ゼリア新薬工業

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ゼリア新薬工業株式会社
Zeria Pharmaceutical Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4559
略称 ZERIA
本社所在地 日本の旗 日本
103-8351
東京都中央区日本橋小舟町10-11
設立 1955年昭和30年)12月
(株式会社ゼリア薬粧研究所)
業種 医薬品
法人番号 7010001034790
代表者 代表取締役社長COO 伊部充弘
資本金 65億円
発行済株式総数 48,290,173株
売上高 連結:533億17百万円
単独:452億32百万円
(2013年3月期)
純資産 連結:369億10百万円
単独:333億96百万円
(2013年3月期)
総資産 連結:782億46百万円
単独:698億30百万円
(2013年3月期)
従業員数 連結:1,298名、単独:1,063名
(2013年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 有限会社伊部 9.11%
株式会社三菱東京UFJ銀行 3.96%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 3.94%
(2013年3月31日現在)
主要子会社 ゼリアヘルスウエイ株式会社 100%
株式会社ゼービス 100%
イオナ インターナショナル株式会社 100%
外部リンク http://www.zeria.co.jp/
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ゼリア新薬工業株式会社(ゼリアしんやくこうぎょう)は、医療用医薬品、一般用医薬品を製造、販売する日本の製薬会社。本社は東京都中央区。医療用では消化器系の治療薬に強みを持ち、一般用(otc)ではコンドロイチン製剤で有名。社名のゼリアは創業の契機となったコンドロイチン製剤、ゼリア錠に因む。企業スローガンは、「健康づくりはしあわせづくり」

沿革[編集]

  • 1955年12月 - 株式会社ゼリア薬粧研究所として設立
  • 1964年12月 - 「コンドロイチンZS錠」発売
  • 1967年8月 - 滋養強壮ドリンク剤「ハイゼリーB」発売
  • 1969年5月 - 胃潰瘍治療剤「マーズレン-S顆粒」発売
  • 1970年5月 - ゼリア新薬工業株式会社に商号変更
  • 1975年4月 - 埼玉県熊谷市(旧大里郡江南町)に埼玉工場を新設
  • 1978年1月 - 医薬品ローヤルゼリー製剤「ハイゼリー散」発売
  • 1979年3月 - 肝臓水解物を配合した滋養強壮剤「新ヘパリーゼ」発売
  • 1983年10月 - 埼玉工場に併設して中央研究所を新設
  • 1987年11月 - 植物性便秘薬「ウィズワン」発売
  • 1988年11月 - 筑波工場を新設
  • 1996年2月 - 滋養強壮剤「新ヘパリーゼプラス」発売
  • 1998年3月 - 医薬品スキンケアローション「アポスティローション」発売
  • 1998年12月 - 東京証券取引所市場第二部に上場。これを機にシンボルマーク・社名ロゴを現在のものに改める(以前のシンボルマークは社名の頭文字である"Z"の周りに丸をかこっていたが、これが"Z"と楕円形が重なるシンボルマークと「ゼリア新薬」・「ZERIA」のコーポレート・ロゴタイプが組み合わさったブランドマークとなり、「ゼリア新薬」と「ZERIA」の間にはブルーのラインが入る)
  • 1999年2月 - 伊藤忠商事株式会社及び同社の関連会社である株式会社スーパーレックスへ物流業務を委託
  • 2000年3月 - 東京証券取引所市場第一部に指定替え
  • 2000年6月 - 当社完全子会社のゲノムベンチャー企業株式会社ジーエスプラッツを設立
  • 2005年6月 - H2ブロッカー胃腸薬「アシノンZ」発売
  • 2005年7月 - 滋養強壮ドリンク「新ヘパリーゼドリンク」発売
  • 2006年3月 - コンドロイチン製品群の売り上げが50億円に到達
  • 2006年9月 - コンドロイチン配合夜間集中美容液「ZZ:CC(ジージー・シーシー) アドソープエッセンス」を通信販売限定で発売
  • 2008年6月 - 「コンドロイチンZS錠」のTVCM放映を開始(その後、「新ヘパリーゼドリンク」・「新ウィズワン」も順次TVCM放映が開始される)
  • 2008年10月 - イオナ インターナショナルの全株式を取得し子会社化
  • 2011年11月 - 「ヘパリーゼ」ブランド初の清涼飲料水「ヘパリーゼW」をコンビニエンスストア限定で発売
  • 2012年7月 - 胃炎・潰瘍治療剤「マーズレンS配合顆粒」・「マーズレン配合錠0.5ES/1.0ES」の販売を味の素製薬へ移管
  • 2014年9月 - チェストベリー乾燥エキスを配合したOTC医薬品初の月経前症候群治療薬「プレフェミン」を発売(併せて、当社初の【要指導医薬品】でもある)
  • 2017年8月 ゼリア新薬工業の新入社員が新人研修中に自殺したとして新入社員の両親がゼリア新薬と研修を請け負ったノジマ子会社の株式会社ビジネスグランドワークスを提訴

