ヤム
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ヤム | ||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Dioscorea L. | ||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||
ヤム | ||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||
yam |
100 gあたりの栄養価 | |
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エネルギー | 494 kJ (118 kcal) |
27.88 g | |
糖類 | 0.5 g |
食物繊維 | 4.1 g |
0.17 g | |
飽和脂肪酸 | 0.037 g |
一価不飽和 | 0.006 g |
多価不飽和 | 0.076 g |
1.53 g | |
トリプトファン | 0.012 g |
トレオニン | 0.054 g |
イソロイシン | 0.052 g |
ロイシン | 0.096 g |
リシン | 0.059 g |
メチオニン | 0.021 g |
シスチン | 0.019 g |
フェニルアラニン | 0.071 g |
チロシン | 0.04 g |
バリン | 0.062 g |
アルギニン | 0.127 g |
ヒスチジン | 0.034 g |
アラニン | 0.063 g |
アスパラギン酸 | 0.155 g |
グルタミン酸 | 0.181 g |
グリシン | 0.053 g |
プロリン | 0.054 g |
セリン | 0.081 g |
ビタミン | |
ビタミンA相当量 |
(1%) 7 µg(1%) 83 µg0 µg |
チアミン (B1) |
(10%) 0.112 mg |
リボフラビン (B2) |
(3%) 0.032 mg |
ナイアシン (B3) |
(4%) 0.552 mg |
パントテン酸 (B5) |
(6%) 0.314 mg |
ビタミンB6 |
(23%) 0.293 mg |
葉酸 (B9) |
(6%) 23 µg |
ビタミンB12 |
(0%) 0 µg |
コリン |
(3%) 16.5 mg |
ビタミンC |
(21%) 17.1 mg |
ビタミンD |
(0%) 0 IU |
ビタミンE |
(2%) 0.35 mg |
ビタミンK |
(2%) 2.3 µg |
ミネラル | |
ナトリウム |
(1%) 9 mg |
カリウム |
(17%) 816 mg |
カルシウム |
(2%) 17 mg |
マグネシウム |
(6%) 21 mg |
リン |
(8%) 55 mg |
鉄分 |
(4%) 0.54 mg |
亜鉛 |
(3%) 0.24 mg |
マンガン |
(19%) 0.397 mg |
セレン |
(1%) 0.7 µg |
他の成分 | |
水分 | 69.6 g |
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%はアメリカ合衆国における 成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。 出典: USDA栄養データベース(英語) |
ヤムの生産量 (2005年、100万トン) | |
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ナイジェリア | 26.6 |
ガーナ | 3.9 |
コートジボワール | 3.0 |
ベナン | 2.3 |
トーゴ | 0.6 |
コロンビア | 0.3 |
世界計 | 39.9 |
FAO調べ [1] |
ヤム (英語:yam)、ヤムイモ、ヤム芋は、ユリ目ヤマノイモ科ヤマノイモ属 (Dioscorea) のうち塊根(芋)を食用とする種の総称。ヤマノイモ属には約600種が含まれる[1]が、そのうち塊根を食用とするのは一部である。
学名からディオスコレアともいう。日本では日本原産のヤマノイモ(D. japonica)がよく知られており、ヤム類を総称してヤマノイモと呼ぶこともある。
アフリカ・熱帯アジア・ラテンアメリカ・西インド諸島にかけての広い地域で主食や根菜として栽培されている。
サツマイモとの混同
アメリカ合衆国では、オレンジ色のサツマイモがヤムと混同され、頻繁にyamと呼ばれる。ヤム栽培の経験があった西アフリカ出身の奴隷が、ラテンアメリカから北アメリカに導入されていたサツマイモをヤムと呼んだのが原因であるらしい。アングロアメリカでは、アフリカ系やラテンアメリカ系の食料品店を除けば真のヤムがほとんど流通していないため、ヤムとサツマイモの違いを知る者は稀である。しかし、ヤムもサツマイモも、両方「Sweet Potato」と呼んでしまう人も多い。
主な種類
- ダイジョ(ダイショ、ウォーターヤム) D. alata - 熱帯アジア原産
- ナガイモ(ヤマトイモ、イチョウイモ、チャイニーズヤム、山薬) D. batatas (D. opposita, D. polystachya) - 中国原産
- カシュウイモ(エアポテト、ポテトヤム、ニガガシュウ) D. bulbifera - アフリカとアジア
- キイロギニアヤム(キイロヤム) D. cayensis - アフリカ原産
- ビターヤム(クラスターヤム) D. dumetorum - 西アフリカ原産
- キッコウリュウ(ツルカメソウ) D. elephantipes - 南アフリカ原産
- トゲドコロ(トゲイモ、ハリイモ) D. esculenta - 南アジア原産
- ヤマノイモ(ヤマイモ、ジネンジョ) D. japonica - 日本
- ルソンヤマノイモ D. luzonensis
- バルバスコ D. mexicana - メキシコ原産
- シロギニアヤム(シロヤム) D. rotundata - アフリカ原産
- キールンヤマノイモ D. pseudojaponica - 沖縄県
- オニドコロ D. tokoro - 日本
- クシクシ D. trifida - ギニア原産
- ワイルドヤム(メキシコヤマイモ) D. villosa - メキシコ原産
関連項目
脚註
- ^ 『新編 食用作物』 星川清親 養賢堂 昭和60年5月10日訂正第5版 p626