流山市

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ながれやまし
流山市
Flag of Nagareyama, Chiba.svg
流山市市章(1957年町章として制定)
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
団体コード 12220-3
面積 35.32km2
総人口 178,063
推計人口、2016年6月1日)
人口密度 5,040人/km2
隣接自治体 松戸市柏市野田市
埼玉県三郷市吉川市
市の木 ツゲ
市の花 ツツジ
流山市役所
所在地 270-0192
千葉県流山市平和台1丁目1番地1
北緯35度51分22.7秒東経139度54分10.4秒
流山市役所
外部リンク 流山市

流山市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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流山市(ながれやまし)は、千葉県北西部の東葛地域に位置する。人口約17万人で、千葉県内では八千代市に次いで8位である。旧葛飾郡東葛飾郡)。明治期には葛飾県庁が置かれた。通勤率は、東京都特別区部へ33.5%、柏市へ12.5%(いずれも平成22年国勢調査)。

概要[編集]

現在は住宅都市となっているが、かつては江戸川利根運河を利用した水運で栄え、一時期葛飾県庁が置かれていた。1950年代以降、江戸川台や松ケ丘を中心に住宅開発が行われ始め、市内各所が住宅街となる。1970年代までに流鉄流山線東武アーバンパークライン(野田線)JR武蔵野線が市内に通るものの、それぞれが市内で接続せず、地域ごとの繋がりが薄い市となっていたが、2005年平成17年)のつくばエクスプレス開通により、それらの地域が結ばれ、現在は流山おおたかの森駅を市の新拠点として整備している。

地理[編集]

流山市は、千葉県の北西部、関東平野の中に位置する。東葛飾地域に属し、旧東葛飾郡の中部に当たる。東京都心から約25km。市の西境を江戸川が南北に流れ、江戸川の対岸は埼玉県である。また、市の北部には利根運河が流れる。

地勢[編集]

市の面積は35.28 km²で、県内では5番目に面積の小さい市である。市域は南北に長く、江戸川沿い及び市の南部は平坦な低地、市の中部や北部は下総台地の一部を構成して緩やかな高低差の台地となっており、ほぼ全域が住宅街や農地などになっている。

河川等[編集]

隣接している自治体[編集]

地域[編集]

町・大字[編集]

流山市には現在52の町・大字がある。流山市では住居表示は行っていないが、土地区画整理事業に合わせて地番整理を行っている。また、市内の地名にある「ケ」は、すべて大きい「ケ」である。丁目は、加、三輪野山のみ漢数字で、それ以外は算用数字である[1]

歴史[編集]

近世以前[編集]

下総国に属する。18世紀頃から江戸川の水運のための河岸ができ、みりんの製造で栄えた。幕末期には新選組が本陣を置いたが、新政府軍に包囲されたため隊長の近藤勇が出頭し、盟友土方歳三との離別の地となった。

近代以降[編集]

  • 1951年昭和26年)4月1日 流山町(1次)、新川村および八木村が合併し、江戸川町が成立。

旧町村[編集]

  • 流山町 - 旧市街地を初めとする現在の流山市南部。
  • 八木村 - 向小金から初石近辺までを含めた市中部及び東部。
  • 新川村 - おおむね江戸川台以北の市北部。

人口[編集]

つくばエクスプレス開通後は市外からの転入者が相次ぎ、開業4年半後には人口が約1万人増え、2009年(平成21年)4月時点の年齢別人口では、35〜39歳が1万4,151人で、長年最多だった団塊世代(60〜64歳)の1万2,609人を抜いた[4]

Demography12220.svg
流山市と全国の年齢別人口分布(2005年) 流山市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 流山市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
流山市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 56,485人
1975年 82,936人
1980年 106,635人
1985年 124,682人
1990年 140,059人
1995年 146,245人
2000年 150,527人
2005年 152,641人
2010年 163,994人
総務省統計局 国勢調査より

行政[編集]

「都心から一番近い森の街」を目指し、「グリーンチェーン戦略」を行っている[5]

市長[編集]

当市の財政力指数は0.91であり、行政職員の平均月額給料は38.6万円となっている。法人税割は小規模企業について12.3%の自治体が多いところ、当市では一律14.7%となっている。都市計画税は0.3%で、三郷市0.15%、吉川市・野田市・春日部市0.2%、松戸市0.23%、柏市・我孫子市0.3%などと比較して若干高い。

