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: ビームスと[[吉田カバン]]の共同レーベル。[[ポーター|PORTER]]との別注アイテムなどを展開。
: ビームスと[[吉田カバン]]の共同レーベル。[[ポーター|PORTER]]との別注アイテムなどを展開。
; [[mmts]](マミタス)
; [[mmts]](マミタス)
: [[中川翔子]]との共同プロデュースブランド。"しょこたん"の世界観を表したオリジナルアイテムを販売。
: [[中川翔子]]との共同プロデュースブランド。"しょこたん"の世界観を表したオリジナルアイテムを販売。またこのブランドの売り上げの一部は[[犬]]や[[猫]]といった動物たちを保護してる[[動物保護団体]]への[[寄付金]]として使用されている
; BEAMS mini
; BEAMS mini
: 3歳〜7歳向けのファッションアイテムレーベル。
: 3歳〜7歳向けのファッションアイテムレーベル。
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* [[日本eスポーツ連合|日本eスポーツ連合(JeSU) ]] - ビームスがスポンサーを務めている[[プロゲーマー|プロゲーム]]団体、選手が試合中や記者会見などで着る公式ユニフォームの製作などもビームスが担当している。
* [[日本eスポーツ連合|日本eスポーツ連合(JeSU) ]] - ビームスがスポンサーを務めている[[プロゲーマー|プロゲーム]]団体、選手が試合中や記者会見などで着る公式ユニフォームの製作などもビームスが担当している。
* [[シント=トロイデンVV]] - ビームスがユニフォームのデザインを手掛けた[[ベルギー]]のプロサッカーチーム。
* [[シント=トロイデンVV]] - ビームスがユニフォームのデザインを手掛けた[[ベルギー]]のプロサッカーチーム。
* [[サッカー日本女子代表|なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)]] - 選手が記者会見時や移動時などで着るオフィシャルスーツの製作をビームスが担当。
* [[ジョジョの奇妙な冒険]] - 2013年の[[PlayStation 3]]によるゲーム化記念及び、第3部のTVアニメ化を記念してTシャツ、パーカーなどビームスとの様々なコラボレーションアイテムを販売。
* [[ジョジョの奇妙な冒険]] - 2013年の[[PlayStation 3]]によるゲーム化記念及び、第3部のTVアニメ化を記念してTシャツ、パーカーなどビームスとの様々なコラボレーションアイテムを販売。
* [[呪術廻戦]] - Tシャツ、パーカー、キャップ、マフラータオル、トートバッグなどビームスとの様々なコラボアイテムを販売。
* [[呪術廻戦]] - Tシャツ、パーカー、キャップ、マフラータオル、トートバッグなどビームスとの様々なコラボアイテムを販売。
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* [[Netflix]] - Tシャツ、スウェット、フーディなどビームスとの様々なコラボアイテムを販売。
* [[Netflix]] - Tシャツ、スウェット、フーディなどビームスとの様々なコラボアイテムを販売。
* [[竜泉寺の湯]] - [[千葉県]][[流山市]]に[[2022年]]開業した「スパメッツァ おおたか」のサインやインテリア、館内着、オリジナルアイテムなどを監修(総合プロデュース)。
* [[竜泉寺の湯]] - [[千葉県]][[流山市]]に[[2022年]]開業した「スパメッツァ おおたか」のサインやインテリア、館内着、オリジナルアイテムなどを監修(総合プロデュース)。
* [[映画 トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!]] - 同作品とBEAMS miniとのコラボレーションを行っており、同作品に登場する映画オリジナルデザインの秋服を着たキャラクター達が劇中に登場する。
* [[映画 トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!]] - 同作品とBEAMS miniとのコラボレーションを行っており、同作品に登場する映画オリジナルデザインの秋服を着たプリュア達が劇中に登場する。
* [[TIGER & BUNNY|TIGER & BUNNY(タイガー・アンド・バニー)]] - ビームスとコラボレーションしたTシャツ、パーカー、ジャケットなどを販売、またアニメの劇中内でも登場キャラクター達がBEAMSの企業ロゴが入ったアイテム(バイクなど)を使用しているシーンがある。
* [[TIGER & BUNNY|TIGER & BUNNY(タイガー・アンド・バニー)]] - ビームスとコラボレーションしたTシャツ、パーカー、ジャケットなどを販売、またアニメの劇中内でも登場キャラクター達がBEAMSの企業ロゴが入ったアイテム(バイクなど)を使用しているシーンがある。
* [[Animelo Summer Live|アニメロサマーライブ(通称:アニサマ)]] - ビームスがスポンサーを務めてる世界最大規模の[[アニメ]]音楽イベント。会場で販売されるTシャツ、トートバック、キャップ、ペンライトなどのオフィシャルグッズの他、スタッフなどが着用するTシャツなどもビームスが製作を担当。
* [[Animelo Summer Live|アニメロサマーライブ(通称:アニサマ)]] - ビームスがスポンサーを務めてる世界最大規模の[[アニメ]]音楽イベント。会場で販売されるTシャツ、トートバック、キャップ、ペンライトなどのオフィシャルグッズの他、スタッフなどが着用するTシャツなどもビームスが製作を担当。

