ザフトの機動兵器

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ザフトの機動兵器では、『機動戦士ガンダムSEED』を初めとする「C.E.(コズミック・イラ)」作品に登場するモビルスーツ (MS) の内、ザフト陣営の兵器について解説する。

なお本記事での「○○目」表記・分類は「機動戦士ガンダムSEED MSV開発系譜(ZAFT編)[1]」に基づく。

ジン目[編集]

シグー目[編集]

ディン系[編集]

バビ[編集]

諸元
バビ
Babi
型式番号 AMA-953[注 1]
全高 19.84m
重量 65.75t
武装 MGX-2237アルドール 複相ビーム砲
MMI-GAU2436 22.5mm4銃身機関砲×4
QFJ91 12連装航空ミサイルランチャー×2
MA-M343 ビームライフル
MMI-M182 航空ガンランチャー
搭乗者 アスラン・ザラ(漫画版のみ)

ディンの後継機として開発された空戦用MS。CE71年の戦いにおいては制空戦闘MSとして活躍したディンであったが、CE73年においては飛行型MSは多く普及していたため、爆撃能力にウェイトを置いたバビが個別に開発される事となった[2]。折り畳み式の主翼と大気圏内での空気抵抗を考慮したコーン状の頭部が特徴で、脚部を背後に折り畳んだモビルアーマー (MA) への可変機構を有している。ディンに比べ重武装、重装甲だが、強大な推力により同等の機動性を維持している。

ザフトの地上作戦において、航空戦力として多数が投入される。フリーダムデストロイアカツキと交戦し、撃墜された。

オペレーション・フューリーでは先鋒として真っ先にオーブ領土に侵攻し、セイラン家を破壊した。

なお、『SEED DESTINY』のコミックボンボン版では、エンジェルダウン作戦にてアスラン・ザラが搭乗している。

武装
MGX-2237アルドール 複相ビーム砲
胸部中央に内蔵された高出力ビーム砲。固定装備であるため射角は狭く、MS時は前方射撃、MA時は地上爆撃用に使用される。Aldol とはラテン語で「熱」の意。
MMI-GAU2436 22.5mm4銃身機関砲
片翼につき2基、計4基装備された機関砲。4つの砲口が剥き出し状態で搭載されている。ドッグファイトに対応。
12連装航空ミサイルランチャー
両翼上部に1基ずつ設置されたミサイルランチャー。
MA-M343 ビームライフル
右手に保持される専用ビームライフル。対PS装甲用に採用された装備。やや小型で取り回しに優れ、MS・MA両形態で使用可能となっている。非使用時には航空ガンランチャーともども、両腰のハードポイントに接続可能[3]
MMI-M182 航空ガンランチャー
左手に保持される実弾火器。給弾方式は弾倉式であり、砲弾、ミサイル双方が発射可能となっている。発射機関はブルパップ方式を採用している。

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ゲイツ目[編集]

バクゥ目[編集]

ザウート目[編集]

ザウート[編集]

諸元
ザウート
ZuOOT[4]
型式番号 TFA-2[4]
全高 17.86m[4](タンク形態時:13.57m[4]
重量 83.59t[4]
武装 2連キャノン砲×2[4]
2連副砲[4]
重突撃機銃[4]
スモークディスチャージャー×4[4]
搭乗者 マーチン・ダコスタ
アール
ロウ・ギュール

ザフトの陸戦用砲戦型MS。宇宙用の建設作業機である作業用機器から発展し、ジンとは異なる開発系統を持つ[5][注 2]。C.E.70年3月15日、オペレーション・ウロボロス採決の折にプロパガンダの意味をも込めて世界に発表された[7]。タンク形態への変形機構を持ち、砂漠等の環境で移動砲台としての機能を発揮する[5]。また、タンク形態は砲撃時の安定性を高める効果を持つ[4]

しかし、MSとしての基本性能、特に機動性は低く、戦争緒戦においては機動性に優れたバクゥがより大きな戦果を挙げ、こちらが主力として君臨している。本機はザフト上層部の意向により、プラント内での自然環境保護の観点から運用試験が満足に得られないまま実戦投入が行われており[8]、その開発中から時代遅れの機体であるとされた[8][注 3]。一方で世界公表の折には犬型のバクゥよりも、その外観から高い火力が容易に想像できるザウートは連合軍において脅威とみなされた[9]。その後実戦において両者の評価は逆転している[注 4]

