ギブス (曲)

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ギブス
椎名林檎シングル
収録アルバム 勝訴ストリップ
B面 東京の女
Σ
リリース 2000年1月26日
規格 シングル
録音 カメスタ、スタジオテラ
ジャンル オルタナティブ・ロックJ-POP
時間 11分34秒
レーベル 東芝EMIVirgin Music
作詞・作曲 椎名林檎
プロデュース 井上“コンプ”うに
ゴールド等認定
チャート最高順位
  • 週間3位(オリコン
  • 2000年度年間27位(オリコン)
椎名林檎 シングル 年表
幸福論
(再発盤)

(1999年)
ギブス
(2000年)
罪と罰
(2000年)
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ギブス」は、2000年1月26日に発売された日本シンガーソングライター椎名林檎の5枚目のシングルである。発売元は東芝EMIVirgin Music

概要[編集]

初回生産盤は同時発売シングル「罪と罰」との連動企画で、同封の応募券2枚で応募すると抽選で「椎名林檎特製リストバンド」が貰える抽選応募券封入。また、ピクチャーレーベル仕様で輪切りの青林檎が印刷されており、このCDを通称「青林檎盤」という。

今作は椎名初のバラードシングルで、セカンドアルバム『勝訴ストリップ』からの先行シングルである。当初は1999年4月に発売する予定だったが、その頃椎名が体調を崩しプロモーションが出来なかったため発売が見送られた。その後10月に発売する予定だったものの、椎名の意図により先に「本能」を発売する事になった。そして2000年に入り「罪と罰」と同時発売する事が決定した。当初は個別で発売予定だったがレコード会社側の都合により出来ず2枚同時リリースになったという。オリコンチャートでは初登場3位、初動は40万枚を突破した。累計売上も「本能」に次ぐ2番目のヒット曲となっている。

表題曲「ギブス」は椎名がデビュー前に製作された曲で、当時交際していた男性への思いを綴った歌である。歌詞にアメリカのバンド「ニルヴァーナ」の亡きボーカルカート・コバーンとその妻のコートニー・ラヴが出てくるが、ただ単に当時交際していた男性がニルヴァーナが好きだっただけで歌詞に登場させたので、椎名は特別にニルヴァーナが好きではないとインタビューで語っている。後半の歌詞に「また4月~」というフレーズが出てくるが偶然にもカート・コバーンの亡くなった月が4月だったため、インタビュアーに「4月と知っていて意図的に書いたのか?」と聞かれ椎名は困惑した。

ジャケットミュージック・ビデオで椎名が着ているピンクのワンピースは、椎名が実際に渋谷109で購入した私服。またミュージック・ビデオに出演しているバックバンドは、学園祭ツアー『学舎エクスタシー』のバックバンドを努めシングル集『絶頂集』に参加しているバンド「天才プレパラート」と、キーボーディストの皆川真人(「ギブス」でテレビ出演した際もこのメンバーで演奏)。

2002年TBS系列で放送した特別番組「クリスマスの約束」で、メイン・パーソナリティーであるシンガーソングライター小田和正によってカヴァーされ放送された(ただし1番のみ)。ちなみに編曲を担当した亀田誠治はこの曲を大層気に入っており、自分の亡き後の葬儀の際はBGMに「ギブス」を使用してくれと語ったことがある。

今作と同時発売のシングル「罪と罰」はともに収録曲が「表題作(タイトルが共に3文字)」→「カヴァー曲」→「英詞の歌」というシンメトリーの構成となっている。カップリングの2曲目に双子のデュオザ・ピーナッツのシングルより「東京の女(とうきょうのひと)」のカヴァー、3曲目には「Σ」が収録しゲスト参加で元NUMBER GIRLギタリスト田渕ひさ子が参加(シンメトリーの対として「罪と罰」には元「ブランキージェットシティ」の浅井健一が参加)。

骨折等の治療時に整形外科で用いる医療用外固定材料はギプス(Gips:オランダ語で石膏の意)であり、ギブスという表記は明らかな誤りである。

収録曲[編集]

  1. ギブス
    • シングル盤には楽器にピアノが使われているが、アルバム盤にはシンセサイザーでのピアノ音色での打ち込みに変わっている。
  2. 東京の女
    • ザ・ピーナッツのカヴァー曲。タイトルは「とうきょうのひと」と読む。
  3. Σ


収録アルバム[編集]

演奏[編集]

カバー[編集]