An-12 (航空機)

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An-12

An-12(機体記号:RA-12957)Kosmos PO Aicompany

An-12(機体記号:RA-12957)Kosmos PO Aicompany

  • 初飛行1957年3月
  • 生産数:1,243機
  • 生産開始:1957年
  • 運用開始1959年
  • 運用状況:現役

An-12ロシア語Ан-12アーン・ドヴィナーッツァチ)は、ソ連(現在はウクライナ)のアントノフ設計局が開発した四発ターボプロップ輸送機である。北大西洋条約機構(NATO)の用いたNATOコードネームでは「カブ」(Cub)と呼ばれた。

概要[編集]

An-12は、同じアントノフ設計局が開発したAn-10旅客機貨物輸送機タイプである。An-10 シリーズにつきまとった横安定性不良の抜本的改善のために、An-12では大型の垂直尾翼に設計変更されている。

1957年3月に原型機が初飛行し、1959年にAn-12BPがソ連空軍に実戦配備された。同機の機体サイズ、飛行能力などのスペックは、アメリカ合衆国ロッキードが製造したC-130輸送機に非常に近かった。また、対潜哨戒機などの各種派生型も生産された。

An-12は、1972年に生産が終了したが、1,243機も量産された。また、そのうち約900機が民間用に生産された。ソ連のみならず東欧などの社会主義国家や、一部西側諸国でも運用された。

An-12は、中国においてもライセンス生産され、こちらはY-8と呼称する。この機体は1960年代に、中国はライセンスをソ連から得て、数機のAn-12を購入したうえで国内で組み立てる事になった。しかし、中ソ対立のためソ連からの経済援助が引き上げられて、製作は停滞した。そのため生産型が完成し初飛行したのは1974年のことであった。1981年になって、中国は西安航空機廠においてY-8(西安Y-8もしくは運8とも呼称する)として量産を開始された。ソ連やそこから独立した国家では、後継機種が存在するためAn-12は既に生産されていないが、中国では現在でも性能アップを目指しており、西側の最新技術を導入して操縦系統や推進系統の性能を向上したY-8-F600を開発し、国内ばかりでなく輸出も行っている。さらにY-8-F600をベースにY-9を開発中である。

21世紀になった現在でも、ソ連から独立した国家やアフリカ諸国などにおいて運用が続けられている。2006年8月の時点で、179機が77社で運用されている。

スペック(An-12BP)[編集]

民間用[編集]

An-12オペレーター 赤色は軍事用、緑色は民間用、青色は両方を運用した国家

軍事用[編集]

1981年-2001年まで12機を運用。
チェコスロバキア時代から運用。国家分裂によってスロバキアには移管されず。
1961年に受領後、実戦で活躍した。1990年代まで現役であった。
ソ連崩壊後は各国に分散した。

外部リンク[編集]