水野亜美
美少女戦士セーラームーンのキャラクター | |
登場(最初) |
Act 2「亜美—SAILOR MERCURY—」 美少女戦士セーラームーン・第8話「天才少女は妖魔なの? 恐怖の洗脳塾」 |
作者 | 武内直子 |
声優 |
久川綾(テレビアニメ) 金元寿子(Crystal) |
女優 | #キャスト 節を参照 |
プロフィール | |
別名 | セーラーマーキュリー |
性別 | 女 |
種類 | 地球人 |
水野 亜美(みずの あみ)は、メディアミックス作品『美少女戦士セーラームーン』に登場する架空の人物。
原作漫画や実写ドラマでは第2話、『Crystal』では第1話[注釈 1]、テレビアニメでは第8話で初登場。DICエンターテイメントによる北米版の名前は、Amy Anderson(エイミー・アンダーソン)。
人物
セーラーマーキュリーに変身する、IQ300の心優しい天才少女。紺色のショートボブ[注釈 2]と青い目[注釈 3]を持つ。学習時には眼鏡をかけ[注釈 4]、テレビアニメでは睫毛が薄い。初登場時は区立十番中学校の2年生で、最後は都立十番高校の1年生に進級する。頭脳明晰なセーラー戦士の参謀格で、高性能コンピューターを持つ[注釈 5]。
内気で控えめな性格だが、慎重で思慮深い。全国模試において、連続で一位を取る有名人[注釈 6]で、常に参考書や教科書を読んでいる。チェスと水泳も得意で、特にチェスはJr.チャンピオンレベルの腕前。初登場時は友人もおらずに妬み半分の陰口を叩かれて「自分には勉強しかない」と思っていたが、隣のクラスの月野うさぎとルナに出会ったことにより、明るい性格に変化する。理論的で責任感が強く、どんな時も自分のすべきことを果たそうとする。
父親は著名な日本画家で、母親はバリキャリの勤務医(実写版での名前は冴子)だが、現在は両親が離婚して母親と2人暮らし(テレビアニメではぼかされている)。亜美自身も将来の夢として医者を目指し、テレビアニメ第62話ではドイツ留学に誘われた。両親の離婚理由は亜美曰く「何もかも合わなかった」。原作と『Crystal』によると趣味のチェスと水泳は父親から習い、父親の紹介でスポーツクラブの会員制プールに通っている。
初登場時に通っていたクリスタルゼミナールのクリスタルディスクを「勉強は自分の力でやるもの」と使わず、クリスタルゼミナールを運営していたダーク・キングダムの妖魔の洗脳を免れている。「アニメイトカセットコレクション」(無印2)では、幼少時代は後に勉強の虫になるのが信じられないほど物覚えが悪く、英語の辞書を1300ページ以上も「暗記パン」のごとく食べたという過去をカミングアウトしている。
モデルになったのは、武内直子の初期短編作品『ミス・レイン』の主人公「倉満れな」と、当時の人気アイドルだった「のりピー」こと酒井法子であり、原作でうさぎが初めて亜美を見た際にコマの外で「ミス・レインかと思った」と呟いている(新装版以降はカットされている)。
初期設定では加速装置をつけたアンドロイドで、武内によると原作第一部終盤に腕などがもげて死亡させるつもりだったが、担当のOSABUに止められていた[1]。
プロフィール
- 年齢:14〜16歳、ラスト22歳(原作)14〜16歳(テレビアニメ)14歳、ラスト21歳(実写)
- 誕生日:9月10日
- 誕生石:サファイア(好きな宝石も)
- 星座:乙女座(乙女座の守護星は水星)
- 血液型:A型
- 好きな色:水色
- 好きな食べ物:サンドイッチ(アニメ、実写も含む)、あんみつ
- 苦手な食べ物:はまち(ぶりっこはキライ、の暗喩)
- 好きな教科:数学
- 苦手な教科:なし
- 趣味:読書、チェス、水泳
- 特技:計算
- 苦手なもの:ラブレター
- 将来の夢:医者
- 異名:模試荒らし
- 経歴:港区立十番中学校→都立十番高校
原作漫画
テレビアニメよりもクールで辛口だが、友達への言動に悩んだりする不器用な性格。無限学園13階から飛び降りるなどの豪胆な一面を持つ。勉強熱心で、赤点組の月野うさぎ・木野まこと・愛野美奈子にスパルタ指導を行っている。ラブレターを見たり触れると、蕁麻疹が出て昏倒してしまう(本人曰く、恥ずかしいからとのこと)。「受験生のお供はカップラーメン」と力説したことがある。
かなり裕福な家庭で、「万」では買えないほどの高級マンション(俗に言う億ション)に住み、母親がダイヤをたくさん持っている。
初登場時は制服の上にカーディガンを羽織っており、ルナにセーラー戦士と予想されてもらった変身ペンを使って、クリスタルディスクによる洗脳を防いでいた。
耳を澄まして水の流れの音を聞き、ダウジングのように物を探し出す能力を持つ。有名な超能力者となっていたブラック・ムーン一族のあやかしの四姉妹・ベルチェには邪道呼ばわりされ、テレビ番組でチェス勝負を挑まれる。
受験戦争編で唯一アニメ化された『亜美ちゃんの初恋』では、高校受験と高熱に浮かされ、全国模試で同率一位を取った「数理くるめ」にライバル心を燃やして暴走した。