2022年12月2日 (金) 03:56時点における版

株式会社ビームス
BEAMS Co., Ltd.
BEAMS新宿店
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
150-0001
東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング
設立 1982年5月(創業は1976年2月)
業種 小売業
法人番号 1011101017880 ウィキデータを編集
事業内容 ビームス・レイ ビームスのショップ経営、ならびにオリジナルウエアの製造・販売、海外衣料品・雑貨の輸入・販売
代表者 代表取締役社長 設楽洋
資本金 2,000万円
売上高 854億円(2020年2月期)
従業員数 1,812名(2022年2月現在)
主要株主 株式会社ビームスホールディングス
外部リンク https://www.beams.co.jp/
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BEAMSテレビ
YouTube
チャンネル
活動期間 2009年2月17日 -
登録者数 4.17万人
総再生回数 9,269,751 回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2022年7月25日時点。
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ビームスBEAMS)は、輸入およびオリジナルの衣料品や雑貨を販売するセレクトショップ。また、ビームスが展開するオリジナルの衣料品や雑貨のブランドでもある。1976年に創業した。日本のセレクトショップの草分け的存在である。アメリカ西海岸をベースとしたカジュアルな商品構成が特徴である。2022年2月現在、国内167店舗、海外10店舗。UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)、SHIPS(シップス)とともにセレクトショップの御三家と呼ばれる

概要

ビームスは、次の3つの組織から成っている。

新光株式会社 アパレル事業部
ビームス・グループの母体であり、各企業の統括と経営指導を行う。また、ビームス・メンズショップの経営、輸入衣料品、オリジナル衣料品・雑貨の販売を行う。
株式会社ビームス
ビームス・レディースショップの経営、オリジナル衣料品の製造、海外衣料品・雑貨の輸入および販売を行う。
株式会社ビームス クリエイティブ
商品開発、店舗開発、マーケット開発に関する調査・企画・制作、宣伝販促に関する企画制作、音楽制作・出版を行う。

社名の由来

現社長・設楽洋の父・悦三はダンボール工場を営んでいた。1975年にオイルショックで紙の値段が高騰しダンボール工場の経営が悪化。若者向けのファッションの店をしたいという洋に提案。悦三の妻は猛反対したが、寝耳に水だった洋は渋々、アメリカのライフスタイルを売る店にしようと提案しそれを手伝うことにした。サラリーマンをしながら二足のわらじを履いて、1976年に東京・原宿に出店したがまだ周囲に服屋はなかったと言う。1号店はわずか6.5坪だった。店の名前は父親の会社「新光株式会社」の一文字「光」をとってビームスと名付けた[1]

歴史

創業期

創業者の設楽悦三はもともと1953年創業で段ボール類を製造する新光株式会社を経営していたが、1975年頃に新宿の飲み屋で知り合った人物に紹介された重松理(後のユナイテッドアローズ創業者・名誉会長)を店長として1976年、原宿に6坪の洋品店「AMERICAN LIFE SHOP BEAMS」を開業させた[2]。同店はアメリカ西海岸のカジュアル衣料を直輸入して大成功を収め、1977年には2号店を渋谷の通称「ファイヤー通り」に出店している。