しかしながら、装甲と火力は秀でるものがあり、緒戦においてはバクゥとの連携作戦における囮役として活躍した[8]うえ、地上戦艦で砲台として活躍している[10]

その他、ギガフロート建設の際にジャンク屋で作業用に改修され、クレーンなどを装備したものが活躍していた。

武装
2連キャノン砲
本機の主砲。砲弾をばらまく効果を持っている[4]
2連副砲
左腕部に備えた副砲。
機銃
胸部に4門設置される牽制用の砲であるが[5]、正式呼称は不明。
重突撃機銃
ザウートの携行装備。主砲に比べ威力は低いことから、その用途は対ミサイル防御や敵機牽制となる[5]
スモークディスチャージャー
頭部側面に設置される。

ガズウート[編集]

諸元
ガズウート
Gazuoot
型式番号 TFA-4DE[注 5]
全高 18.00m(タンク形態時:不明)
重量 81.71t
武装 フルカ 2連装ビーム砲×2
MMI-M19 14mm2連装近接防御機関砲×2
MMI-M70トリウィム 3連装軽砲×2
ファルコーネSSM 地対地対艦ミサイル×4
搭乗者 マッケラー[11][12][注 6]

『SEED DESTINY』に登場。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦後に製造されたザウートの火力強化型。MSとしての汎用性を廃して移動砲台としての側面をより強化した機体[13]

『SEED DESTINY』第9話においてはローラシア級の船上に搭載される姿が見られた。

武装
フルカ 2連装ビーム砲
背部に2連装のものを2基装備。Furcaはラテン語でフォークの意
MMI-M19 14mm2連装近接防御機関砲
胸部に設置される。インフィニットジャスティスに装備されたMMI-M19Lと同系列の型式番号を持つが、詳細は不明。
MMI-M70トリウィム 3連装軽砲
両手のマニピュレーターに代わり装備された。Triviumはラテン語で三叉路の意
ファルコーネSSM 地対地対艦ミサイル
両腕の側面に固定されたミサイル。Falconeはイタリア語でハヤブサの意
制作エピソード
初期段階でのザウートの機体名にはボーグという仮称が用いられていた[14]。後続の派生機であるガズウートという機体呼称は、『ガンダムSEED』放送時に宇宙用のザウートのアイデアとして候補に挙がっていたものである[15]
デザインを担当した大河原邦男は、雑誌記事において変形機構は『機動戦士ガンダムF91』に登場したガンタンクR-44から流用したものだと語っている。また、大河原は四角いデザインだと連邦側の機体に見えるため、曲線を主体にしたと説明している[16]

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グーン目[編集]

グーン[編集]

諸元
グーン
GOOhN[17]
型式番号 UMF-4A[17]
全高 20.71m[17]
重量 70.50t[17]
武装 533mm7連装魚雷発射管×2
フォノンメーザー砲×2
47mm水中用ライフルダーツ発射管
1030mm マーク70スーパーキャビテーティング魚雷
搭乗者 ハンス

設計はプラントのクラーク局が担当[18]。ベースとなった機体はジンフェムウスである[19]。C.E.70年3月15日、オペレーション・ウロボロスに合わせて公表された[7]

地表の7割を占める海での戦闘を踏まえて開発された機体であり、高い耐水性能を誇るほか、水中の抵抗を抑えるフォルムで設計されている[17]。水中巡行形態を持ち、遠距離への移動や水中での高速航行では省エネルギーを兼ねて同形態をとる[20]。また、ロレンツィーニ器官を模した高性能レーダー・周囲電位センサーを備える。機体としての主用途は敵潜水艦の撃破や、沿岸基地の破壊等であり[20]、補給路の寸断で活躍した[17]

一方で、最大速度はあるものの、小回りは効かない。また、MS戦闘用には開発されていないために格闘専用の武器は装備されておらず、対MS戦は不得手としている[20][注 7]。精密作業も想定していたため手にはマニピュレーターを有するが、利用頻度が低かったために後発の機体では格闘戦用のクローを装備している[20]

