ワールド (企業)
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| 種類 | 株式会社 |
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| 市場情報 |
大証1部(廃止) 3596 1993年11月 - 2005年11月 |
| 本社所在地 |
〒650-8585 兵庫県神戸市中央区港島中町六丁目8番1号 |
| 設立 | 1959年1月13日 |
| 業種 | 繊維製品 |
| 法人番号 | 4140001024328 |
| 事業内容 |
婦人、紳士及び子供衣料品並びに服飾装身具の縫製加工業 その商品の卸売業及び小売業 |
| 代表者 |
代表取締役会長 寺井秀藏 代表取締役社長執行役員 上山健二 |
| 資本金 |
130億11百万円 (2015年3月末現在) |
| 売上高 |
連結:2,782億14百万円 (2016年3月期) |
| 営業利益 |
連結:116億68百万円 (2016年3月期) |
| 純利益 |
連結:7億43百万円 (2016年3月期) |
| 従業員数 |
単独:1,352名 (2015年9月末現在) |
| 決算期 | 3月31日 |
| 主要株主 |
合同会社ハーバーホールディングスエックス 65.9% (2015年3月末現在) |
| 主要子会社 | #関連会社参照 |
| 関係する人物 |
畑崎廣敏 木口衛 |
| 外部リンク | corp.world.co.jp |
| 特記事項: 注:2006年4月1日にMBO目的で(旧)株式会社ワールド(以下、旧法人)を吸収合併。なお、旧法人は1990年4月1日に株式額面変更を目的として(旧旧)株式会社ワールド(以下、旧旧法人)を吸収合併している。旧法人は1949年4月20日、旧旧法人は1959年1月13日設立。 | |
株式会社 ワールド(英文表記:World Co., Ltd.)は、兵庫県神戸市中央区港島中町に本社を置く大手アパレルメーカーである。
目次
概要[編集]
神戸市の中小アパレルメーカーである光商会(現:株式会社エンパイアー)の社員(当時)である畑崎廣敏と木口衛の2人が光商会を退社後1959年(昭和34年)に独立して創立、木口が社長、畑崎が専務となり(1972年からは畑崎が社長となり木口は会長に就任しこの体制が1995年まで続いた)二人三脚で大手アパレルメーカーに成長させた。
神戸市にポートアイランドが誕生した際に現在のワールド本社ビル群を建設しポートアイランドに所在するファッションタウンの中核を形成したほか、ワールドからの寄附金20億円を基に神戸市が設置した多目的ホールであるワールド記念ホールを完成させるなど、地元神戸市の振興にも尽力している。
多くのアパレルメーカーが1社1ブランドの経営戦略を取っているのとは対照的に、ワールドは創業以来多ブランド戦略を展開している。またブランドの広告や店舗設計に際して、ワールドという社名ではなくブランドのみを前面に出してプロモーションを行うのも創業以来の特徴である。この多ブランド戦略でワールドはカジュアルからフォーマルまでかつ幅広い年齢層を顧客とすることに成功している。2007年(平成19年)には当社単体で国内アパレルメーカー首位となる年間3,000億円を超える売上高を達成した。
ワールドのステートメント(一般企業の経営理念に相当)は、創造全力、価値共有。つねに、その上をめざして。
他社に先駆けた買収防衛策[編集]
経済のグローバル化に伴う企業買収を回避し安定経営を図る目的から、2005年(平成17年)に経営陣による自社株式取得(MBO)を行うことになり次の3段階で実施された。当時企業買収防衛策が一般的でなかった中で実施されたため話題となった。産業活力再生特別措置法に基づき経済産業省の後押しも受けた特徴ある企業買収防衛策でもある。
- 既設の休眠会社二社を株式会社 ハーバーホールディングスアルファ(以下、アルファ社)株式会社 ハーバーホールディングスベータ(以下、ベータ社)とし、株式会社 ワールド(旧法人、以下旧ワールド)代表取締役社長の寺井秀藏個人がベータ社に100%出資し、ベータ社がアルファ社に100%出資する資本関係とした。この時点では二社とも旧ワールドと資本関係が一切ない状態であった。
