マルコ・エストラーダ

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マルコ・エストラーダ
Marco Estrada
トロント・ブルージェイズ #25
Marco Estrada 2016.jpg
2016年のエストラーダ
基本情報
国籍 メキシコの旗 メキシコ
出身地 ソノラ州シウダーオブレゴン英語版
生年月日 1983年7月5日(33歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2005年 ドラフト6巡目(全体174位)でワシントン・ナショナルズから指名
初出場 2008年8月20日 フィラデルフィア・フィリーズ
年俸 $1,955,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム メキシコの旗 メキシコ
WBC 2013年

マルコ・R・エストラーダMarco R. Estrada, 1983年7月5日 - )は、メキシコソノラ州シウダーオブレゴン英語版出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBトロント・ブルージェイズに所属。

経歴[編集]

アマチュア時代[編集]

メキシコ北部のソノラ州で生まれ、6歳の時に家族でカリフォルニア州サンフェルナンド・バレーに移住[2]カリフォルニア州立大学ロングビーチ校英語版に進学した。

プロ入りとナショナルズ時代[編集]

2005年MLBドラフト6巡目(全体174位)でワシントン・ナショナルズから指名され、入団。

2008年8月にメジャーデビューを果たすが、不安定な投球が続き、メジャーには定着できなかった。。

ブルワーズ時代[編集]

2010年2月3日ウェーバーミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[3]。シーズンでは、肩を痛めたこともあり、メジャーとマイナーで合計14試合しか登板できなかった[4]

2011年はオープン戦で好投し、ザック・グレインキーが復帰するまでの代役として開幕ローテーションに入った[4]。グレインキーが復帰した後は、主にロングリリーバーとして活躍し、自己最多の43試合に登板した。

2012年クリス・ナーブソンが故障で離脱したため、代わりに先発ローテーションに入った。シーズンオフにブルワーズと195万5000ドルで一年契約を結んだ[5]

2013年開幕前の3月には、第3回WBCメキシコ代表に選出された[6]

ブルージェイズ時代[編集]

2014年11月1日アダム・リンドとのトレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した[7]

ブルージェイズ加入1年目となる2015年は、年間通じて先発ローテーションに入って投げた。規定投球回に達し、いずれも自己記録を大幅に更新する13勝・防御率3.13を記録し、大ブレークを果たした。また、前年比で約30.0イニング増えた一方で被本塁打の本数を減らし、ホームランを浴びる割合を低下させた。オフの11月2日にFAとなった[8]が、13日にブルージェイズと2年契約を結んだ[9]

2016年は、前半戦で16試合に先発登板し、防御率2.93・5勝3敗・被打率.173という好成績[10]を残してオール・スターのメンバーに選出された (故障の為、出場辞退) 。レギュラーシーズンでは29試合に先発登板し、2年連続で規定投球回に到達。防御率3.48・9勝9敗と惜しくも2年連続2ケタ勝利とはならなかったが、ここ4シーズンでは最高の奪三振率8.4をマークするなど、一定の成果も残した。

投球スタイル[編集]

平均球速143km/hの速球フォーシームカットボール)が投球全体の約55~60%を占め、変化球は120km/h台のチェンジアップが約30%、残りを同じく120km/h台のカーブとしている。カットボールは2011年から投げるようになったが、同年以外は1シーズンに数球投げる程度だった。2016年からは再び多投しており、速球の3分の1(全体の約20%)を占めるようになった。また以前はツーシームも投げていたが、2011年をピークに徐々に少なくなり2014年以降は使用していない[11]
かつては、奪三振率が高いものの制球難だったが、近年では制球力が大幅に改善され与四球率が例年2点台と高水準をキープしている。一方で、球速は年々低下しており、現在は平均球速143km/hの速球2011年頃は147km/hを計測していた。またそれに比例するように三振能力も低下しており、投球イニングとほぼ同数の三振(奪三振率9.00前後)を奪っていたが、2014年年は奪三振率7.59、2015年は6.51となっている。被本塁打が多く2014年にはリーグ最多の29本を喫しており、メジャー昇格後は一度も被本塁打率1.00を下回ったことがない[12]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2008 WSH 11 0 0 0 0 0 0 0 3 ---- 63 12.2 17 4 5 1 2 10 0 0 13 11 7.82 1.74
2009 4 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 33 7.1 6 1 4 0 0 9 1 0 6 5 6.14 1.36
2010 MIL 7 1 0 0 0 0 0 0 0 ---- 58 11.1 14 3 6 0 1 13 2 0 13 12 9.53 1.77
2011 43 7 0 0 0 4 8 0 4 .333 381 92.2 83 11 29 2 2 88 4 2 45 42 4.08 1.21
2012 29 23 0 0 0 5 7 0 1 .417 562 138.1 129 18 29 0 0 143 4 1 62 56 3.64 1.14
2013 21 21 0 0 0 7 4 0 0 .636 512 128.0 109 19 29 0 2 118 3 0 56 55 3.87 1.08
通算:6年 115 53 0 0 0 16 20 0 8 .444 1609 390.1 358 56 99 3 7 381 14 3 195 181 4.17 1.18
  • 2013年度シーズン終了時

獲得タイトル・表彰・記録[編集]

背番号[編集]

  • 55 (2008年 - 2009年)
  • 45 (2010年)
  • 41 (2011年 - 2014年)
  • 25 (2015年 - )

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ "Milwaukee Brewers 2012 Player Salaries and Team Payroll," ESPN.com. 2013年12月25日閲覧。
  2. ^ Ballesteros, Fernando(2008-09-22). Soy mexicano: Marco Estrada. RIO DOCE.com.mx(スペイン語). 2011年10月2日閲覧
  3. ^ Brewers claim right-hander Estrada. ESPN.com(英語). 2011年10月2日閲覧
  4. ^ a b Estrada summoned; Merklinger designated. JSOnline(英語). 2011年10月2日閲覧
  5. ^ Kruth, Cash (2013年1月18日). “Axford among trio to avoid arbitration with Brewers”. MLB.com. 2013年1月18日閲覧。
  6. ^ 2013 Tournament Roster WBC公式サイト 英語 2015年9月5日閲覧
  7. ^ Blue Jays acquire Estrada from Brewers for Lind
  8. ^ Transactions | bluejays.com” (英語). MLB.com (2015年11月2日). 2015年11月3日閲覧。
  9. ^ Jonathan Mayo (2015年11月14日). “Qualifying offers will reshape 2016 Draft Rasmus, Wieters, Anderson accept; Estrada gets two-year contract”. MLB.com. http://m.mlb.com/news/article/157232438/qualifying-offers-today-impact-2016-draft 2015年11月15日閲覧。 
  10. ^ Marco Estrada 2016 Pitching Gamelogs - Baseball-Reference.com (英語) . 2016年10月5日閲覧。
  11. ^ Marco Estrada Pitch Data”. The Baseball Cube. 2016年7月10日閲覧。
  12. ^ Marco Estrada Statistics and History > Standard Pitching”. Baseball Reference.com. 2016年7月10日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]