武装
533mm7連装魚雷発射管
両腕に1門ずつ装備している。ロケット推進式であり、水上以外での使用も可能になっている[20]
フォノンメーザー
水中でも使用可能な音波兵器であり、胸部に2門装備している。フォノンメーザー自体は見えないので、同軸発射されたレーザーで発射角を確認する[20]
47mm水中用ライフルダーツ発射管
巡航形態で使用される。近距離なら対空攻撃にも使用可能で、敵装甲に着弾後、内部から破壊する[20]
1030mm マーク70スーパーキャビテーティング魚雷
破壊力は高いが、それ故に使い勝手の難しい水中用装備[20]
作中の活躍
『SEED』ではモラシム隊が運用して紅海洋上を航行中のアークエンジェルを襲撃、キラ・ヤマトの搭乗するストライクと交戦したが、撃墜された。
『SEED DESTINY』では、インド洋での戦闘において数機がアビスと交戦したが、全く歯が立たず全機撃破されてしまった。
制作エピソード
デザインを担当した大河原邦男は元々魚をモチーフにしたメカとしてデザインを提出したとしているが、潜水艦的な演出を行うため、監督である福田己津央のアイデアによって頭部カメラに手を加えたとしている[21]

ジンフェムウス[編集]

『SEED MSV』のジンの水中型バリエーションだが、「プロトグーン」の別名があり、分類もグーン目とされている。

グーン地中機動試験評価タイプ[編集]

『SEED MSV』『SEED ASTRAY』などに登場。グーンに地中潜航能力を付与した機体。(型式番号:UTA/TE-6

周囲の土壌・岩盤を粉砕し、液状化させるスケイルモーターと制御・駆動用の光ファイバーがボディーに張り巡らされている。しかし地中用レーダーが近距離しか認識できず、地中潜行のためには事前の地質調査が必要なため、実用性に難を抱えている。それでも合計で3機が製造され、パナマ攻略戦へ実戦投入された[22]

『SEED ASTRAY』では評議会に委託された機体が登場、コロニー「メンデル」にてジョージ・グレンのDNAサンプルを捜索していたディラー・ロッホに貸与される。試作型のため信頼性は高くなく、スケイルモーターの振動による影響でセンサーが故障してしまい、ジャンク屋組合経由でプラントからの依頼を受けたロウ達によって修復された。

ジオグーン[編集]

『SEED DESTINY』の時代における地中機動試験評価タイプの量産型。(型式番号:UTA/TE-6P[23]

アニメーション『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第40話~43話のオーブ侵攻戦にて海中より投入し、ロード・ジブリールの捕縛を目指した。ウナト・エマ・セイラン以下、オーブ行政執行部とその家族の居るシェルターやオーブ国防本部へ突入したが、地上へ出現した瞬間にカガリ・ユラ・アスハが搭乗するアカツキによって撃破された。

『DESTINY MSV戦記』ではタキト・ハヤ・オシダリが操縦していたNダガーNによって撃破された[24]

ゾノ[編集]

諸元
ゾノ
ZnO[25]
型式番号 UMF-5[25]
全高 21.37m[25]
重量 69.42t[25]
武装 533mm6連装魚雷発射管×2
フォノンメーザー砲×2
近接戦闘用クロー×2
搭乗者 マルコ・モラシム

グーンの後継機として、クラーク設計局によって開発された水陸両用MS[25]。カオシュン宇宙港陥落とともにラゴゥやゲイツと同時に発表された[26]

機体としてはグーンの水中戦能力を引き継ぎつつ、陸上戦能力も強化されている[25]。また、将来の連合の水中用機動兵器投入による対MS戦も見越した、格闘能力も強化された[20]。水中での航行性能・レーダーもグーンから改良され、水流性能に優れた円盤状の上半身と、対水圧に優れた重装甲を併せ持つ[25]。水中巡行形態への移行時間もグーンから短縮されており、水中においては高い機動性を発揮する[20]

