セトウツミ

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セトウツミ
ジャンル 空気系学園漫画青年漫画
漫画
作者 此元和津也
出版社 秋田書店
掲載誌 別冊少年チャンピオン
レーベル 少年チャンピオン・コミックス
発表号 2013年5月号 - 2017年12月号
巻数 全8巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

セトウツミ』は、此元和津也による日本漫画作品、およびそれを原作とした映画テレビドラマ。『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2013年5月号から2017年12月号まで連載。大阪の男子高校生、瀬戸と内海が放課後に川辺[1]で繰り広げる関西弁の会話劇を描いた作品。キャッチコピーは「この川で暇をつぶすだけのそんな青春があってもええんちゃうか」[2]

月刊少年チャンピオン』(同社刊)2015年12月号において、高橋ヒロシの『クローズ』の25周年のトリビュート企画では、瀬戸と内海が『クローズ』について語る『セトウツミ外伝』が掲載された[3]

映画化され、2016年7月2日に公開。2017年、テレビドラマ化[4]

登場人物[編集]

瀬戸 小吉(せと しょうきち)
高校2年生の男子。ギザギザの髪型が特徴。先輩を無視してフリーキックを蹴ったのがきっかけでサッカー部を辞めさせられ、暇つぶしのために放課後は川辺にいる。樫村さんに片思いしている。猫が好きで蜘蛛が嫌い。実家はセトサイクルという自転車屋。天然な性格で、基本的にはボケ役。
内海 想(うつみ そう)
瀬戸の同級生。塾に行くまでの時間をつぶすために、放課後に川辺に赴く。眼鏡をかけたクールな風貌だが、瀬戸をイジるためには全力を尽くす。毎日1000円ずつを渡され三食賄うように言われている、家族の話をするのを極度に嫌がる、など家庭に複雑な事情を抱えている様子。
樫村 一期(かしむら いちご)
同級生の女子。実家はお寺。瀬戸から好かれているが本人は内海のことが好き。美少女だがハツ美からは「あざとい」と言われている。
ハツ美(ハツみ)
瀬戸に告白してきた1年生の女子。瀬戸の前だと緊張して上手く喋れないが、それ以外の相手には饒舌で毒舌。お世辞にも美人とは言い難い容姿であるが、頭の回転が速く洞察力にも優れている。瀬戸に対するアプローチは空回り気味にも拘らず、内海とは妙にノリの合う所を見せる。
田中 真二(たなか しんじ)
瀬戸と内海の同級生。左右対称の名前とセンター分けの髪型から「公平そう」という理由で2人の対決の審判をつとめる。
特徴の無い自らのキャラクターにコンプレックスを持っている様子。
蒲生(がもう)
瀬戸と内海の同級生。あだ名は「ガッちゃん」。岡山県生まれで親戚の家に下宿している。下駄を常用する、一昔前のバンカラ学生のような硬骨漢。
馬場(ばば)
同級生の野球部の男子。顔を覚えられないと瀬戸たちに言われており、作中ではのっぺらぼうとして描かれる。
鳴山(なるやま)
高校の不良の先輩。入学式の日に「挨拶が無い」と称して瀬戸の顔にマジックで落書きするなど、瀬戸との因縁がある。粗暴で意地の悪い言動の反面、河川敷の野良猫(瀬戸がニダイメと命名した)を可愛がっていたり、危険を顧みずに通り魔を退治するなど、善行を積んでいる描写がある。
バルーンさん
川辺によくいるバルーンアーティストベラルーシ出身。29歳。瀬戸とは仲がいいが、何故か内海に対しては辛辣。日本での就職活動中、瀬戸の祖父がパンク修理をする姿に「空気を膨らませるだけで人を笑顔に出来るのか」と感銘を受け、バルーンアーティストになる。

書誌情報[編集]

オーディオコミック[編集]

2016年6月7日よりAudibleによりAmazonのサービスとして配信開始[12]。1・2巻が2016年6月7日より、3巻が同年7月2日より配信された。

朗読の声はお笑いコンビ「和牛」が務め、瀬戸小吉役は川西賢志郎が、内海想役は水田信二が担当した[13]

映画[編集]

セトウツミ
監督 大森立嗣
脚本 大森立嗣
原作 此元和津也『セトウツミ』
製作 宮崎大
近藤貴彦
製作総指揮 泉英次
出演者 池松壮亮
菅田将暉
中条あやみ
音楽 平本正宏
撮影 高木風太
編集 早野亮
配給 ブロードメディア・スタジオ
公開 日本の旗 2016年7月2日
上映時間 75分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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2016年7月2日公開。大森立嗣が監督を務め、池松壮亮菅田将暉がダブル主演を務める[14]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

テレビドラマ[編集]

