ガーボンタ・デービス

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ガーボンタ・デービス
Gervonta Icebox 2018.jpg
2018年
基本情報
通称 Tank(戦車)
The One
階級 ライト級
身長 166cm
リーチ 171cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1994-11-07) 1994年11月7日(26歳)
出身地 メリーランド州ボルチモア
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 24
勝ち 24
KO勝ち 23
敗け 0
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ガーボンタ・デービスGervonta Davis1994年11月7日 - )は、アメリカ合衆国プロボクサーメリーランド州ボルチモア出身。元IBF世界スーパーフェザー級王者。元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者。現WBA世界ライト級王者。世界2階級制覇王者。ジャーボンテイ・デービスと発音される。

来歴[編集]

地元のマグネット・スクールであるデジタルハーバー高校に入学するも中退し、後にGeneral Educational Development制度を使って中等教育卒業の資格を取っている。

アマチュア時代[編集]

2012年2月26日、全米選手権にバンタム級(56kg)で出場し、ベスト16で敗退した[1]

2012年4月30日、ナショナル・ゴールデン・グローブにバンタム級(56kg)で出場し、同年5月5日に行われた決勝で判定勝ちを収め優勝した[2]

アマチュアで206勝15敗の戦績を残しプロに転向した[3]

プロ時代[編集]

2013年2月22日、ワシントンD.C.DCアーモリーにてラモン・ピーターソンケンドール・ホルトの前座でフェザー級4回戦を行い、初回1分29秒KO勝ちを収めプロデビュー戦を白星で飾った。

2015年10月30日、フロリダ州オーランドザ・ベビュー・アット・UCFで元IBF世界フェザー級王者のクリストバル・クルスライト級8回戦を行い、3回1分21秒TKO勝ちを収めた[4][5]

2017年1月14日、ニューヨーク市ブルックリン区バークレイズ・センターにてジェームス・デゲールバドゥ・ジャックの前座でIBF世界スーパーフェザー級王者のホセ・ペドラザと対戦し、7回2分36秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[6][7]。この試合でデービスは7万5千ドル(約850万円)、ペドラザは22万5千ドル(約約2600万円)のファイトマネーを稼いだ[8]

2017年5月20日、ロンドンカッパー・ボックスでIBF世界スーパーフェザー級1位のリアム・ウォルシュと対戦し、3回2分11秒TKO勝ちを収め、初防衛に成功した[9][10]

2017年8月3日、デービスに頭を殴られたとして幼なじみの男性がデービスをボルチモアの裁判所に提訴した。男性の主張によると、8月1日にデービスがトレーニングをするボクシングジムで起きた喧嘩を見ていたところ、ボクシンググローブを付けたデービスに不意に頭を強く殴られ、意識を失って病院に搬送されたというもので、その一部始終はジムの防犯カメラに残されているという。デービスは身柄を拘束されるも保釈金を支払って釈放されたが、第一級及び第二級暴行罪の容疑がかけられた[11]

2017年8月26日、ラスベガスT-モバイル・アリーナにてフロイド・メイウェザー・ジュニアコナー・マクレガーの前座でIBF世界スーパーフェザー級7位のフランシスコ・フォンセカと対戦し、2度目の防衛を目指す予定だったが、前日計量でデービスが規定体重の130ポンドを2ポンド体重超過の132ポンドを計測し、再計量にも応じなかったため王座を剥奪された。試合はデービスが8回39秒TKO勝ちを収めたため王座は空位となった[12][13]。なお当初は13位で元WBO世界スーパーフェザー級王者ローマン・マルチネスと防衛戦を行う予定であったが[14]、8月10日に減量失敗によるコンディション不良で欠場となった[15]

2017年11月29日、被害者の男性が提訴を取り下げたことで、デービスの暴行事件容疑は無罪となった[16]

2018年4月21日、ニューヨークのバークレイズ・センターにてエイドリアン・ブローナージェシー・バルガスの前座で元WBA世界フェザー級王者ヘスス・クエジャルとWBA世界スーパーフェザー級スーパー王座決定戦を行い、3回2分45秒TKO勝ちを収めIBFに続く王座を獲得した[17][18]

