マスター・オブ・リアリティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
マスター・オブ・リアリティ
ブラック・サバススタジオ・アルバム
リリース 1971年7月21日
ジャンル ヘヴィメタル
時間 34分03秒
レーベル イギリスの旗ヴァーティゴ(オリジナル)
キャッスル→サンクチュアリ(リイシュー)
ワーナー・ブラザーズアメリカ合衆国の旗
プロデュース ロジャー・ベイン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 5位(イギリス[1]、ドイツ[2]
  • 8位(アメリカ[3]
ブラック・サバス 年表
パラノイド
(1970年)
マスター・オブ・リアリティ
(1971年)
ブラック・サバス4
(1972年)
テンプレートを表示

マスター・オブ・リアリティ(Master of Reality)は、イギリスヘヴィメタルバンドブラック・サバス1971年にリリースした3rdアルバム。

ギタリストトニー・アイオミは、このアルバムからギターチューニングを1音半下げることを試み始めた。弦のテンションを減らして、彼の傷ついた指(彼は、右手の中指と薬指の先端を事故で失っている)でも弾きやすくするためである。これによって、より低くドロドロとしたトーンが生まれ、このアルバムのトレードマークとなった。

歌詞では、ドラッグ孤独戦争などがテーマとされた。「アフター・フォーエヴァー」では作詞にトニー・アイオミがクレジットされ(これまでのところ、彼が作詞した唯一のサバス作品である)、キリスト教的なテーマが歌われている。

オリジナルのアメリカ盤では、いくつかの曲にサブタイトルがつけられ、実際よりも多くの曲が収録されているように見せかけられていた。「チルドレン・オブ・ザ・グレイヴ」のコーダ部分は「The Haunting」、「ロード・オブ・ジス・ワールド」のイントロ部分は「Step Up」、「イントゥ・ザ・ヴォイド」のイントロ部分は「Deathmask」というタイトルがそれぞれつけられていた(アメリカでは、これ以前の2枚のアルバムでもいくつかの曲に同様のサブタイトルがつけられていた)。また、オリジナルのアメリカ盤ではアルバムタイトルが「マスター・オブ・リアリティ」という風に誤って印刷されてもいた。

イギリスではこのアルバムはチャート5位に達した。アメリカでは、ビルボードのポップアルバムチャートで8位となった。『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、300位にランクイン[4]

デビュー以来のブラック・サバスのプロデューサーであるロジャー・ベインは、このアルバムを最後に降板した。

アルバムの多くの曲が「リユニオン・ツアー」で演奏された。

収録曲[編集]

  1. スウィート・リーフ "Sweet Leaf" - 5:05
  2. アフター・フォーエヴァー "After Forever" - 5:26
  3. エンブリオ "Embryo" - 2:18
  4. チルドレン・オブ・ザ・グレイヴ "Children of the Grave" - 5:17
  5. オーキッド "Orchid" - 1:31
  6. ロード・オブ・ジス・ワールド "Lord of This World" - 5:26
  7. ソリテュード "Solitude" - 5:12
  8. イントゥ・ザ・ヴォイド "Into the Void" - 6:12

クレジット[編集]

脚注[編集]