血まみれの安息日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
血まみれの安息日
ブラック・サバススタジオ・アルバム
リリース 1973年12月1日(イギリス)
1974年1月(アメリカ)
録音 1973年
ジャンル ヘヴィメタル
時間 42分35秒
レーベル イギリスの旗ワールド・ワイド・アーティスツ/ヴァーティゴ(オリジナル)
キャッスル→サンクチュアリ(リイシュー)
アメリカ合衆国の旗ワーナー・ブラザーズ
プロデュース ブラック・サバス
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 4位(イギリス[1]
  • 11位(アメリカ[2]
ブラック・サバス 年表
ブラック・サバス4
(1972年)
血まみれの安息日
(1973年)
サボタージュ
(1975年)

血まみれの安息日(Sabbath Bloody Sabbath)は、イギリスロックバンドブラック・サバス1973年に発表した通算5枚目のスタジオ・アルバム。ブラック・サバスはこのアルバムで、彼らの持ち味であるスローでザクザクとした曲調をさらに押し広げただけでなく、今までになく創造的でプログレッシヴなアルバムを作り出すためにシンセサイザーオーケストラによる編曲を導入した。

前作「ブラック・サバス4」を録音したあとバンドは不調期に入り、ニューアルバムに収録するための曲を全く作れなくなっていた。新たなアイディアを得るための試行錯誤の末、ギタリストのトニー・アイオミはタイトルトラックのギターリフを偶然に発見した(そのリフは「ブラック・サバスを救ったリフ」と呼ばれている)。

「血まみれの安息日」とそれ以前の作品との大きな違いはソングライティングの形式にある。このアルバムはタイトルトラック「血まみれの安息日」のヘヴィなリフとともに幕を開け、ストリングスが加えられている「スパイラル・アーキテクト」とともに終焉する。

同じくイギリスのロックバンドであるイエスのキーボードプレイヤーだったリック・ウェイクマンは、アルバムに収録されている「サブラ・カダブラ」にゲスト参加している。そのほかの曲では、ブラック・サバスのメンバーがキーボードをプレイしている。

目次

カバー[編集]

  • スラッシュメタルバンドのアンスラックスは、EP盤「アイム・ザ・マン」に「血まみれの安息日」のカバーバージョンを収録している。
  • メタリカは、カバー集「ガレージ・インク」(1998年)のなかに「サブラ・カダブラ」のカバーを収録している。中間部では「ナショナル・アクロバット」の一部を演奏している。
  • スウェーデンのバンドカーディガンズは、彼らのデビューアルバム「エマーデイル」(1994年)で「血まみれの安息日」をカバーしている。
  • 「血まみれの安息日」は、ブラック・サバスのトリビュートアルバム「ネイティヴィティ・イン・ブラック」の中でブルース・ディッキンソンとゴッドスピードによってもカバーされている。また、スウェーデンのヴァイキングメタルバンドであるアモン・アマースもこの曲をカバーしている。
  • ドイツのバンドSopor Aeternus and the Ensemble of Shadowsは、「ナショナル・アクロバット」のカバーバージョン(「Tabor C'alan O'itana」と呼ばれる)をボックスセット「Like a Corpse standing in Desperation」に収めている。
  • (hed)P.E.は、ブラック・サバスのトリビュートアルバム「ネイティヴィティ・イン・ブラックⅡ」のなかで「サブラ・カダブラ」をカバーしている。
  • オーストリアブラックメタルバンドベルフェゴールはアルバム「ザ・ラスト・サパー」(1995年)に収録するために「血まみれの安息日」のカバーを製作したが、1999年にこのアルバムが再発されるまでは実際には収録されなかった。

収録曲[編集]

  1. 血まみれの安息日 "Sabbath Bloody Sabbath" - 5:45
  2. ナショナル・アクロバット "A National Acrobat" - 6:15
  3. フラッフ "Fluff" - 4:12
  4. サブラ・カダブラ "Sabbra Cadabra" - 5:59
  5. 生への自殺 "Killing Yourself to Live" - 5:42
  6. お前は誰だ! "Who Are You?" - 4:10
  7. ルッキング・フォー・トゥデイ "Looking for Today" - 5:03
  8. スパイラル・アーキテクト "Spiral Architect" - 5:29

クレジット[編集]

脚注[編集]