原作第五期では、シャドウ・ギャラクティカのセーラーアルーミナムセイレーンに「セーラークリスタル」を抜かれて消滅する。セーラーギャラクシアに操られた状態で復活するが、セーラームーンに倒されて消滅。戦いの後にセーラークリスタルを解放されて復活し、うさぎと衛の結婚式に出席している。
テレビアニメ
優しく冷静沈着な性格で、理論派のしっかり者。恋愛に奥手な唯一のメンバーで、ややとぼけた天然キャラ。たまに辛辣な指摘をする。初登場時は懐疑心が強く表情も固かったが、月野うさぎと友達になって表情が和らぎ、年相応にはしゃぐようになる。仲間との勉強会では指導役を担当し、初めての仲間との旅行で私物の教科書を読み耽って怒られたが、『スターズ』のOPでは参考書を読むふりをしてアイスクリームを食べている。
初登場時は不思議なエナジーの波動でルナに妖魔と疑われるが、妖魔がエナジーを奪えない不思議な力を見たルナに変身ペンを渡され、初めて変身した[2]。直後に原宿でうさぎと遊んで買い物したり[3]、レイが加入するとクルーズ旅行に誘われた。真面目で知的な性格をルナに信頼されてよく肩に乗せている。最初は「乱暴者」と噂された木野まこと(セーラージュピター)を怖がったが、ルナを可愛がるまことに見とれてからは昼食や登下校などを共にする。まことが恋に落ちると気にしたり、変身後もジュピターに庇われることが多い。友情への想いは人一倍強く、20話ではかつての自分を思わせるペンションの孤独な少女・サキコを気にかけた。
「いい塾に通うためならバスどころか飛行機にだって乗る」と豪語し[4]、アニメにはしゃぐうさぎとレイには「私たち来年は受験生よ?」と嗜めたことも。他の内部太陽系戦士とは異なりミーハーな面は少ないが、『劇場版R』で「覗き見なんてダメ」と言いながらレイたちにつられてうさぎと地場衛のキスを覗こうとしたり、うさぎとフィオレが衛を取り合う様子に「衛さんって男の人にもモテるのね」と発言して愛野美奈子に「やだ!亜美ちゃんエッチ!」と言われたり、『スターズ』ではスリーライツのファンクラブに入会したり[注釈 7]、星野光の裸をさりげなく凝視したりなど、スケベな一面も見られる。
無印第27話で妖魔七人衆の1体が転生した少年・浦和良に試験の成績を抜かれ、正体を見抜かれて予知能力と恋心を打ち明けられる。亜美の死を予知して苦しんでいた彼に「未来は変えられる」と諭して両想いになるが、彼は遠くに引っ越してしまう(第41話で再会する)。第45話ではDDガールズの愛の幻覚で浦和の幻を見て驚いている。『R』以降は浦和の存在そのものが描かれていないが、『S 』〜『SuperS』の間を描いたSFCゲーム『Another Story』では浦和と連絡を取り合っている。
無印第45話ではDDガールズとの戦いでジュピターが戦死し自暴自棄になったうさぎに「しっかりしてほしい」と活を入れ、「攻撃力が低い自分は足手まといになるから足止めに残る」と言って仲間を先に行かせ、DDガールズの幻影術の源をポケコンで砕いて力尽きた。スーパー・ベリルとの最終決戦では幻の姿でうさぎに力を貸し、銀水晶の力でダーク・キングダムと戦った記憶をなくして過去の世界に転生した。
『R』で記憶がないままうさぎたちと親しくなり、目の前でセーラームーンが敵に倒されてルナに記憶を返される。ドイツ留学に誘われるが、最終的には仲間と一緒にブラック・ムーン一族と戦うことを優先する。日本チェス界のジュニアチャンピオンで、昔からの知り合いのチェスタワーの館長には友人ができたことを喜ばれた。チェスタワーであやかしの四姉妹のベルチェに勝負を挑まれ、正体を現したベルチェから仲間を命がけで守ってベルチェを改心させる。ドロイドのギワークの力で支配された生徒達にカンニング疑惑を着せられた上に、仲間に中傷される幻覚を見せられて操られかけるが、最後は自ら幻覚を打ち破った。デス・ファントムとの最終決戦の前には、「今までありがとう。もう一度みんなでクラウンのケーキ食べたかったね」と仲間に言って「帰ったらケチケチしないで食べ放題に行こう」と励まされる。
『S』では海王みちるに水泳勝負を挑まれ、手を抜いて勝ちを譲るが本気の勝負を望まれて今度は負けてしまう。その後再戦を挑み、敗北への恐怖に打ち勝ってリベンジを果たした。実力主義者で学生でありながら教官も担当する美堂ゆい(ウィッチーズ5のビリユイ)と対立し、「科学に心はいらない」と信じたために自滅した彼女を悲しげに見守った。
『SuperS』ではうさぎの弟・進悟に好意を寄せられ、アマゾン・トリオのタイガーズ・アイによって溺れた進悟を心臓マッサージと人工呼吸によって助ける。
『亜美ちゃんの初恋』は原作漫画の短編のアニメ化作品のため、ラブレターを苦手がったり、前述の浦和への初恋がなかったことになるなど、テレビアニメのキャラクターとは矛盾が起きている。また、同作品内で理想の男性を「あの特殊相対性理論のアインシュタイン様」と語っている。
『スターズ』の第177話では、学力テストでスリーライツの大気光と同率一位になるが夢やロマンを否定され、晴れたら教師の天野川ワタルの家でワタル彗星を見るという約束をする。第196話ではセーラースターライツとセーラームーンを庇ってスターシードを抜かれ消滅したが、心を取り戻したギャラクシアにスターシードを返されて復活する。
