赤旗
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赤旗(あかはた、せっき)とは、革命あるいは革命思想である社会主義、共産主義を象徴する旗。
本来はフランスにおいて戒厳を示す旗だったが、18世紀、フランス革命において革命派の内部で急進派をラファイエットが軍隊を率いて弾圧した事件を契機に、これに対する抗議として戒厳令旗である赤旗を革命旗に採用したとされる。この後も赤旗は革命を象徴する旗とされ、フランス革命の階級闘争の側面を引き継ぐことを自称する社会主義や共産主義団体、特に社会主義国家が団体旗や国旗に採用している。
国旗・党旗に取り入れられる、意匠化された鍬とハンマーの交差は、農民と労働者の団結を表している。
また中国語では「紅旗」とよばれ、中国共産党理論誌の誌名や国産自動車の名にも用いられた。
[編集] 国旗における使用例
歴史上、上述のような意味合いでの赤地の国旗を採用した例としては、ソビエト連邦の国旗が代表的である。また現在用いられている国旗のうち、このような流れを汲むものとしては中華人民共和国(「五星紅旗」)、ベトナム(「金星紅旗」)の国旗が挙げられる。
他方、スイス、デンマーク、モロッコ、チュニジア、トルコ等の国旗も地色に赤が用いられているが、社会主義・共産主義とは特に関係がない。
またアルバニアでは1912年の独立以来、赤地に黒で双頭の鷲のシルエットが描かれた国旗が用いられてきたが、アルバニア労働党政権下では、双頭の鷲の上に黄色い縁取りの赤い星が描き加えられていた。詳細は不明だが、この時期には地色の赤にも社会主義・共産主義の意味合いが付加されていた可能性がある。[1]
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ソビエト連邦の国旗 |
[編集] 「赤旗」から派生した国旗等
ロシア革命後、1920年代には無政府主義者が共産主義側にシンパシーを覚え、無政府主義のシンボルカラーだった黒に、共産主義のシンボルカラーだった赤を組み合わせた無政府主義旗が生まれた。こうした旗は1927年から1933年の間、中米ニカラグアでアメリカ海兵隊への抵抗運動を行ったアウグスト・セサル・サンディーノ将軍の軍旗になったほか、第二次世界大戦後、アフリカやラテンアメリカで、社会主義と民族主義・独立運動を結びつけた運動理念を掲げる組織の旗標として、赤・黒の2色旗が用いられた。例:キューバ革命の「7月26日運動(en:26th_of_July_Movement)」、チリの「左翼革命運動(en: Revolutionary_Left_Movement_%28Chile%29)」、アンゴラの国旗、ニカラグアのサンディニスタ民族解放戦線党旗等
南ベトナム解放民族戦線・南ベトナム共和国の旗は、上記ベトナムの国旗(当時の「北ベトナム」)を基本に、下半分を青色にした2色旗であった。
ソビエト連邦を構成していた各共和国の旗は、上記ソビエト連邦の国旗を基本に、下や左右の端に赤以外の色や民族特有の模様などをあしらったものが用いられた。現在のベラルーシの国旗は、当時の白ロシア共和国旗から鎌と槌、赤い星の意匠を取り除いたものである。