2018年9月14日、ワシントンD.C.の酒場の外で午前2時30分頃に殴り合いの喧嘩をして現場から逃げ去るも治安紊乱行為の容疑で逮捕された[19]

2019年2月9日、カーソンディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで当初対戦する予定だったアブネル・マレスが負傷欠場した為[20]、マレスの代替選手として、約20日前に1階級下のフェザー級で試合をしたばかりのウーゴ・ルイスと対戦し、初回2分59秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[21][22]。この試合でデービスは100万ドル(約1億円)、ルイスは10万ドル(約1千万円)のファイトマネーを稼いだ[23]

2019年2月17日にバージニア州のショッピングモールのATMコーナーで男性と口論になり、駆けつけた警察官に対して反抗的な態度で小競り合いをしたとして、2月27日になって軽暴行罪容疑で逮捕状が出された。有罪判決を受けた場合、最高1年間の懲役および2,500ドルの罰金が科せられる可能性がある[24]

2019年7月27日、ボルチモアロイヤル・ファーム・アリーナでWBA世界スーパーフェザー級2位のリカルド・ヌニェスと対戦し、2回1分33秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[25][26]

2019年9月1日、ライト級に転向する為、WBA世界スーパーフェザー級スーパー王座を返上した[27][28]

2019年12月28日、前日計量でライト級の規定体重である135ポンドを1.25ポンド超過の136.25ポンドを計測し失格かと思われたが、1時間半後の再計量で134.8ポンドを計測し失格を免れ[29][30]アトランタステートファーム・アリーナで元世界3階級制覇王者のユリオルキス・ガンボアとWBA世界ライト級王座決定戦を行い、12回1分17秒KO勝ちを収め2階級制覇を達成した[31][32]。この試合はShowtimeが放送して平均視聴者数57万7千人が視聴した[33]

2020年1月24日、フィラデルフィアの宝石商がデービスが代金の支払いに偽造小切手を使用したとして、損害賠償25万ドルと利息の支払いを求めて訴えを起こした[34]

2020年2月1日、デービスがマイアミで行われたバスケットボールのチャリティマッチの試合会場で観客席に座っていた自分の子供の母親である元交際相手に詰め寄ると、胸ぐらをつかんで強引に会場の外へ体をつかんだまま連れ出した。この模様がSNSで拡散され騒ぎになると、デービスは4日になって警察に出頭し、ドメスティックバイオレンス暴行容疑で逮捕・起訴された[35][36][37]

2020年10月2日、決定していたレオ・サンタ・クルスとの試合が10月24日から1週間後の10月31日へ変更されたことが発表された[38]

2020年10月31日、テキサス州のアラモドームにて新型コロナ禍の影響で集客が規制されている中で9,024人の観客を動員して[39]、スーパーフェザー級契約の試合であったが、ライト級とスーパーフェザー級の階級の違う2つの世界王座が同時に懸けられた極めて異例の試合で、WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者のレオ・サンタ・クルスと対戦し、強烈な左アッパーで6回2分40秒KO勝ちを収め、スーパーフェザー級王座の獲得と同時にライト級王座の初防衛に成功した[40]

戦績[編集]

