フリーダムガンダム

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フリーダムガンダム(FREEDOM GUNDAM)は、テレビアニメ機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場する、モビルスーツ(MS)に分類される架空の有人式人型ロボット兵器の一つであり、番組後半から登場する新主役機である[1]。プロダクションコードはFREEDOM[2]、型式番号はZGMF-X10A(ゼット・ジー・エム・エフ・エックス・ワン・オー・エー[3])と設定されており、これと併せてZGMF-X10A フリーダムガンダムと呼ばれる[4]

「ガンダム」の部分にはバクロニムが設定されており、『ROBOT魂<SIDE MS> フリーダムガンダム 特製マーキングシール&ブックレット』に付属する「ザフトでロールアウトした直後」を想定した〈ザフト仕様タイプ〉のマーキングシールの記述では、「ZGMF-X10A FREEDOM Generation : Unsubdued Nuclear Drive / Assault Module Complex」または「ZGMF-X10A FREEDOM G.U.N.D.A.M Complex」とも表記されている[注 1]

本項では、続篇『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する後継機であるストライクフリーダムガンダムについても解説する。

メカニックデザインは両方とも大河原邦男

機体解説[編集]

諸元
フリーダムガンダム
FREEDOM GUNDAM
別称 殲滅型対MS戦用MS[6]
FREEDOM G.U.N.D.A.M Complex[7][注 1]
型式番号 ZGMF-X10A[4]
分類 ザフト・ファーストステージMS[8]
ZAFTガンダム目[9]
ZGMF-Xシリーズ[10]
全高 18.03m[4]
重量 71.5t[4]
装甲材質 フェイズシフト装甲[6]
動力源 核エンジン[4]MHD発電
出力 8,826kW
推力 最大527,000kg
OS
MOBILE SUIT NEO OPERATION SYSTEM
Generation
Unsubdued
Nuclear
Drive
Assault
Module
Complex[4][注 1]
Series AVIC-T1 Freedom LA-SE3P
武装 MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲×2
MA-M20 ルプスビームライフル
MA-M01 ラケルタビームサーベル×2
対ビームシールド
MMI-M15 クスィフィアスレール砲×2
M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲×2[4][注 2]
特殊装備 MS埋め込み式戦術強襲機「ミーティア[7]
搭乗者 キラ・ヤマト[11]

開発経緯[編集]

C.E.70~71年の地球連合軍(ナチュラル)・プラント(コーディネイター)間の大戦初頭において、プラント所属の武装組織であるザフトは数々の歴史的戦闘において勝利を収め、プラント最高評議会国防委員長を務めるパトリック・ザラはその政治力を増していった[12]

C.E.71年1月25日。この日ザフトは地球連合軍が開発した新型MS群「G兵器」(G.U.N.D.A.M.)の奪取に成功し、この出来事はパトリック・ザラに2つの大きな事象を齎した。1つ目はザフトが開発に遅れていたビーム兵器やPS装甲といった軍事技術の入手。そして2つ目は戦争急進派である彼が発する「ナチュラル侮り難し、そして赦すまじ」という主張を裏付ける物的証拠を入手したことである[12]。やがて、来たるべきナチュラルとの最終戦争を予見したパトリック・ザラは[13]、己が理想世界を実現するための「大いなる力」とするべきMSの開発命令をザフト統合設計局に下した[12]。こうしてザフトの命運を賭ける新型モビルスーツ「ZGMF-X09A」及び「ZGMF-X10A」並びに2機の専用アームド・モジュールである「ミーティア」と、これらの専用運用艦である「エターナル」の開発は始まった[13]

C.E.71年4月1日。この日、極秘に開発計画が進行した2機の新型機はロールアウトした。同日、プラント最高評議会議長に就任したパトリック・ザラは、この2機を「ナチュラルに“正義”の鉄槌を下し、コーディネイターの真の“自由”を勝ち取る最終決戦の旗印」と位置就け、ZGMF-X09Aの名を「ジャスティス」としZGMF-X10Aに対しては「フリーダム」という名を与えた[12](2機の新型MS「Generation : Unsubdued Nuclear Drive / Assault Module Complex」を略して「ガンダム」と呼ばれることもあった[14][注 1][注 3])。

正義」と「自由」の名に相応しい絶対的な力を必要とされた「ジャスティスガンダム」と「フリーダムガンダム」には、その動力源として核エンジンが搭載された。この事実は、2機の新型モビルスーツが「ザフトの勝利を確約する最強のモビルスーツ」であると同時に「核兵器によって多くの同胞を亡くしたコーディネイターにとって忌むべき存在」として産み落とされたことを意味していた[12]

開発思想
地球連合軍がG兵器と呼ばれるモビルスーツを開発したことで、戦場の構図はモビルスーツ同士の戦いへと変化していった[16]。G兵器を奪取したザフトは地球連合軍との対モビルスーツ戦闘を想定して[4]、奪取した各機体の基本データ及び運用データを細かく記録・抽出し、持てる技術のすべてを投入した新機軸のモビルスーツを創る構想を練り上げていた[17]。そして、開発命令が下った2機の新型モビルスーツは、ザフト統合設計局を形成する主要3局が合同で開発に当った「ZGMF-600 ゲイツ」をベースとしつつ、ザフトの技術にG兵器から入手した新技術(主に高主力ジェネレーター、ビーム兵器、PS装甲等)をも取り入れて開発が行われた。ゲイツは設計段階ではかなり高性能な機体でありながらも、量産面の問題で止むを得ず切り捨てた部分が多いモビルスーツであった[12]。しかしながら、開戦当初の国力におけるザフトの劣勢をモビルスーツという新兵器の力で覆した記憶によって、新型モビルスーツには過剰な期待が寄せられており、単独で戦局を覆すことすら想定していた[14]。これによって、それぞれオンリーワンの機体として計画されていた新型モビルスーツは[12]、生産性を無視した極端なオーバースペックともいえる[14]究極の性能を目指して開発が行われ[18]、技術者が望んだままの姿で実現されることとなった[12]。新型モビルスーツの高いパフォーマンスは、ザフトの最新技術とG兵器の技術が融合することで、はじめて成り立ったのである[17]
核エンジンの搭載
技術者が望んだままの姿で実現されることになった新型モビルスーツであったが、稼働時間という大きな問題に直面した。パトリック・ザラ自らがザフトの威信をかけ開発を命じた新型モビルスーツには、それに相応しい絶対的な力が必要であったものの、当時のモビルスーツはバッテリーを動力源としており、試作武装の試験運用を行った結果、複数の強力な火器を同時使用した場合とても実戦に耐え得る稼働時間は確保できないことが判明した。
しかし、核エンジンの搭載という解決手段が、この時点で既に存在していた。開戦当初にザフト自らが地球圏に散布した「Nジャマー」の効果によって使用不可能となっていた核エンジンであるが、Nジャマーの効果を打ち消す「Nジャマーキャンセラー」は既に完成していたのだ。Nジャマーキャンセラーの中心的開発者であり戦争穏健派に属するプラント最高評議会議員であるユーリ・アマルフィは、新型モビルスーツの開発当初、核エネルギーの復活に難色を示していたが、彼の息子であるニコル・アマルフィの戦死がNジャマーキャンセラーの実用化を決意させた。これにより、新型モビルスーツには核エンジン及びNジャマーキャンセラーが搭載され、稼働時間の問題は解消された[12]
2機の新型モビルスーツは、核エンジンの採用により使用可能となった新技術の試験運用機としての側面も備えており、ここで蓄積された技術は後に開発されたモビルスーツ群にフィードバックされ、その性能を飛躍的に向上させることになった。それ故に2機の新型モビルスーツは時代の最先端を進む機動兵器であるといえる[19]
武装機器の開発
2機の新型モビルスーツ用に試案が出されていた電磁レールガンやビーム兵器等の武装機器には、PS装甲との併用に関して早くから疑問点が浮上していた。そのため新型モビルスーツ本体の性能向上を最優先として開発を進行しつつ、武装機器の開発は本体とは別の局によって進められていた。その状況の中で「YFX-600R 火器運用試験型ゲイツ改」を用いて武装機器の試験運用が行われたが、その結果は前述の通り思わしいものではなく、これにより核エンジン搭載の流れへと繋がった。
モビルスーツ用の小型ビーム兵器の実用化の目処が立っていなかった時点で、電磁レールガンはその破壊力と連射性から次期主力武装と目されていたものの、奪取したG兵器が齎したビーム兵器の技術によって主力の座は奪われてしまう。しかし、新型モビルスーツの武装機器開発の一部を請け負っていたマイウス・ミリタリー・インダストリー技術陣は電磁レールガンの有用性(ビーム兵器に対して高い防御能力を有する「ラミネート装甲」が一般化した戦闘における対艦船攻撃用武装としての重要性や、連射性を活かした複数の標的への同時攻撃能力の高さ等)を声高に主張し、フリーダムガンダムに対して「MMI-M15 クスィフィアスレール砲」の搭載を押し切った。
モビルスーツ用小型ビーム兵器である「ビームライフル」及び「ビームサーベル」の開発が地球連合に後れをとっていたザフトの技術者にとって、奪取したG兵器の技術を基にこれらの武装機器を実用化したことはコーディネイターとして(それ以前に技術者として)忘れることの出来ない屈辱であった。「MA-M01 ラケルタビームサーベル」は、2刀の柄を連結させることで格闘術を増加させたことに加え、核エンジンからの強大な電力供給によって地球連合軍製のビームサーベルを遥かに凌ぐ出力を実現した武装であり、ザフト技術者の汚名を返上するべく開発された武装ともいえる。
「MA-M20 ルプスビームライフル」はゲイツ改と同時に完成していた武装であり、PS装甲と併用した試験運用では予備バッテリーを使用しても機体の稼働時間が10分を切ってしまうほど電力消費量が激しい武装であった。この結果から、一時は性能を引き下げるか採用を見送ることが検討されたが、その直後に決まった核エンジンの搭載により、晴れて予定通りの性能で採用されることとなった。
核エンジンの搭載決定は、稼働時間の問題を解決しただけでなく、武装の追加をも可能にした。この時に開発陣が真っ先に採用しようとした武装が「M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲」である。この武装は、絶大な威力は立証済みでありながらも、2発の発射でゲイツ改が停止するほどの電力消費量が問題となり事実上失敗作の烙印を押されていた武装であった。核エンジン搭載による再度の発射試験で改めてその威力は証明され、一度は搭載許可を取り付けた。しかし、当時のモビルスーツ設計局と武装機器の設計局は反目しあっており、モビルスーツ本体の設計局から「その砲身の大きさが原因となり機体全体のバランスが崩れるのではないか」という声が上がった。両者の対立に際して、機械工学の権威でもあったユーリ・アマルフィは「姿勢制御用の能動性空力弾性翼に、挟み込む形で砲身を保持させる」という案を持って仲裁を行い、この問題を解決。これによりフリーダムガンダムはモビルスーツの頂点ともいえる武装を手にしたのである[12]

