モクセイ

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モクセイ(ギンモクセイ)
ギンモクセイ
ギンモクセイ
(2004年10月17日、兵庫県
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし : キク類 Asterids
階級なし : 真正キク類I Euasterids I
: シソ目 Lamiales
: モクセイ科 Oleaceae
: オリーブ連 Oleeae
: モクセイ属 Osmanthus
: モクセイ O. fragrans
学名
Osmanthus fragrans
Lour.[1]
変種品種[2]

モクセイ(木犀、学名: Osmanthus fragrans)は、モクセイ科モクセイ属常緑小高木。別名、ギンモクセイ(銀木犀)という。中国名は桂花

広義では、Osmanthus fragrans に属する変種品種(ギンモクセイ、キンモクセイウスギモクセイなど)の総称であるが、単に「木犀」と言う場合は、ギンモクセイを指すことが多い。

形態・生態[編集]

樹高は3-6mになる。は淡灰褐色で、樹皮は縦に裂け目ができる。

は長さ7-15mmの葉柄をもって対生する。葉身質で、長さ8-15cm、幅3-5cmとキンモクセイより葉幅が広く、楕円形で先端は急にとがり、縁にはあらい細鋸歯があるが、鋸歯がなく全縁の場合もある。葉脈の主脈は表面でくぼみ、裏面で突出する。

期は9-10月。雌雄異株で、花は葉腋に束生する。花柄は長さ5-10mmになる。花冠は白色で4深裂し、径約4mmになる。雄蘂は2個。花には香気があるが、キンモクセイほどは強くない。

果実核果で、長さ1-1.5cmの楕円形になり、翌年の春に黒褐色に熟す。

分布[編集]

中国原産。

人間との関わり[編集]

公園などで栽培されている。

都道府県・市町村の木に指定している自治体[編集]

総称の「モクセイ」として指定している自治体と、「モクセイ」としながらも実質「キンモクセイ」を指して指定している自治体がある。

変種[編集]

  • ギンモクセイ(銀木犀、学名: O. f. Lour. var. fragrans
  • キンモクセイ(金木犀、学名: O. f. Lour. var. aurantiacus Makino)
  • ウスギモクセイ(薄黄木犀、学名: O. f. Lour. var. thunbergii Makino)

脚注[編集]

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  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Osmanthus fragrans Lour.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2013年10月16日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “BG Plants簡易検索結果表示”. 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList). 千葉大学. 2013年10月16日閲覧。

参考文献[編集]

  • 茂木透写真 『樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物』 高橋秀男・勝山輝男監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2001年、292-293頁。ISBN 4-635-07005-0

関連項目[編集]

外部リンク[編集]