実写ドラマ版
IQ300の設定は除外され、学校一の秀才ということになっている。内気で少し暗い性格であり、母親と疎遠で、勉強を通してでしか人と繋がれない孤独を感じている。メインとなる回は少ないが、登場人物の中でもさまざまな葛藤を抱えた不安定なキャラクターとして描かれている。初期は内向的な性格がより強調され、常に眼鏡をかけている。
初めて出来た友達である月野うさぎに依存しており、「自分が戦士だから仲良くしている」という疑いも持っている。うさぎの親友である大阪なるに嫉妬して、無理やりうさぎを呼び捨てにしようとしたこともある。
ダーク・キングダム四天王のクンツァイトに心の闇を気に入られて洗脳され、「ダークマーキュリー」にされてしまう。別人のように好戦的でプライドが高くなり、クイン・ベリルやクンツァイトにもふてぶてしい態度を取っている。学校ではクラスメイトを洗脳して取り巻きにしたり、自分の優秀さに強い自信を持つなど、内向的な自分への劣等感を反映したような振る舞いを見せた。
洗脳が解けて元に戻った後は自分に素直になり、比較的積極性を持つようになる。変身前も眼鏡をかけなくなったり、地味だった私服も一転しておしゃれをするようになった。
ミュージカル版
登場台詞は「愛と知性の戦士、セーラーマーキュリー!」(バンダイ版)。演じた女優によって違いがあるが、初代の森野文子が演じて以来、テレビアニメ版後半のようなボケボケしたキャラクターが基本となっている。しかし、四代目の河辺千恵子のような明るく弾けたキャラクターも存在する。
『夢戦士〜愛・永遠に〜』では、デッド・ムーンに洗脳され、不良のようになって「いい子はやめた」という歌を歌う場面があり、実写版のダークマーキュリーの先駆けとも言われた。
『Crystal』
第1期と第2期は制服の上にはセーターを着用していることが多い。性格がテレビアニメに近くなっており(特に第3期)、他の内部太陽系戦士がうさぎを呼び捨てにしていったなかで最後までうさぎを「うさぎちゃん」と呼び続けた。
セーラーマーキュリー
水星を守護星に持つ水と知性の戦士。水と冷気の力を操る、頭脳派のスピード戦士。コンピューターを使った調査・分析や作戦の考案を得意とし、モニター機能付きのゴーグルを内蔵したピアスと小型パソコンのポケコンを持つ。セーラーネプチューンと差別化して淡水属性。
コスチュームの色は水色(ターコイズブルー)[注釈 8]で、リボンの色はパステルブルー(パウダーブルー)[注釈 9]、水色のロングブーツをはいている[注釈 10]。原作と実写版では肩にプロテクターがないノースリーブ仕様で、水滴をイメージした3連の小さなピアスを着用する[注釈 11]。青系統の服とロングブーツの格好はセーラームーンに最も近い(テレビアニメでは白線もセーラームーンと同じ2本)。
決めゼリフは「水でもかぶって反省しなさい!」[注釈 12][注釈 13]。原作とアニメイトカセットコレクションの決めゼリフは「水星に代わって、頭を冷やしてあげる!」。原作第三期と『Crystal』『Eternal』では「水の星!水星を守護にもつ知の戦士!セーラーマーキュリー!」。実写版では「水と知性の戦士、セーラーマーキュリー!水星にかわっておしおきよ!」。テレビアニメ第56話の歌舞伎風名乗りは「塾と宿題次々こなし、いつでも読んでる参考書!全国無差別級模擬試験、NO.1はご存知セーラーマーキュリー!」。テレビアニメでの決め台詞の背景は色とりどりのレース模様、『Crystal』及び『Eternal』では水星と桔梗の花。
テレビアニメ初期ではブレーン担当で接近戦向き。攻撃技を持たない代わりにシャボン・スプレーの氷霧を応用した撹乱技で仲間をサポートした。無印終盤では敵の幻影術の源をポケコンで破壊し、一人も倒さず命を落としたことへの抗議も大きく、『R』からは仲間と遜色ない必殺技を獲得している。
実写版ではハイスピード撮影による水の王冠や飛沫を使用し、必殺技を発動するとティアラの水色の宝石を輝かせる[5]。セーラー戦士1のスピードを持つが戦闘力はさほど高いとは言えず、格闘戦では非力な点が目立つ。クンツァイトとの一騎討ちでは歯が立たずに敗れたが、とどめの一撃を地下の水を集めて逃れ、クンツァイトに勇気を認められる。潜在能力は高く、実写オリジナル形態のダークマーキュリーの姿で真の力を発揮している。
パワーアップ形態
- スーパーセーラーマーキュリー(原作第四期、テレビアニメ『SuperS』、『Eternal』)
- 原作ではスーパーセーラームーンの力でパワーアップした姿、テレビアニメではペガサスの力でパワーアップした姿。
- ブローチが球体からハートになり、腰のリボンがたっぷりと伸びて肩にフリルが付き、セーラーカラーの白線が2本(原作では3本)から1本になった。最強武器「マーキュリー・ハープ」を獲得した。テレビアニメではこの姿から3連ピアスをつける。
- エターナルセーラーマーキュリー(原作第五期)