立法[編集]

市議会[編集]

  • 定数:28名
  • 任期:2015年(平成27年)5月6日〜2019年(平成31年)5月5日
  • 議長:海老原功一(自由民主党)
  • 副議長:青野直(流政会)
会派名 議席数 議員名(◎は代表)
流政会 8 ◎森亮二、野田宏規、近藤美保、大塚洋一、坂巻儀一、石原修治、笠原久恵、青野直
自由民主党 5 ◎根本守、加藤啓子、中村彰男、中川弘、海老原功一
新風流山 5 ◎藤井俊行、西尾段、森田洋一、楠山栄子、西川誠之
公明党 4 ◎秋間髙義、戸辺滋、野村誠、斉藤真里
日本共産党 4 ◎乾紳一郎、植田和子、徳増記代子、小田桐仙
無会派 2 菅野浩孝、阿部治正
28

県議会[編集]

  • 選挙区:流山市選挙区
  • 定数:2名
  • 任期:2015年(平成27年)4月30日〜2019年(平成31年)4月29日
氏名 会派名 当選回数
武田正光 自由民主党千葉県議会議員会 3
小宮清子 県民ネット・社民無所属 5

衆議院[編集]

議員名 党派名 当選回数
齋藤健 自由民主党 3

経済[編集]

産業[編集]

  • 主な産業
  • 産業人口(2000年国勢調査)
    • 第一次産業 1,113人
    • 第二次産業 17,766人
    • 第三次産業 53,371人

市内に本社を置く主要企業[編集]

主な商業施設[編集]

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

教育[編集]

幼稚園[編集]

公立幼稚園

  • 流山市幼児教育支援センター附属幼稚園


私立幼稚園

  • このはな幼稚園
  • 江戸川台ひまわり幼稚園
  • 神愛幼稚園
  • 一の台幼稚園
  • 平和台幼稚園
  • 八木幼稚園
  • 黒川幼稚園
  • みやぞの幼稚園
  • 南流山幼稚園
  • 暁星国際流山幼稚園


小学校[編集]

市立小学校[編集]

  • 流山市立東小学校
  • 流山市立江戸川台小学校
  • 流山市立小山小学校
  • 流山市立新川小学校
  • 流山市立長崎小学校
  • 流山市立鰭ヶ崎小学校
  • 流山市立南流山小学校
  • 流山市立向小金小学校
  • 流山市立八木北小学校
  • 流山市立八木南小学校
  • 流山市立おおたかの森小学校


私立小学校[編集]

  • 暁星国際流山小学校
  • 流山市立八木北小学校は校地の半分以上が柏市となっている。逆に柏市立光ヶ丘小学校は校地の9割以上は流山市であり、住所も流山市向小金となっている。学区はあくまでそれぞれ設置した市の児童を対象にしている。

中学校[編集]

市立中学校


高等学校[編集]

公立

大学[編集]

私立

短期大学[編集]

私立

専修学校[編集]

私立

医療学校[編集]

私立

その他学校[編集]

特別支援学校

  • 千葉県立特別支援学校流山高等学園(千葉県立で唯一、高等部のみ単独設置されている特別支援学校)

社会教育施設[編集]

図書館[編集]

  • 流山市立図書館
    • 流山市立中央図書館
      • 南流山分館
      • 北部分館
      • 初石分館
      • おおたかの森こども図書館
    • 流山市立森の図書館
    • 流山市立木の図書館

博物館[編集]

福祉[編集]

保育所[編集]

公立保育所(保育園)

  • 中野久木保育所
  • 平和台保育所
  • 江戸川台保育所
  • 向小金保育所
  • 東深井保育所


私立保育所(保育園)

  • なかよし保育園
  • おおたかの森ナーサリースクール
  • 八木北保育園
  • 松の実保育園
  • 流山セントラルナーサリースクール
  • かやの木保育園
  • みやぞの保育園
  • 生活クラブ風の村わらしこ保育園流山
  • 南流山聖華保育園
  • 城の星保育園
  • 森の葉保育園
  • 聖華いつき保育園
  • どがわ森の保育園
  • ロータスキッズスクエア
  • 名都借みらい保育園
  • おおたかの森聖華保育園
  • 城の星おおたかの森保育園
  • えどがわ南流山保育園
  • ぽけっとランド江戸川台駅前保育園
  • けやきの森保育園おおたかの森園
  • おおたかの森ヒルズナーサリースクール
  • 聖華マリン保育園
  • 慶櫻おおたかの森保育園
  • 暁の星保育園
  • 南流山保育園ひびき