性能[編集]

全領域の戦闘環境下において1機で多数の敵機と相対することを目的とした[14]、敵モビルスーツ殲滅用[11]超高機動モビルスーツ[17]。単独での大気圏突入から高機動飛行戦闘への移行を可能とする高い適応能力と汎用性を持ちながらも[14]、複数の敵を圧倒できるほどの[20]、従来のモビルスーツでは考えらない大火力を有している。これほどの武装が盛り込まれたモビルスーツはC.E.戦史上空前であり、攻防両面において傑出した性能を持ち単独で戦局を左右する威力を秘めた当代最強のモビルスーツであるといえる[6][21]。傑出した性能を持つ故に操縦難易度も高く、その性能を最大限に引き出すには、単独で多数の敵機と相対した場合における錯綜とした状況を瞬時に把握・判断し複雑な機動を予測する高度な空間認識能力を備えつつ複雑なシステムを運用し使いこなすことが出来るという[22][21]、コーディネイターの中でも特に優れた能力が必要とされる[23]

機体構造[編集]

G兵器より得た技術を基に設計されたフリーダムガンダムは、ストライクガンダム等のG兵器に用いられた「X100系フレーム」と類似した可動域を持っている[24]。全体的な構造は非常にシンプルかつ洗練された形状であり、人型汎用兵器であるモビルスーツの一つの到達点と言える[25]

頭部
「G兵器ショック」の強さ故か、これまでのザフト製モビルスーツの意匠を脱し、G兵器のものに酷似した頭部[22]。敵機の位置を正確に捉え戦況把握を的確に行うための高性能なメインカメラやセンサーを備えており[16]、これによりマルチロックオンシステムの使用を可能にしている[17]
額には10号機であることを表す「DIECI」というイタリア語表記がある[20]。側頭部両側に各1機ずつの「MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲」を備えており、弾倉も頭部に内蔵していると思われる[26][注 4]
胴部
胸部上面にコックピットハッチを備える構造等にジャスティスガンダムとの共通性があるが、全体的にはフリーダムガンダム専用の設計である[22]。エアインテーク・ダクト上部にはデュアルセンサーを備える[28]
核エンジンは腹部に内蔵しNジャマーキャンセラーを腰部に[17]設置することで、この装置が作り出す効果範囲内に動力炉を収めている[22]
腰部左右を守る装甲は「ウエストガード/クスィフィアス・バインダー」と呼ばれる部位であり[12]、左右それぞれ1機ずつの「MMI-M15 クスィフィアスレール砲」を装備している。この部位の上部分には、左右で計2本の「MA-M01 ラケルタビームサーベル」を携行しており、マニピュレーターに位置が近いため円滑な使用が可能であった[17]
腰部後面を守る装甲には「腰部ライフルマウントラッチ」が備えられており[4]、この部分に「MA-M20 ルプス・ビームライフル」を取り付けて携行することも出来る[25]
コックピット
ジャスティスガンダムやフリーダムガンダム等が属する「ZGMF-Xシリーズ」共通のコックピットであり、その構造は従来のザフト製モビルスーツとは異なる点が目立ち、G兵器の影響がうかがえる。
多くの新しい機能を備えた操縦系統は複雑となり、コーディネイターでも特別なセンスを持つ優れたパイロットでなければ操縦は困難で機体性能を十分に発揮できないとされる[25]
メインモニター
全天周囲モニターを備えており視認性が高い。その形状はコックピットシートを包む球形の外殻状となっており、攻撃時や高速機動中の衝撃を和らげる役目を担っている[16]
コックピットシート
機体の傾きと連動して傾斜する機構を備えている[25]
キーボード
これを用いて、戦況やパイロットの好みに応じた細かいOS調整を行うことが可能となっていた[17]
メインパネル
フリーダムガンダムにはゲイツ改が備えていた火器管制システムである「NWQ403-E」をさらに改良したプログラムが実装されており[29]、複数の火器を連携して扱いつつ[14]10機の標的を同時かつ正確に捕捉することが可能な、単体のモビルスーツとしては過剰ともいえる能力を有する[30]「マルチロックオンシステム」が搭載されている。この機能の搭載に伴い、メインパネル中央には全周囲の状況を映し出し[6]敵機の位置を把握するための立体型表示パネルが設置された。これによって戦況をより正確に見極め[17]機体の戦闘能力を最大限に発揮できるようになっているが[25]、マルチロックオンシステムの真価を引き出すにはパイロットの技量が大きく影響し[11]、コーディネイターの中でも特に優れた反応速度が求められる[16]
核エンジン
Nジャマーキャンセラーによって動作保障され、MHD発電によって電力を供給する小型大出力の原子力発電機関[5]。出力は8,826kWに達し[31][注 5]、ストライクガンダムの4倍以上のパワーを発揮する[32][注 6]
弾薬や推進剤等の内蔵量には限りがあるものの、核エンジンの搭載により電力供給が無尽蔵となったことで機体稼働時間はほぼ無制限となり[6][注 7]、武装の大幅な出力向上や[4]PS装甲の常時展開による鉄壁の防御をも実現した[6]
Nジャマーキャンセラー及び核エンジンの搭載に伴い、これらをフルスペックで稼働するための新型OSも搭載されている[4]
メインブースター[12]
背面に装備された推進機関。最大推力527,000kgを誇る噴射ノズルを2基備えており[注 5]、この装置が生み出す推力だけで地球環境下を自在に飛び回れるだけの能力を持つ[8][注 8][注 9]
能動性空力弾性翼(Active Aeroelastic Wing)
内蔵された小型スラスター群の推力とコンピューター制御によって形状及び角度を変化させる左右5対の翼の広域可動によって姿勢制御を行う、背部の複合可変翼[24]。大気圏内では空力制御を行い宇宙空間では重心制御に用いることで[22]、航空機以上の高い急旋回・急制動能力を発揮することが可能[24]。さらに「M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲」を両翼に各1機ずつ挟み込むかたちで保持しており、長大な砲身の影響による機体バランス悪化を抑える「バラエーナ・バインダー」としての役割も果たしている[12]。可動域の広いジョイントアームによって背部に接続されており、翼の位置を緻密に調整することが可能だ[25]
放熱用の「ラジエーターフィン」としての機能も有しており[12]、翼の内部には温度の安定機能を持たせ表面には排熱用の特殊加工を施すことで、宇宙空間の激しい温度変化に対応している。さらにバラエーナプラズマ収束ビーム砲の発砲の際に発生した熱を翼に逃がすことで排熱効率を向上させ、プラズマ収束時に余った電力を粒子化して外部に放出する機能を持たせている[24][注 10]。フリーダムガンダムの機体性能は、他のモビルスーツには見られない大掛かりで複雑な構造の翼によって保たれているといっても過言ではない[22]
腕部
肘部分にスライド式分割装甲を備えて対弾性を向上させる等、X100系フレームには無い独自の改善を行っている[24]。マニピュレーターの可動は人間の手とほぼ同様の動きをすることが可能で、ビームライフルやビームサーベル等の武装をコントロールする[25]
ショルダーガードの内側には姿勢制御に用いるショルダースラスターを備え、これにより繊細なコントロールを行い大気圏内外での運動性向上を実現している[16]
腕部側面にはカバーを取り外すことで露出するハードポイントを備える[注 11]。肘部にはアームガード[注 12]を持ち、このどちらかをマウントラッチとしてシールドを接続できる。
出撃時には、右腕で「MA-M20 ルプスビームライフル」を携行し、左腕の「腕部マウントラッチ」と呼ばれる部位に「対ビームシールド」を接続している[4]
脚部
脛部分はX100系フレームと同様にスライド装甲によって関節部の対弾性能を向上させて、足首の可動域にはアンクルガードを備えることで対弾対策としている[24]
足裏は奪取したG兵器に近い形状をしており、内蔵された小型スラスターで飛行中の姿勢制御等を行う[22]。脛後面部分に備えたレッグブースターには、出力を最大限利用するためのカバーが併設されている[25]

武装[編集]

フリーダムガンダムは射撃戦用武装を主体として、得意とする距離や特性がそれぞれ異なる多彩かつ強力な武装群を機体各部に備えており[17]、これらを状況に応じて使い分けることで、近距離から中距離における対モビルスーツ戦闘をはじめとした[25]あらゆる戦況に対応することが可能であった[17]。 これらの武装群は、既存のザフト製モビルスーツを大きく超える攻撃力を発揮するものであり[17]、対モビルスーツ戦闘で無類の強さを誇った[26]

MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲×2[注 13][注 2]
接近する敵モビルスーツの分散等に効果を発揮する[26]、対空防御及び牽制用の[21]マイウス・ミリタリー・インダストリー社製機関砲[4]。「ピクウス」(キツツキ)の啄ばみの如き速射性を持ち[36]、G兵器が装備する「75mm対空自動バルカン砲塔システム<イーゲルシュテルン>」よりも大口径で威力が高く[32]、戦闘機や戦闘ヘリの撃墜も可能で、戦闘にも十分耐え得る破壊力を持つ[4]
MA-M20 ルプスビームライフル[注 14][注 2]
取り回しと連射性能に優れた[17]、マティウス・アーセナリー社製の[4]中距離戦闘用[25]携帯型ビームライフル[11]。核エンジンからの電力供給によってG兵器のビームライフルを凌駕する出力を持ち[21]、核エンジンからの電力供給が続く限り撃ち続けられる[11]。戦後に開発されたセカンドステージモビルスーツの元型ともいえるものであり、その威力は最新のものと比較しても遜色無い[8]
ストライクガンダムのビームライフルを参考にしたと思われており形状は似通っている[32]。ジャスティスガンダムのビームライフルとはカラーリングは異なるものの同型である[37]
MA-M01 ラケルタビームサーベル×2[注 15][注 2]
G兵器のデータを基に開発されたラゴゥ用ビームサーベル[4]ジャスティスガンダム及びフリーダムガンダム用の武装として改良を加えたマティウス・アーセナリー社製ビームサーベル。核エンジンからの電力供給により、G兵器のものより遥かに出力が高く[12]刃渡りの長いビーム刃を形成する[11]
2本のビームサーベルの柄同士を連結させることで、両端からビーム刃を放出する「アンビデクストラス・ハルバード」という形態で使用することも可能[21]。接近戦における剣術を多様化している[12]
対ビームシールド[注 2]
ローラシア級戦闘艦等の装甲素材の転用技術と[4]ラミネート装甲素材を用いた[12][23][38][39][21]軽量かつ超硬度の対ビームコーティングシールド[4]。ビーム兵器の威力を無効化しきれないPS装甲の弱点を補うために装備されており[8]、その防御力は密着状態で放たれた大出力ビーム砲の直撃をほぼ無効化してしまうほど[25]。常時展開されたPS装甲に加え、このシールドの存在によって鉄壁の防御力を持つに至った[40]
上半身を覆うほど大型で、脇にはルプス・ビームライフルの銃口を挿入するためのガンポートを備えている[32]。ジャスティスガンダムが装備するものとは同型であり、相違点はカラーリングのみ[20]
MMI-M15 クスィフィアスレール砲×2[注 16][注 2]
デュエルガンダムアサルトシュラウドが装備する「115mmレールガン<シヴァ>」を発展強化させた、折り畳み携行式の電磁レールガン兼可動式[11]スラスターユニット[25]。展開時の砲身全長が元型よりも長くなったことで、より高速で弾丸を発射し[20]、数倍に向上したといわれる破壊力は[32]ランチャーストライクガンダムの火力に匹敵する[1]
重心移動によって姿勢制御を行う[22]可動式スラスターユニットとして機能している性質上[25]、広い射角を有している[11]。さらに速射性にも優れ[22]携行弾数も膨大であるため、マルチロックオンシステムとの連携では広範囲の標的に対して[11]同時に攻撃することも可能である[21]。多くの戦闘ではサイドスカートの固定装備として使用される兵装であるが、バレルから側面にグリップが展開する為これを保持しての射撃も可能[注 17]
ビーム兵器に対して高い防御能力を持つ「ラミネート装甲」を備えた戦艦に対する攻撃手段として優れた能力を発揮する他[12]、中距離からの牽制用火器としても有効であり対モビルスーツ戦闘における戦術が広がった[25]
M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲×2[注 18][注 2]
フリーダムガンダムが持つ武装の中で最大の射程と破壊力を持つ大口径・大出力ビーム砲[23]。遠距離からの狙撃も可能な射程を持ち[16]、戦艦並みといわれるその破壊力は[32]カラミティガンダムの「125mm2連装高エネルギー長射程ビーム砲<シュラーク>」を上回り[20]、1門のみでランチャーストライクガンダムの「320mm超高インパルス砲<アグニ>」に匹敵するという[4][注 19]。核エンジンからの電力供給が続く限り発射可能[11]

フルバーストモード[編集]

背部に装備した2門の「M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲」と腰部左右に持つ「MMI-M15 クスィフィアスレール砲」2門を同時に展開し、右手に保持した「MA-M20 ルプスビームライフル」をも加えた計5つの砲門で一斉射撃を行う態勢であり[22]、別名「全キャノン展開形態」[11]。最強ともいえる破壊力を発揮しつつ、複数の敵を同時かつ精密に狙撃可能なマルチロックオンシステムの能力が最大限に活かされる状態である[21]。その制御には、並みのコーディネイターでは扱いきれないほどの複雑な操作が必要とされ[11]、搭乗者の技量によって複数の敵機を同時攻撃可能であるとされる[41]

高機動空戦(ハイマット)モード

背部に装備された左右5対の能動性空力弾性翼を広域展開し、これらをリアルタイムで動作させることで姿勢制御を行い機動性及び旋回性を大幅に向上させる形態[24]。他のモビルスーツには真似のできない動きが可能で[22]、その能力を活かし空中を舞うように戦うフリーダムガンダムの姿は、あくまでも美しく正に戦闘形態といえる姿である[8]。英字表記である「High M.A.T. mode」とは「High Maneuver Aerial Tactical Mode」の略称。

この形態で高機動戦闘を行いながら全砲門一斉射撃を行うことを「ハイマット・フルバースト」と呼び[22]、これにより発生する熱量の処理とマルチロックオンシステムによる狙撃と連携した姿勢制御に高機動空戦モードの能力が重要な役割を果たしている。特に大気圏内での連続した一斉射を行う際は、プラズマが拡散しやすく重力を考慮した弾道の軌道修正のために発生する熱量が増大するため、翼の展開が必須となっている[24][注 20][注 22]

運用実績[編集]

「ナチュラルを排し純然たるコーディネイターだけの世界構築」というパトリック・ザラが想い描く理想を実現させる尖兵となるはずのフリーダムガンダムであったが、地球連合軍統合作戦本部を攻撃目標とした「オペレーション・スピットブレイク」の発動と時を同じくして何者かの手によって奪取された[12]。フリーダムガンダムを奪取したのは、G兵器の1機「GAT-X105 ストライクガンダム」の元パイロットであったキラ・ヤマトであり、プラント最高評議会前議長シーゲル・クラインの令嬢ラクス・クラインの導きによって本機を入手した[44] (本来の搭乗予定者が誰であったのか定かではないが、特務隊の隊員もしくはザラ派と呼ばれる最高評議会議員のナンバー2であったエザリア・ジュールの息子イザーク・ジュールだったのではないかと思われている[12])。ザフトの切り札となる目論見は潰えることとなったが、ラクス・クラインが束ねる第三勢力の主力モビルスーツとして戦場を駆け抜けたフリーダムガンダム(この時の機体番号は「101」)は、C.E.71年の大戦を終結させる動力源となり、その活躍によって停戦協定が結ばれ結果的に国家としての「プラント」が誕生した。その後、フリーダムガンダムは表舞台から姿を消し、その存在は“伝説”となったという。

キラ・ヤマトは、高性能故に操縦が難しいとされるフリーダムガンダムを自在に操り[26]、その技量と相まって本機の戦闘能力は桁違いに高いものとなった。高度な状況認識能力を有するキラ・ヤマトの巧みなコントロールは武装機器の威力を最大限に発揮し[26]、彼の能力ならばフルバーストモードによって10機以上の敵機を同時に捕捉し[21]パイロットを殺さぬように攻撃できたという(実戦での戦績は皮肉にも、電磁レールガンの有用性を説いたマイウス・ミリタリー・インダストリー技術陣の主張を、ザフト所属モビルスーツ群の犠牲によって立証することになった[12])。フリーダムガンダムが性能を十分に発揮できた要因はキラ・ヤマトによって操縦されたことが大きかったといわれ[23]、彼が搭乗してはじめて最強のモビルスーツたり得るのである[10]

制作エピソード[編集]

デザイン
監督である福田己津央のデザインコンセプトは「ストライクガンダムが追加・換装によって使い分ける『エールストライカー』『ソードストライカー』『ランチャーストライカー』という3つの装備を、1つのモビルスーツの中に纏め上げ、なおかつ機能を使い分けるごとにシルエットの形状が変化する」というもの[45]。イメージが明確であった故に、デザイナーの大河原邦男に渡された発注メモ(この時点では空を飛べないという設定であった[46])と決定稿の概要にはそれほど差が無いものの、福田己津央の要望を聞いた大河原邦男は当初「格好が悪くなりますよ」と進言した。その後のデザイン作業で改稿が繰り返されていくうちに、ソードストライカーの要素は影を潜め何時しか両腰に装備されたレールガンに変化した[47]。このレールガンに設定された「サイドアーマーからの変形機能」と背部の翼に練り込まれた「一番単純な方法で派手に展開する」というデザインは、大河原邦男のアイディアであり最も工夫した点であるとされる。翼のデザインにあたっては、大河原が『ガンダムSEED』以前に携わったゲーム用キャラクターのデザインをヒントに、紙製の立体試作を用いて機構の検証が行われている[48]
大河原邦男は、デザインが完成した後にフリーダムガンダムが劇中に登場した際に「歴代の中で、一番モビルスーツを魅力的に見せてくれた」と演出面を激賞している。
命名
味方のモビルスーツの名称は福田己津央が決定しており、初期の段階では「ファイヤーガンダム」といった名称も考えられていたとされるが、脚本家の吉野弘幸から「監督、そこはもう少し中二病的にカッコいい名前にしましょう」と進言されたという[49]
福田己津央は当初『機動戦士ガンダム』の資料に目を通していたときに、同番組用に最初に考えられていた名称は「フリーダムファイター」であったことに思い当たり、このことから、当時「10号」と仮称していた後半主役モビルスーツの名称に「フリーダム」を用いることになった。発案した当人の考えでは戦争や兵器に対してかなり皮肉を込めた命名であったが、シナリオ会議の場においては「語呂が悪い」という理由で全員が反対したという。しかしながら福田己津央当人は、全員が反対した故にこの言葉を名称に用いることを決定した[50]
設定上では「フリーダム」と命名したのはパトリック・ザラとされているが、吉野弘幸と特殊設定担当の森田繁は「開発の現場では別の呼ばれ方をしていたのではないか」と理論武装していたとされる。