  • プロボクシング:24戦 24勝 (23KO) 無敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2013年2月22日 勝利 1R 1:29 KO ディシー・ウィリアムス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 プロデビュー戦
2 2013年4月20日 勝利 2R 2:04 TKO ジャコブ・ニナウ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
3 2013年6月8日 勝利 1R 1:36 KO ジョナサン・ギアース アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
4 2013年7月20日 勝利 2R 2:26 TKO ラファエル・カシアス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
5 2013年10月17日 勝利 4R 1:55 TKO エリック・ジャマール・グッドオール アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
6 2013年12月14日 勝利 2R 2:29 TKO ジェームス・フランクス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
7 2014年5月16日 勝利 2R終了 TKO ジョシュア・アローチョ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
8 2014年8月1日 勝利 1R 1:16 KO ヘクター・ロペス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
9 2014年10月8日 勝利 6R 判定3-0 ジャーマン・メラズ メキシコの旗 メキシコ
10 2015年2月20日 勝利 1R 0:47 KO イスラエル・スアレス プエルトリコの旗 プエルトリコ
11 2015年5月22日 勝利 1R 1:14 TKO アルベルト・モーラ メキシコの旗 メキシコ
12 2015年9月12日 勝利 1R 1:34 TKO リッキー・ドーレイ フィリピンの旗 フィリピン
13 2015年10月30日 勝利 3R 1:31 TKO クリストバル・クルス メキシコの旗 メキシコ
14 2015年12月18日 勝利 9R 2:05 KO ルイス・サンチェス メキシコの旗 メキシコ
15 2016年4月1日 勝利 6R 0:29 TKO ギレルモ・アヴィラ メキシコの旗 メキシコ
16 2016年6月3日 勝利 1R 0:41 KO マリオ・マシアス メキシコの旗 メキシコ
17 2017年1月14日 勝利 7R 2:36 TKO ホセ・ペドラザ プエルトリコの旗 プエルトリコ IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
18 2017年5月20日 勝利 3R 2:11 TKO リアム・ウォルシュ イギリスの旗 イギリス IBF防衛1
19 2017年8月26日 勝利 8R 0:39 KO フランシスコ・フォンセカ コスタリカの旗 コスタリカ 体重超過により王座を剥奪
20 2018年4月21日 勝利 3R 2:45 TKO ヘスス・クエジャル アルゼンチンの旗 アルゼンチン WBA世界スーパーフェザー級スーパー王座決定戦
21 2019年2月9日 勝利 1R 2:59 TKO ウーゴ・ルイス メキシコの旗 メキシコ WBA防衛1
22 2019年7月27日 勝利 2R 1:33 TKO リカルド・ヌニェス パナマの旗 パナマ WBA防衛2
23 2019年12月28日 勝利 12R 1:17 KO ユリオルキス・ガンボア  キューバ WBA世界ライト級王座決定戦
24 2020年10月31日 勝利 6R 2:40 KO レオ・サンタ・クルス メキシコの旗 メキシコ WBA世界スーパーフェザー級スーパー王座タイトルマッチ
テンプレート

獲得タイトル[編集]

ペイ・パー・ビュー売上げ[編集]

日付 イベント 売上げ テレビ局
2020年10月31日 ガーボンタ・デービス vs. レオ・サンタ・クルス 20万件 - 22万5千件 Showtime

脚注[編集]