武装
533mm6連装魚雷発射管
グーンと同様の魚雷が装填されている[20]
フォノンメーザー砲
格闘戦での対応力を高めるため、クローの掌部に設置される。敵を至近距離で撃ち抜く運用も可能[25]
近接戦闘用クロー
鋭利になっており、これによって敵機を捕らえるほか、機体のパワーによって引き裂くことも可能である[20]
作中の活躍
マルコ・モラシムが搭乗し、キラ・ヤマトのストライクと交戦したが、撃破されてモラシムも戦死した。
ヘブンスベース攻防戦においては、序盤ではフォビドゥンヴォーテクスによって撃破されていたが、その後に戦局が上向いてからはグーンやアッシュなどとの連携攻撃で逆にそれらを撃破していた。

アッシュ[編集]

諸元
アッシュ
ASH[27]
型式番号 UMF/SSO-3[27]
全高 20.65m[27]
重量 50.59t[27]
武装 GMF22SX 試製推進器複合型多目的ミサイルランチャー×2
MA-M1217R 高エネルギービーム砲×4
PJP3式 2連装フォノンメーザー砲
M47 23mm2連装機関砲×2
MX-RQB505 ビームクロー×2
搭乗者 ヨップ・フォン・アラファス

『SEED DESTINY』に登場。グーンやゾノの延長戦上にあたる機体で、特殊支援MSに分類される。前駆の機体に比べ腕部・脚部の可動域に優れ、陸上で高い運動性を発揮する。また、水陸両用の特性を生かし、主力部隊のほか、要人暗殺等を行う特殊部隊にも配備された。水中ではMA形態に変形する事で高速移動も可能であり、拠点急襲や湾岸基地への攻撃も行う[27]

武装
GMF22SX 試製推進器複合型多目的ミサイルランチャー
目的に応じて魚雷やミサイル等を装填可能。推進器も備える[27]
MA-M1217R 高エネルギービーム砲
肩部装甲に装備。主にMA形態用の兵装であるが、MS形態でも使用可能である[27]
PJP3式 2連装フォノンメーザー砲
モノアイレール内側に装備する[27]
M47 23mm2連装機関砲
両腕部に装備する牽制用の機関砲[27]
MX-RQB505 ビームクロー
両腕部に装備。格闘戦用のクローであり、爪部も実体刃として使用できる[27]
作中の活躍
ヨップ・フォン・アラファス率いる特殊部隊がラクス・クラインの暗殺作戦にて使用したが、その際の機体は迎撃に出たキラ・ヤマトフリーダムによって全機とも戦闘不能にされ、機密保持のためにパイロット諸共自爆した。
ヘブンズベース攻防戦では、フォビドゥンヴォーテクスなどを撃破した。
ザフトによるオーブ侵攻戦では、上陸作戦の支援には貢献するものの、オーブやクライン派のMSに撃破されていた。

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ZAFTガンダム目[編集]

ファーストステージシリーズ[編集]

パトリック・ザラの主導によって開発された「ZGMF-Xシリーズ」を指す試作MS群のこと。ニュートロンジャマーキャンセラーを搭載したことによる核エネルギーで稼動するのが最大の特徴で、奪取したG兵器からもたらされたフェイズシフト装甲の半永久的な展開が可能となった他、高出力かつ破壊力のあるビーム兵器の使用制限にも悩まされることが無くなり、再び兵器体系の頂点に立つ存在となった。

意匠は在来ザフトMS側ではなくG兵器側を強く反映しており、分類の "ガンダム" とは搭載している専用のモビルスーツ・ネオ・オペレーション・システム「G.U.N.D.A.M Complex」に由来するもので、以降のシリーズにも定着した。尚、機体ナンバーの番号はジンから数えたザフトMSの開発順で割り当てている[28]。また、頭部各所にイタリア数字が記されている機体があるが、これはザフト初のMS開発者が「ジャン・カルロ・マニアーニ」というイタリア系コーディネイターであったことに由来する[29]。なお、後年のシリーズと区別するためにX000AからX13Aは「ファーストステージ(シリーズ)」とも通称される[30]