交通[編集]

鉄道路線[編集]

当初は常磐線が市中心部を通る予定であったが、結局は柏駅を通って我孫子駅に向かうルートとなった。これは鉄道忌避運動の影響であるという説があるが、実際は、常磐線を建設した日本鉄道と政府との間でのやり取りの結果、上野-南千住というルートを東京側の起点とすることが決まったため、南千住から水戸方面へ向かう際の最短ルートとなる水戸街道沿いに線路が敷設された、ということが真相とされる[7]。市内に常磐線の駅はないが、北小金駅(松戸市)〜南柏駅(柏市)の途中(国道6号との立体交差付近)で市内を通過する。そのため、東部地区の住民はこの2駅を利用することが多く、南柏駅発着の流山市によるコミュニティバスが(京成バス松戸営業所東武バスイースト西柏営業事務所によって)運行されている。

流山市の中心駅は流鉄流山駅であるが、JR武蔵野線開業で中心駅機能は南流山駅に移り、TX開業で中心駅機能は流山おおたかの森駅に移りつつある。

路線バス[編集]

道路[編集]

観光[編集]

名所・旧跡[編集]

祭事[編集]

  • 流山市民まつり

出身有名人[編集]

ゆかりの人物[編集]

流山を舞台(モデル)とした作品[編集]

原作 : ましま蒼樹、作画 : はたのさとしによる野球漫画。「漫画アクション」の2012年2月21日号より2013年7月2日号まで連載された。流山市内の建物や店名などが登場する。
2012年10月には流山市生涯学習センターで「球世主!!」展が開催された[8]
小杉光太郎によるストーリー4コマ漫画。2014年7月〜9月にTBSテレビ他にてテレビアニメが放映された。作中では「流川市」となっているが、地形や産業などの特徴は流山がモデルであり、市内の主な建物や風景も作中に登場する。
なお流山市商工課と作中に登場する流川市ふるさと振興課はアニメ放送中の2014年9月に業務提携を行った[9]
2014年5月に公開された耶雲哉治監督による日本映画。流山市フィルムコミッションがロケ撮影に協力している。

市外局番[編集]

流山市の市外局番は全域で「04」である。以前は我孫子市、柏市、野田市、流山市を対象とした市外局番は0471であったが、市内局番の不足に伴い、2002年(平成14年)2月よりこれまでの「0471」の市外局番のうち、「71」を市内局番にまわし、市外局番を「04」に変更した。

桁を2つずらした理由には、市内局番の初めを「1」から始めてはいけない決まりによるもので、桁ずれによる市外局番2桁化はこれが初例となった。埼玉県の「042-9」、千葉県鴨川市などの「0470」のうち市内局番の先頭が9の地域の市外局番も「04」に変更されており、これらの市外局番04地域に電話をかける場合は04を最初に回すことになる。ただし、天気予報は従来と同じく「0471-177」である。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 市内字(あざ)一覧表”. 流山市. 2014年6月2日閲覧。
  2. ^ 昭和27年6月20日、総理府告示第159号
  3. ^ 昭和27年11月6日、総理府告示第255号
  4. ^ 毎日新聞』2010年1月23日
  5. ^ 流山グリーンチェーン戦略について”. 流山市. 2009年10月26日閲覧。
  6. ^ 能登町と姉妹都市締結”. 流山市. 2012年2月17日閲覧。
  7. ^ 青木栄一『鉄道忌避伝説の謎』 吉川弘文館、2006年、83-95頁、ISBN 9784642056229
  8. ^ ぐるっと流山 「球世主!!」展”. 流山市. 2015年5月20日閲覧。]
  9. ^ 流山市商工課流山本町・利根運河ツーリズム推進室と流川市ふるさと振興課との業務提携決定! - 普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。広報室BLOG、2014年9月12日配信

外部リンク[編集]

行政
観光

座標: 北緯35度51分22.7秒 東経139度54分10.3秒 / 北緯35.856306度 東経139.902861度 / 35.856306; 139.902861