阿耨達童子

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阿耨達童子(あのくたどうじ)、梵名アナヴァタプタ(Anavatapta)[1]は、不動明王の眷属、「阿耨多」とも音写される。八大童子の第3番目である。無熱(むねつ)とも称する。[2]

概要[編集]

「阿耨達」とは、サンスクリットで池の名前の「Anavatapta」を音写する。

『八大童子秘要法品』では、蓮華部より出現し、蓮華の池水より生じた純粋無垢な使者であると説かれる。

青い龍に乗り、頭には金翅鳥王(こんじちょうおう)を載せている。左手には紅蓮華を持ち、右手には独鈷杵を持つ。

関連項目[編集]

参考文献[編集]