西鉄福岡(天神)駅
西鉄福岡(天神)駅 | |
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駅ビル(ソラリアターミナルビル) | |
にしてつふくおか(てんじん) Nishitetsu-Fukuoka (Tenjin) - | |
(0.8km) 薬院► | |
所在地 | 福岡市中央区天神二丁目11番2号 |
所属事業者 | 西日本鉄道 |
所属路線 | 天神大牟田線 |
キロ程 | 0.0 km(当駅起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 4面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
131,641人/日 -2010年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)4月12日 |
乗換 |
福岡市地下鉄空港線(天神駅) 福岡市地下鉄七隈線(天神南駅) |
西鉄福岡(天神)駅(にしてつふくおか(てんじん)えき)は、福岡県福岡市中央区天神二丁目にある西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線の駅。同線の起点・福岡側のターミナル駅である。
旅客向け案内では、他の「西鉄」を冠する駅と同様、「西鉄」を省略し「福岡天神」と案内している。カッコ書きではあるが、間を開けずに読む。
当駅は、日中でも1時間に特急2本、急行4本、普通6本の列車が発着し、久留米、大牟田方面の他、太宰府線への直通列車も多数発着する。
駅構造
プラットホームがソラリアターミナルビル2階にある高架駅。現在は4面3線の頭端式ホームとなっており、乗車専用ホーム(1 - 3番線)と降車専用ホームがある。電車が進入した後、まずすべての乗客を降車ホームに降車させ、その後乗車ホーム側の乗客が乗車ホームから乗ることができる。
ホーム有効長は10両編成まで入線可能な長さである。
のりば
大牟田方面 | 1 | ■急行 |
---|---|---|
2 | ■普通 | |
3 | ■特急・■急行 |
- 上記の通りでない時間帯もある
駅構内
改札口は北口、ソラリア口、中央口、南口の4箇所ある。
- 北口
- 当駅で最大の改札口。改札口は2階。改札外コンコースはソラリアステージビルとなる。精算室(ソラリア口に挟まれている)、駅事務室・定期券売場(それぞれ2箇所)、コインロッカー3箇所、ATMコーナー、インターネットコーナーがある。福岡市地下鉄空港線、箱崎線(天神駅)へ乗り換える際、一番近い改札口である。
- ソラリア口
- 北口の西隣にあり、改札内外とも北口コンコースと繋がっている。改札口正面にソラリアプラザとの連絡階段がある。
- 中央口
- 改札口は1階。定期券売り場とコインロッカーがある。西鉄天神バスセンターへの連絡エレベーターがある。
- 南口
- 改札口は1階で、国体道路に面している。定期券売り場がある。福岡市地下鉄七隈線(天神南駅)へ乗り換える際、一番近い改札口である。
利用状況
2010年度の1日平均の乗降人員は131,641人[1](うち乗車人員は66,411人[2])であり、西鉄の中で最も多い。隣駅である薬院駅の交通結節機能強化が進んだこともあって、近年当駅の利用者減少幅は大きい。各年度の利用状況は以下のとおり[3]。
1日平均利用客数(1990年代) | ||||
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年度 | 1996年 | 1997年 | 1998年 | 1999年 |
乗車 | 83,527 | 83,137 | 80,682 | 78,430 |
乗降 | 168,328 | 167,825 | 162,868 | 157,824 |
1日平均利用客数(2000年代) | |||||||||||
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年度 | 2000年 | 2001年 | 2002年 | 2003年 | 2004年 | 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 |
乗車 | 76,087 | 74,868 | 73,751 | 73,658 | 71,320 | 69,789 | 70,104 | 69,625 | 68,803 | 66,704 | 66,411 |
乗降 | 153,894 | 151,375 | 149,268 | 148,669 | 143,894 | 140,444 | 140,340 | 138,910 | 137,500 | 132,502 | 131,641 |
駅周辺
詳細は「天神 (福岡市)」を参照
渡辺通り西側
駅と同じ側である。
- 天神ソラリア
- ソラリアターミナルビル - 駅と一体
- 福岡三越(駅上下:2010年10月1日より岩田屋三越が運営)
- 西鉄天神バスセンター(駅直上)
- ソラリアステージ - 駅北側
- ソラリアプラザ
- ソラリアターミナルビル - 駅と一体
- 新天町商店街
- 岩田屋本店(2010年10月1日より岩田屋三越が運営)
- 福岡パルコ
- VIORO
- 天神ロフトビル
渡辺通り東側
駅の反対側である。
その他
歴史
- 1924年4月12日 - 福岡駅として開業。
- 1935年頃 - 九鉄福岡駅に改称。
- 1942年9月22日 - 西鉄福岡駅に改称。
- 1961年11月1日 - 高架化。
- 1983年3月26日 - ホーム改良工事完成。従来の5線5ホームから3線3ホームとなり、全ホームで7連停車が可能に。
- 1983年11月26日 - 駅全体の改良工事完成。
- 1992年7月8日 - 西鉄福岡ターミナルプロジェクト(ソラリア計画)第二期となる本駅のターミナルビルへの改築工事が着工。
- 1993年8月26日 - 改築工事のためバスセンター直上の線路を東側に移し2線2ホームでの営業を開始。
- 1993年12月 - 2線3ホーム営業となる。
- 1995年3月25日 -福岡-平尾間の高架化完了に伴い2線のうち1線が南に100m移動。
- 1995年5月27日 -もう1線も同様に移動し営業キロで南に100m移動、これにより旧駅舎は使用されなくなる。
- 1997年2月 - コンコースを西側から東側に移し最終工事に着工。
- 1997年9月27日 - 改築工事完成。3線4ホーム化。
- 1998年11月7日 - 北口正面階段を新設。
- 1999年4月24日 - ソラリアステージビルの完成で2階の外コンコースが完成し、ソラリア計画のすべての事業が完了。
- 2001年1月1日 - 西鉄福岡(天神)駅に改称。
付記事項
- 高架化される前の駅の姿は、1956年公開の東宝映画『空の大怪獣ラドン』の福岡破壊シーンで見る事ができる。
- 1997年のソラリアターミナルビル完成で現在地に移転する以前は、現在より80mほど北(現在のソラリアステージの位置)にあり、岩田屋デパート旧本館とひとつづきのビルになっていた。それ以前にはその少し西側にあった。
隣の駅
- 西日本鉄道
- ■天神大牟田線
- ■特急・■急行・■普通
- 西鉄福岡(天神)駅 - 薬院駅
- ■特急・■急行・■普通
その他
- 特急電車は朝の一部を除き、毎時00分と30分に発車する。発車時刻の5分-10分前に入線する。
- 特急電車は、発車時刻15分前くらいから乗客の列ができる。先発の急行が発車する前から次発の特急を待つ人も多い。
- 当駅の構造と駅位置の関係上、福岡(天神)側の最後尾車両が最も混雑する。
脚注
- ^ 企業情報 : にしてつグループホームページ 平成22年度 駅別乗降人員
- ^ ふくおかの統計(月報)(福岡市)
- ^ 福岡市統計書 (運輸・通信) 私鉄各駅乗降人員