セトウツミ
放送時間 金曜 24:52 - 25:23(31分)
放送期間 2017年10月13日 -(11回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ東京
監督 瀬田なつき
坂下雄一郎
杉田満
原作 此元和津也
脚本 宮崎大
プロデューサー 小林史憲
泉英次
宮崎大
出演者 高杉真宙
葉山奨之
オープニング SUPER BEAVER「虹」
エンディング miwa「We are the light」
外部リンク 公式サイト
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2017年10月から、テレビ東京系「ドラマ25」枠で放送中[4]高杉真宙葉山奨之のダブル主演。

キャスト (テレビドラマ)[編集]

主要人物[編集]

ゲスト[編集]

第3話
第5話
第6話
第7話
第9話

スタッフ (テレビドラマ)[編集]

  • 原作:此元和津也(秋田書店「別冊少年チャンピオン」連載)
  • 脚本:宮崎大
  • 監督:瀬田なつき坂下雄一郎、杉田満
  • オープニングテーマ:SUPER BEAVER「虹」(I×L×P× RECORDS)
  • エンディングテーマ:miwa「We are the light」(Sony Records
  • チーフプロデューサー:大和健太郎
  • プロデューサー:小林史憲、泉英次、宮崎大
  • 制作:テレビ東京、ブロードメディア・スタジオ
  • 製作著作:「セトウツミ」製作委員会

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 監督
第1話 10月14日 ウツとソウ
羽根と心根
瀬戸と内海
瀬田なつき
第2話 10月21日 アメとムチ
サンドイッチとおにぎり
樫村一期
第3話 10月28日 大根とからし
戦争と虫歯
イチゴとハツミ
第4話 11月04日 表とジョーカー、裏とババ
ヒエラルキーとシンメトリー
坂下雄一郎
第5話 11月11日 人間と動物
ミソハギとカエデ
一体感と疎外感
第6話 11月18日 カスタマーとセンター
バツとテリー
第7話 11月25日 人と人
ノーフューチャーとスーパースター
中学の先輩とお寺の檀家
瀬田なつき
第8話 12月02日 過去とファイル、未来とフォルダ
しあわせとふしあわせ
杉田満
第9話 12月09日 オタマジャクシとカエル
パッカーとガッブー
ひとつとほころび
テレビ東京 ドラマ25(土曜0:52-1:23=金曜深夜枠)
前番組 番組名 次番組
セトウツミ

受賞[編集]

映画

脚注[編集]

  1. ^ 2人が会話する場所のモデルは大阪府堺市ザビエル公園前、2人の通う高校は大阪府立泉陽高校がモデルで、映画のロケ地にも使われた(この地域を舞台にした映画に泉陽高校が出ます! - 泉陽高校 校長ブログ2015)。
  2. ^ a b セトウツミ 第1巻”. 秋田書店. 2016年5月9日閲覧。
  3. ^ 単行本5巻収録。
  4. ^ a b “高杉真宙&葉山奨之、10月スタート「セトウツミ」で連ドラダブル初主演”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2017年8月8日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170808-OHT1T50011.html 2017年8月8日閲覧。 
  5. ^ セトウツミ 第2巻”. 秋田書店. 2016年5月11日閲覧。
  6. ^ セトウツミ 第3巻”. 秋田書店. 2016年5月11日閲覧。
  7. ^ セトウツミ 第4巻”. 秋田書店. 2016年5月11日閲覧。
  8. ^ セトウツミ 第5巻”. 秋田書店. 2016年5月11日閲覧。
  9. ^ セトウツミ 第6巻”. 秋田書店. 2016年7月8日閲覧。
  10. ^ セトウツミ 第7巻”. 秋田書店. 2017年4月7日閲覧。
  11. ^ セトウツミ 第8巻”. 秋田書店. 2017年12月8日閲覧。
  12. ^ 【Audible】よしもと所属の若手漫才師・和牛による「セトウツミ」〜Audible版〜 1.2巻の配信を開始”. PR times Audible (2016年6月7日). 2016年8月25日閲覧。
  13. ^ 「セトウツミ」映画に先がけオーディオコミック化、声はお笑いコンビ・和牛”. マイナビニュース ホビー (2016年6月7日). 2016年8月25日閲覧。
  14. ^ 池松壮亮&菅田将暉「セトウツミ」追加キャスト発表、劇中カットも解禁”. 映画ナタリー (2016年2月2日). 2016年5月9日閲覧。
  15. ^ “清原果耶、ナチュラルな関西弁で『セトウツミ』ヒロイン・一期役”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年9月5日). http://www.oricon.co.jp/news/2096788/full/ 2017年9月5日閲覧。 
  16. ^ a b “ドラマ「セトウツミ」ゲストキャラにFUJIWARA原西、谷村美月、山田杏奈”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年10月31日). http://natalie.mu/comic/news/254806 2017年10月31日閲覧。 
  17. ^ “毎日映画コンクールで「シン・ゴジラ」が大賞ほか3冠獲得、「君の名は。」は2冠”. 映画ナタリー. (2017年1月19日). http://natalie.mu/eiga/news/217340 2017年1月19日閲覧。 

外部リンク[編集]