H・R・ギーガー

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H・R・ギーガー(1990年)

ハンス・ルドルフ・ギーガーHans Rudolf Giger1940年2月5日 - )は、スイス人の画家で、デザイナーハンスリューディ・ギーガーHansruedi Giger)とも表記。スイスのクールという町に生まれる。

目次

[編集] 映画

エイリアン』のデザイナーとして有名であり、これによって1980年アカデミー賞において視覚効果賞を受賞した。他にも映画のデザインでは『スピーシーズ 種の起源』『キラー・コンドーム』『帝都物語』などを手掛けている。

[編集] 音楽

ロックでは、1973年11月にリリースされたエマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)の『恐怖の頭脳改革』で、アルバム・ジャケットの原画を担当した。このアルバムがELPの本国イギリス、アメリカ、そして日本など、世界的にヒットした為、『エイリアン』で知名度が上がる以前から注目されていた。また、日本ミュージシャンhideの初ソロアルバム『HIDE YOUR FACE』でのジャケットに仮面のオブジェを提供している。KoRnのヴォーカルであるジョナサン・デイヴィス等のヘヴィメタル系アーティストとの親交も深く、セルティック・フロスト等のアーティストのアルバムジャケットにも作品を提供している他、ジョナサン・デイヴィスがステージで使用するマイクスタンドの製作なども行っている。またギーガーの故郷に開設されている自身の作品を常設展示している「ギーガー・ミュージアム」には、元セルティック・フロストのメンバーが自身の音楽活動の一方で司書として勤務している。プライベートでも親交が深く、作品に対しての造詣も深かったことからギーガー本人から招かれたとそのメンバーは語っている。

地元、スイスのバンド、アイランドのアルバム・ジャケットの製作も行っている。メンバーが彼の家の近くに住んでいた縁である。

ELPの「恐怖の頭脳改革」で使用されたジャケット及びインナーの原画二枚は、プラハ(チェコ)でギーガーの個展が開催された会期中の2005年11月5日に盗難に遭い、2010年現在未だ行方不明のままとなっている。ギーガーの公式ホームページでは高額の懸賞金を提示すると共に、情報の提供と捜索、発見を呼び掛けている。

この他、アイバニーズから発売されていたエレキギターベースに、ギーガーのデザインをペイントした商品が限定で発売されていた。

[編集] ゲーム

1988年発売PCエンジンで発売されたゲーム邪聖剣ネクロマンサー』では、パッケージ等に剣を咥えている骸骨のようなイラストが使用されている。ただし、本作のための描き下ろしではなく、先に発表された『Spell3』に収録のイラストがパッケージとして使用許諾を受けたものである。なお、使用されているのはPCエンジン版のみである。また1992年発売アミーガで発売(日本では1995年にセガサターンプレイステーション)されたゲーム『ダークシード』と続編にあたる『ダークシードII』ではキャラクターデザインを担当した。

[編集] 建築

1980年代後半のバブル時代に、東京・白金に、ギーガーが内装をデザインした「ギーガーズ・バー」という飲食店が作られていた。

[編集] 作品の傾向

モノ・トーンで陰影の強い、「恐ろしいイメージの画」を描くことで知られる。

また、しばしば人間の性器をモチーフにする。エイリアンのデザインに関しても、成虫およびチェストバスター、フェイスハガーと呼ばれる幼虫の形態があるが、いずれも性器をモチーフとしている。1973年に発表した、結合した男女の性器が交互に配置されている(その中の男性器のひとつにはコンドームが装着されている)作品「Landscape XX」は、当時猥褻性の有無が議論になった。

最近の傾向として、彼の人生を特徴付けていた、エアブラシを使ったモノトーン調の一枚画ではなく、スケッチや随筆の小品が多くなっている。年齢も60歳半ばということもあるが、依然新しいことにチャレンジする気持ちは旺盛で、最近は自身の作品の3次元化したスタチューや、楽器、家具、羽毛布団などの芸術関連以外にも多くかかわってきている。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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