「箱根ケ崎駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 00:43時点における版

箱根ケ崎駅
東口(2005年7月11日)
はこねがさき
Hakonegasaki
東福生 (3.0 km)
(4.8 km) 金子
地図
東京都西多摩郡瑞穂町大字箱根ヶ崎397
北緯35度46分17秒 東経139度20分48.2秒 / 北緯35.77139度 東経139.346722度 / 35.77139; 139.346722座標: 北緯35度46分17秒 東経139度20分48.2秒 / 北緯35.77139度 東経139.346722度 / 35.77139; 139.346722
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 八高線
キロ程 15.7 km(八王子起点)
電報略号 ネカ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
4,490人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1931年昭和6年)12月10日
備考 業務委託駅
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西口(2005年7月11日)
西口(2005年7月11日)
ホーム(2009年1月)
ホーム(2009年1月)

箱根ケ崎駅(はこねがさきえき)は、東京都西多摩郡瑞穂町大字箱根ヶ崎にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)八高線である。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。なお、橋上駅舎は将来の2面4線化を考慮した施設になっている[1]。 ホームと改札の間を連絡するエスカレーターエレベーターが設置されている。待合室はホーム階段下にあり、エアコンが設置されている。また、出入口とコンコースを連絡するエスカレーター・エレベーターも設置されている。

拝島駅管理の業務委託駅JR東日本ステーションサービス委託)。改札外コンコースには自動改札機が3台、指定席券売機が1台、自動券売機が2台(うち1台は定期券・My Suica販売対応の多機能券売機)設置されている。改札内には自動精算機が1台ある他、トイレ(多機能トイレ併設)も設置されている。かつてはみどりの窓口も営業していたが、2010年2月28日をもって閉鎖された。2020年2月現在、有人改札および自動券売機の営業時間は10時40分~18時50分となっている。

2004年に橋上駅舎が暫定供用されるまでは、駅東側に木造駅舎があり、ホームとの間は露天の跨線橋で連絡していた。木造駅舎時代は自動改札機と自動精算機は設置されておらず、Suicaサービス開始以降、簡易Suica改札機が設置されていた。

東出口の北側に自転車駐輪場に直結する出入口が設置されている。東西の自由通路下には瑞穂町管理の公衆トイレも併設されている。

のりばは旧駅本屋のあった東口側を1番線として以下の通りとなる。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 八高線 上り 拝島八王子方面 一部列車は2番線
2 八高線・川越線 下り 高麗川高崎川越方面 高崎方面は高麗川乗り換え

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 当駅始発の拝島・八王子方面行きは2番線から発車する。
  • 実際の川越線の案内の一部では、川越以東で用いられるグリーン()が用いられている。

利用状況

2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員4,490人である。

JR東日本および東京都統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 3,534 [* 1]
1991年(平成03年) 3,653 [* 2]
1992年(平成04年) 3,699 [* 3]
1993年(平成05年) 3,852 [* 4]
1994年(平成06年) 3,737 [* 5]
1995年(平成07年) 3,626 [* 6]
1996年(平成08年) 3,825 [* 7]
1997年(平成09年) 3,788 [* 8]
1998年(平成10年) 3,825 [* 9]
1999年(平成11年) 3,828 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]3,756 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]3,757 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]3,890 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]3,768 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]3,766 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]3,851 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]3,887 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]3,980 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]4,054 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]4,036 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]4,107 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]4,112 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]4,264 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]4,383 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]4,372 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]4,419 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]4,395 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]4,408 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 19]4,490

駅周辺

東側は江戸時代宿場町「箱根ヶ崎宿」であり、現在も南北を新旧青梅街道、東西を新旧国道16号と、幹線道路に囲まれている。すぐ南側に横田基地があり、周辺には防衛省の管理する国有地が点在する。

東口は都道166号(旧国道16号・東京環状)に面し、住宅街と古くからの商店街がある。東京環状の東側を南北に通づる町道4号線が、かつての日光脇往還[注釈 1]である。

西口は2000年頃から再開発が進み、乗車人員も増加した。さらに羽村街道の延伸により、2013年10月11日に新青梅街道・国道16号(瑞穂バイパス)と接続された。


周辺には高校・大学が点在しているため、学生・生徒の利用も多い。

バス路線

東口

系統番号 経由地 行先 備考
立12 武蔵村山市役所村山医療センター入口・砂川七番 立川駅北口 土休日夜1本のみ
立12‐1 武蔵村山市役所・村山医療センター入口・災害医療センター 立川駅北口
立12‐2 三ツ藤・武蔵村山市役所・村山医療センター入口・災害医療センター 立川駅北口

