THE HIT PARADE (松本孝弘のアルバム)

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THE HIT PARADE
TAK MATSUMOTOカバー・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
歌謡曲
時間
レーベル VERMILLION RECORDS
プロデュース TAK MATSUMOTO
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン
  • 2004年度年間27位(オリコン)
ゴールドディスク
TAK MATSUMOTO 年表

西辺来龍 DRAGON
FROM THE WEST

2002年
THE HIT PARADE
(2003年)
House Of Strings
2004年
『THE HIT PARADE』収録のシングル
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THE HIT PARADE』(ザ・ヒット・パレード)は、日本音楽ユニットB'zギタリストである松本孝弘が、「TAK MATSUMOTO」名義で歌謡曲をカバーしたリリースした6作目のアルバム。

解説[編集]

松本は、1996年に洋楽カバー・アルバム『Rock'n Roll Standard Club』をリリースしたが、本作は邦楽カバー・アルバムとなっている。元々『Rock'n Roll Standard Club』に取り掛かっていた頃からいつか邦楽カバーもやりたい想いがあったという。松本自身が感銘を受けた楽曲がジャンルを問わずセレクトされている。主にGIZA studio所属の女性ボーカリストをフィーチャーしており、サウンドは打ち込み主体の曲が多くなっている。

レコーディングはB'zの活動の合間をぬって、2002年から2003年頃に行われた。20曲以上レコーディングしたものから厳選した17曲が収録されている。

本作は、B'zデビュー15周年の一環としてリリースされたこと、カバーブームだったこと、収録曲がドラマの挿入歌として使われたことなどから、オリコンアルバムチャート最高位2位となり、カバー集としてはヒット作品になった。

ジャケットは漫画絵になっていて、街並みの中で松本も含めた参加アーティスト全員が載っており、店の看板などに曲名が書かれている。これは、ハウリン・ウルフのアルバム『London Howlin' Wolf Sessions』に倣っており、信号機にぶら下がっている坂井泉水の絵はZARDのシングル曲「Don't you see!」に使用されたジャケット写真のオマージュである。

アルバム発売日に放送されたテレビ朝日系『徹子の部屋』に松本が初出演した。

収録曲[編集]

  1. 勝手にしやがれ(featuring 稲葉浩志
    原曲:沢田研二勝手にしやがれ」(1977年)
    フジテレビ系『あなたの隣に誰かいる』挿入歌。松本のソロ・アルバムであるため、B'z名義にはなっていない。第1話ではクレジットがなかったため視聴者から「沢田研二の曲を歌っているの誰?」との問い合わせが殺到した。このアルバムでは唯一PV(レコーディング風景)が公開されていない。
  2. 異邦人(featuring ZARD
    原曲:久保田早紀異邦人」(1979年)
    シングルとしてリリースされた。シングル収録時とは異なるミックスとなっている。
  3. 涙の太陽(featuring 愛内里菜
    原曲:エミー・ジャクソン涙の太陽」(1965年)
    日本語カバー原曲:青山ミチ涙の太陽」(1965年)
    1973年に、安西マリアもカバーしヒットした。愛内も自身のライブで何度か披露している。
  4. その気にさせないで(featuring 三枝夕夏北原愛子高岡亜衣
    原曲:キャンディーズその気にさせないで」(1975年)
    松本は10代の頃、キャンディーズのファンだったという。
  5. イミテイション・ゴールド(featuring 倉木麻衣
    原曲:山口百恵イミテイション・ゴールド」(1977年)
    本作の先行シングルとして発売された。本アルバムの収録曲では、最初にレコーディングされた曲であった。
  6. 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
    原曲:ダウン・タウン・ブギウギ・バンド港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」(1975年)
    松本がボーカルも担当している。コーラスには、本作に参加しているボーカリストが参加している。
  7. 雨の街を(featuring 松田明子
    原曲:荒井由実雨の街を」(1973年)
    シングル「異邦人」のカップリングにも収録されている。
  8. Paper Doll(featuring Fayray
    原曲:山下達郎PAPER DOLL」(1978年)
    Fayrayは当時よしもとアール・アンド・シーに所属しており、唯一ビーイング系列以外のレコード会社からの参加となった。当時、Fayrayサウンド・プロデュースはビーイングプロデューサーが手掛けていた。
  9. 「いちご白書」をもう一度(featuring 菅崎茜
    原曲:バンバン『いちご白書』をもう一度」(1975年)
    コーラスに宇徳敬子が参加している。
  10. Foggy Night(featuring 滴草由実
    原曲:尾崎亜美「Foggy Night」(1981年)
    この曲のプログラミングは大賀好修が担当し、ベースも打ち込みとなっている。
  11. 少女A(featuring 上原あずみ
    原曲:中森明菜少女A」(1982年)
  12. ビュン・ビュン(featuring 川島だりあ
    原曲:外道「ビュン・ビュン」(1974年)
    2004年に松本がhills パン工場でのライブに出演した際、アンコールでdoaと一緒にこの曲を披露した。
  13. パープルタウン(featuring 竹井詩織里
    原曲:八神純子パープルタウン 〜You Oughta Know By Now〜」(1980年)
    楽曲を管理するヤマハ音楽振興会では、レイ・ケネディの「You Oughta Know By Now」のカバー曲という扱いになっている。
  14. 時に愛は(featuring 宇徳敬子
    原曲:オフコース時に愛は」(1980年)
  15. SPINNING TOE-HOLD
    原曲:クリエイションSPINNING TOE-HOLD」(1977年)
    本作唯一のインストゥルメンタルブルースハープで稲葉が参加している。2003年に開催された『B'z LIVE-GYM The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!"』渚園公演で使用されていた。
  16. 一人〜I Stand Alone〜(featuring Jeffrey Qwest
    原曲:井上堯之「一人」(1972年)
    本作の公式発表の情報としては作曲者の井上の楽曲となっているが、元々はディーブ・平尾が1972年にリリースした「僕達の夜明け」のB面の曲である。その後、1976年に井上がセルフカバーしている。楽曲タイトルも「一人」「I Stand Alone」「一人〜I Stand Alone〜」「I Stand Alone/一人」など、揺らぎがある。
  17. 私は風(featuring 中村由利
    原曲:カルメン・マキ&OZ「私は風」(1978年)
    中村も自身のライブで披露したことがある。松本はB'z結成前、カルメン・マキとともにセッションバンド「うるさくてゴメンねBAND」に参加していた。シングル「イミテイション・ゴールド」のカップリングにも収録されている。

参加ミュージシャン[編集]

外部リンク[編集]