- 原作で変身する最終形態。ティアラの宝石とピアスとブローチが星型に変化した。コスチュームは丸いプロテクターと二重スカート、白いロングブーツなど、エターナルセーラームーンに類似している。
- プリンセス・マーキュリー(原作第四期、『Eternal』)
- 新しい聖杯が誕生して変身したプリンセスの姿。水星にセーラープリンセスの城「マリナー・キャッスル」を持っている。
- 青いリボンチョーカーとハイヒールを着用。胸元に切り替えが入ったマーメイドドレスには、後ろ側のスカートに外部戦士と同じく薄いひだがあり、肩紐には金縁の3連の宝石が付いている。
- ダークマーキュリー(実写ドラマ)
- 実写版中盤で、クンツァイトの誘導でメタリアの黒い闇の力を浴び[注釈 14]、闇の力に囚われた亜美が「ダークパワー・メイクアップ」で変身する。蝶の羽とたっぷりの黒いレースを飾った服が特徴。
- 氷の剣を作って戦い、戦闘力は格段に向上した。普段の亜美とはまるで別人のように好戦的な性格で、仲間に遠慮して自分を出せない亜美の負の感情を体現した存在。格闘技だけでセーラーヴィーナスを倒して「こんなに弱かったなんて」と言い放ち、セーラームーンの武器も折った。ジュピター、マーズとは戦わなかったが初期のシナリオ段階では二人を倒している。
- 黒い蝶のティアラとダークブルーの蝶のリボン、黒い模様のロングブーツを着用し、リボンとセーラーカラーに黒いレースを重ねている。アクセサリーにダークブルーの宝石をつけ、チェーンベルトも追加された。
- 実写ドラマ版のオリジナルフォームながら人気だったため、イベントでアニメ調のガレージキットフィギュアが作られた。
- 備考
- セーラーマーキュリーの性質は、主に古来中国の五行思想「水星」と「水」から着想された。
- 水星は太陽系最内周の惑星で公転周期が短くて天空上の運行が速く、水星の英語名「マーキュリー」が意味するローマ神話の神・メルクリウス(ギリシャ神話のヘルメスから命名)は、俊足の使者にして医療、泥棒(商人を含む)と博打打ちなど手に負えない人間を擁護する神[6]である。セーラーマーキュリーのスピード属性はここから取られ、亜美が医者を目指す由来になった説もある。メルクリウスはアポロンの竪琴の発明者とされ(アポロンも明けの水星の別称)、スーパーセーラーマーキュリーの武器マーキュリー・ハープや、それを使用した必殺技「アクア・ラプソディー」が取材された。メルクリウスは錬金術の始祖とされ「賢者」を関連付けた可能性もある。マーキュリーは水銀の英語名だが、球になって転がる性質と揮発性から「速さ」に着目して命名され、水銀から特質が取材された形跡はない。
- 亜美の乙女座は水星の支配星。亜美の性格は占星術上の乙女座A型の特徴に近く、慎ましく勤勉でこだわりが強い性格、「我は分析する」や水銀などが共通する。
アイテム
変身アイテム
- 変身ペン(原作第一期、テレビアニメ無印、『Crystal』)
- ルナに授かった初の変身アイテム。本体は青いペンで、金色のキャップには傾いた楕円のリングがついている。原作初期案は空中に回転させている間に変身する設定だった。
- テレビアニメではキャップに守護星マーク(惑星記号)が入っている。第10話では異空間を開く能力が描写された。
- 原作では水星マークはなく、『Crystal』では時計回りに赤・橙・青・緑の印が付いている。
- スターパワースティック(原作第二期、テレビアニメ『R』中期〜『SuperS』初期、『Crystal』)
- 二番目の変身アイテム。ネイルボトルをイメージした青いスティックで、金の星型のキャップには守護星マーク入りの青い石がついている。当時ネイルスティックとして販売され、キャップの中に青いマニキュアが入った。
- クリスタルチェンジロッド(テレビアニメ『SuperS』中期以降)
- ペガサスの力でスターパワースティックが変化した三番目の変身アイテム。見た目はピンクのけん玉に近く、守護星マークと竪琴を重ねた青いクリスタルパワーオーブがついている。
- マーキュリー・クリスタル(原作第四期、『Eternal』)
- 守護力精霊(セーラーパワーガーディアン)に授かったハート形の守護石で、マーキュリーのセーラークリスタル。スーパーセーラーマーキュリーの変身アイテムで、エターナルセーラーマーキュリーにパワーアップすると星型に変化した。
- ジュエリースターブレスレット(実写)
- セーラームーンに授かった実写版の変身アイテム。普段は細い銀色のブレスレットで、真珠とネオ・クイーン・セレニティの王冠に似た飾りがついている。セーラーマーキュリーに変身するとピンクの帯型に変化し、力を使うと水色の宝石が光る。
- ダークジュエリースターブレスレット(実写)
- クンツァイトの闇の力で、亜美のジュエリースターブレスレットが変化したアイテム。ピンクからダークブルーに変色し、宝石は紫色に光る。洗脳が解けた後もブレスレットは変わらず、亜美はショックで森に捨ててしまった。
装備品
- HMDゴーグル(原作、アニメ)