  1. ^ US National Championships - Fort Carson - February 26 - March 3 2012”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2017年1月14日閲覧。
  2. ^ 85.US National Golden Gloves - Mesquite - April 30 - May 5 2012”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2017年1月14日閲覧。
  3. ^ New Faces: Gervonta Davis Ring TV 2015年2月18日
  4. ^ Scott survives knockdown, defeats Thompson Fightnews.com 2015年10月30日
  5. ^ Fighter prevails at UCF as Floyd Mayweather Jr. watches Orlando Sentinel 2015年10月30日
  6. ^ Davis dethrones Pedraza for IBF 130lb title Fightnews.com 2017年1月14日
  7. ^ ジャックvsデゲール統一戦、ダウン応酬のドロー Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月15日
  8. ^ Purses: DeGale $750K, Jack $700K Boxing News Results(英語) 2017年1月14日
  9. ^ Davis destroys Walsh in three Fightnews.com 2017年5月20日
  10. ^ スター候補デイビス3回TKOでV1、IBF・S・フェザー級 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年5月21日
  11. ^ Boxer Gervonta Davis facing assault complaint The Baltimore Sun 2017年9月25日
  12. ^ Davis stops Fonseca, IBF 130lb title remains vacant Fightnews.com 2017年8月26日
  13. ^ バルガスがWBC・SB級V1、ジャックは2階級制覇 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年8月27日
  14. ^ GERVONTA DAVIS LIKELY TO FACE ROMAN MARTINEZ ON AUG. 26 The Ring 2017年7月29日
  15. ^ GERVONTA DAVIS TO DEFEND TITLE AGAINST FRANCISCO FONSECA ON AUG. 26 The Ring 2017年8月10日
  16. ^ Gervonta Davis All Smiles as Final Assault Charge is Dropped Boxing Scene.com 2017年11月29日
  17. ^ Davis demolishes Cuellar to win WBA 130lb title Fightnews.com 2018年4月21日
  18. ^ デイビス3回TKO勝ち WBAスーパーSFe級王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年4月22日
  19. ^ Gervonta Davis charged with disorderly conduct after alleged street fight ESPN.com 2018年9月14日
  20. ^ マレス負傷でデイビスの挑戦者変更 代役ウーゴ・ルイス、試合間隔わずか20日! Boxing News(ボクシングニュース) 2019年1月31日
  21. ^ WBA 130lb champ Davis destroys Ruiz in one Fightnews.com 2019年2月10日
  22. ^ WBA・SFe級 デービス初回TKOでスーパー王座V1カンシオがマチャド下し正規王座奪取 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年2月10日
  23. ^ Purses per the California State Athletic Commisison for the Showtime card on Saturday night ESPN.com 2019年2月9日
  24. ^ Warrant issued in Virginia for Gervonta Davis ESPN.com 2019年3月6日
  25. ^ Gervonta Davis TKO's opponent in second round to retain title in front of hometown crowd WMAR2News.com 2019年7月28日
  26. ^ デイビス圧勝 2回TKOで凱旋防衛飾る ガンボアは元王者対決に2回KO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2019年7月28日
  27. ^ Davis vacates title to move up to lightweight ESPN.com 2019年9月6日
  28. ^ スター候補デイビス 王座返上でライト級殴り込み Boxing News(ボクシングニュース) 2019年9月8日
  29. ^ Gervonta Davis Makes Weight On 2nd Try; Can Fight For WBA Title Boxing Adventure 2019年12月27日
  30. ^ デイビスがヒヤリ 計量2度目で合格 あすガンボアとWBAライト級王座決定戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年12月28日
  31. ^ Gervonta Davis KOs Yuriorkis Gamboa in 12th, claims vacant secondary belt ESPN.com 2019年12月28日
  32. ^ デイビス最終回KO勝ち ガンボア倒し2階級制覇 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年12月29日
  33. ^ Gervonta Davis-Gamboa Peaked At 604K Viewers On Showtime Boxing Scene.com 2019年12月31日
  34. ^ Gervonta Davis Sued by Jeweler Over Alleged $250,000 Unpaid Bill”. Bleacher Report (2020年1月24日). 2020年2月18日閲覧。
  35. ^ ボクシング無敗の世界王者がDV容疑で逮捕 SNSで動画が拡散”. デイリーニュース (2020年2月6日). 2020年2月18日閲覧。
  36. ^ Gervonta Davis charged with domestic violence, denies hitting woman”. ESPN (2020年2月5日). 2020年2月18日閲覧。
  37. ^ Gervonta Davis Arraignment Hearing Set For March 3”. BoxingScene (2020年2月5日). 2020年2月18日閲覧。
  38. ^ REPORT: GERVONTA DAVIS-LEO SANTA CRUZ MOVING TO HALLOWEEN WITH LIMITED FANS IN ATTENDANCE”. DAZN (2020年10月2日). 2020年10月2日閲覧。
  39. ^ Gervonta Davis: Everybody Knows I'm Number One And I Showed It!”. Boxing Scene.com (2020年11月1日). 2020年11月12日閲覧。
  40. ^ 無敗王者デイビス強し 一撃でサンタクルスを轟沈 WBAライト級防衛&S・フェザー級獲得”. Boxing News(ボクシングニュース) (2020年11月1日). 2020年11月4日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

前王者
ホセ・ペドラザ
IBF世界スーパーフェザー級王者

2017年1月14日 - 2017年8月25日(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
テビン・ファーマー
前スーパー王者
N/A
WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者
2018年4月22日 - 2019年9月1日(返上)
次スーパー王者
返上により消滅
空位
前タイトル保持者
ホルヘ・リナレス
WBA世界ライト級王者

2019年12月28日 - 現在

次王者
N/A
前スーパー王者
レオ・サンタ・クルス
WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者
2020年10月31日 - 現在
次スーパー王者
N/A