劇中での活躍[編集]

機動戦士ガンダムSEED
話数 概要
PHASE-34 ザフトによる「オペレーション・スピットブレイク」が発動し[51]、地球連合軍統合作戦本部が置かれているアラスカ基地「JOSH-A」への大規模奇襲侵攻が開始される。その報を聞いた主人公「キラ・ヤマト」は、何と戦わねばならぬのかに気づき、[52]アークエンジェルの仲間たちを救うため戦場に戻ろうとしていた。それに対してラクス・クラインは、ザフトが開発した新型モビルスーツであるフリーダムガンダムを託した。プラントに反逆する行為であるが、彼女も戦争を終結させるために行動を開始した[53]。格納庫内に佇むモビルスーツの姿を見たキラは「ガンダム…?」と呟いた。キラを戦争に巻き込んだモビルスーツであるストライクガンダムも「ガンダム」ならば、再び戦場に立つ決意に至った彼の前に現れたモビルスーツもまた「ガンダム」であった。「何と戦わねばならいのか?」という問いと、「自由」を冠するガンダムを携えキラは飛び立つ[12]
PHASE-35 一人のトリックスターの手引きとは知らずに、対立する地球連合軍とザフトは虐殺の宴を開こうとしていた。オペレーション・スピットブレイクの攻撃目標を事前に察知していた地球連合軍は、おびき寄せた敵を大量破壊兵器「サイクロプス」で一機に殲滅することを狙い、代替の効く戦力や一部の「厄介者」を囮として残し、この時既にアラスカ基地を放棄していた[12]

プラントを脱出して地球へと向かったキラのフリーダムガンダムは、戦闘が行われているアラスカ上空に降下して戦闘に介入し[51]、撃破される寸前であったアークエンジェルを救出した[25]。地球連合軍の作戦の真相を伝えられたキラは両軍にアラスカ基地からの離脱を勧告した後、地球連合軍を脱退したアークエンジェルの防衛役を担いつつ脱出した[52]

アークエンジェルが脱出した直後、サイクロプスは発動し、両軍を飲み込み閃光と共にアラスカ基地は消滅した[52]。キラによる呼びかけで僅かに犠牲者は減ったが、大多数の人間は助からなかった。またキラのフリーダムでアークエンジェルのブリッジを攻撃しようとしていたジンを脱出中に救助したが、救助の甲斐なくパイロットは直後に息絶えた。

PHASE-37 アークエンジェルはオーブ連合首長国に入港し[25]、修理されたストライクガンダムにムウ・ラ・フラガが乗り込みキラのフリーダムガンダムと模擬戦闘を行った[54]
PHASE-38~40 地球連合軍は「オーブ解放作戦」を発動し[51]、キラのフリーダムガンダムは地球連合軍のモビルスーツ部隊と交戦[25]。地球連合軍の新型モビルスーツである「フォビドゥンガンダム」「レイダーガンダム」「カラミティガンダム」はフリーダムガンダムを追い詰めるが、ザフト特務隊所属のアスラン・ザラが駆るジャスティスガンダムが戦闘に介入しフリーダムガンダムを庇う[55]。2機は連携して3機の新型モビルスーツに立ち向かい[56]、その連携攻撃は地球連合軍の攻撃を寄せ付けなかった。その後、3機の新型モビルスーツのパイロットは投与された薬物の効果が切れ撤退。地球連合軍も一時撤退する[52]

再びオーブへの侵攻が開始された。オーブ防衛のためにキラのフリーダムガンダムは発進し、アスランのジャスティスガンダムも護りたい者のために出撃した[52]。地球連合軍の3機の新型モビルスーツも前回の屈辱とばかりに激闘しガンダム同士の熾烈な戦いが展開されたが、今度は新型モビルスーツのエネルギー切れのために地球連軍はまたも撤退を余儀なくされる[52]

地球連合軍の圧倒的な物量の前には、オーブ陥落は時間の問題と言えた。オーブ連合首長国前代表首長であるウズミ・ナラ・アスハは、アークエンジェルやオーブの若者たちに希望を託し宇宙への脱出を促した[52]。宇宙に飛び立とうとするオーブ軍の宇宙戦艦クサナギにフリーダムガンダムはつかまり、ジャスティスガンダムを引き寄せる[57]。2機の連携攻撃により、追撃してきた3機の新型モビルスーツを撃退し、クサナギと共に宇宙を目指す。 

PHASE-42 アスラン・ザラはプラントに戻り、父であるプラント最高評議会議長パトリック・ザラと対面[58]。ラクス・クラインはアンドリュー・バルトフェルド共に新造艦「エターナル」を奪取し[51]、航行途中にアスランが乗るシャトルを収容し加速した。ヤキン・ドゥーエの防衛軍の迎撃を受けるも、現れたフリーダムガンダムの援護で突破[52]。L4に位置するスペースコロニー「メンデル」でアークエンジェルやクサナギとの合流を果たした[51]
PHASE-43~46 エターナルとの合流により、3隻の戦艦は地球連合軍・ザフト双方から追われる身となった。ザフト所属のクルーゼ隊はエターナル追撃の任を負いL4に向かい、地球連合軍所属の宇宙戦艦ドミニオンは同宙域にてアークエンジェルと交戦する[51]。ドミニオンに対して当初アークエンジェルは苦戦するが、キラのフリーダムガンダムとアスランのジャスティスガンダムによる息の合った連携攻撃で形成は逆転していき、ドミニオンは一時撤退する[59]

メンデル内部にて、ザフトのラウ・ル・クルーゼが駆る新型モビルスーツ「ゲイツ」の攻撃によってムウ・ラ・フラガのストライクガンダムが小破。しかし、そこにフリーダムガンダムが飛来し瞬く間にゲイツを撃破してしまう[59]

アークエンジェルとドミニオンとの交戦は続いていた。コロニーの向こうからはザフトのナスカ級戦艦3隻が接近し、その旗艦ヴェサリウスはフレイ・アルスターが乗ったポッドを射出[52]。フレイはポッドの内部から救援を呼びかけ、彼女の声を聴いたキラはフリーダムガンダムで後を追おうとするがアスランが制止し、ポッドは、ドミニオンに回収されてしまう[60]。その後、エターナルとクサナギの連携によりヴェサリウスは撃沈され、アークエンジェルもドミニオンを振り切り3隻はL4宙域からの脱出に成功する[52]

PHASE-47~50 地球連合軍は核兵器の使用を決定し[52]プラント本国への総攻撃が行われるが[51]、プラントに迫る核ミサイル群を、ミーティアを装備したフリーダムガンダムとジャスティスガンダムが撃墜する[25]。ラクスは地球連合軍艦隊に核攻撃の停止を訴える。

プラント最高評議会議長であるパトリック・ザラは核攻撃の報復としてγ線レーザー砲「ジェネシス」の使用を決断。ジェネシスから放たれたγ線レーザーは、数多くの地球連合軍艦隊を殲滅し形勢は逆転した。地球連合軍は旗艦を失い、残存艦隊はドミニオンを中心として辛うじて宙域を離脱し、態勢を整えた後に再び侵攻を開始するが、ジェネシスの第2射により増援艦隊の半数と月面基地は崩壊した。パトリック・ザラがジェネシス第3射の準備を急がせる中、地球連合軍はなおもプラントへの核攻撃を遂行するが、フリーダムガンダムとジャスティスガンダムの活躍により核ミサイルは一掃された[52]

ナチュラルとコーディネイターの憎しみは人として踏み越えてはならないものにまで手を出させてしまい、審判の刻(ジャッジメントデー)は近づいていた[12]。ジェネシス第3射の照準は地球へと向かられ、これが発射されれば地球上の生物の半数が死滅するといわれる。この憎しみを生み出したラウ・ル・クルーゼをキラは許さない[52]。ジェネシス破壊に向かうキラはクルーゼの気配を察知し、アスランのジャスティスガンダムを目的地に急がせ、キラのフリーダムガンダムはクルーゼのプロヴィデンスガンダムに戦いを挑む[61]。激闘の中、フレイ・アルスターたちが乗るドミニオンの脱出艇が現れ、保護に向かうキラのフリーダムガンダムをあざ笑うかの如く、クルーゼのプロヴィデンスガンダムは救命艇を撃ち、キラは絶叫する[52]。「神意」の名を持つモビルスーツを駆るクルーゼは、哄笑と共に人類を糾弾する。常に悲しみを胸に戦ってきたキラの胸中には、その糾弾を受けてもなお哀しみしかなかった。出来そこないのクローン人間であるクルーゼは唯一の同胞ともいえるキラを誘うも[12]、キラは拒絶し激しく反駁する[52]。フリーダムガンダムはドラグーン・システムを駆使したプロヴィデンスガンダムの攻撃で損傷しながらも[10]、最後は敵コックピットにビームサーベルを突き立て撃破し[25]、人類という種を滅ぼすためにジェネシスを守るクルーゼの野望を打ち砕いた[62]。ジェネシス上で差し違えるフリーダムガンダムとプロヴィデンスガンダムであったが、ジェネシスの一次反射ミラーに照射されたγ線レーザーの直撃を受けた[63]プロヴィデンスガンダムはジェネシスをも巻き込む核爆発を起こし消滅する[52]。フリーダムガンダムは、この時のγ線レーザーと核爆発によって大破し[10]、残骸同様となって漂流するもののキラ共々生還した。この最中にジャスティスガンダムもジェネシスに到達し、内部で自爆することによって、地球に対するγ線レーザーの照射は阻止され[64]、一つの危機は去った。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
PHASE-13 オーブでラクスたちと隠遁生活を送っていたキラ・ヤマトであったが、キラたちの家に隣接する海岸に、ラクス暗殺を目的としたコーディネイターの特殊部隊が上陸し、その平穏は突如として破られた[65]

