箭内道彦
やない みちひこ 箭内 道彦 | |
|---|---|
| 生誕 |
1964年4月10日（60歳） 日本 福島県 |
| 出身校 | 東京藝術大学卒業 |
| 職業 | クリエーター |
箭内 道彦（やない みちひこ、1964年4月10日 - ）は、日本のクリエイターである。
人物
1964年、福島県郡山市生まれ。吉田拓郎や松山千春などフォークシンガーに憧れ中学2年からギターを弾く[1]。福島県立安積高等学校を卒業後、三浪して東京芸術大学に入学。1990年に同大学美術学部デザイン科を卒業後には、広告代理店・博報堂に入社。
最初の仕事で好評を得るが、その後7年間、ヒット作品が出ず1996年、CMプランナーに転向。2003年4月、博報堂を退社し「ひとり広告代理店」・「風とロック」を設立した[2]。2008年4月より、NHKのトーク番組 『トップランナー』に、5代目MCとしてレギュラー出演（2011年3月終了）。
2010年4月、青山学院大学総合文化政策学部教員に就任[3]
2010年9月、同じ福島県出身であるサンボマスターの山口隆（会津若松市出身）、THE BACK HORNの松田晋二（塙町出身）、TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美（富岡町出身）とともにバンド「猪苗代湖ズ」を結成。2011年3月には福島県も大きな被害を受けた東日本大震災のチャリティーソング「I love you & I need you ふくしま」を録音した。
2011年9月に福島県内6か所で開催した「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」実行委員長。また、福島県内で風とロック芋煮会や風とロック CARAVAN福島といった音楽イベントにも深く関わっている。
2015年、映画『ブラフマン』で、初監督を務める[4]。同年11月、渋谷区のコミュニティ放送『渋谷のラジオ』を運営するNPO法人CQを設立し、自ら代表理事に就任した。
主な企画作品
- タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.キャンペーン」
- フジテレビジョン「きっかけは、フジテレビ」
- 全国理容連合会キャラクター「バーバーくん」
- キャラクターソングも同時に手掛ける。
- TOKYO FM「80.Love」
- ロゴマークも同時に手掛ける。
CM
- FUJIFILM ｢PHOTO IS｣
- 資生堂「uno お笑い芸人52人CM」
- 森永製菓「ハイチュウ」
- 資生堂 ｢uno デオドラントスプレー｣
- ポッカ「キレートレモン」
- サントリー「モニターマン」「ほろよい」
- リクルート「リクナビ NEXT」「ゼクシィ Get Old With Me」
- 任天堂「GAMEBOY micro」
- 東京メトロ「TOKYO HEART」「TOKYO WONDERGROUND」「We are the Tokyo Navigator」
- CHIFURE「SAVE WOMAN」
- 桃屋「辛そうで辛くない少し辛いラー油」
- 江崎グリコ「ビスコ」「クラッツ」「Cheeza」
- 朝日新聞「天声人語の1文目」
- 公益財団法人JKA「競輪2011」「競輪2012」「競輪2013」
- 住友ゴム工業 DUNLOP「WINTER MAXX」
- 資生堂「ザ・コラーゲン」
映画
出版物
- 『月刊 風とロック]』（2005年創刊）
- 『別冊 風とロック』（パルコ出版）
- 『風とロック 箭内道彦と21世紀広告』（晶文社）
- 『風とロックとユナイテッドアローズ』（INFASパブリケーションズ）
- 『風とCM』（誠文堂新光社）
- 『クリエイティブ合気道』（アスキー）
- 『mania 70's 木村カエラ×加瀬亮×箭内道彦』（INFASパブリケーションズ）
- 『NO MUSIC,NO LIFE』（マガジンハウス）
- 『NO MUSIC,NO LIFE.AD COLLECTIVE』（マガジンハウス）
- 『サラリーマン合気道』（幻冬舎）ISBN 978-4-344-01551-7
- 『871569』（講談社）
- 『風とロック LIVE福島SUPER野馬追 公式本』（講談社）
- 『BEST★SCANDAL』 - SCANDALのアルバムで、完全生産限定盤の特典フォトブックのプロデュース
- 『Two Shot』 - ｢THE HUMAN BEATS｣（キヨサク、亀田誠治、Mummy-D）の楽曲
- 『871569 2』（講談社）
連載
- 「風とロックとINAZUMA」（CIRCUS）
- 「クリエイティブ合気道」（MACPOWER）
- 「風とロックと女」（MonoMax）
- 「俺だけ崖から落ちるのはやだ」（TV Bros）
テレビ
- NHKミニミニ映像大賞 （NHK総合、2007年〜）MC
- 情熱大陸（毎日放送、2007年6月3日）
- トップランナー（NHK総合、2008年4月 - 2011年3月）MC
- 新春TV放談2009（NHK総合、2009年1月3日）
- 私の10のルール（TBS、2009年4月21日 24:39〜25:09）
- スタジオパークからこんにちは（NHK総合、2009年11月10日）ゲスト
- フルタさんに学ぶオールスターの方程式（テレビ朝日、2010年7月18日）
- 笑っていいとも!（フジテレビ、2010年7月21日）テレフォンショッキングゲスト
- カタリダス（TBS、2010年10月13日）
- 応援ソングを高らかに 〜I love you&I need youふくしま〜（NHK総合、2011年4月29日）猪苗代湖ズとして出演
- 世界は言葉でできている（フジテレビ、2011年11月23日ほか）ゲスト主宰者
- ボクらの時代（フジテレビ、2011年11月13日）谷川俊太郎、宮藤官九郎との対談
- 第62回NHK紅白歌合戦（NHK総合、2011年12月31日）猪苗代湖ズとして出演
- 日曜美術館（NHK Eテレ、2012年4月29日）「大地の画家・常田健 〜箭内道彦が行く津軽の旅」
- 心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU（日本テレビ、2012年10月13日）ゲスト
- 明日へ -支えあおう- 〜被災地はいま・ 東日本大震災から1年半〜（NHK総合、2012年9月9日）
- NEWS ZERO（日本テレビ、2012年10月11日）ゲストコメンテーター
- 青春リアル（NHK教育、2011年6月4日 - ）番組の新企画「福島ずっと見ているTV」の発起人。福島県の震災・原発事故からの復興についての討議をまとめる進行役である
- 第65回NHK紅白歌合戦 PRソング「歌おうマーチ」 - 作詞[5]
ラジオ
関連人物
脚注
- ^ セミナーC 「風とロックとオモシロ楽器…音楽はたのしい！」
- ^ http://www.loaps.com/looker+index.id+8.htm[リンク切れ]
- ^ Template:青山学院大学総合文化政策学部公式サイト 「教員紹介」 http://www.sccs.aoyama.ac.jp/teachers/michihiko-yanai
- ^ a b “箭内道彦氏、初監督作に手応えも「恥ずかしい」”. ORICON (2015年7月1日). 2015年7月1日閲覧。
- ^ “NHK、紅白“史上初”のPRソング「歌おうマーチ」制作あすよりオンエア”. ORICON STYLE (オリコン). (2014年11月19日) 2014年12月22日閲覧。