主な商品[編集]

コンシューマーヘルスケア(一般用医薬品・医薬部外品・化粧品・健康食品)[編集]

  • コンドロイチンZS錠【第3類医薬品】 - コンドロイチン製剤のトップブランドで、同社の看板商品。コンドロイチン硫酸エステルナトリウムを一般用医薬品では最大容量となる1,560mg(6錠中)配合(本剤はコンドロイチン配合の後発製品と異なり、コンドロイチン硫酸エステルナトリウムのみの単味剤である)。2015年10月に錠剤形状の変更を行うことで錠剤の直径を約10mmから約9mmに小粒化、添加物をサッカリンナトリウムからアセスルファムカリウムに変更し、香料も低減するリニューアルを行った。
  • コンドロハイ(ビタミン主薬製剤)
    • コンドロハイ900ゼリー【第3類医薬品】 - 2010年7月発売。コンドロイチン硫酸エステルナトリウムに3種類のビタミンB群(B1・B2・B6)、ニコチン酸アミドを配合し、アセロラ風味のゼリータイプとしたビタミンB1主薬製剤。
    • コンドロハイ900E【第3類医薬品】 - コンドロイチン硫酸エステルナトリウムにコウジン乾燥エキスとビタミンE酢酸エステルをプラスしたドリンクタイプのビタミンE主薬製剤。
    • コンドロハイ900【第3類医薬品】 - コンドロイチン硫酸エステルナトリウムにL-アスパラギン酸マグネシウム・カリウムやビタミンを配合したとろみのあるドリンクタイプのビタミンB1主薬製剤。
  • ヘパリーゼ(滋養強壮保健薬/液体胃腸薬/清涼飲料水/健康補助食品) - 詳細記事を参照
  • ハイゼリー(滋養強壮保健薬)
    • 新ハイゼリーエースII【第3類医薬品】 - コンドロイチン硫酸エステルナトリウム、ローヤルゼリー、肝水解物をはじめ、ニンジン乾燥エキス(紅参)やゴオウ、2種類のビタミンを配合したカプセルタイプ。2012年4月にリスク区分を変更。
    • ハイゼリー顆粒【第3類医薬品】 - ローヤルゼリーに、ビタミンE酢酸エステルとビタミンB6を配合したスティック顆粒タイプ。
    • ハイゼリー散【第3類医薬品】 - ローヤルゼリーに、ビタミンE酢酸エステルをプラスした粉末タイプ。
    • ハイゼリー散「分包」【第3類医薬品】 - 「ハイゼリー散」を1回分ずつのスティック包装にした製品。
    • 新ハイゼリーエースE【第3類医薬品】 - コンドロイチン硫酸エステルナトリウムやニンジン乾燥エキス、3種類のビタミンB群(B1・B6・B12)も配合したカプセルタイプのビタミンE主薬製剤。
    • ハイゼリーB【第2類医薬品】
    • ハイゼリーBフレッシュ【第2類医薬品】 - 2005年3月発売。「ハイゼリーB」の処方をベースに、1本(100ml)あたりのカロリーを2kcalに大幅低減してノンシュガー化したドリンクタイプ。
    • ハイゼリーEX【第2類医薬品】 - ゴオウやイカリ草、オウセイを加え、タウリンも配合した処方強化版。
    • 新ハイゼリーSN【第2類医薬品】 - コンドロイチン硫酸エステルナトリウム・ローヤルゼリーに5種類の生薬、タウリン、ビタミンを配合したミニドリンクタイプ。
    • ハイゼリー【第2類医薬品】 - 30mlのミニドリンク。
    • ハイゼリーロイヤル【第3類医薬品】 - 肝水解物を配合したミニドリンク。2012年4月にリスク区分を変更。
  • ローヤルゼロント(滋養強壮保健薬)
    • 新ローヤルゼロントB【第2類医薬品】
    • 新ローヤルゼロントBフレッシュ【第2類医薬品】 - 2005年12月発売。「新ローヤルゼロントB」の処方をベースに、1本(100ml)あたりのカロリーを4kcalに大幅低減した低カロリー・ノンシュガータイプ。
    • 新ローヤルゼロントSL【第2類医薬品】 - コンドロイチン硫酸エステルナトリウム・ローヤルゼリー・トウシンなどを配合したミニドリンク。
  • アポスティー(スキンケア)
    • アポスティーEC+B【第3類医薬品】 - 2007年12月発売。酢酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE)とアスコルビン酸(ビタミンC)に、ビタミンB2酪酸エステル・ビタミンB6・ニコチン酸アミドを独自の割合で配合した「B-Mixia(ビー・ミクシア)」をプラスしたソフトゼリー錠タイプのビタミンEC主薬製剤。元々はクラシエ薬品がカネボウ薬品時代に「アプレアEC」として2005年7月から発売されていたが、販売権を譲り受け、「アポスティー」シリーズとして製品名を変更して新たに発売されたものである。