- ピアスに触れて出現させる青いゴーグルで、高性能コンピューターによるモニター機能を搭載している。原作では左耳のピアスにマイクロフォンを装着できる。
- ポケットコンピューター(主にテレビアニメ)
- ルナに授かった電子辞書サイズの高性能小型パソコンで、HMDゴーグルと合わせて使用する。場所の探索や現象の分析・予測に使用する。
- 水色のマニキュア
- セーラーマーキュリーの爪に塗られた水色のマニキュア(通常は手袋に隠れて見えない)。原作初期設定では霧を起こすことができるという設定だった。
- 腕時計型通信機(第二期)
- うさぎのクリスタル・スターを象った通信機で、カラーは水色。
- 変身携帯テレティアS(実写)
- 携帯電話型通信機。写真で撮った服に着替えることもできる。
武器
- マーキュリー・ハープ(原作第四期、テレビアニメ『SuperS』、『Eternal』)
- スーパーセーラーマーキュリーの専用武器で、竪琴型の攻撃アイテム。テレビアニメでは紋章を浮かべた水流製の竪琴。
- セーラースタータンバリン(実写)
- 先端の宝石は水色。豪雨の一点集中を起こす「マーキュリー・アクア・ストーム」を繰り出す。タンバリンを水色に光らせてから鳴らして叩くと、星のエネルギーや水色の光弾を連発する。
- マーキュリー・ソード(実写)
- 水星のパワーを召喚して水を纏わせたセーラー・スター・タンバリンが変化する、青龍刀型の片刃の剣。
- 水の剣(実写)
- 地下の細い水流で波紋状の青い長剣を作り、クンツァイトの攻撃の阻止に使用したが長くは持たず、水に戻ってしまう。
- ダーク・ソード(実写)
- ダークマーキュリーの接近戦用武器。滴り落ちた水流を凍らせて氷の剣を生成する。圧倒的な剣さばきでセーラームーンのムーンライト・スティックを斬り砕くなどの攻撃力を秘めている。
- 雑誌等ではこれ以外にもハープ、弓と氷柱の矢のような射撃戦用武器の存在が確認されているが、本編では未使用。
変身呪文
- マーキュリー・パワー!メイクアップ!(原作第一期、テレビアニメ無印、実写、『Crystal』)
- セーラーマーキュリーの最初の変身呪文。原作では変身ペンを掲げて呪文を唱えるだけで変身する。
- テレビアニメでは変身ペンを掲げて呪文を唱えるとキャップの水星マークが回転し、ペンから水のリボンが吹き出して亜美の体を包み込み、水面を揺らして変身していく。ポーズを決めると背景に光る飛沫が現れる。
- 『Crystal』では基本動作はテレビアニメと同じだが、スター・パワーを踏襲してマニキュアがさしてペンを掴む演出が追加された。ペンを手に取る動作は亜美の場合は抓むように取る。変身完了時には守護星マークが額に浮かんでティアラが装着され、ポーズを決めると背景に宇宙空間と青く光る水星の地表が現れる。
- 実写版では両手を胸の前で交差して呪文を唱え、光のマニキュアをさしてピアスを青く光らせ、水の飛沫を全身に絡ませて着替える。手を振り払って黒髪のセミロングを水色のショートヘアに変え、ポーズを決めると背景に大きな水の王冠と守護星マークが浮き上がる。
- マーキュリー・スターパワー!メイクアップ!(原作第二期、テレビアニメ『R』、『Crystal』)
- スター・パワーで強化されたマーキュリーの変身呪文。
- テレビアニメでは手を掲げて唱えると、光のマニキュアがさし、スターパワースティックを掴んでキャップの守護星マークが回転する。基本動作はマーキュリー・パワーと同じだが、変身完了時に弾ける泡のエフェクトも追加された。ポーズを決めると背景に水星マークが浮き上がる。
- 『Crystal』では変身開始の演出はマーキュリー・パワーから引き継がれ、テレビアニメ版とは若干異なる。
- マーキュリー・プラネットパワー!メイクアップ!(原作第三期、『Crystal』)
- プラネットパワーで強化されたマーキュリーの変身呪文。原作では変身アイテムを使用せず、手を掲げて呪文を唱える。『Crystal』ではスターパワースティックを使う演出に変更された。
- マーキュリー・クリスタルパワー!メイクアップ!(原作第四期、テレビアニメ『SuperS』、『Eternal』)
- クリスタルパワーで強化されたマーキュリーの変身呪文。原作と『Crystal』では胸の中のマーキュリー・クリスタルを使用。
- テレビアニメではクリスタルチェンジロッドを使用するスーパーセーラーマーキュリーの変身呪文で、クリスタルパワーオーブをクリスタルチェンジロッドにはめてオーブの紋章を回転させる。基本動作はスターパワーから引き継がれ、ポーズを決めると背景に竪琴の紋章が浮き上がる。
- 『Eternal』では守護星マークと竪琴を重ねた紋章に手を掲げ、光のマニキュアがさす。基本動作はプラネットパワーから引き継がれ、変身完了すると竪琴の紋章が浮き上がる。
- ダーク・パワー!メイクアップ!(実写)
- ダークジュエリースターブレスレットを光らせると、黒い花びらを散らして黒と青のレースとリボンを作り、ダークマーキュリーに変身する。背景には水星を浮かべた湖面が現れる。また、通常の変身と違い「メイクアップ」の発音は「メーイク、アップ!」と区切るのではなく「メイクアップ!」と一息に言い切り、声のトーンも低くなっている。
