ニセコアンヌプリ

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ニセコアンヌプリ
ニセコ東山スキー場2.JPG
南東から
標高 1,308.2 m
所在地 日本の旗 日本 北海道ニセコ町倶知安町
位置 北緯42度52分30秒
東経140度39分32秒
座標: 北緯42度52分30秒 東経140度39分32秒
山系 ニセコ連峰
種類 成層火山
初登頂 正木照信1898年
ニセコアンヌプリの位置
Project.svg プロジェクト 山
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ニセコアンヌプリとは、北海道後志総合振興局かつニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある標高1,308.2mの活火山[1]。ニセコ火山群[2]に属しニセコ連峰の主峰である。世界の4大スキー場の一つに数えられ、西側にはイワオヌプリニトヌプリチセヌプリなどの山々、北側にはワイスホルンがある。尻別川を挟んで羊蹄山の向かいにあり、世界的なスキー場のある山としても有名である。日本三百名山である。山頂には一等三角点(点名「似古安岳」)が設置されている。

動植物[編集]

ニセコアンヌプリの主な動物はクマキツネタヌキホンドテンリスモモンガオコジョ等であり、鳥類は、モズウグイスキジバトオオルリカッコウクマゲラカワセミ等が多い。[3]また植物は、エゾイタヤシナノダケノヤチダケエゾマツダケカンバササネギシロダケコケモモハイマツハイデ等が主に自生している。

歴史[編集]

1961年 ニセコひらふスキー場(現在のニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ)がニセコアンヌプリ始めてのスキー場としてオープンした[4]

1972年 ニセコアンヌプリ国際スキー場がオープンした。

1982年 ニセコ東山スキー場(現在のニセコビレッジ)がオープンした。

1992年 ニセコひらふ花園スキー場(現在のニセコHANAZONOリゾート)がオープンし、上の3スキー場と合わせて「ニセコユナイテッド」が揃う。

山名の由来[編集]

ニセコアンヌプリの名は明治時代の北海道庁の発行した地図に既にその名があるが、本来、この山を指すアイヌ語地名は「チセネシリ(cise-ne-sir)」(家<正四角錐>・のようである・山)と松浦武四郎の残した資料などから推定され、双耳峰であるニセコアンヌプリの山容はまさにその形状となっている。

現在の山名は、この山が、南西斜面を下るニセコアンベツ川の水源となっていることから、その前半部に「山」を指すアイヌ語のひとつである「ヌプリ(nupuri)」をつけた、ものとされている[5]

なお、ニセコアンベツ川のアイヌ語名「ニセイコアンペッ(nisey-ko-an-pet)」は「絶壁・に向って・いる・川」、あるいは「峡谷・に・ある・川」の意とされている[5]

火山活動[編集]

約70万年前から約25万年前に活動した火山で、安山岩質の溶岩流を繰り返し噴出した[6]。 25万年前以降は活動は見られず、その後はチセヌプリニトヌプリイワオヌプリなどに活動の場が移動している[7]

ニセコ観測所跡[編集]

山頂にあるコンクリート上に「ニセコ観測所跡」なる石碑が建っている。 これは第二次世界大戦中の1943年1945年の冬季に北海道大学の中谷宇吉郎教授[8]らの研究チームにより、軍事研究である零戦を使った着氷実験が行われた場所である。実験中には山頂でのプロペラ音やエンジン音が山麓まで届き、実験所の明かりも遠望できたという。[9]

周辺[編集]

周辺にはニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフニセコ東山スキー場ニセコアンヌプリ国際スキー場ニセコモイワスキー場がある。また周辺はニセコ温泉郷を形成しており、五色温泉昆布温泉などの温泉も数多く存在する。

参考画像[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 活火山カタログの改訂と火山活動度による活火山の分類(ランク分け)について (PDF) 林豊・宇平幸一 験震時報71巻 pp.43-57
  2. ^ ニセコ地域南部から東部山麓における温泉の地域的特徴について 北海道地質研究所報告,第82号,1-8,2011 (PDF)
  3. ^ |ニセコの自然
  4. ^ |考察 ニセコルール 滑走の自由はどのように守られた
  5. ^ a b アイヌ語地名リスト トヨト~ノブシ P91-100”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年11月17日閲覧。
  6. ^ 9.ニセコ火山群 (PDF)”. 地質調査総合センター. 2016年12月2日閲覧。
  7. ^ 17.ニセコ (PDF)”. 気象庁. 2016年12月2日閲覧。
  8. ^ 「雪は天から送られた手紙」
  9. ^ 『ニセコエクスプレス Vol.22』ニセコ山系観光連絡協議会、2008年

外部リンク[編集]