どんなときも。
「どんなときも。」 | ||||
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槇原敬之 の シングル | ||||
初出アルバム『君は誰と幸せなあくびをしますか。』 | ||||
B面 | どんなときも。(ballad version) | |||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | WEA MUSIC | |||
作詞・作曲 | 槇原敬之 | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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槇原敬之 シングル 年表 | ||||
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「どんなときも。」は、槇原敬之の3枚目のシングル。1991年6月10日発売。発売元はWEA MUSIC。
解説
槇原敬之の代表曲の1つであり、シングルでは自身の最大のヒット曲。この曲によって槇原の名が広く知られることになる。
映画『就職戦線異状なし』主題歌となり、3作目のシングルにして初のオリコン週間チャート100位以内にチャートインさせる。発売から約1ヵ月半後の同年7月29日付のオリコンシングルチャートで1位を獲得。累計売上は167.0万枚。 1999年の不祥事以降暫く音楽活動を自粛し、メディアへの露出が激減していたが、2003年に「世界に一つだけの花」をSMAPのシングル曲に提供してから槇原の楽曲が注目されたこともあり、同曲も再び売り上げが伸びた。累計出荷枚数は190万枚弱。
シングル発売前には、極少数のレコード店が『槇原敬之”ちょっと聴いてみてカセットテープ”』という、10分テープをフライヤーとアンケート用紙と一緒に配布していたところもあった。内容はA:どんなときも (Full)、B:NG〜ANSWER〜北風(1stからのダイジェスト)、WEAジャパンが正規にカセットととして配布したのではなく、独自にプロモCDを録音して配布されたものだと推定できる。
1992年には選抜高等学校野球大会の入場行進曲に採用された。また後にケンタッキーフライドチキンのCMソングにもなった。
2007年には、ニューバージョンが、NTT東日本のコマーシャルソングとなった。ちなみに、このニューバージョンは、2007年8月15日に発売されたシングル「GREEN DAYS」のカップリング曲として収録されている。
同曲を作るきっかけとなったのは、槇原がある音楽関係者から「今、織田裕二主演の映画の主題歌を募集しているから槇原君も送ってみれば?」と勧められたことによる。その時にふと頭に浮かんだフレーズが『どんなときも』であった。槇原本人は当初、あまりに単純でストレートなフレーズに「捻りがない」と思い、このフレーズがダサいと思って最初自信が無かったが、他の語彙やフレーズを模索したがしっくりこなかったことに加え、この『どんなときも』というフレーズが脳裏から離れなかった。直感を信じて楽曲を制作して応募。そして主題歌に選ばれることになった[1]。
ちなみに、歌詞の中に出てくる「古ぼけた教室」とは、槇原の母校大阪府立春日丘高等学校の木造校舎だった時代の情景を指した詞だと、後にインタビューで語っている。
また、この曲がヒットしたことによって、当時フジテレビの人気バラエティ番組『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』で、ウッチャンナンチャンの内村光良が『ドンナトキモ槇原』というパロディーコントを作った(槇原自身も、内村と対面した際、「いつも見てますよ」と発言するなど、好意的に受け止めている)。
収録曲
全作詞・作曲 - 槇原敬之
- どんなときも。
- 編曲 - 槇原敬之
- どんなときも。 [ballad version]
- 編曲 - 服部克久&槇原敬之
- アルバム『君は誰と幸せなあくびをしますか。』に収録のインストゥルメンタル・ヴァージョンは、このヴァージョンのカラオケを短く編集したものである。長らくアルバム未収録であったが2012年発売のベストアルバム『秋うた、冬うた。〜もう恋なんてしない』に収録された。
バージョン
- どんなときも。
- シングル「どんなときも。」
- アルバム「君は誰と幸せなあくびをしますか。」
- ベストアルバム「春うた、夏うた。〜どんなときも。」
- どんなときも。(BALLAD Version)
- シングル「どんなときも。」カップリング
- ベストアルバム「秋うた、冬うた。〜もう恋なんてしない」
- どんなときも。(10.Y.O Ver.)
- オリジナルのリミックスバージョン
- どんなときも。'07
- 打ち込みを重視したバージョン
- シングル「GREEN DAYS」カップリング
- 打ち込みを重視したバージョン
- どんなときも。 Renewed (version 4)
- どんなときも。キャラメルVer.
- シングル「恋する心達のために」カップリング
カバー
- 2004年、『beatmania IIDX 10th style』にてウッチーズがカバー(アルバム『beatmania IIDX 10th style Original Soundtrack』に収録)。
- 2005年、高橋直純(アルバム『scene〜残したい風景〜』に収録)
- 加藤いづみ
- 安藤竜(アンドリューW.K.)
- 2008年、Salon(アルバム『My Time』に収録)
- 2008年、 スコット・マーフィー(アルバム『Guilty Pleasures 3』に収録)
- 2009年、SISTER KAYA(アルバム『Heartful Lovers』に収録)
- スティーブン・ビショップ
- 2009年、ひばり児童合唱団(コンピレーション・アルバム『手紙・まあるいいのち〜卒業&合唱ソングコレクション〜』に収録)
- 2010年、MAX(デビュー15周年メモリアル作品としてリリースしたカバーアルバム『BE MAX』に収録。アルバムリリースに先がけ、同曲のPVも制作された)
- 2010年、野口雅史(アルバム『シューベルトに百万本の薔薇を捧ぐ』(Beltaレコード)に収録。クラシック調アレンジ)
- 2010年、今井ゆうぞう(アルバム『君と歩いた時間』に収録。)
- 2010年、杏(ミニアルバム『LIGHTS』に収録。森永製菓の『森永ミルクキャラメル』のCMソングに起用)
- 2011年、キマグレン(トリビュートアルバム『We Love Mackey』に収録)
- 2011年、松下優也(シングル『Naturally』に収録)
- 2011年、サカモト教授(アルバム『サカモト教授の8bit ジュークボックス』に収録)
- 2012年、アオキマミ(花王の『アタック』のCMソングに起用)
- 2012年、青木隆治(アルバム『VOICE 199X』に収録。)
- 2013年、TEMPURA KIDZ(RAM RIDERがアレンジ。ピザハットのCMソングに起用)
- 2016年、えまおゆう(『麗人REIJIN -Season 2』に収録[2]。)
脚注
- ^ “槇原「どんなときも。」はダサかった”. デイリースポーツ. (2015年2月18日) 2015年2月18日閲覧。
- ^ “涼風真世、壮一帆ら総勢12人の元宝塚トップスターが「男唄」をカバー!レコーディング風景をダイジェスト公開!”. シアタークリップ (2015年12月23日). 2015年12月25日閲覧。