1940年のメジャーリーグベースボール

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以下は、メジャーリーグベースボール(MLB)における1940年のできごとを記す。1940年4月16日に開幕し10月8日に全日程を終えた。ナショナルリーグシンシナティ・レッズが、アメリカンリーグデトロイト・タイガースが優勝。ワールドシリーズはシンシナティ・レッズが制した。

できごと

規則の改訂

  • 犠牲フライの規則が適用されなくなった。
  • 投手板に軸足がついている限り、投手は投球時に前後2歩までステップすることが認められた。
  • 空いている塁に対する牽制球及びその動作をすると、明確にボークと定義された。
  • 審判が選手のトレーナーに指示する権限を持つようになった。

最終成績

レギュラーシーズン

アメリカンリーグ

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 デトロイト・タイガース 90 64 .584 --
2 クリーブランド・インディアンス 89 65 .578 1.0
3 ニューヨーク・ヤンキース 88 66 .571 2.0
4 シカゴ・ホワイトソックス 82 72 .532 8.0
5 ボストン・レッドソックス 82 72 .532 8.0
6 セントルイス・ブラウンズ 67 87 .435 23.0
7 ワシントン・セネタース 64 90 .416 26.0
8 フィラデルフィア・アスレチックス 54 100 .351 36.0

ナショナルリーグ

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 シンシナティ・レッズ 100 53 .654 --
2 ブルックリン・ドジャース 88 65 .575 12.0
3 セントルイス・カージナルス 84 69 .549 16.0
4 ピッツバーグ・パイレーツ 78 76 .506 22.5
5 シカゴ・カブス 75 79 .487 25.5
6 ニューヨーク・ジャイアンツ 72 80 .474 27.5
7 ボストン・ビーズ 65 87 .428 34.5
8 フィラデルフィア・フィリーズ 50 103 .327 50.0

オールスターゲーム

  • アメリカンリーグ 0 - 4 ナショナルリーグ

ワールドシリーズ

  • レッズ 4 - 3 タイガース
10/2 – タイガース 7 - 2 レッズ
10/3 – タイガース 3 - 5 レッズ
10/4 – レッズ 4 - 7 タイガース
10/5 – レッズ 5 - 2 タイガース
10/6 – レッズ 0 - 8 タイガース
10/7 – タイガース 0 - 4 レッズ
10/8 – タイガース 1 - 2 レッズ

個人タイトル

アメリカンリーグ

打者成績

項目 選手 記録
打率 ジョー・ディマジオ (NYY) .352
本塁打 ハンク・グリーンバーグ (DET) 41
打点 ハンク・グリーンバーグ (DET) 150
得点 テッド・ウィリアムズ (BOS) 134
安打 ドク・クラマー (BOS) 200
バーニー・マコスキー (DET)
リップ・ラドクリフ (SLA)
盗塁 ジョージ・ケース (WS1) 35

投手成績

項目 選手 記録
勝利 ボブ・フェラー (CLE) 27
敗戦 ジョージ・キャスター (PHA) 19
ダッチ・レナード (WS1)
防御率 ボブ・フェラー (CLE) 2.61
奪三振 ボブ・フェラー (CLE) 261
投球回 ボブ・フェラー (CLE) 320⅓
セーブ アル・ベントン (DET) 17

ナショナルリーグ

投手成績

項目 選手 記録
打率 デブス・ガームス (PIT) .355
本塁打 ジョニー・マイズ (STL) 43
打点 ジョニー・マイズ (STL) 137
得点 アーキー・ヴォーン (PIT) 113
安打 スタン・ハック (CHC) 191
フランク・マコーミック (CIN)
盗塁 ロニー・フレイ (CIN) 22

投手成績

項目 選手 記録
勝利 バッキー・ウォルターズ (CIN) 22
敗戦 ヒュー・マルケイヒー (PHI) 22
防御率 バッキー・ウォルターズ (CIN) 2.48
奪三振 カービー・ビグビー (PHI) 137
投球回 バッキー・ウォルターズ (CIN) 305
セーブ ジョー・ベッグス (CIN) 7
ジャンボ・ブラウン (NYG)
メイス・ブラウン (PIT)

表彰

シーズンMVP

関連項目

外部リンク