月1日). https://www.barks.jp/news/?id=1000108286 2018年8月13日閲覧。 
    3. ^ U2の新作発表が遅れた重大な理由とは”. AERA dot. 朝日新聞出版. p. 1/3 (2018年1月12日). 2018年8月11日閲覧。
    4. ^ “U2、ドナルド・トランプの大統領選勝利を受けて新作の完成を遅らせたことを明かす”. NME Japan. (2017年1月10日). https://nme-jp.com/news/31971/ 2018年8月11日閲覧。 
    5. ^ “U2、ボノが感じていた健康面の恐怖が新作に与えた影響について語る”. NMW JAPAN. (2017年10月25日). https://nme-jp.com/news/45375/ 2018年9月17日閲覧。 
    6. ^ U2の新作発表が遅れた重大な理由とは”. AERA dot. 朝日新聞出版. p. 2/3 (2018年1月12日). 2018年8月11日閲覧。
    7. ^ a b c “ニュー・アルバム本日発売!世界最大のバンドがすべて(エクスペリエンス)を注ぎ込んだ、2017年の最重要作!”. ユニバーサルミュージックジャパン. (2017年12月1日). https://www.universal-music.co.jp/u2/news/2017-12-01-3/ 2018年9月17日閲覧。 
    8. ^ “全米アルバム・チャート、U2が8枚目の1位で新記録樹立”. BARKS. (2017年12月11日). https://www.barks.jp/news/?id=1000149794 2018年8月9日閲覧。 

    外部リンク[編集]