2番乗り場(立川バス)

系統番号 経由地 行先 備考
福13 瑞穂都営住宅 福生駅南口
昭24 三ツ藤・西武立川駅入口 昭島駅北口

3番のりば(西武バス都営バス

系統番号 経由地 行先 備考
入市44 二本木・三井アウトレットパーク 入間市駅
入市54 二本木・三井アウトレットパーク前 入間市駅
小手03 宮寺・狭山ヶ丘駅西埼玉中央病院 小手指駅南口 土休日1本のみ
梅70 西長岡・青梅駅 青梅車庫 平日一部便のみ乗入れ
梅70 武蔵村山市役所・東大和市駅昭和病院 花小金井駅北口 平日一部便のみ乗入れ

都営・梅70系統は、上記以外のバスは以外は青梅街道上の「箱根ヶ崎三丁目」または「箱根ヶ崎」バス停を利用する。(東口より徒歩3 - 5分)

西口

  • 1番のりば(立川バス)
系統番号 経由地 行先 備考
羽12‐1 長岡・動物公園西 羽村駅東口
羽13 羽村高校 羽村駅東口 平日夕方1本のみ

2番のりば

系統番号 経由地 行先 備考
イオン01 三ツ藤 イオンモール
IHI01 直通 IHI 平日・月 - 土の朝のみ運行
  • 送迎バス乗り場 ①②
  • 送迎バス乗り場 ③④
  • 箱根ケ崎駅西口待機所・ロータリーのりば
    • 瑞穂町福祉バス(武州交通興業)
      • ひばり号(先発: 高根・駒形富士山コース / 後発: むさし野・松原コース)
      • かわせみ号(先発:武蔵・殿ケ谷コース / 後発: 石畑・殿ケ谷コース)
      • すずめ号(先発:長岡・長岡長谷部コース / 後発: 二本木・富士山栗原新田コース)

未成線

当駅には武州鉄道西武鉄道西武村山線)などによるいくつかの新線・既成線の延伸計画が持ち上がったが、すべて計画のみで、建設には至らなかった。

多摩都市モノレールの乗り入れ

上北台駅から当駅まで多摩都市モノレールの延伸が計画されている。1992年には東京都が「事業化すべき路線」に、2002年には国の運輸政策審議会で「整備推進すべき路線」とされたが、これまで具体的な計画には至っていなかった。

しかし、2020年1月23日、東京都は上北台 - 箱根ヶ崎間の延伸事業に着手することを正式に発表した[2]。開業時期は未定だが、2032年頃を目指しており、新たに7駅が設置される予定。建設費は約800億円と試算されている[2][3]

車両基地建設計画

駅の北側に八高線用の車両基地を建設する計画がある。すでに用地買収も行われており、JR東日本の計画にも「箱根ヶ崎電車区(仮称)」と記載されている。八高線・川越線で運用されている川越車両センター配置編成にも「箱根ヶ崎」の行先表示がある(なお2014年1月現在、平日は2往復、土曜・休日は1往復、当駅で八王子方面へ折り返す電車が設定されている)。2011年時点では工事が行われていない。

かつては中央線快速で運用されていた201系にも「箱根ヶ崎」の行先表示が用意されていた。2008年3月15日のダイヤ改正で中央線快速の東京発箱根ヶ崎・武蔵五日市行が1本新設されたが、この時に201系は分割運用から離脱し、E233系による運用となったため、201系は2006年11月に豊田電車区(当時)で開催されたイベントなどで使用実績があったものの、営業に使用したことは一度もなかった。

車両基地の建設計画と同時に拝島 - 東福生間の複線化のための用地も一部で確保されており、その部分に緑色の囲いが設置されている。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
八高線
東福生駅 - 箱根ケ崎駅 - 金子駅

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ ただし国道16号以北は東京都道219号狭山下宮寺線。瑞穂町内では現在も日光街道と呼ばれ、青梅街道との交差点名も「旧日光街道」となっている。

出典

  1. ^ 東工技報 Vol.18 東日本旅客鉄道東京工事事務所
  2. ^ a b 多摩モノレール延伸に都が着手へ、7駅設置計画…さらに2方向への延伸構想 - 読売新聞(2020/1/23版 / 2020年1月24日閲覧)
  3. ^ 多摩モノレール延伸着手へ 武蔵村山の悲願 市民「早期完成を」”. 東京新聞(2020年1月25日作成). 2020年1月26日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料

利用状況

  1. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
東京都統計年鑑

関連項目

外部リンク