一行が避難したシェルターは「アッシュ」と呼ばれるモビルスーツの攻撃に晒され、再び戦いに身を投じる覚悟を固めたキラは、密かに修理されていたフリーダムガンダムを起動させ、ラクスをはじめとした大切な人々を護るために出撃した[66]

キラが前大戦で見せた驚異的戦闘能力は衰えておらず、アッシュを即座に無力化する[66]。キラとフリーダムガンダムの戦いは以前と同様に不殺を心がけた者ものだったが、襲撃者は自らの意思で自爆して果てた[65]。自爆する敵機を見つめ、キラは来たるべき戦いを予感していた[66]

PHASE-14 プラントに逃れることはおろかオーブに留まり続けることもできないと知ったキラたちは、意に沿わぬ結婚を強いられているカガリを救い出し、密かに修理されていた戦艦アークエンジェルに乗ってオーブから脱出することを図る。最善の方策ではないものの、今実行することのできる手段として[65]

当時のオーブ連合首長国では、五大首長の一角であるセイラン家によって大西洋連邦(地球連合)との同盟締結が推し進められていた。しかし、代表首長であるカガリ・ユラ・アスハにとっては、自らの父にして前代表首長である故ウズミ・ナラ・アスハの「中立主義」と真っ向から対立する政策であり、これによってセイラン家とカガリの間には決定的な溝が生じていた。セイラン家の当主にしてオーブ政府宰相であるウナト・エマ・セイランは、両者の間の協力関係が壊れそうになると、自身の息子であるユウナ・ロマ・セイランをカガリと政略結婚させることによって代表首長をセイラン家の完全なコントロール下に置く計画を推し進める。「オーブのためである」という言葉によって政略結婚に応じてしまうカガリであったが、当初はこの結婚を拒み続けていた[67]

カガリの気持ちを推し量ったキラは行動を起こした。結婚式の当日、祭祀が新郎新婦に誓いの言葉を促すその瞬間に突如としてフリーダムガンダムは飛来し、結婚式場からカガリを連れ去ってしまう[65]。オーブ軍のトダカ一佐は、軍紀に縛られることのないキラなら戦争に突き進む世界を変えカガリを守ってくれること信じて、カガリ奪還の命令を無視した。トダカ一佐をはじめとしたオーブ軍の将校は、去りゆくアークエンジェルを敬礼で見送った[66]

PHASE-22~23 地球連合軍は、ザフト所属の戦艦ミネルバを撃つべくオーブ連合首長国に援軍を派遣させた[65]

オーブ軍艦隊と地球連合軍のファントムペインによる合同艦隊は、ダーダネルス海峡でミネルバとの戦闘に入った[65]。先陣に立つオーブ軍艦隊に対して、ミネルバは陽電子砲「タンホイザー」によって艦隊を沈めようとするが、突如現れたフリーダムガンダムによって、発射寸前のタンホイザーは破壊されてしまう。フリーダムガンダムと共に姿を現したアークエンジェルからはカガリの搭乗するストライクルージュが発進し、「戦闘を停止し、軍を引け」と言うカガリの声が海峡内に響き渡る。その姿を目にして、戦場に居た者は皆動きを止めるが、今や地球連合軍に属するオーブ軍にとって彼女たちは国を危うくする存在でしかなく、ユウナ・ロマ・セイランはカガリを偽物だと決めつけてストライクルージュとアークエンジェルを撃墜しろと命じる。トダカ一佐は「頼むぞ、フリーダム」という言葉を発しつつ、ストライクルージュに向けてミサイルの発射を命じるが、発射されたミサイルはフリーダムガンダムによって全弾防がれてしまった[66]。これを機に止まっていた戦闘が再開され、三つ巴の戦いが始まり、戦いを防ごうとするアークエンジェルの願いもむなしく戦闘は混迷を極めていく[65]。他を圧倒する力を持つキラのフリーダムガンダムは、神業としか言いようのない不殺の戦いによって「インパルスガンダム」「アビスガンダム」「ガイアガンダム」「グフイグナイテッド」をはじめとした戦闘領域に居るモビルスーツの戦闘能力を奪っていく[66]。激戦の果てに地球連合軍・ミネルバの双方は浅からぬ傷を負い、痛み分けのうちに戦いは終結し[65]、地球連合軍が撤退信号を上げると、キラのフリーダムガンダムも戦場を後にした[66]

PHASE-26 真実を見定めるため宇宙に戻ることになったラクス・クライン及びアンドリュー・バルトファルドは、「ミーア一行」に成りすましてシャトルを奪おうとする[66]。作戦は一旦成功するかに思われたが、その直後にミーアたちが現れたことにより、ザフトはモビルスーツ部隊を発進させる[68]

ギャビン隊・ライアル隊・マクリーン隊によって編成された空戦用モビルスーツ「バビ」の大群とアリステア隊の砲戦用モビルスーツ「ガズゥート」の部隊から成る、過剰ともいえる戦力の攻撃に晒されるシャトルであったが、フリーダムガンダムが援護に駆けつける。不殺の戦いを貫くキラのフリーダムガンダムは、シャトルを襲う攻撃を防いだ後、パイロットの命を奪わない程度にモビルスーツを破壊し、追撃の手を封じるために基地施設をレール砲で打ち抜いた。流れるような一連の戦闘は見事の一言[68]

共に宇宙に上がろうとするキラであったが、ラクスにアークエンジェルを託される[69]

PHASE-28 地球連合軍及びオーブ軍の連合艦隊は、ジブラルタルへ向かう戦艦ミネルバを迎え撃ち、キラのフリーダムガンダム及びカガリのストライクルージュ並びにアークエンジェルは再び介入する[68]

オーブ軍の空戦用モビルスーツであるムラサメが、ミネルバのブリッジに取り付きビームライフルを放とうとした瞬間、遠距離からの狙撃でこれを阻むと同時にフリーダムガンダムは現れ、ストライクルージュに乗ったカガリはオーブ軍に戦闘の停止を訴えかける[66]

カガリのストライクルージュに対してミネルバ所属のインパルスガンダムはミサイルを放ち、キラのフリーダムガンダムはそれを防ぐ。フリーダムガンダムとインパルスガンダムの攻防が始まったが、そこへミネルバ所属となったアスラン・ザラのセイバーガンダムが割って入る。アスランがキラのフリーダムガンダムを止めようとする最中、地球連合軍のカオスガンダムが攻撃を仕掛けるが、フリーダムガンダムがカオスガンダムを撃墜する。カガリの苦しみを理解しないアスランに対しキラは怒りを爆発させ[68]、フリーダムガンダムのビームサーベルでセイバーガンダムを切り刻む[66]

敗戦濃厚となったミネルバであったが、インパルスガンダムがオーブ軍旗艦のタケミカズチを沈めたことで、激しい戦闘は終わりを告げた[68]。タケミカズチ内部ではトダカ一佐が総員退艦を命じ、カガリの行為によって心を動かされた兵士たちがアークエンジェルと合流し、行動を共にすることになる。

PHASE-32 ユーラシア西部を鎮圧するため、地球連合軍のデストロイガンダムは倒的な火力と防御力で各地のザフト駐留部隊を鎮圧していた[68]。ベルリンの街を破壊するデストロイガンダムの殺戮を止めるため、キラのフリーダムガンダムとアークエンジェルは現場に急行する[70]

キラはデストロイガンダムによるビームの砲撃をビームサーベルの斬撃で薙ぎ払うという神業を見せ、強敵を前にデストロイガンダムはモビルスーツ形態へと変形する[68]。デストロイガンダムに加えウィンダムとカオスガンダムの布陣の前にはフリーダムガンダムも苦戦するが、オーブ兵とカガリがムラサメとストライクルージュで出撃し、カオスガンダムはムラサメ隊に撃破される[68]

地球連合軍所属のネオ・ロアノークのウィンダムは、脅威となるフリーダムガンダムと交戦し、対装甲貫入弾でフリーダムガンダムの対ビームシールドを破壊するが[68]、ネオに懐かしい気配を感じたキラはウィンダムを撃墜し、アークエンジェルに回収させる[71]

デストロイガンダムに搭乗するステラ・ルーシェは、記憶を操作され戦うことしか知らない兵士となっていた。ステラを救いたいザフト所属のシン・アスカが、コックピットに居る彼女に声をかけたことでステラは人の心を取り戻したかに思われたが、彼女にとって脅威の象徴であるフリーダムガンダムの姿が視界に入ったことで再び兵士へと戻ってしまい、眼前に居るシンのインパルスガンダムをも敵と認識してデストロイガンダムのエネルギー砲で焼き尽くそうとする。だが、フリーダムガンダムがビームサーベルでその砲口を貫いたことでデストロイガンダムは大爆発を起こし、ステラは命を失った[68]

PHASE-34~35 エンジェルダウン作戦が発動し、ザフトのミネルバとウィラード隊がアークエンジェル討伐に向かい[68]、猛攻に晒されるアークエンジェル。退路を切り開くキラのフリーダムガンダムに、シンのインパルスガンダムが襲い掛かる[70]

