アピエス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アピエス (株式会社アピエス) は、埼玉県和光市に本社を置くアミューズメント施設運営・アミューズメント機器のレンタル・販売を行う企業である。1974年、辻本憲三(後のカプコン社長)によって創業された。現在、岡山県に直営店2店舗を持つ。
かつてはアイ・ピー・エム(IPM= International Playing Machineの意)株式会社、アイレム株式会社の社名でゲームの開発・販売を行っていた事で知られている。同事業は1997年、アイレムソフトウエアエンジニアリング株式会社に譲渡したため、現在、ゲームの開発・販売は行っていない(アミューズメントベンダー事業は残されたため、現在は占い機や千社札販売機などのアミューズメントベンダーが主力商品となっている)。
目次 |
[編集] 沿革
- 1969年 アイ・ピー・エム商会として、辻本憲三によって大阪府で創業される。
- 1974年 アイ・ピー・エム(IPM)株式会社設立される。駄菓子屋などへのゲーム機設置業を行っていた。
- 1977年 ブロックくずしのブームに伴い、石川県のナナオグループ・七尾電機と生産提携した。七尾電機はブラウン管などを作るテレビ機器メーカーであり、テレビゲームに必要なブラウン管の調達が容易であり、後述のブロックくずしやインベーダーの亜流を作る際、他社と比べ短期間に大量製造する優位に恵まれていた。
- 1979年 社名をアイレム株式会社に変更する。この年、アイ・アール・エム株式会社(後のカプコン)設立される。
- 1980年 ナナオが大株主となる。
- 1982年 高嶋哲ナナオ社長がアイレム社長を兼任する。(辻本憲三は代表権のない会長になる)
- 1983年 辻本憲三が会長を退任する。この年、サンビ株式会社(IRMより改称、後のカプコン)が子会社の株式会社カプコン(のちにサンビに吸収合併される)を設立、本格的な活動開始する。
- 1985年 ゲーム開発部門及び販売部門をアイレム販売株式会社に分社(1989年再合併)
- 1994年 ゲーム開発から撤退、開発部門をナナオのある石川県に移す。この時退社した開発者の多くは、ナスカ、SNK(アイレム元専務の高堂良彦が副社長、のちに社長を務めていた)など、さまざまなゲーム会社に移籍する。
- 1996年 「ぐっすんぱらだいす」でゲーム開発に復帰。
- 1997年 アイレムソフトウエアエンジニアリング株式会社にゲーム開発部門を譲渡した後、ナナオからユウビスに売却され、ユウビス傘下に。
- 1998年 社名を株式会社アピエスに変更する。
- 1999年 前年よりユウビスに資本参加していたアトラスがアピエスを買収する。
- 2001年 アトラスが全株式を、当時のアピエス社長(元アトラス社員)にMBO方式で売却する。売却額は1000円。
[編集] 発売したゲーム作品
[編集] アーケードゲーム
[編集] 『R-TYPE』以前
- テーブルブロック:「ブロックくずし」のコピーゲームで、同社のデビュー作。
- (PT)ピッコロ:サーカスのコピーゲーム。
- IPMインベーダー:タイトー「スペースインベーダー」のライセンス生産。
- (アイレム)コマンダー:同社初のオリジナルゲームで、基板は「IPMインベーダー」の流用。
- PT麻雀:日本初のアーケード麻雀ビデオゲーム。まだ通常の麻雀形式でなく、「ブロックくずし」の要領でボールを牌に当て、14牌を和了型にしてあがる、雀球をそのままビデオゲームにした様な出来だった。
- ムーンパトロール
- 銀河帝国の逆襲:(海外では、Japanese Irem Gameと呼ばれた)
- ザ・バトルロード
- 妖獣伝
- 愛先生のO・SHI・E・TE わたしの星:名前や生年月日を入力して、いろいろな占いが出来る星占いゲーム。
- ジッピーレース
- 10ヤードファイト
- トロピカルエンジェル
- スパルタンX
- スペランカー
- ロードランナー
- ロットロット
- 快傑ヤンチャ丸
[編集] 『R-TYPE』以後
- R-TYPE
- Mr.HELIの大冒険
- ビジランテ
- 迷宮島
- 最後の忍道
- イメージファイト
- レジェンド・オブ・ヒーロー・トンマ
- ドラゴンブリード
- Xマルチプライ
- R-TYPE II
- 四川省
- ガンフォース
- アイレム・エアデュエル
- 大工の源さん
- パウンド・フォー・パウンド
- ボンバーマン (アーケードゲーム)
- クロス・ブレイズ
- サンダーブラスター
- GALLOP
- ボンバーマンワールド
- 魔法警備隊ガンホーキ
- アンダーカバーコップス
- パーフェクト・ソルジャーズ
- 野球格闘リーグマン
- ぐっすんおよよ
- 海底大戦争 (ゲーム)
- R-TYPE LEO
- ジオストーム:アーケード最終作、後のメタルスラッグに繋がる作品
[編集] 家庭用ゲーム
- きね子
- スクーン
- 魔鐘
- ガーディック外伝(開発はコンパイル)
- 不如帰
- ホーリーダイヴァー
- 重力装甲メタルストーム
- ダイナウォーズ
- ニトロパンクス・マイトヘッズ
- イメージファイトII
- R-TYPE III
- ソル・モナージュ:PCエンジン最終作・幻のソフトと呼ばれ、1年後NECより名作限定版が出た。