- 7月27日から9月1日にかけてアルファ社がTOBにより旧ワールド株主から株式を取得し、アルファ社は旧ワールドに94%出資する親会社になった。その後残り6%の旧ワールド株主に対して同年11月1日付で株式交換を実施し、旧ワールドはアルファ社の完全子会社になった。
- 2006年(平成18年)4月1日にアルファ社が存続会社、旧ワールドが被合併会社となる吸収合併を実施。同日アルファ社は旧社名と同一である株式会社 ワールドに商号変更した。
リストラ断行[編集]
ワールドは2000年代から、他のアパレル企業に先駆けてショッピングセンター(SC)へと販路を広げ成長を続けてきた。しかし、SC内の店舗間の競争が激化し、ブランドの同質化や、割引販売の常態化が指摘されていた[1]。また消費増税や円安さらには、ユニクロなどファストファッションの台頭などによって業績が低迷していた。
2015年4月には、長崎屋社長やぐるなびの副社長を歴任し、常務執行役員COOを務めていた上山健二が初の創業家以外で社長に就任した[2][3]。同5月には上山の指揮の下、全国の直営店約2800店のうち400~500を閉鎖。ブランドは約100種類のうち10~15を廃止する3カ年の経営計画を発表した[4]。さらに同6月には、本社社員の約4分の1にあたる500人前後に対し早期退職を募ることも明らかとされ[5][6]、453名が応募した[7]。応募者は同9月20日に退社する[8]。
沿革[編集]
- 1959年(昭和34年) 神戸市中央区 に株式会社 ワールド設立。
- 1967年(昭和42年) トータルコーディネイトブランドコルディアを開発。
- 1977年(昭和52年) CI(コーポレートアイデンティティ)導入。
- 1981年(昭和56年) 売上高1,000億円を達成。
- 1984年(昭和59年) 神戸市中央区ポートアイランドにワールド本社ビル竣工。
- 1984年(昭和59年) 神戸市中央区にワールド記念ホール竣工。
- 1984年(昭和59年) ラグビーチームワールドファイティングブル設立。
- 1993年(平成5年) 初のSPAブランドOZOCを開発、小売事業に進出。
- 1993年(平成5年) 大阪証券取引所第二部に上場。
- 1998年(平成10年) 東京証券取引所第二部に上場。
- 1999年(平成11年) 東京証券取引所第一部、及び大阪証券取引所第一部上場。
- 2002年(平成14年) 売上高2,000億円を達成。
- 2005年(平成17年) TOB及び株式交換にて株式会社 ハーバーホールディングスアルファの完全子会社となり上場廃止。
- 2006年(平成18年) アルファ社が(旧)株式会社ワールドを合併し株式会社 ワールドに商号変更。
- 2007年(平成19年) 東京都港区にワールド北青山ビル竣工。
- 2007年(平成19年) 売上高3,000億円を達成。
- 2017年(平成29年) 持株会社体制に移行。
- 2018年(平成30年)9月28日に(新)株式会社 ワールドが東京証券取引所第一部へ再上場[9][10][11][12]。
ブランド[編集]
レディース[編集]
- アダバット(adabat) ゴルフウェアー
- アルブム(ALBUM)
- アルヴィーボ(ALVIVO)
- アナトリエ(anatelier)
- ペンアンドハンド(Pen & Hand)
- アクアガール(aquagirl)
- クローラ(CROLLA)
- アンジュノワール(L'AngeNoir)
- アンタイトル(UNTITLED)
- アンタイトル トール(UNTITLED トール)…大きめサイズのUNTITLED
- インテレクション(INTELLECTION)
- インディヴィ(INDIVI)
- インディヴィ ラージ(INDIVI ラージ)…大きめサイズのINDIVI
- インディヴィ スモール(INDIVI スモール)…小さいサイズのINDIVI
- インディヴィ ストロベリー(INDIVI ストロベリー)
- インディヴィ ヤングクローバー(INDIVI ヤングクローバー)
- インディヴィ ギャレスト(INDIVI ギャレスト)
- インデックス(INDEX)
- ヴォイスメール(VOICEMAIL)
- エアパペル(AIRPAPEL)
- オゾック(OZOC)
- クード シャンス(COUP DE CHANCE)
- コルディア(CORDIER)
- ジ・エンポリアム(THE EMPORIUM)
- スーナ ウーナ(Suna Una)
- スープ(SOUP)
- ソウル オブ フリーダム!(SOUL OF FREEDOM!)