必殺技
- シャボン・スプレー(テレビアニメ)
- 両手の中で水の玉を作って大きく振りかぶり、腕を交差させてから広げて無数のシャボン玉に破裂させると、絶対零度の霧に弾けて敵の視界を奪う[7]。
- 殺傷能力はゼロに近いが、敵の攻撃を無力化させたり[8]、敵に洗脳された人々の動きを瞬時に止めたり[7]、狂った動物を落ち着かせ[9]、闇の力を払う水の塊を起こし[10]、炎から身を守るバリアーを張る[11]などの応用が効く。仲間との合体技にも使用し、セーラージュピターのシュープリーム・サンダーと組み合わせることが多い[12][13]。敵を封じる大きな泡に変えたり[14]不意打ち発射戦法[12]など、攻撃範囲も仲間たちの一点集中型に比べて広範囲に影響を及ぼす。序盤では特にセーラームーンのムーン・ティアラ・アクションと相性がよく、中盤以降の仲間の技が効かない強敵にも撹乱効果は高かった。
- テレビアニメ第17話のように目が良い妖魔には利かず、逆に自分の視界を遮って攻撃を避けられずに負けてしまったこともある。
- アクションゲームでは正面にシャボン玉の塊を飛ばしてぶつける技になっている。シャボン玉を作ってから一回転して発射するので隙が大きい。
- マーキュリー・アクア・ミスト(実写、原作新装版第一期、『Crystal』)
- 実写ではジュエリースターブレスレットを光らせた後、クルクル回りながら周囲に水を集め、両手から水飛沫を発射して[15]敵を水に変えてしまう。Act.3からは異次元空間の入り口を開く能力も備えている。『キラリ☆スーパーライブ』では蒸気霧を吹き出す演出がされた。
- 原作漫画では名前はないが手から霧を発生させる。新装版からマーキュリー・アクア・ミストと名付けられ、『Crystal』でも採用された。『Crystal』では交差させた手に水を集め、両手を広げて水色の霧を拡散させ、敵を霧に包みこむ。シャボン・スプレーに似ているが攻撃力は高く、火を消すこともできる。
- 超次元空間現出(原作第一期、『Crystal』)
- 司令室の存在が操られた衛や元基にバレてしまい、マーキュリーゴーグルで分析した異次元空間を出現させた。
- シャイン・アクア・イリュージョン(原作、テレビアニメ、実写、『Crystal』全てに登場。実写以外では第二期(『R』)より)
- 原作では水流で敵を倒したり、消火する能力がある。
- テレビアニメではマーキュリー最強の技として登場。水面に水滴を散らしてバレエのように舞いながら集め、左手で勢いよく押し出して水の渦に変え、なんでも凍らせて破砕する。氷の柵を作ることもできる[16]。同じく水を操るセーラーネプチューン(深海の水圧を操る)と差別化するためか、この技は冷気を操る技となっている。劇場版Rでは右手からドリル状の水の渦を発射して大量の敵を吹き飛ばした。相手を凍らせるのではなく、放つ水の量も普段よりかなり多い[17]。
- 実写ではマーキュリーの牽制技で、大気中の水分を両手に集めて右手から発射する。威力は比較的低く、凍結効果は無い。Act.48ではメタリア・エンデュミオンの剣に燃え上がる炎を消すシーンが見られる。
- 『Crystal』では集めた水流を両腕で導いてバレエのように舞い、左手で大きな青い激流を押し出して標的にぶつける。
- シャイン・スノー・イリュージョン(原作第二期第15話、『Crystal』)
- シャイン・アクア・イリュージョンの変形技。雪の結晶が舞う幻影を作って相手を撹乱する。
- 『Crystal』では原作と同じポーズで、雪の結晶の吹雪を作って敵を埋もれさせる。
- シャボン・スプレー・フリージング(テレビアニメ『R』前半)
- シャボン・スプレーの強化技。シャボン・スプレーの冷却効果を高め、相手を凍らせて動けなくする技だが、高熱では溶けてしまう[18]。敵の作った分身や武器などは凍結させて破壊することが出来るので、若干攻撃力は高まっている。
- スーパーファミコン版の『R』と『ANOTHER STORY』ではシャボン玉の塊で敵を氷漬けにする。
- ダブル・シャボン・スプレー・フリージング(テレビアニメ第80話にのみ登場)
- シャボン・スプレー・フリージングの二重強化変則技。二重のシャボン玉を無数に作り出し、複数の敵を一度に凍結する。ただし、エナジーの消耗が激しい[19]。
水蜃気楼 (原作第三期。テレビアニメでは劇場版「亜美ちゃんの初恋」のみ、『Crystal』)- 原作ではプラネット・パワーで獲得した技で、左手で水流を起こしてから右手で放つ攻撃。
- テレビアニメでは『S』のOPにのみ登場し、本編未使用。両腕を交差させて広げ、足元から巨大な水柱を吹き上げて周囲一帯を凍らせる。
