An-71 (航空機)

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An-71

An-71

An-71

An-71(アントノフ71;ロシア語:Ан-71、英語:Antonov An-71)とは、ソ連海軍向けに開発された早期警戒機(AEW)である(NATOが命名したコードネームは "Madcap"であった。)。

概要[編集]

An-71は、ソ連のアントノフ設計局(現ウクライナANTKアントーノウ)が開発した双発STOLジェット輸送機であるAn-72をベースに開発された。原型になったAn-72とのわかりやすい違いは尾翼にあり、An-72が若干の後退角を持った垂直尾翼の上に水平尾翼を乗せたT型尾翼なのに対し、An-71はロートドーム搭載の関係でT型尾翼を廃して水平尾翼を胴体に直接取り付け、垂直尾翼に前進角をつけその上にロートドームを乗せている。

ソ連海軍は航空母艦にも運用できる、外洋艦隊防衛用のAWACSを求めたもので、1985年7月12日に初飛行した。試作機3機が製造されたが、ソ連海軍は同じ要求で開発されていたYak-44を採用したため、開発計画はキャンセルされた。

もっとも採用されたYak-44も、ソ連崩壊に伴う経済的困難から海軍が大型正規航空母艦の建造計画を破棄したため、こちらもキャンセルされた。

機体スペック (An-71)[編集]

外部リンク[編集]