「キラはコックピットを絶対に狙わない」その戦い方にシンの勝機が隠されていた。不殺の戦いを余儀なくされていたキラは苦戦し[72]、これまでの戦いを分析しつくしたシンのインパルスガンダムはフリーダムガンダムの攻撃をことごとくかわし[68]、インパルスガンダムが頭部を破壊されても分離した上半身パーツをぶつけ新たなパーツに換装して戦闘を続行し[73]、対ビームコーティングが施された機動防盾や分離合体可能な機体の長所を生かしたトリッキーな攻撃で、徐々にフリーダムガンダムにダメージを与える。この状況にキラはインパルスの撃墜を決意、コクピットを狙った攻撃を繰り出すが、それすらも回避されてしまう[28]。アークエンジェルは海への脱出を目指し、後を追うフリーダムガンダムだったが、防戦一方となった際にミネルバの主砲がアークエンジェルの照準を定めるのに気を取られ[74]、その一瞬の隙を見逃さなかったインパルスガンダムがエクスカリバーによる突撃を敢行したことによって撃墜される[74]。インパルスの刺突直前に原子炉閉鎖ボタンを押していたため核エンジン爆発という最悪の事態は免れたが[74]、フリーダムはボディの一部分を残し大破する。その後、マリューの機転によりアークエンジェル右側エンジンをパージし爆発させることで撃沈したとザフトにカモフラージュした事で[74]追っ手を振り撒く事に成功し、キラはカガリに救出される[68]

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY
『機動戦士ガンダムSEED』の公式外伝である『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY』の第3話「フリーダム」において、カガリ・ユラ・アスハの結婚式に突如としてモビルスーツが乱入し、カガリを式場から連れ去ってしまう。本作の主人公であるアグニス・ブラーエが搭乗するモビルスーツ「デルタアストレイ」は救出へと向かうが、相手のモビルスーツを捕捉したその瞬間にデルタアストレイの頭部へ向けて砲撃が放たれた。続く第4話では、この一件はキラ・ヤマトによるものだと明かされる。

ZGMF-X10A FREEDOM(OKAWARA coloring Ver.)[編集]

腰部左右のクスィフィアスレール砲及び胸部のインテーク/ダクトと首周りの部分が、紫がかったグレーで彩色された、大河原邦男版ともいえるカラーリングのフリーダムガンダム。月刊ホビージャパンで連載された『機動戦士ガンダムSEED MSV』の最終回において、「ヴェルヌ35A/MPFM」と共に掲載された[75]

ストライクフリーダムガンダム[編集]

諸元
ストライクフリーダムガンダム[注 23]
STRIKE FREEDOM GUNDAM
別称 スーパー・ドラグーン・システム搭載型MS
コードネーム STRIKE FREEDOM GUNDAM
型式番号 ZGMF-X20A[注 24]
分類
全高 18.88m
重量 80.09t
装甲材質 ヴァリアブルフェイズシフト装甲[79][注 25]
動力源 ハイパーデュートリオンエンジン[80][注 26]
武装
  • MMI-GAU27D 31mm近接防御機関砲×2
  • MA-M21KF 高エネルギービームライフル×2
  • MA-M02G シュペールラケルタビームサーベル×2
  • MX2200 ビームシールド×2
  • MMI-M15E クスィフィアス3レール砲×2
  • EQFU-3X スーパードラグーン 機動兵装ウイング
  • MA-80V スーパードラグーン ビーム突撃砲×8
  • MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲
特殊装備 MS埋め込み式戦術強襲機「ミーティア
搭乗者 キラ・ヤマト

圧倒的火力を持った大部隊で敵部隊を殲滅する事を運用思想の中核とし、ザフトの次期量産機と成るべく開発されていたZGMF-Xシリーズの機体で、ZGMF-X10A フリーダムの直接の後継機[82]。開発自体は旧フリーダムと同時期にザフトで開始されていた(したがって、実際には双子機に近い関係を持つ)が、新規搭載される事となったドラグーン・システムと新型高機動スラスターの開発が予定より遅れた為、機体の完成は戦争終結に間に合わなかった。その後発効したユニウス条約に違反していた本機は、既に完成していた機体アッセンブリー及び開発・設計データを封印された。しかし、封印されていたアッセンブリーデータターミナルが鹵獲した[83][注 27](この際、ザフト統合開発局サーバーからは、本機のデータは削除された[84])。

ターミナルは、さらに深い混迷を続けるザフト地球連合の対立がZGMF-X10A フリーダムを持ってしても対抗しきれない最悪の状況に陥った際に、その状況を打開する為に[85]少数精鋭で圧倒的多数の敵と戦う事を想定し[86]、自分達の兵器開発製造拠点「ファクトリー」で本機の再開発を行った。再開発の際は、旧フリーダムの運用データを投影し、キラ・ヤマトの搭乗を前提とした再設計が施され、さらにセカンドステージシリーズ等の最新技術をも取り入れられている[87]セカンドステージシリーズの技術が取り入れられた事で、本機はZGMF-Xシリーズでありながらセカンドステージシリーズの傍流とも言える側面を持ったハイブリッドモビルスーツとなった[88]。約2年間の歳月を掛け[86]、最新技術を用いた再開発を行った結果、旧フリーダムの数倍に値する超高性能化を果たし[85]C.E.73の最新鋭機であるレジェンドもしくはデスティニーに匹敵する、当時最強クラスのスペックを獲得[89]。単機で敵部隊の機動制圧・遊撃を遂行する近距離・中距離戦闘用万能モビルスーツとして完成された[82]。だが、極限まで高性能化した機体の性能を、充分に引き出し得るパイロットが搭乗する事を前提条件としたハイスペックを追求し尽くした本機は[86]キラ・ヤマト以外のパイロットには操縦困難な機体となっている[83][注 28]キラ・ヤマトの専用機だからこそ成し得た超高性能化であり[86]、最強クラスと言われるスペックを獲得出来たのは、非凡極まるパイロットの非凡な要求に答える為に、非凡極まるモビルスーツを生み出そうとした技術者達の努力があったからである[83]

本機はラクス・クラインにより、キラが望まずも再度戦場に立つ時の新たなる剣としての「祈り」の意味を込めて、キラと共に戦場を駆けた名機「GAT-X105 ストライク」と「ZGMF-X10A フリーダム」の名を冠し「ストライクフリーダム」と命名された[88]キラ・ヤマトに託されたストライクフリーダムは、ザフト地球連合間の戦争を終わらせる最後の切り札として実戦投入され[85]、驚異的戦果を挙げた事によって、名実共にC.E.73時点で史上最強のモビルスーツとして評価される事となった[90]

機体構造

極めて高い反射速度を持ったキラ・ヤマトが搭乗する事を前提として再設計された本機は、五体の運動を司る内部骨格に、一般的なモビルスーツには無い特殊な仕様が加えられた。一つは、五体各部でより細かく細分割された外部装甲を、内部骨格の動きに連動して可変移動させる機構を加えられた点[91]。二つ目は、内部骨格部材自体がPS装甲素材で造られた点だ[87]。 内部骨格の動きに連動させた、外部装甲可変移動機構は、限りなく人体に近い可動と高い機動力を実現した機構である。しかし、同時に装甲の間に無防備な隙間を生み、防御力の低下を招いてしまう機構でもあり、キラの被弾率の低さから導かれた「敵機の攻撃に当たらなければ装甲など必要無い」という理屈の下、極限まで運動性を上げ被弾しないことを前提として、防御力の低下を無視して導入された。量子コンピュータによる戦闘シミュレーションでは被弾率0には成らず、一歩間違えば実戦で貴重な機体を容易に失い兼ねない非現実的な機構であるが、防御力の低下という不利点より運動性の向上という利点の方が大きいと判断され、さらに、開発を請負った技術者達の、キラに対する絶大な信頼が事を後押しし、導入に踏み切られた。この判断は正しく、実戦ではキラの操縦技術はシミュレーションのデータを凌駕しており、戦場において一度も被弾する事が無く、防御力の低下は問題が無かったどころか、もしこの機構が導入されていなかった場合、キラの反射速度に機体が追随出来なかったであろう事が判明している[91]。 また、キラの卓越した技量故の反射速度の高さは、設計限度目一杯の負荷を機体にかけてしまう[92]PS装甲素材製内部骨格部材は、その負荷から機体構造を保護する為に導入されており、その作動値が最大となる高機動戦闘時には内部骨格部材に電力が振り分けられ、余剰パワーを光子の形で放射する為金色発光する[92]。この折に、外部装甲可変移動機構によって生じた装甲の隙間は、機体内部に漏れ出たの排出にも寄与する[91]。また、内部骨格部材にPS装甲素材を使用した事で優れた防御力を発揮し、懸念されていた外部装甲可変移動機構による防御力低下を緩和したと言える[87][注 29][注 30]。 同システムは本機の成功によりデータが潤沢となったため、エースパイロット専用に同様のシステムを導入した機体も作られ始めている[91]