- ビーアンエンジェル(BE AN ANGEL)
- ファウンドフレス(found fles)
- ブロンシェ(BLANCE)
- ベースステーション(BASE STATION)
- ベースコントロール(BASE CONTROL)
- ミニマム(MINIMUM)
- リザ(LIZA)
- リフレクト(Reflect)
メンズ[編集]
- アンタイトルメン(UNTITLE MEN)
- タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)
- TAKEO KIKUCHIのカジュアルライン"TK TAKEOKIKUCHI"として発足、後にブランドリニューアル。
- ベースステーション(BASE STATION)
- ベースコントロール(BASE CONTROL)
ブランド編集型[編集]
- オペークドットクリップ(OPAQUE.CLIP)
- オルベネ(ORBENE)
- サウサリート(SAUSALITO)
- シューラルー(SHOO LA RUE)
- スタイルジャム(Style jam)
- ビージップ(Bee Zip)
- ピンク ラテ(PINK-latte)
- ラ ロトンダ(LA ROTONDA)
- リザ(LIZA)
- フラクサス(FLAXUS)
ファミリー・雑貨[編集]
- コキュ(COCUE)
- サンカンシオン(3can4on)
- チッカチッカブーンブーン(CHICKA CHICKA BOOM BOOM)
- TK サップキッド(TK SAPKID)
- ハッシュアッシュ(HUSHUSH)
- ヒロコハヤシ(HIROKO HAYASHI)
- フラワージェリー(Flower Jelly)
- ファーラウトビヨンド(far-out beyond)
- フレイバーミュー(FLAVOR MIEUX)
- ヘンゼル&グレーテル(HANSEL & GRETEL)
靴・雑貨・アクセサリー[編集]
- パサージュ ミニョン(passage mignon)
- オフザウォール (off the wall)
- ビーアンエンジェル (BE AN ANGEL)
- コキュ (COCUE)
- ヒロコ ハヤシ (HIROKO HAYASHI)
- ココシュニック (COCOSHNIK)
コマーシャル出演者[編集]
- 武田真治 - OZOC
- 相川七瀬 - OZOC
- 浅野忠信 - TAKEO KIKUCHI
- りょう - CORDIER
- 山口智子 - UNTITLED
- 安室奈美恵 - UNTITLED
- 篠原涼子 - Reflect
- ハンソン - INDEX
ワールド本社ビル概要[編集]
- 建築主・所有者 - 株式会社ワールド
- 所在地 - 神戸市中央区港島中町6-8-1
- 竣工 - 1984年2月
- 規模 - 地上26階、地下1階
- 高さ - 最高部117.43m
- 延床面積 - 34,844m2
- 設計 - 竹中工務店
- 施工 - 竹中工務店
- アクセス - 三宮駅・神戸空港駅よりポートライナー市民広場駅徒歩5分。
関連会社[編集]
国内ブランド事業[編集]
- 株式会社フィールズインターナショナル
- 株式会社エクスプローラーズトーキョー
- 株式会社ワールドライフスタイルクリエーション
- 株式会社ワンズテラス
- 株式会社ファッションクロス
- 株式会社ココシュニック
- 株式会社ケーズウェイ
- 株式会社スタイルフォース
- 株式会社アルカスインターナショナル
- 株式会社ワールドフランチャイズシステムズ
- 株式会社ワールドアンバー
- 株式会社ワールドインベストメントネットワーク
- 株式会社インターキューブ
- 株式会社イノベーションリンク
海外ブランド事業[編集]
- 台湾和亜留土股份有限公司
- World Saha Fashion Co., Ltd.
