諸塚村
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もろつかそん ![]() 諸塚村 | |||||
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国 |
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地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 宮崎県 | ||||
郡 | 東臼杵郡 | ||||
市町村コード | 45429-0 | ||||
法人番号 | 9000020454290 | ||||
面積 |
187.56km2 | ||||
総人口 |
1,263人 [編集] (推計人口、2025年6月1日) | ||||
人口密度 | 6.73人/km2 | ||||
隣接自治体 | 東臼杵郡美郷町、椎葉村、西臼杵郡五ヶ瀬町、日之影町、高千穂町 | ||||
村の木 | クヌギ | ||||
村の花 | ヤマザクラ | ||||
村の鳥 | メジロ | ||||
諸塚村役場 | |||||
村長 | 藤崎猪一郎 | ||||
所在地 |
〒883-1392 宮崎県東臼杵郡諸塚村大字家代2683番地 北緯32度30分44秒 東経131度19分49秒 / 北緯32.51219度 東経131.33031度座標: 北緯32度30分44秒 東経131度19分49秒 / 北緯32.51219度 東経131.33031度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |

諸塚村(もろつかそん)は、宮崎県北部にある村。東臼杵郡に属する。面積あたりの林道の密度は日本一である。
地理
[編集]宮崎県内陸部の九州山地に位置しており、全体が山地である。
隣接市町村
[編集]地名
[編集]- 家代
- 七ツ山
村政
[編集]- 村長:藤崎猪一郎(2023年から)
- 前村長:西川健(2015年から2期) 成崎孝孜(2003年から3期)
国政・県政
[編集]国政
[編集]衆議院小選挙区選挙では宮崎2区(延岡・日向・西都・児湯郡・西臼杵郡・東臼杵郡)に属する。近年選出の議員は以下のとおり。
- 2009年8月(第45回衆議院議員総選挙)
- 2012年12月(第46回衆議院議員総選挙)
- 江藤拓(自民)
- 2014年12月(第47回衆議院議員総選挙)
- 江藤拓(自民)
- 2017年10月(第48回衆議院議員総選挙)
- 江藤拓(自民)
- 2021年10月(第49回衆議院議員総選挙)
- 江藤拓(自民)
- 2024年10月(第50回衆議院議員総選挙)
- 江藤拓(自民)
- なお長友慎治(国民民主党)が比例で復活当選している。
宮崎県議会
[編集]本村と美郷町、椎葉村、門川町で選挙区をなす。定数は1人。近年選出の宮崎県議会議員は以下のとおり[2]。
- 2019年4月
- 安田厚生
- 2023年4月
- 安田厚生
歴史
[編集]詳細は公式ウェブサイトを参照。
近現代
[編集]- 1889年5月1日 - 村制施行。家代村と七ツ山村が合併し、諸塚村が誕生。当時の所属郡は西臼杵郡。
- 1899年 荒谷小学校開校
- 1907年「諸塚村是」で林業を主産業とする方針を提示(林業立村の宣言)
- 1932年 - 富高(現め日向市)からの県道(現・国道327号、通称:百万円道路)が諸塚まで開通。
- 1938年 当時日本一の塚原ダムと塚原発電所が竣工
- 1947年 諸塚中学校開校
- 1947年4月3日 - 第1回成人祭(成人式)挙行。成人式発祥の地とされる。
- 1949年 村内全域に公民館組織整備 村婦人連絡協議会発足
- 1949年4月1日 - 所属郡を西臼杵郡から東臼杵郡に変更。前述の百万円道路開通により日向市方面との交流が深まったことによる。
- 1952年 村役場が現在地に新築移転
- 1960年 家代小を諸塚小学校に改称
- 1963年 中央公民館が完成
- 1968年 七ツ山中学校 閉校
- 1973年 村民憲章制定
- 1978年 村文化協会発足
- 1984年 村観光協会発足 村商工会館完成
- 1986年 第1回諸塚山山開き
- 1987年 村役場新庁舎落成
- 1988年 諸塚自治公民館連絡協議会が農林水産祭村づくり部門で天皇杯を受賞
- 1989年 フォレストピア六峰街道開通
- 1990年 国土保全森林作業隊発足
- 1993年 諸塚神楽が国の選択無形民俗文化財に
- 1995年 国土保全森林作業隊が「ウッドピア諸塚」に改組 県内初の人工芝野球場完成
- 1997年 高冷地園芸団地完成 ミニトマト栽培開始 産直住宅プロジェクト始まる
- 1999年 - ネパールのマルファ村より親善大使が来訪。
- 2000年 第1回九州玉入れ選手権大会開催 活力あるまちづくり自治大臣賞受賞
- 2001年 観光案内所「しいたけの館21」と「どんこ亭」オープン 11月21日-27日 - ネパールのマルファ村より4名の親善大使が来訪。
- 2004年 FSC森林認証を取得
- 2005年 台風14号で中心商店街に記録的被害
- 2006年 立岩小学校閉校
- 2012年3月22日 - 諸塚診療所開設。
- 2014年 希少植物キレンゲショウマを村天然記念物に指定
- 2015年 40年ぶりの村長選挙 高千穂郷・椎葉山地域として世界農業遺産に認定
経済
[編集]産業
[編集]1907年(明治40年)に林業立村を村是と掲げ、1957年(昭和32年)に用材、シイタケ栽培、畜産、茶を村の四大基幹産業と定める。1997年(平成9年)には同村産の木材の利用拡大を図る産直住宅の取組を始める[3][4]。村内には畜産を含む農業と林業の複合的経営を行う者が多く、牛の林野放牧(同村内では「育林放牧」、「モーモー育林」ともいう。)は同村の特徴である針葉樹と広葉樹の混交林の維持にも寄与している[5]。
地域
[編集]人口
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諸塚村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 諸塚村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 諸塚村
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
諸塚村(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育
[編集]中学校
[編集]- 村立
小学校
[編集]- 村立
交通
[編集]空港
[編集]鉄道
[編集]バス路線
[編集]
一般路線バス
[編集]道路
[編集]高速道路の最寄りインターチェンジは九州自動車道御船インターチェンジ、東九州自動車道日向インターチェンジなど。
一般国道
[編集]県道
[編集]主要地方道
[編集]一般県道
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- しいたけの館21
- 池の窪グリーンパーク
- 塚原ダム(登録有形文化財)(近代化産業遺産)
- 紋原のフクジュソウ自生地(県天然記念物)
- ゴロウソウの滝
- 諸塚神楽(戸下・南川・神楽) 国選択無形民俗文化財 宮崎県重要無形民俗文化財
- 諸塚山山開き (3月第一日曜日)
脚注
[編集]- ^ 地籍調査状況マップ・東臼杵郡諸塚村 - 地籍調査Webサイト 国土交通省 土地・水資源局
- ^ “宮崎県議会:東臼杵郡選挙区”. 宮崎県議会. 2025年1月17日閲覧。
- ^ “町村長随想 山は、安住の地 生涯の地”. 全国町村会 (2021年8月2日). 2025年6月20日閲覧。
- ^ “町村の取組 宮崎県諸塚村”. 全国町村会 (2004年4月5日). 2025年6月20日閲覧。
- ^ 西脇亜也 (2008). “諸塚村の林畜複合生産システムについて :「モーモー育林」は有望な森林施業技術か?”. 「森と人と文化」研究成果報告書 (宮崎大学): 23-29 .
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
ウィキトラベルには、諸塚村に関する旅行ガイドがあります。
諸塚村に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 地図 - Google マップ