- 劇場版SuperSではスーパーセーラーマーキュリーのパワーアップした新必殺技[20]。水球を右手ですくい上げて鞠をつくように弾ませ、バレエの側転の要領でもう一度弾ませて水のリボンに変え、水の渦をまとった無数の閃光に破裂させる。敵を追いかけるから、どんな動きの速い敵も逃がさないすごい技だった[20]。命中した敵を巨大な水の球体に包み込んでから凍らせて爆発させる。作中では「マーキュリー勝利の方程式」と言われる。
- スーパーファミコン版の対戦格闘ゲームでは水の渦巻を投げ飛ばす技。『ANOTHER STORY』では足元からの水流の波動を振って、その猛烈な一撃で複数の相手を倒す技。
- 『Crystal』では劇場版SuperSの演出を流用しているが凍結効果はない。
- マーキュリー・アクア・ラプソディー(原作第四期、テレビアニメ『SuperS』、『Eternal』)
- 原作ではマーキュリー・ハープの音色から激しい水流を起こす。
- テレビアニメでは紋章から作った水を竪琴に変え、音を奏でながら輝く水流を作り、水の渦に集めて発射する。凍結効果を発揮する場面は減った。竪琴の音には敵の動きを封じたり、幻惑する効果もある可能性がある[21]。特にスーパーセーラーマーズの必殺技「マーズ・フレイム・スナイパー」との合体技で頻繁に用いられる[22][23]。
- 『Eternal』ではテレビアニメ版の演出と原作の設定が混ざり、マーキュリー・ハープを抱えてクルっと回ってからハープを弾いて水流を作り、右手を掲げて水の渦を発射する。
- スーパーファミコン版の対戦格闘ゲームでは竪琴を奏でて水のエネルギー弾を放つ攻撃。セガサターン版では大量の猛烈な水のエネルギー弾(プレイステーション版は波状の水流)を相手にぶつけて大ダメージを与えたりする。
- マーキュリー・アクア・ストーム(実写のみ)
- セーラースタータンバリンを使ったセーラーマーキュリーの専用技。タンバリンを鳴らしながら回り、タンバリンから水色の光線を放つ。
- マーキュリー・アクア・サイクロン(実写のみ)
- 両手で渦の形を描いて胸の前で組んで伸ばし、無数のシャボン玉を一直線に発射する攻撃。威力はあまり高くない。
- マーキュリー・アクア・ブリザード(実写のみ)
- 両手を回転させて絶対零度の冷気を蓄え、氷晶の吹雪を放って敵を氷漬けにする。
- ウォーター・ストリーム(ゲームのみ)
- 守護星・水星のパワーを集め、両手からものすごい勢いの水の渦を噴射する。
- ミラージュ・ウェーブ(アーケードゲームのみ)
- アーケードゲームのオリジナル必殺技。「我が守護水星!清き水の星よ!」と念を込め、超低温の波状水流を起こし、周囲の敵を一瞬で氷漬けにする。
- シャイン・アクア・カッター(アーケードゲームのみ)
- アーケードゲームのオリジナル必殺技。腰部の周囲に回転させた多数の鋭い水の刃を生成し攻撃する。
- クラッシュ・ランチャー(アーケードゲームのみ)
- 劇場版Rに登場するシャイン・アクア・イリュージョンのように、水流をイメージしたアクションが特徴。
- リバース・ブレイク・ステップ(ゲームのみ)
- 全ての対戦格闘ゲームより現れた技。地面に両手をついて両足を開いた状態で回転し、相手を蹴るような攻撃。
- アクア・リボン・アッパー(ゲームのみ)
- 昇龍拳から四つの大きな水泡を放出し、多数の相手を倒すのに有効。
- ウォーター・ブリット(ゲームのみ)
- 相手に大ダメージを与える超必殺技。水の力を纏い、両足から前方斜め上に向かって飛び上がる。
キャスト
- 声優
- 女優
-
- 浜千咲(実写ドラマ版)
- 森野文子[注釈 15](バンダイミュージカル版・初代)
- 宮川由起子(バンダイミュージカル版・2代目)
- 赤嶺寿乃(バンダイミュージカル版・3代目)
- 伊澤麻璃也(バンダイミュージカル版・4代目)
- 河辺千恵子[注釈 16](バンダイミュージカル版・5代目)
- 若山愛美[注釈 17](バンダイミュージカル版・6代目)
- 松浦雅(ネルケミュージカル版・7代目)
- 小山百代(ネルケミュージカル版・8代目)
- 竹内夢[注釈 18](ネルケミュージカル版・9代目)
- 伊藤理々杏(乃木坂46ミュージカル版・Team MOON)
- 渡辺みり愛(乃木坂46ミュージカル版・Team STAR)
- ココナ / 川村海乃 / 替地桃子(THE SUPER LIVE)※トリプルキャスト
- ココナ / 林祐衣(ショーレストラン SHINING MOON TOKYO)※ダブルキャスト
- 向井葉月(乃木坂46ミュージカル・2019年版)
補足
- テレビアニメ版の水野亜美(セーラーマーキュリー)は、アニメ雑誌の『月刊アニメージュ』(徳間書店)の「キャラクターBest10」で、1993年度、1994年度のトータル1位になるほどの人気キャラクターとなった。一方で、漫画版の第1回セーラームーン人気投票では、セーラーマーキュリーが4位で、水野亜美が7位だった。
- 1995年に水野亜美が主役の短編アニメ映画『スペシャルプレゼント 亜美ちゃんの初恋 美少女戦士セーラームーンSuperS 外伝』が、『美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結!ブラック・ドリーム・ホールの奇跡』との同時上映という形で公開された。
