ヤマハ・TDM

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ヤマハ・TDM
南アフリカ仕様
Yamaha tdm 850 3vd.JPG
基本情報
排気量クラス 大型自動二輪車
メーカー ヤマハ発動機
エンジン 897cc 
水冷4ストローク並列2気筒DOHC5バルブ
内径x行程 / 圧縮比 __ x __ / __
最高出力 63.4KW(86.2ps)/7500rpm
最大トルク 88.8N・m(7.8kgf・m)/6000rpm
      詳細情報
製造国 日本
製造期間 2001年-
タイプ
設計統括
デザイン
フレーム アルミ製デルタボックス
全長x全幅x全高 2180mm x 800mm x 1290mm
ホイールベース 1485mm
最低地上高 160mm
シート高 825mm
燃料供給装置 電子制御フューエルインジェクション
始動方式
潤滑方式
駆動方式 チェーン
変速機 リターン式6段
サスペンション テレスコピックφ41mm
アルミ製スイングアーム
キャスター / トレール
ブレーキ 油圧式ダブルディスク(φ298mm)モノブロック対向ピストン4ポットキャリパー
油圧式シングルディスク(φ245mm)2ポットキャリパー
タイヤサイズ
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 20L
燃費
カラーバリエーション
本体価格 950,000円(ABS仕様車は990,000円)
備考 (プレストコーポレーション扱い)
先代
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車
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正面の変遷 左:TDM 850 (3VD),真中:TDM 850 (4TX9), 右:TDM 900

ヤマハTDM(ティー・ディー・エム)は、ヤマハ発動機が製造・販売している大型自動二輪車オートバイ)の車種名。

TDM850[編集]

  • 1991年、「キング・オブ・マウンテンロード」をコンセプトに登場。
  • 上半身の前傾角度が緩やかでリラックスできるライディングポジションや、適度なウィンドプロテクションが走行時の風圧による疲労を軽減するなど、多様な走行局面に対し快適かつ柔軟に対応できるオールラウンドなスポーツバイクとして発売された。

初期型(型式:3VD国内仕様は4EP)[編集]

  • エンジンは同社のビッグオフローダーモデル「XTZ750スーパーテネレ」の水冷DOHC5バルブ並列2気筒の排気量を850ccに拡大。
  • フレームはスチールながら高剛性のデルタボックス構造を持つ。外見はオフロードモデルに類似しているが、車体構成は純粋なオンロードモデルである。
  • 1992年2月より日本国内でも販売が開始された。
  • このモデルについて、エイリアン (映画)等で有名なH・R・ギーガーによるデザインとの噂があるが、「ギーガーは関わっていない」とヤマハによって否定されている。(出典 別冊モーターサイクリスト1998年6月号追跡シリーズでのオーナー質疑にて)

後期型(形式:4TX国内仕様は5GG)[編集]

  • 1996年大幅なマイナーチェンジを敢行。
  • フロント及びサイドフェアリングを「オーガニックフォルム」と称する曲線を多用したフォルムのものに変更。
  • エンジンは、出力を72⇒80psに増強。また、360度クランクをTRX850同様の270度に変更、より排気のパルス感を強調したセッティングとなった。
  • 新たにラジアルタイヤを採用。燃料タンク容量を2L拡大し、20Lとした。
  • 1998年より国内仕様モデルとして販売された。
  • 輸出仕様は1999年モデルより燃料計を装着し、ギア比やミラー形状を変更した。

TDM900/TDM900A[編集]

2002年にモデルチェンジ。シリーズとしては2代目に当たる。

全体のフォルムは先代から受け継ぎつつよりワイルドな「ニューエッジフォルム」となり、個性的な2灯式マルチリフレクター式ヘッドライトと合わせて「TDMらしさ」をより強調したものとなった。

2008年より、ABSを搭載したモデル・TDM900Aが追加された。

南アフリカ仕様[編集]

  • 排気量を従来の849ccから897ccへ拡大。最高出力63.4KW(86ps)/7500rpm、最大トルク88.8N・m(9.1kgf・m)へ増大。
  • 電子制御フューエルインジェクション、エアインダクションシステムと三元触媒内蔵式大型サイレンサーを新採用し、欧州の排ガス規制EURO3に対応している。
  • フレームとスイングアームはアルミ製となり軽量化と高剛性化を両立。
  • フロントブレーキは、モノブロック型異径対向4ポットキャリパーを採用し、制動力とコントロール性の向上を図った。
  • タイヤサイズ フロント120/70ZR18MC 59W、リア160/60ZR17MC 69Wに変更すると共に、より軽量化を図った前後ホイールを採用。
  • 速度計が、バーグラフ式の燃料計、ツインとトリップの表示切り替え可能な距離計と共に三連メーターの左側大型液晶部にデジタル表示となった。

外部リンク[編集]