埼玉医科大学総合医療センター
埼玉医科大学総合医療センター | |
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情報 | |
英語名称 | Saitama Medical Center |
許可病床数 |
913床 一般病床:913床 |
機能評価 | 一般500床以上:Ver6.0 |
開設者 | 学校法人埼玉医科大学 |
管理者 | 堤晴彦(病院長) |
開設年月日 | 1985年6月14日 |
所在地 |
〒350-8550 |
位置 | 北緯35度56分04秒 東経139度31分11秒 / 北緯35.93444度 東経139.51972度 |
二次医療圏 | 川越比企 |
PJ 医療機関 |
埼玉医科大学総合医療センター(さいたまいかだいがくそうごういりょうセンター)は、埼玉県川越市に所在する、埼玉医科大学付属の病院である。
概要
埼玉医科大学川越キャンパスにあり敷居内には付属の看護専門学校を併設している。
公式な性別適合手術を日本で初めて行った病院(これ以前に非公式で行った病院は別である)で手術件数では日本一であったが、担当である原科孝雄教授の定年、スタッフの体調不良から、2007年4月末で性別適合手術を中止した。だが2009年12月に行われたFtMの性別適合手術から部分再開され、2010年10月中旬に新たなスタッフの手によるMtFの性別適合手術が行われ、本格再開することになった[1]。しかし、後任医師が2012年度より別大学の準教授に就任したために現在も適合手術が行われているかは不明。
県内唯一の高度救命救急センターである。2016年度3月より新救命救急センター病棟が運用開始され、最終的には外傷センターの新設や日本最大規模の計40床のICU(集中治療室)と32床のHCU(高度治療室)、小児救命救急センターとして8床のPICU(小児集中治療室。将来対応を含めると16床)を有する施設となる予定[2]。
県のドクターヘリの基地病院でもあり、2005年8月1日より埼玉県防災航空隊の消防防災ヘリコプターによるドクターヘリ運用を始め、2007年10月26日からドクターヘリ専用機が配備され正式に運航が始まった。さらに2015年度より秩父での山岳救助事案では救命率向上のために原則、同医療センタードクターヘリと埼玉県防災航空隊の消防防災ヘリコプターがランデブーを行うことなった[3]。これは山岳救助事案の際はドクターヘリと防災ヘリのドッキングを行い、早期に同医療センターのドクターとナースが要救助者に接触して救命処置を行いながら搬送を行うものである。
埼玉県特別機動援助隊(埼玉SMART)と災害派遣医療チーム(DMAT)に登録している。
指定・認定
- がん診療連携拠点病院
- 地域がん診療連携拠点病院
- 高度救命救急センター指定
- 埼玉県災害拠点病院指定
- 救急指定病院
- 日本医療機能評価機構認定
- 総合周産期母子医療センター
- 小児救命救急センター
診療科
内科
- 消化器・肝臓内科
- 内分泌・糖尿病内科
- 血液内科
- リウマチ・膠原病内科
- 心臓内科
- 呼吸器内科
- 腎・高血圧内科
- 神経内科
- 小児科
- メンタルクリニック
外科
- 消化管外科・一般外科
- 肝胆膵外科・小児外科
- 呼吸器外科
- 心臓血管外科
- 血管外科
- 乳腺・内分泌外科
- 脳神経外科
- 整形外科
- 形成外科・美容外科
- 皮膚科
- 泌尿器科
- 耳鼻咽喉科
- 眼科
- 産婦人科
- 歯科・口腔外科
その他
- 人工腎臓部
- 画像診断科・核医学科
- 放射線腫瘍科
- 健康管理科(人間ドック)
- 輸血・細胞治療部
- 麻酔科
- リハビリテーション科
- 救急科(ER)
- 高度救命救急センター
- 総合周産期母子医療センター
- 母体・胎児部門
- 新生児部門
- 小児循環器科
交通アクセス
- JR川越線・東武東上線川越駅から東武バス川越06系統上尾駅西口行、「埼玉医大」下車
- 西武新宿線本川越駅から上記バス利用
- JR高崎線上尾駅西口から東武バス川越06系統川越駅行、「埼玉医大」下車
- JR川越線南古谷駅から川越シャトル40・42・43系統で「埼玉医大」下車
埼玉医科大学の系列施設
- 埼玉医科大学病院(1485床)
- 埼玉医科大学国際医療センター(600床)
脚注
- ^ “埼玉医大、性別適合手術を再開 同一性障害患者に朗報”. 西日本新聞 (2010年12月18日). 2011年1月6日閲覧。
- ^ 新病棟始動
- ^ 埼玉県防災航空隊の公式Facebookより