- アニマックスで2010年8月21日に放送された『ボイスパワー2010〜あなたに響け! あの声、あの歌、あのセリフ〜』にて発表された「アニメ名セリフベスト100」に、セーラーマーキュリーのセリフ「水でも被って反省しなさい!」が第91位にランクインした。
- 初期設定では加速装置付きのサイボーグだったが、担当の要望によりこの設定は没となった。
- ミュージカル版・5代目の亜美役は河辺千恵子で、2000年1月から2002年3月まで担当。後に河辺は、実写ドラマ版に大阪なる役で出演している。
脚注
注釈
- ^ 正式に登場したのは、原作漫画と同じく第2話。
- ^ 実写版では黒髪のセミロングヘアーで、変身後に水色のショートボブになる。
- ^ 原作と『Crystal』が水色でテレビアニメは紺色。原作設定資料によると変身前は紺色。
- ^ 眼鏡を着用しているのは、原作漫画とテレビアニメ『スターズ』『亜美ちゃんの初恋』で、ギャグシーンでは眼鏡を光らせていた。
- ^ 特にテレビアニメ版第80話ではその天才的な頭脳をドロイド・ギワークに目を付けられ、幻聴や幻覚で精神的に追い込まれてセーラー戦士を攻撃しかけたこともある。
- ^ テレビアニメ第27話の中学の学級テストでは浦和良に敗れて2位だったものの、超能力を使ったカンニングと判明したことから、結局学力は学内トップだった。
- ^ ファンクラブの会員番号は25番。これは同じくファンクラブに入会している太陽系内部戦士(レイ、まこと、美奈子)の中でもっとも若い番号である。
- ^ バンダイミュージカルでは青。
- ^ 『Crystal』ではシアンに近い水色。
- ^ ブーツのラインは白(テレビアニメのみリボンと同じ薄い水色)
- ^ テレビアニメではスーパー化するまでピアスは1粒ずつ。『Crystal』では左耳が3つで右耳は1粒だけ
- ^ テレビアニメ、『Crystal』『Eternal』、ミュージカル
- ^ 「月刊アニメージュ」1992年6月号(49頁)「第1回セーラー大賞」の一般公募で、マーズの決めセリフとともに採用された。記事を担当した小黒雄一郎は放映前からの仕込み企画で、それらを選んだ初代監督の佐藤順一演出回で初めて使用されたと明かしている(“アニメ様の七転八倒 第24回『セーラームーンに浮かれていた』”. WEBアニメスタイル Column (2005年12月5日). 2017年9月28日閲覧。)。
- ^ 強制的に闇に取り込まれたのではなく、自らの意思で闇に堕ちたことが本人の発言で明らかになっている。
- ^ 桜っ子クラブさくら組とムーンリップスの名義で、テレビアニメ『S』や『SuperS』のオープニング主題歌「ムーンライト伝説」の歌唱を担当。
- ^ 実写版では大阪なるを演じている。
- ^ 過去に「誕生!暗黒のプリンセス ブラック・レディ 改訂版」でベルチェを演じている。
- ^ 当初は黒木ひかりが出演予定だったが、諸事情で降板となった。
出典
- ^ 美少女戦士セーラームーン新装版第3巻
- ^ 『無印』8話
- ^ 『無印』9話
- ^ 『無印』10話
- ^ 『UCHUSEN YEAR BOOK 2004』36頁より。
- ^ 電撃王 9月号. メディアワークス. (1993年9月1日). p. 156
- ^ a b テレビアニメ第8話「天才少女は妖魔なの? 恐怖の洗脳塾」より。
- ^ テレビアニメ第24話「なるちゃん号泣! ネフライト愛の死」より。
- ^ テレビアニメ第15話「うさぎアセる! レイちゃん初デート」より。
- ^ テレビアニメ第22話「月下のロマンス! うさぎの初キッス」より。
- ^ テレビアニメ第45話「セーラー戦士死す! 悲壮なる最終戦」より。
- ^ a b テレビアニメ第41話「もう恋から逃げない! 亜美と衛対決」より。
- ^ テレビアニメ第54話「文化祭は私のため!? レイ女王熱唱」より。
- ^ 「劇場版 美少女戦士セーラームーンS」より。
- ^ 『UCHUSEN YEAR BOOK 2004』146頁より。
- ^ テレビアニメ第79話「アルテミスの冒険! 魔の動物王国」より。
- ^ 『映画 美少女戦士セーラームーンR メモリアルアルバム』第68頁より。
- ^ テレビアニメ第53話「衛とうさぎのベビーシッター騒動」より。
- ^ 『なかよしメディアブックス&アニメアルバム9 美少女戦士セーラームーンR』第125頁より。
- ^ a b 『なかよしメディアブックス&アニメアルバム27 映画 美少女戦士セーラームーンSuperS メモリアルアルバム』のセーラーマーキュリーアクション写真館より。
- ^ 『なかよしメディアブックス&アニメアルバム27 映画 美少女戦士セーラームーンSuperS メモリアルアルバム』第44頁より。
- ^ テレビアニメ第157話「ペガサスが消えた!? ゆれ動く友情」より。
- ^ テレビアニメ第169話「呪いの魔鏡! 悪夢にとらわれた衛」より。