    • アポスティーローション【第3類医薬品】 - 1998年発売。資生堂と共同開発した殺菌消毒ローション剤。ベンゼトニウム塩化物、グリチルリチン酸二カリウム、アラントイン、トコフェロール酢酸エステルを配合。弱酸性・無香料・無着色設計。2014年にパッケージリニューアル(製造販売元:資生堂)。
    • アポスティークリーム【第2類医薬品】 - 2006年6月発売。イブプロフェンピコノール、イソプロピルメチルフェノール、ビタミンE酢酸エステルを配合したクリームタイプのニキビ治療薬。2014年にパッケージリニューアルし、グリーンメタリックから「アポスティーローション」と統一されたエメラルドグリーン系となった。
    • アポスティーマイルドローション【医薬部外品】 - 2006年6月発売。イソプロピルメチルフェノールとグリチルリチン酸2Kを配合したエタノールフリー設計の薬用化粧水。2014年にパッケージリニューアルし、これまでのグリーン系からオレンジ系のパッケージとなった。
    • アポスティーモイスチャーローションDX【医薬部外品】 - 2009年7月発売。イソプロピルメチルフェノールとグリチルリチン酸2Kに、2種類のヒアルロン酸リピジュアを配合した高保湿タイプの薬用ローション。2014年にパッケージリニューアル。
    • アポスティー洗顔フォーム - 2006年6月発売。植物性石けんを主成分とした洗浄成分ココイルメチルタウリンNaを配合した洗顔フォーム。無香料・無着色・無鉱物油、アルコール・パラベンフリー設計。2014年にパッケージリニューアル。
  • 新ウィズワン(便秘薬)【指定第2類医薬品】 - 食物繊維を主成分とした便秘薬のトップブランド。2012年1月に基礎商品の「ウィズワン」がプランタゴ・オバタ種子末の増量並びに、カスカラサグラダ乾燥エキスを配合し、添加物の大幅な削減により服用量を減量してリニューアルした。
  • 新レシカルボン坐剤S(便秘薬) - 坐薬型の便秘薬で肛門より挿入すると直腸の体温で溶け始めて炭酸ガスが便通を促す。
  • アシノンZ(H2ブロッカー胃腸薬) - ニザチジンをスイッチOTC化したH2ブロッカー胃腸薬
    • アシノンZ【第1類医薬品】 - 2005年6月発売。カプセルタイプ。
    • アシノンZ胃腸内服液【第1類医薬品】 - 2009年7月発売。アセロラ風味の1本飲みきりドリンクタイプ。
    • アシノンZ錠【第1類医薬品】 - 2009年7月発売。
  • エーゼット(目薬) - 全製品にアズレンスルホン酸ナトリウム水和物(水溶性アズレン)を配合
    • エーゼットアルファ【第2類医薬品】 - 2006年9月発売。クロモグリク酸ナトリウム・クロルフェニラミンマレイン酸塩・コンドロイチン硫酸エステルナトリウムをプラスしたアレルギー専用・マイルドタイプ。
    • エーゼットA【第3類医薬品】 - クロルフェニラミンマレイン酸塩・Ε-アミノカプロン酸・コンドロイチン硫酸エステルナトリウムをプラスしたマイルドタイプ。
    • エーゼット抗菌目薬【第2類医薬品】 - スルファメトキサゾール・クロルフェニラミンマレイン酸塩・コンドロイチン硫酸エステルナトリウムをプラスしたマイルドタイプの抗菌目薬。
    • 新エーゼットA【第2類医薬品】 - 「エーゼットA」の処方に塩酸テトラヒドロゾリンをプラスしたクールタイプ。
  • ビュークリア(目薬)
    • ビュークリアキュアコンタクト【第3類医薬品】 - 2014年4月発売。コンドロイチン硫酸エステルナトリウム・タウリンに加え、ダブルの抗炎症成分(グリチルリチン酸二カリウム+Ε-アミノカプロン酸)を配合したコンタクトレンズ用マイルドタイプ。
    • ビュークリアビタコンタクト【第3類医薬品】 - 2010年3月発売。コンドロイチン硫酸エステルナトリウム・タウリンに加え、ソフトコンタクトレンズ対応目薬で初めてシアノコバラミンビタミンB12)を配合。
    • ビュークリアALクール【第2類医薬品】 - クロモグリク酸ナトリウム・クロルフェニラミンマレイン酸塩を配合したアレルギー専用・クールタイプ(製造販売元:佐賀製薬)。