創業期の同社を支えたのは、平凡出版(現マガジンハウス)との深い繋がりだった。設楽悦三の息子である設楽洋(現ビームス社長)はこの当時、電通に勤務していたが、慶應義塾大の学生であった頃に知り合った小黒一三が平凡出版に勤務していたことから、同社は小黒を通して当時『ポパイ』の編集者だった石川次郎松山猛北村勝彦への人脈を築いた。『ポパイ』編集部はビームスにアメリカのファッションの情報を提供し、ビームスがそれを買い付け、『ポパイ』誌面ではそれらのファッションを紹介するというサイクルが成立し、ビームス躍進の原動力となった[3]

1980年代

1983年、設楽洋は設楽悦三の病気を機に電通からビームスに移り、専務取締役としてマーケティングを担当した。一方、創業期からバイヤーを務めていた重松理は常務取締役としてバイヤーたちを統轄し、新たなレーベルを次々に開発していった。この時期、ビームスの会社の規模は大きく成長し、1989年にはホンダと組んで鈴鹿の8時間耐久レースに出場させたチームが初出場で優勝という快挙も成し遂げた。しかしこの翌日、重松理を始めとする役職付社員30人程度が一斉に辞表を提出[4]。大手アパレル企業であるワールドをスポンサーに付けて新たにビームスと競合するセレクトショップ「ユナイテッドアローズ」を創業した。

1990年代

重松理らの大量離脱によってビームスは大混乱に陥ったが、松山両三、南馬越一義ら若いバイヤーを抜擢して苦境を脱した。また世界文化社の『ビギン』との間に密接な関係を構築し、同誌が頻繁にビームスの取り扱い商品を紹介したことでビームスは更に売り上げを増やしていった。 なお、重松理らがビームスから独立してユナイテッドアローズを設立したことをきっかけに設楽洋氏と重松理氏との関係が断絶されたわけではなく、メディアで対談を行ってお互いのことを褒め合うなど、お互いに尊敬し合っていて今でも良好な友人関係が続いてる事が判明している[5]

展開レーベル

BEAMS
ビームスの基幹ライン。"BASIC & EXCITING"をテーマにカジュアルなファッションアイテムを展開。
BEAMS F
スーツなどの重衣料を基本としたドレスライン。
International Gallery BEAMS
インポートや高級感のあるモードデザイン。BEAMSの中での上級レーベル。
Ray BEAMS
レディースレーベル
BEAMS BOY
レディースレーベル。Ray BEAMSよりボーイッシュなレーベル。
B:MING by BEAMS
幅広い世代に向けてメンズ&ウィメンズのカジュアルからビジネス、キッズやベビー、雑貨も展開。
BEAMS T
Tシャツを中心のレーベル。
BEAMS+
大人のアメリカンカジュアル。
B印YOSHIDA
ビームスと吉田カバンの共同レーベル。PORTERとの別注アイテムなどを展開。
mmts(マミタス)
中川翔子との共同プロデュースブランド。"しょこたん"の世界観を表したオリジナルアイテムを販売。またこのブランドの売り上げの一部はといった動物たちを保護してる動物保護団体への寄付金として使用されている。
BEAMS mini
3歳〜7歳向けのファッションアイテムレーベル。
BEAMS GOLF
ゴルフ用品専門のレーベル。女子プロゴルファー渋野日向子が愛用しているブランドとしても有名である[6][7][8]
VAPORIZE(ヴェイパライズ)
2001年スマッシング・パンプキンズギタリストである、ジェームス・イハがビームスのバイヤー山崎勇次と出会ったことによって立ち上げたブランド。
JOIÉVE(ジョエブ)
ビームス社員の三條場夏海が社内コンペを勝ち抜いて立ち上げたレーベル。

関連書籍

今までCMやイメージキャラクターに起用したことのある芸能人など

脚注

  1. ^ テレビ東京『カンブリア宮殿』出演時・設楽洋の発言にて
  2. ^ 山口淳『ビームスの奇跡』世界文化社、2006年、52-53ページ
  3. ^ 山口前掲書、175-177ページ
  4. ^ 山口前掲書、70-102ページ
  5. ^ ビームスとUA、2大セレクトのリーダーが語る過去と未来
  6. ^ [https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67234 ビームス ゴルフがゴルフウエア界で“独り勝ち”している理由 渋野フィーバーで大注目]
  7. ^ 渋野日向子が明かす「服のセンスがなかった私がゴルフウェアにハマった理由」
  8. ^ 全英V渋野のウェア一部完売 ビームスに問い合わせ殺到

関連項目

外部リンク