武装

MMI-GAU27D 31mm近接防御機関砲
頭部の近接防御機関砲。機構の内装に大きなスペースを必要とするという理由から排除する案も出されたが、実弾兵器に対する信頼の強さから最終的に残された経緯がある[94]。実戦での使用は確認されていない。
MA-M21KF 高エネルギービームライフル
旧フリーダムに装備されたMA-M20 ルプスの改良モデル[88]。両手で計2挺を携行し、二つのビームライフルを前後に連結することで、より高出力[88]かつ長射程のロングレンジ・ビームライフル[95]としての使用も可能となっている。複数敵機に対する攻撃に加え、遠距離・近距離戦といったあらゆる状況に対応する装備であり、使いこなすには、適切な状況判断を行うことが必要とされる[95]。非使用時には、両腰にマウントされる。
MA-M02G シュペールラケルタビームサーベル
MA-M01ラケルタの改良モデル。ザフトのセカンドステージ各機に採用されたヴァジュラ系のビームサーベルに対抗するために強化された[88]。M01同様、2基のデバイスを連結させた「アンビデクストラス・ハルバード」モードとしても使用可能[95]だが、キラが二刀流の高速戦闘を得意としていたため、使われることはなかった[95]。「シュペール」とはフランス語で「スーパー」の意味[95]
MX2200 ビームシールド
両腕部に装備されたビームシールド発生装置。ハイペリオンに搭載されていたモノフェーズ光波防御シールドに、さらなる改良が加えられて完成した[95]。ビームを盾として展開し、大出力ビーム砲の直撃さえ防ぎ切る。ビームの出力を調整することで防御面を自在に変化させることができる[88][92]。従来の実体式シールドに比べ、防御機能は遥かに向上し、同時に総重量の軽減にも一役買っている[96]
MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲
腹部に内蔵された大出力ビーム砲。ZGMF-X31S アビスと同型の装備だが、ハイパーデュートリオンエンジンからのエネルギー供給により威力と連射性能は向上している[97]。固定装備のため機体正面にしか撃てないが、本機の搭載する武装の中でも特に高い威力、また構えずに撃てるため、乱戦などでは使い勝手が良い[82][98]。その砲口はフレーム同様の金色にフェイズシフトする。コックピット直下にこの兵装が搭載されたことに伴い、コックピットとの間を遮蔽する超高精度鏡面壁とエネルギー防壁が完備され、不測の事態からパイロットを保護している[82]
MMI-M15E クスィフィアス3レール砲
旧フリーダムのM15を発展させた両腰の電磁レール砲AMBACユニット。砲の格納形体は従来の3つ折り式から2つ折り式に小型化されているが、威力はむしろ向上している[94]。また、M15と同様ビームサーベルラックおよびスラスターユニットとしての機能も有している。ビームライフルを両腰にマウントする際には、レール砲は後部にスライドされるため、その間は使用できない[94]
EQFU-3X スーパードラグーン 機動兵装ウイング
背部に装備された、ヴォワチュール・リュミエールシステム兼武装プラットフォームの機能を持つ可変式機動兵装ウイング。武装プラットフォームには、スーパードラグーンという兵装をマウントしているため、「スーパードラグーン 機動兵装ウイング」と呼ばれる。高出力の兵装を多数搭載するため、高品位・大容量パワーコンジットを内蔵した強度の高い大型マウントアームによって本体と接続されている[94]
ヴォワチュール・リュミエールシステム
スターゲイザーに搭載されていた惑星間航行用推進システムの発展形である光パルス高推力スラスター[99]。D.S.S.D.は民間の非軍事組織であるが、ザフトが同システムの基礎技術を共有していた事から搭載に漕ぎ着けた[100]。ヴォワチュール・リュミエールには元々太陽風のみならずレーザーや荷電粒子を変換することで光圧による推力に変換することが可能な技術的応用性を持っており、多くの戦闘用MSでは機体内に内蔵されたレーザー発振器を用いて能動的な推進を行う[101]。ストライクフリーダムに搭載されたタイプは武装プラットフォームからスーパードラグーンをパージすることで、このスラスターを最大限に活用することができ、基部から青白い光の翼を放出し、より驚異的な高速戦闘が可能となる[99][注 31]。その繊細な操作には優れた判断力と熟練が要求されるため、キラ以外が性能を最大限に発揮する事は困難である[99][注 32]
ストライクフリーダムはこのヴォワチュール・リュミエールシステムの他、ウイング部に赤色の「ウイングスラスター」を設けている[82]
スーパードラグーン[注 33][注 34]
武装プラットフォームに合計8基装備されたドラグーン。スーパードラグーンと名付けられた本機のドラグーンは、ザフトによって開発されていた[99]「使用者の空間認識能力に依存しない第2世代ドラグーンシステム[88][98][82]」をベースに、キラをパイロットに想定しクライン派独自の改良が施された[99]「特異な空間認識能力を必要とするシステム[92]」である[注 35]。スーパードラグーンは、旧フリーダム以上の同時マルチロックオン能力と、変幻自在のオールレンジ攻撃能力を獲得しているが、マルチロックオンシステムの制御とスーパードラグーンの誘導には、膨大な量の情報処理をパイロットに要求するため、キラでなければ性能を最大限に発揮させることは不可能である[99]。これらの情報需要に対応するため、本体頭部の複合センサーは多層マルチアレイ化され、情報処理能力を強化されている[94]。尚、地上での分離使用はできない[104]
MA-80V ビーム突撃砲[88]
スーパードラグーンに内蔵されたビーム砲。放出される荷電粒子を、ビームソードのように砲口前方に固定することで、スーパードラグーンを格闘兵装として用いることも可能である[97][87]。カオス、ガイアに搭載された「MA-81Rビーム突撃砲」と同系列の物。
ハイマットモード[105]
前型のフリーダムより引き続き採用された形態。機動兵装ウイングを展開する事で姿勢制御を行い、機体に高い運動性をもたらす[105]
フルバーストモード[105]
前型のフリーダムより引き続き採用された形態。腰部レールガンやビームライフル、スーパードラグーンといった火器類を前面に展開した状態[105][注 36]

劇中での活躍[編集]

第39話から登場。ザフト軍グラスゴー隊の攻撃を受けるエターナルに艦載されており、借り受けたストライクルージュで救援に駆けつけたキラの手に渡った本機は、ザクウォーリアグフイグナイテッドなど全25機のMSを2分で攻撃不能にし、ナスカ級3隻からなる艦隊を戦闘不能にした。

オペレーション・フューリーではラクスを乗せたインフィニットジャスティスと手をつなぎながらオーブ海上に降下し、シン・アスカ駆るデスティニーにより撃墜寸前まで追い詰められていたカガリのアカツキに加勢し、デスティニーが撤退するまで防衛を果たした。続いて、レイ・ザ・バレル駆るレジェンドと組み補給を終え再出撃したデスティニーからの挟撃に遭うが、アスランが搭乗したインフィニットジャスティスの加勢で危機を脱しレジェンドとの交戦に専念。その間ロード・ジブリールが宇宙へ逃走し、戦略目標を失ったザフトが撤退したためオーブ防衛に成功した。

その後、新たに組織されたオーブ軍第2宇宙艦隊の所属機となった本機は、大量破壊兵器レクイエムを排除するために出撃(メサイア攻防戦)。地球に残ったカガリに代わって現場の最高指揮官となったキラ・ヤマト准将の乗機として序盤から多勢を相手に奮戦し、ミーティアを用いインフィニットジャスティスとの共闘などでステーションワンの破壊に成功する。そのままダイダロス宙域へと向かい戦闘が佳境を迎えると、ミーティアをパージし宇宙要塞メサイアから出撃してきたシンのデスティニー、レイのレジェンドを筆頭とする増援MS部隊などと交戦。ほどなくして侵攻の遅延を打開するべく自機と母艦のエターナルやドムトルーパー隊を残しての全軍先行を指示(命令)し、ザフト軍から離反したジュール隊などの加勢も受けながらメサイア増援部隊の足止めに従事する。そうしてレクイエムに猛進していったインフィニットジャスティスを追ってシンのデスティニーが離脱していくと、同じようにシンにアスランの追撃を指示しストライクフリーダムとの対決を買って出ていたレイのレジェンドが立ち塞がり、かつてのラウ・ル・クルーゼ駆るプロヴィデンスのイメージと重なる因縁じみた一騎討ちに突入するが、最終的にフルバーストの一斉射で胴体(バイタルエリア)のみを残す大破に追い込んで退ける。その後、再びミーティアを用いてエターナルと共にメサイアを攻撃し完全破壊した。

「FINAL PLUS 選ばれた未来」で追加され「スペシャルエディション完結編 自由の代償」にも引き継がれた新規エピローグにて、オーブ・プラント間の終戦協議を経て最高評議会から招聘を受けたラクス・クラインが座乗するエターナルに随伴している姿が、映像上で確認されている本機の最後の様子となった。

備考[編集]

デザインについて
週刊ザテレビジョン』2005年36号に掲載されたサンライズ設定制作部による誕生秘話によれば、フリーダムを超えるMSであるということを外観で示すためにフォルムにマッシブな意匠を取り入れ、フレームを金色にし、火力が増強されたことを示すためビームライフルを2つ装備させたとコメントしている。
また、竹書房刊「PERFECT ARCHIVE 機動戦士ガンダムSEED DESTINY」における設定担当・森田繁のインタビューによれば、ストライクフリーダムの金色の関節は初期案で金色の新型フリーダムと銀色の新型ジャスティスを出すアイデアがあった名残なのだという[80]。加えて、チーフメカ作画監督を務めた重田智は「METAL BUILD ストライクフリーダムガンダム」発売時のインタビューにおいて、当初監督の福田己津央は機体のパワーが全開になった際に全身黄金になる演出を想定していたが、他のロボット作品とアイデアが類似してしまう事から後の黄金の関節が設定付けられたと明かしている[107]
月刊ホビージャパン』2007年3月号に掲載されたチーフメカ作画監督の重田智およびバンダイホビー事業部開発担当の野口勉との対談によれば、「ストライクフリーダムは天使をイメージしている」とコメントしている。

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注釈[編集]