- World Korea Co., Ltd.
- 世界連合時装(上海)有限公司
プラットフォーム事業[編集]
- 株式会社ワールドプロダクションパートナーズ
- 株式会社ワールドインダストリーファブリック
- 株式会社ワールドインダストリーニット
- 株式会社ワールドジャージサプライ
- 株式会社ワールドインダストリー富山
- 株式会社センワ
- 株式会社フレンチブルー
- 株式会社ラ・モード
- 株式会社イディオム
- 世界時興(上海)貿易有限公司
- 株式会社ワールドストアパートナーズ
- 株式会社ファッション・コ・ラボ
- 株式会社ワールドスペースソリューションズ
- 株式会社ワールドビジネスサポート(特例子会社)
関連項目[編集]
- ワールドストアパートナーズ
- ワールド・オブ・エレガンス - かつてFM東京で放送されていたラジオ番組
- ワールド記念ホール
- ワールドファイティングブル - かつて存在したワールドが母体の社会人ラグビーチーム
- 六甲ファイティングブル - ワールドとサポーター契約を結んでいるラグビーのクラブチーム
その他[編集]
- 1990年代後半に関東を本拠とする消費者金融会社、ワールドファイナンス(2011年廃業[13])の「ワールド」の広告看板に対して、「当社と紛らわしい」と使用差し止めを求め訴訟を行い勝訴[14]。ワールドファイナンス側は広告看板に小さく「ファイナンス」の文字を付け加えた。
- 2009年(平成21年)10月、ディー・エヌ・エー(DeNA)と業務提携しアパレルに特化したBtoBマーケットプレイス「バイヤーズクラブ」を2010年1月末に開設。
脚注[編集]
- ^ “ワールド、500店閉鎖 不採算ブランドも廃止”. 日本経済新聞. (2015年5月19日) 2015年7月13日閲覧。
- ^ “ワールド社長に上山氏、創業家以外から初”. 日本経済新聞. (2015年3月31日) 2015年7月13日閲覧。
- ^ “ワールドが社長交代、上山COOが就任”. WWDJAPAN.com. (2015年3月31日) 2015年7月15日閲覧。
- ^ “ワールドが不採算の400~500店閉鎖”. 神戸新聞. (2015年5月19日) 2015年7月13日閲覧。
- ^ “ワールドが500人の早期退職実施 本社社員の4分の1削減”. WWDJAPAN.com. (2015年6月27日) 2015年7月13日閲覧。
- ^ 「ワールド、早期退職500人募集 全社員の4分の1」『日本経済新聞電子版』 2015年6月27日
- ^ “ワールド、希望退職に全社員の4分の1が応募”. 日本経済新聞. (2015年8月12日) 2015年8月23日閲覧。
- ^ “ワールドの希望退職者が453人に”. WWDJAPAN.com. (2015年8月12日) 2015年8月23日閲覧。
- ^ MBO実施による非上場化から13年経ての再上場についてワールド 2018年8月22日
- ^ 新規上場会社概要 株式会社ワールド東京証券取引所 2018年8月22日
- ^ 新規上場に係る市場区分の決定(市場第一部):(株)ワールド東京証券取引所 2018年9月18日
- ^ 当社株式の東京証券取引所市場第一部への所属決定に関するお知らせワールド 2018年9月18日
- ^ 業務改善命令東京都産業労働局2015年12月2日
- ^ 営業表示「ワールド」の不正競争防止法違反事件(3)(日本ユニ著作権センターサイトより)