ストライクフリーダムとインフィニットジャスティスはCE73年~74年の戦乱で活躍した機体だが、前者の設計は古く、CE71年にフリーダムの姉妹機として開発が行われていた機体である[31]。後者はザフト統合設計局に存在した基礎設計をベースとしており[32]、それらのデータや未完成試作機をクライン派が奪取し[31][32]、セカンドステージシリーズ、ハイパーデュートリオン、ヴォワチュール・リュミエール、ドラグーン・システムの技術までをも投入して独自開発後に完成した機体である。なお、型式番号はファーストステージ当時の連番のままだが、デスティニーなどと同じく実質的にはサードステージないしそれ以上のポテンシャルを有するMSとなった。

セカンドステージシリーズ[編集]

セカンドステージ以降は、主にC.E.73年代においてギルバート・デュランダルの主導によって開発されたシリーズで、ユニウス条約で禁止されたNジャマーキャンセラーに代わる新技術のデュートリオンビーム送電システムによって稼動する。ファーストステージの基本性能を受け継ぎ[33]、更に国家ごとにMSの保有機数制限が布かれたことに端を発する可変モデルとして設計されており、MS形態とMA形態の変形(合体)機構を有しているのも特徴となっている。また、装甲はPS装甲の改良型であるヴァリアブルフェイズシフト装甲が通例となった。搭載している専用OSは「G.U.N.D.A.M Weaponry」。セカンドステージシリーズのインパルス、セイバー、カオス、アビス、ガイアの5機はコンセプトナンバーによって機体タイプを識別できるのも特色のひとつで、5のインパルスは換装タイプ、2のセイバー、カオスは航空機タイプ、3のアビスは水中戦型、8のガイアは陸戦とそれぞれの特化した機能を現している[30]

サードステージシリーズ[編集]

デスティニーとレジェンドは当時の世界情勢によって表向きセカンドステージとされていただけで、実質的にはサードステージかそれ以上を見越して開発され、核エンジンとデュートリオンビーム送電システムをハイブリッドさせた「ハイパーデュートリオン」を採用している他、X42S側にはヴォワチュール・リュミエールシステムの近縁型スラスターとミラージュコロイド技術による光学分身機構を、X666S側には技術革新によって性能を落とすことなく簡略化に成功した第2世代型のドラグーン・システムをそれぞれ有しているのが特徴。搭載している専用OSは「G.U.N.D.A.M SYSTEM」。なお、ZGMF-XX09T ドムトルーパー(オリジナル仕様)については、開発者が独断でナンバー登録およびサードステージとカテゴライズしているだけで、ザフト正規軍のデータベースからは抹消されているのが正しい。

ニューミレニアムシリーズ[編集]

ユニウス条約の締結に前後して開発された、ZGMF-1017 ジンないしZGMF-600 ゲイツ(ZGMF-601R ゲイツR)に代わるザフトの制式量産モデル。

当初はNジャマーキャンセラーを搭載した核動力MSの量産化をコンセプトにしてX999Aがロールアウトしていたが、同条約によって禁止されたと同時にMSの保有台数が制限されたため、局地戦向け専用機の役割を単機で担える多用途性を兼備させるべく「何かしらの装備換装機能を有すること」へ変更されたのが最大の特徴となっており、1000と1001はウィザードシステム、X2000(2000)は四肢換装機構によってそのコンセプトを体現している。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 型式番号は Aerial Maneuver Attacker を略したもので「空中機動攻撃機」を意味する[1]
  2. ^ ジンはそのルーツを宇宙用作業服に持つ[5]。また、ザウートは機体として、ジンよりも旧式に当たる[6]
  3. ^ バルトフェルド隊に補充されたが、バルトフェルドは「こんな物を送ってくるくらいなら、ジンオーカーのほうはまだましだ」と当機の価値の低さを扱き下ろしていた。
  4. ^ オペレーション・スピットブレイクでアラスカ基地にも投入されているが、地球連合軍のリニアガン・タンクにキャタピラーを破壊されて横転した。その際の戦車隊指揮官の発言から、地球軍側でもザウートは取るに足らない兵器と見做されている模様。
  5. ^ 型式番号の末尾は Directional Emission を略したもので「指向性射撃」を意味する[1]
  6. ^ 一方、高山瑞穂の漫画版では 「マッソーラ」 で、乗機も前モデルのザウートになっている。
  7. ^ アニメーション『機動戦士ガンダムSEED』第22話(リマスター版第21話)ではストライクに対し機体ごと体当たりする姿も見られた。

出典[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]