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  1. ^ a b c d このバクロニムは、設定上では「モビルスーツ兵器システムの名称であり、『OS』という解釈は、その一部を表すものでしかない」とされている[5]
  2. ^ a b c d e f g 「MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲」「MA-M20 ルプスビームライフル」「MA-M01 ラケルタビームサーベル」「ラミネートアンチビームシールド」「MMI-M15 クスィフィアスレール砲」「M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲」と表記した資料も存在する。
  3. ^ 作中においてはキラ・ヤマトが呼称した。OSの頭文字がGUNDAMであるのは、開発に携わったスタッフがGAT-XシリーズのOSを参考として、遊び心的に名付けたものである[15]
  4. ^ 胸部にも機関砲を備えているとする資料も存在する[27]
  5. ^ a b 「ジェネレーター出力」や「スラスター推力」に関する記述を、「不明」や「計測不能」とした資料も存在する。
  6. ^ 機動戦士ガンダムSEED』劇中において、初めてフリーダムガンダムに搭乗したキラ・ヤマトは「凄い!ストライクの4倍以上のパワーがある!」と発言していた。しかし関連書籍では「ストライクガンダムとの模擬戦では、そこまでのパワーの差があるようには見えなかった。あるいはこの『パワー』とは、瞬間的な出力のことではなかったのか。しかし電池の4倍の持続時間では短すぎる」と記載されている[11]。その他にも「その性能はストライクガンダムの4倍もの値」[33]とする資料も存在する。これに対し、設定を担当した森田繁は「核エンジン搭載機とバッテリー機の差はパワーよりもスタミナの差によるところが大きい」といった見解を示している[34]
  7. ^ 「核エンジンを使用可能であり、行動時間に限界が無い」「強力な兵器をエネルギー切れの心配をすることなく使用可能」「核エンジンからのエネルギー供給が続く限り、ビームライフルを撃ち続けられる」と記述した資料も存在する[11]
  8. ^ 「翼を広げることで空中を飛行することができる」とした資料も存在する[32]
  9. ^ 『SEED』シリーズにおいては「大気圏内においては吸入した空気を注排出する超伝導電磁推進[35]」が示唆されているものの、このフリーダムは大気圏外における推進方式の明言はなされていない。ただし、小説版においてはフリーダムがプラントから出撃する際、推進ガスを噴射する描写が存在する[15]
  10. ^ 「コンピューター制御によって形状及び角度を変化させる」「余った電力を粒子化して外部に放出する」といった設定は、バンダイホビー事業部が『1/144SCALE RGシリーズ ZGMF-X10A フリーダムガンダム』の開発に際して過去の設定を再考証して創り上げた設定であり、この商品におけるフリーダムガンダムの翼には「砲身に近い翼の一部が展開する」という機能が盛り込まれている[24]
  11. ^ 大河原邦男の設定画稿参照。後続のアレンジされたデザインでは省略されることも多い。
  12. ^ 「MG フリーダムガンダム」取扱説明書内図解より[12]
  13. ^ 「ピクウス」はラテン語で「キツツキ」の意。
  14. ^ 「ルプス」はラテン語で「オオカミ」の意。
  15. ^ 「ラケルタ」はラテン語で「トカゲ」の意。
  16. ^ 「クスィフィアス」はラテン語で「メカジキ」の意。
  17. ^ ただし、作中でこの運用を行ったのは「機動戦士ガンダムSEED」本編39話(リマスター版37話)のみである。
  18. ^ 「バラエーナ」はラテン語で「クジラ」の意。
  19. ^ 「アグニを凌ぐ火力を実現しており、一射で射線上のモビルスーツや艦隊までも殲滅してしまう」と表記した資料も存在する。
  20. ^ 高機動空戦モードを用いないフルバーストモードも存在するが、アニメ「機動戦士ガンダムSEED リマスター」第33話においてはその際にウイングからスラスターらしきものを噴射する描写も見られた。
  21. ^ 大河原邦男による設定画稿を参照
  22. ^ 当初、フリーダムガンダムにはフルバーストモードとハイマットモードの二種類の画稿が存在していたが[注 21]、アニメーション作中では両形態を併用した作画がなされた[42]。この形態は放送当時に発売された関連商品ではとれないものであり、2004年に発売された「MG 1/100 フリーダムガンダム」によって初の再現がなされている[43]。尚、模型書籍等ではこの形態を「ハイマットフルバースト」とも呼称するが[43]、プラモデルキットの説明書などではこちらも「フルバーストモード」と記述される[21]
  23. ^ 劇中に登場する以前に発表されたメディアではスーパーフリーダムガンダムとされていた[76][77]ものが、現行の名に変更された。劇中ではフルネームが呼称されたのは初出撃のシークエンス程度で、大半は勢力を問わずに単に「フリーダム」と呼ばれた。
  24. ^ 頭部ブレードアンテナ基部にはイタリア語による数字標記(20を表す「venti」)、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の第3期OPのストライクフリーダムのブレードアンテナ基部には、“Liberta Modifica(自由・改変)”の文字が書かれている。
  25. ^ 起動色は白、黒(濃紺)、青を基調としている
  26. ^ 放送当時は「新型エンジン」と解説されるのみで、アニメ本篇や小説版などの初登場時のOS起動シーンで「原子炉臨界」と読み書きされた程度の情報しかなかったが、2006年6月2日に発売されたガイドブックのQ&Aで森田繁から(デスティニーなどと同じ)核エンジンとデュートリオンビーム送電システムとのハイブリッドである「ハイパーデュートリオンです」と明言されるまで[80]、あえて触れられていないことが多かった。核エンジン側については、「スペシャルエディション完結編 自由の代償」初回特典カバーでの「レーザー核融合炉」、COSMIC REGIONでの「レーザー核融合エンジン(ULTRACOMPACT ATOMIC REACTOR)[81]」、PGプラモデルでの「ウルトラ・コンパクト・ニュークリア・リアクター(超小型核原子炉)」などの表記もあり、PGプラモデルの組立説明書では「推測される」という前置きの上で、大出力&小型化された新型とされている。なお、上述のQ&Aで「Nスタンピーダーを使ったらMSの動力炉も暴走するかもしれない」という趣旨の話題になった際、森田繁は「ストライクフリーダムとか、危ないね(笑)」とコメントしている[80]
  27. ^ 「SEED DESTINY」放送当時のプラモデルキットなどで公開された設定では「本機の開発経緯については表に出ていない部分が多い」と前置きした上で「ZGMF-X10A フリーダムおよびセカンドステージシリーズのデータを混ぜ合わせてクライン派が開発した機体である」という説明がなされていた。放送終了後に発売されたMGプラモデルには、「ザフトが開発を中断し、保管されていた物をクライン派が持ち去りチューニングした」というものと「ザフトが開発終了直前まで製作していた物を、クライン派が奪取しチューニングした」という、2つの矛盾した記述がなされた。SEEDシリーズの特殊設定担当である森田繁は「ザフトのデポに封印されていた物を、クライン派が持ち去り、キラ・ヤマト専用機として完成させた」と発言している[83]
  28. ^ フリーダムの後継機であるため、コックピットやOSは旧フリーダムと同系。コクピットにはマルチロックオンシステムを設け、多彩な火器の運用を可能としている。その反面、操縦には肉体的・精神的な負担が発生しており、このコクピットシステムの性能を発揮するためにはキラ・ヤマトやアスラン・ザラのようなコーディネイターの中でもトップクラスの人材を必要としている[87]
  29. ^ TVアニメーションにおいては出撃時にディアクティブモード時のグレーからゴールドに変色する描写が見られた。「SEED DESTINY」放送当時の公式サイトにおいては金色の関節という説明のみがなされており、以後の設定は後続の媒体によって追加されたものである。
  30. ^ 一部の資料では本機の金色の関節を「ゴールドフレーム」と結びつけ、オーブの技術導入を仄めかす記述も存在した[93]が、設定考証を担当した森田繁はこれを否定している[80]
  31. ^ 「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」リマスター版第42話では地上に舞い降りたストライクフリーダムがデスティニーと交戦に入る際、瞬間的に翼部から青い発光現象を起こす演出が追加されているが、これが同スラスターの効果であるかは不明。
  32. ^ 初期の場合は「もの凄い出力であることの視覚的な表現」とだけ解説[102]され、原理や機能、用途についての設定はなされていなかったが、HGスターゲイザーシリーズ付属ガイドリーフレットvol.4やMGプラモデルの発売時に「スターゲイザーの惑星間航行用光パルス推進システムを発展させた高推力スラスターから発せられる光の翼」という設定が加えられた。
  33. ^ この名称は「MGストライクフリーダムガンダム エクストラフィニッシュVer」組立説明書2頁の図解による。
  34. ^ 講談社の『オフィシャルファイル メカ04』、角川書店の『公式ガイドブック3 -誓いの宇宙-』、竹書房の『パーフェクト・アーカイブ・シリーズ5』、後藤リウの小説版などでは、スペックやデータ表での "ビーム突撃砲" と、説明文や本文での "ドラグーン・システム" ないし単なる "ドラグーン" のように、武装名とシステム名に区別され表記・表現されている。特性については、2005年8月発売のプラモデルキット「1/100 ストライクフリーダムガンダム」組立説明書の時点では「搭乗者に特殊な空間認識力を必要としないタイプ(第2世代ドラグーン)」という設定がなされていたが、2005年8月発売のテレビジョン サンライズ設定制作部解説においては「ほとんどのパイロットには操作できないはずのドラグーンを初出撃時から使いこなしていたように、この機体は開発段階からキラを想定して調整されていると推測されます。」とする説明がなされた。また、2005年11月発売のプラモデルキット「1/60 ストライクフリーダムガンダム ライトニングエディション」においては「特異な空間認識能力を必要とする兵装」とする三通りの文献が見られた。その後、2006年12月発売のプラモデルキット「MG ストライクフリーダムガンダム」組み立て説明書においては「ザフトによって開発された使用者の空間認識能力に依存しない次世代システムをベースとしながら、独自の改良が加えられている。」としており、2011年5月発売の「ガンダムの常識 オールガンダム大全集21世紀編」解説においては「第2世代をベースにさらなる高性能化という方向性で進化がなされた。そのため特異な空間認識能力が必要」という説明となっている。
  35. ^ 第二世代ドラグーンは機械的な動作補助を優先した場合、第一世代ドラグーンよりも動作性能が劣る側面が存在した[103]
  36. ^ 関連ゲーム『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT』などでは、「フルバーストモード」を指してハイマットフルバーストと表記している[106]。『スーパーロボット対戦』シリーズでは地上でのドラグーンを用いないフルバーストモードをハイマットフルバースト、宇宙でのドラグーンを用いたフルバーストモードをドラグーンフルバーストと区別している。『第3次スーパーロボット対戦Z』では、一斉射撃となっている。

出典[編集]

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  107. ^ GAME Watch「特別企画 METAL BUILD ストライクフリーダムガンダム」重田智氏インタビュー

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関連項目[編集]