三隻同盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

三隻同盟(さんせきどうめい、Triple Ships Alliance)は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場する架空の勢力。

概要[編集]

地球連合軍を離脱したアークエンジェル、崩壊したオーブ軍残存戦力を搭載したクサナギクライン派ザフト軍から強奪したエターナルの3隻によって構成される。名称は劇中では確認できず、プラモデルのデカールや『ガンダムエース』掲載のテキストなどにおいてこの語の使用がみられる。『Δ ASTRAY』においては、マーシャンから「歌姫の騎士団」と呼ばれている。

核搭載型MSであるフリーダムジャスティス、それらの巨大補助兵装であるミーティアユニットなど、ヤキン・ドゥーエ戦役当時における最新鋭の強力な兵器群を保有しており、規模に比して戦力は高い。

その立場上、正規ルートによる補給を受けられなかったため、マルキオ導師の計らいでロウ・ギュールなどのジャンク屋による補給を受けていた[1]

終戦後にアークエンジェルとクサナギはオーブへ、エターナルはクライン派の支援を受けてデブリ帯に潜伏する。SEED DESTINYでは開戦とオーブの連合加入に伴い、望まぬ結婚をしようとしたカガリの連れ出しを機にアークエンジェルが活動を再開、エターナルもそれに呼応して宇宙でMS開発に着手する。しかし、ギルバート・デュランダル主導の融和路線及びプラント寄りの世論において彼らは敵対勢力とされた。後にアークエンジェルのオーブ軍第二宇宙艦隊への編入に伴いクサナギ及び他のイズモ級で構成されたオーブ軍と合流する。しかし、すでにデュランダルへの盲信に等しい信奉が広がったその時点で、彼らはロゴスの遺産であるレクイエム使用とデスティニープランの導入に異を唱えても逆にロゴス扱いされた。

所属人員・兵器[編集]

アークエンジェル
クサナギ
エターナル

※キラとアスランは最初アークエンジェルに属していたが、フリーダムとジャスティスの専用艦であるエターナルの参戦に伴い、乗機と共にエターナルへ移動している。

協力者
  • 人員
    • イザーク・ジュール(『SEED』、及び『SEED DESTINY』終盤で間接的に彼らを援護する)
    • ディアッカ・エルスマン(『SEED』ではアークエンジェルのクルー、『SEED DESTINY』終盤でイザークと共にアークエンジェル側へ加勢する)
    • シホ・ハーネンフース(マガジンZ版において彼女と思しきジュール隊パイロットがメサイア攻防戦で他のパイロット達と共にエターナルを援護する)
    • メイリン・ホーク(『SEED DESTINY』の当初はミネルバのクルーであったが、アスランの脱走に巻き込まれる形で離反。後に自らの意志でアークエンジェル、エターナルのクルーとして彼らの意志に賛同する)
艦載機のナンバリング(CE71年時点)
所属機には元来の型式番号とは異なるナンバリングが施されており、フリーダムは101、ジャスティスは102、ストライクは110、バスターは120、ストライクルージュは210、アサギ・コードウェルジュリ・ウー・ニェンマユラ・ラバッツM1はそれぞれ211、212、213となっている(その他のM1アストレイは連番で続く)[2]

劇中での動向[編集]

CE71年6月16日のオーブ侵攻に伴い、宇宙へ脱出したアークエンジェルとクサナギは同年同月18日からL4へ移動を開始し、30日に廃棄されたL4コロニー、メンデルに到着。同年7月5日に同地帯にエターナルが合流した。同年同月12日には追撃してきた地球連合軍ドミニオンやザフト軍ヴェサリウスと交戦。その後はプラント内のクライン派や、オーブの残党と連絡を取り合い講和を図った。同年9月23日には第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に介入。プラントに対して発せられた核ミサイルを迎撃した他、γ線レーザー砲「ジェネシス」をZGMF-X09Aジャスティスの自爆によって破壊した[1]

『SEED DESTINY』では一般には余り広く知られていないが、大戦の英雄と称されるラクスカガリの存在と軍、政府関係者の間では連合とザフトの双方に名を知られているアークエンジェルフリーダムジャスティスは有名であり、一般ではラクスとカガリがその中心であったとされている。後に、彼らは所属をオーブ軍第二宇宙艦隊、デスティニープラン反対派として活動を再開する。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b 『機動戦士ガンダムSEED コズミック・イラ メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月28日、221頁。 (ISBN 978-4-575-46469-6)
  2. ^ 『機動戦士ガンダムSEED&ASTRAY モデリングマニュアルVol.2』メディアワークス、2003年10月、14頁。ISBN 978-4840225304

関連項目[編集]