フーズ・ネクスト

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フーズ・ネクスト
ザ・フースタジオ・アルバム
リリース 1971年
ジャンル ロック
時間 43:38
レーベル イギリスの旗Track, Polydor
アメリカ合衆国の旗Decca, MCA
プロデュース グリン・ジョンズ
専門評論家によるレビュー

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ザ・フー 年表
ライヴ・アット・リーズ
(1970年)
フーズ・ネクスト
(1971年)
四重人格
(1973年)
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フーズ・ネクスト(Who's Next)は、1971年に発表されたザ・フーの5作目にあたるアルバム。全英1位・全米4位を記録。

パワフルなサウンドと高い完成度を誇り、ピート・タウンゼンドもベストに挙げるほどである。シンセサイザーを導入した新たな一面も見られる。特に冒頭の「ババ・オライリィ」はシンセサイザーによる単純なフレーズの繰り返しから始まるが、これはテクノ隆盛となってからポピュラーファンにもテクノの先駆者として知られるようになったミニマル・ミュージックの作曲家テリー・ライリーから影響を受けたものである。タイトルの「オライリィ」もテリー・ライリーから来ている。

前作『トミー』(1969年)での成功に続き、このアルバムで人気は決定的なものとなった。もともとは「ライフハウス」プロジェクトの映画用アルバムとして制作される予定だったが、映画化が実現しなかったため『フーズ・ネクスト』名義で発売された。「ライフハウス」の制作過程では、本作収録曲以外にも多くの楽曲が作られ、「ピュア・アンド・イージー」「トゥー・マッチ・オブ・エニシング」等は、後にアルバム『オッズ&ソッズ』で日の目を見た。

『これが最高!(Critic's Choice Top 200 Albums)』(1979年 クイックフォックス社)英米編では19位、『ローリングストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』では28位にランクイン[1]

後にMr.Bigが「ババ・オライリィ」を、ヴァン・ヘイレンキッスが「無法の世界」をカヴァーするなど、このアルバムの曲をカヴァーするバンドは少なくない。

収録曲[編集]

特記なき限りピート・タウンゼント作詞・作曲。

  1. ババ・オライリィ - Baba O'Riley
  2. バーゲン - Bargain
  3. ラヴ・エイント・フォー・キーピング - Love Ain't for Keeping
  4. マイ・ワイフ - My Wife (Entwistle)
  5. ソング・イズ・オーヴァー - The Song is Over
  6. ゲッティング・イン・チューン - Getting in Tune
  7. ゴーイング・モービル - Going Mobile
  8. ビハインド・ブルー・アイズ - Behind Blue Eyes
  9. 無法の世界 - Won't Get Fooled Again

脚注[編集]