    • ビュークリアクール【第2類医薬品】 - コンドロイチン硫酸エステルナトリウムに硫酸亜鉛を配合したクールタイプ。
    • ビュークリアゴールド【第2類医薬品】 - フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(活性型ビタミンビタミンB2)・アラントイン・コンドロイチン硫酸エステルナトリウムなど7つの有効成分を配合したマイルドタイプ。
    • ビュークリアHi40【第3類医薬品】 - 2007年9月発売。コンドロイチン硫酸エステルナトリウムに6つの有効成分(うち3つの有効成分は一般用眼科用薬製造承認基準の最大濃度配合)をプラスしたクールタイプ。
    • ビュークリアロッソ【第2類医薬品】 - シアノコバラミン(ビタミンB12)や塩酸テトラヒドロゾリンなどを配合したマイルドタイプ。
  • セピー(風邪関連)
    • セピーハーブドリンク【第2類医薬品】 - 3種類の生薬とタウリン・ビタミンB2・ビタミンB6を配合したノンカフェインの滋養強壮保健薬。2007年8月に「セピードリンク」をリニューアル。ゴオウショウキョウに差し替え、タウリンを増量。2012年4月にリスク区分を変更。
    • 新セピー液「小児用」【指定第2類医薬品】 - 9種類の有効成分を配合した液体タイプの小児用かぜ薬。
    • セピーIPかぜゴールド顆粒【指定第2類医薬品】 - イブプロフェンブロムヘキシン塩酸塩・メキタジンなどを配合した顆粒タイプの15歳以上専用総合感冒薬。
    • セピーIPかぜゴールド錠【指定第2類医薬品】 - イブプロフェン・ブロムヘキシン塩酸塩・メキタジンなどを配合した錠剤タイプの15歳以上専用総合感冒薬。
    • セピーAZうがい薬【第3類医薬品】 - 2008年9月発売。アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(水溶性アズレン)を配合したうがい薬。計量カップ不要の押し出しタイプで、ノンアルコール設計(製造販売元:大洋製薬)。
    • セピーAZのどスプレークール【第3類医薬品】 - 2005年9月発売。アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(水溶性アズレン)を配合したスプレータイプの口腔咽喉薬。エタノールヨード系成分不使用(製造販売元:大洋製薬)。
    • セピーAZ鼻炎スプレー【第2類医薬品】 - 2005年9月発売。クロルフェニラミンマレイン酸塩・ナファゾリン塩酸塩・ベンザルコニウム塩化物・リドカインを配合したクールタイプの鼻炎用点鼻薬(製造販売元:大洋製薬)。
    • セピー鼻炎ソフトN【指定第2類医薬品】 - 塩酸プソイドエフェドリンなど4つの有効成分を液状化し、ソフトカプセルに封入した鼻炎用内服薬。
    • セピーせき止めカプセル【指定第2類医薬品】 - 4種類の有効成分を配合したカプセルタイプの鎮咳去痰薬。
    • セピーせき止め顆粒【指定第2類医薬品】 - 「セピーせき止めカプセル」の処方をベースに、ジヒドロコデインリン酸塩の配合量を30mgに増量し、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩と4種類の生薬をプラスした顆粒タイプの鎮咳去痰薬。
    • セピートローチ【第3類医薬品】 - キキョウエキス・セチルピリジニウム塩化物水和物に消化酵素剤リゾチーム塩酸塩をプラスしたトローチタイプの口腔咽喉薬。

医療用医薬品[編集]

など

広告キャラクター[編集]

現在[編集]

過去[編集]

スポンサー番組[編集]

労働問題[編集]

当社に2013年4月に入社した当時22歳の男性が、同年5月18日に自殺。この男性は、入社研修中に男性講師が吃音症と決め付けるなどの言動をしたことなどにより精神障害統合失調症)を発症し、これが自殺の原因となったとして、2015年5月東京労働局中央労働基準監督署が労災と認定。男性の遺族は当社に対し、2017年8月8日東京地方裁判所に損害賠償を求め提訴した[1]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ゼリア新薬 自殺新入社員、労災認定 遺族が会社を提訴 毎日新聞 2017年8月9日