北千里駅
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北千里駅 | |
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![]() 駅舎西口 | |
きたせんり Kita-senri | |
◄山田 (2.0km) | |
所在地 | 大阪府吹田市古江台4 |
所属事業者 | 阪急電鉄 |
所属路線 | ■千里線 |
キロ程 | 13.6 km(天神橋筋六丁目起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
28,774人/日 -2010年- |
開業年月日 | 1967年(昭和42年)3月1日 |
北千里駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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北千里駅(きたせんりえき)は、大阪府吹田市古江台にある、阪急電鉄千里線の終着駅である。千里ニュータウンの北の玄関駅。
1967年(昭和42年)に日本で初めて自動改札機(オムロン(旧・立石電機)製)が設置された駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線ホームを有する高架駅(一部地上)。盛土の軌道の延長上に線路とホームがあるため、改札口と駅舎はホームの下にある。駅部分の大半は高架構造であり、ホームの下には店舗が入居している。開業時は行き止まり式の構造で、1番線と2番線は車止めの先で相互に行き来できたが、その後1970年(昭和45年)の日本万国博覧会(大阪万博)輸送対応としてさらに北に向けて留置線が作られ、2本のホームは分離された。この留置線は千里ニュータウンの北方の箕面市東部域に阪急グループが開発した粟生団地・間谷住宅方面への延伸に備えられたもので、箕面市今宮方面へは線路用地としての土地も確保されていた。阪急電鉄は千里山線(現・千里線)と箕面線とを連絡する千里山延長線(千里山駅 - 桜井駅間)としての事業免許を取得していたが、それを流用しようと計画されていた。その後この構想は立ち消え状態となり、空地も多くの箇所で転用されている。事業免許も1972年(昭和47年)12月に返上廃止された。
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東口
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駅構内
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車止め
のりば
1 | ■千里線(京都本線直通) | 淡路・十三・大阪(梅田)・神戸・宝塚方面 |
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2 | ■千里線(地下鉄堺筋線直通) | 淡路・天神橋筋六丁目・堺筋本町・天下茶屋方面 |
ただし、淡路終着となる列車はどちらのホームからも発車する。
利用状況
2010年(平成22年)の1日平均乗降人員(平日)は28,774人である[1]。
千里線では、関大前駅の次に多い。
駅周辺
- 千里ニュータウン
- 阪急オアシス
- 吹田市立中央図書館北千里分室
- 国立循環器病センター - 駅よりバス5分、または徒歩15分
- ドナルド・マクドナルド・ハウス おおさか・すいた - 国立循環器病センターそば
- 吹田古江台郵便局
- 吹田青山台郵便局
- 吹田藤白台郵便局
- 吹田市立北千里小学校跡
- 吹田市立古江台小学校
- 吹田市立青山台中学校
- 大阪府立北千里高等学校
- 大阪大学吹田キャンパス - 駅より徒歩15 - 30分
- 千里金蘭大学・金蘭千里高等学校・中学校 - 駅より徒歩15分
バス路線
系統番号左の色は方向幕に使用されている色を表示する。
- 1番のりば
- 2番のりば
- 千里ニュータウン線・小野原東線
- ■76系統・■77系統・■175系統・■176系統 千里中央行き(東町三丁目経由)
- ※粟生団地線の千里中央行きは乗車不可(降車のみ可能)。
- 千里ニュータウン線・小野原東線
- 3番のりば
- 千里ニュータウン線
- ■71系統 千里中央行き(青山台二丁目・北町二丁目経由)
- ※阪大病院線・■171系統は北千里にて千里ニュータウン線・■71系統に系統番号を変えて千里中央まで直通。
- 千里ニュータウン線
- 4番のりば
- 5番のりば
- 粟生団地線(特急は次の千里中央では降車不可)
- ■29系統 特急 北摂霊園行き(千里中央・粟生団地・勝尾寺経由)
- ■29系統 特急 希望ヶ丘四丁目行き(千里中央・粟生団地・勝尾寺・北摂霊園・余野経由)
- ■58系統 粟生団地行き(循環器病センター前・今宮三丁目・阪急小野原住宅中央・小野原経由)
- ■64系統 粟生団地行き(循環器病センター・今宮・外院の里経由)
- ■66系統 小野原行き(循環器病センター・今宮・外院の里経由)
- ■66系統 小野原方面行き(循環)(循環器病センター・今宮・外院の里経由)
- ■70系統 関西学院千里国際キャンバス方面行き(阪大口・小野原西五丁目経由)
- ■70系統 小野原西五丁目方面行き(循環器病センター前・今宮三丁目・阪急小野原住宅南経由)
- ■70系統 小野原西五丁目行き(循環器病センター前・今宮三丁目・阪急小野原住宅南経由)
- ■78系統 関西学院千里国際キャンバス行き(循環器病センター前・今宮三丁目経由)
- ■79系統 関電学園前行き(循環器病センター前・今宮・小野原経由)
- 粟生団地線(特急は次の千里中央では降車不可)
- 6番のりば
- 粟生団地線
- ■30系統 間谷住宅行き(循環器病センター前・今宮・小野原・尼谷経由)
- ■51系統 阪大外国語学部前行き(循環器病センター前・今宮・小野原・豊川住宅前・粟生団地経由)
- ■53系統 急行 阪大外国語学部前行き(途中、新家・小野原のみの停車)
- ■55系統 粟生団地行き(循環器病センター前・今宮・小野原・豊川住宅前経由)
- ■56系統 間谷住宅行き(循環器病センター前・今宮・小野原・豊川住宅前・粟生団地経由)
- ■59系統 粟生団地行き(循環器病センター前・今宮・小野原・尼谷経由)
- ■59系統 間谷住宅行き(循環器病センター前・今宮・小野原・尼谷・粟生団地経由)
- ■深夜バス 粟生団地行き(循環器病センター前・今宮・小野原・豊川住宅前経由)
- 粟生団地線
歴史
- 1967年(昭和42年)3月1日 - 千里線の南千里駅 - 北千里駅間延伸により開業。日本初の自動改札機設置。当初は鑽孔式(穴あけ式)で定期券専用。
- 1971年(昭和46年)1月 - 普通乗車券も使える磁気券式の自動改札機設置。
付記
- 千里金蘭大学の通学バスや吹田市福祉巡回バスなどのシャトルバスの停留所も上記路線バスの停留所と併設されている。
- 終着駅だが、発車時はシンセサイザーではなく電子ベルが鳴る。
- 2007年(平成19年)11月28日に阪急電鉄は、鉄道向け自動改札システムの開発・実用化に関して、電気・電子・情報・通信分野における世界最大の学会であるIEEE(アメリカ電気電子学会)より、「IEEEマイルストーン」に認定され、同システムを共同で研究・開発してきた、大阪大学・オムロン・近畿日本鉄道とともに受賞したと発表した。当駅には受賞記念の銘板が設置されている。
隣の駅
- 阪急電鉄
- ■千里線(淡路以北は普通列車のみ運転)
- 山田駅 - 北千里駅
脚注
関連項目
外部リンク