ケンブリッジ飛鳥

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ケンブリッジ飛鳥 Portal:陸上競技
選手情報
ラテン文字 Aska Antonio Cambridge
国籍 日本の旗 日本
競技 トラック競技短距離走
種目 100m, 200m
大学 日本大学 (2012年 - )
生年月日 1993年5月31日(21歳)
出身地 ジャマイカの旗 ジャマイカ
身長 179cm
体重 78kg
成績
地域大会決勝 東アジア競技大会
200m 優勝 (2013年
4x100mR 優勝 (2013年)
国内大会決勝 日本選手権
200m 6位 (2013年
自己ベスト
100m 10秒21(2014年)
200m 20秒62(2013年)
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ケンブリッジ 飛鳥(けんぶりっじ あすか、Aska Antonio Cambridge[1]1993年5月31日 - )は、ジャマイカ人の父を持つジャマイカ出身の男子陸上競技選手[2]。専門は100m200m短距離走2013年東アジア競技大会日本代表

経歴[編集]

ジャマイカ出身。深川第三中学校東京高校卒業、日本大学文理学部在学。

高校時代まで[編集]

2歳までジャマイカで暮らし、その後は日本へ。中学3年の時に大阪から東京へ引っ越している。

小学校では6年間サッカーをやっていて、ポジションは中盤の右だった。中学に進学して陸上部の顧問の先生に勧められ陸上を始める[3]

中学3年時に関東大会全日中に初出場を果たしている。

高校は東京高校に進学。高校2年時に100mで10秒台に突入した。高校3年時の2011年には、8月のインターハイ4×100mリレー(第2走)で高校日本一、10月の日本ジュニア選手権200mでジュニア日本一に輝いている。10月下旬に行われた日本選手権リレーの4×100mリレー(第2走)では40秒02の高校新記録(当時)を樹立[4]

大学時代[編集]

日本大学文理学部に進学する。

2012年、5月の関東インカレ100mで1年生で唯一決勝に残り7位、200mでは2位、4×100mリレー(第2走)で3位に入り、3種目で入賞を果たす。6月の日本選手権200mには初出場するも予選で敗退。7月の世界ジュニア選手権200mは準決勝で敗退。4×100mリレーでは日本ジュニアチーム(大瀬戸一馬橋元晃志、ケンブリッジ飛鳥、金森和貴)の第3走を務め、予選を39秒01のジュニアアジア新記録で通過すると、決勝は39秒02で銅メダルを獲得した[5]。9月の日本インカレでは100mこそ準決勝で敗退したが、200mでは1年生で唯一決勝に残り5位、4×100mリレーでは2走を務めて4位入賞を果たした。

2013年、10月の東アジア大会200mで優勝し、自身初の国際タイトルを獲得した[6]。4×100mリレーでは日本チーム(山縣亮太飯塚翔太、ケンブリッジ飛鳥、大瀬戸一馬)の第3走を務め、大会新記録と日本学生新記録(混成)を樹立して優勝した[7]。翌年2月にはトレーニングの為に単身でジャマイカに渡り、18年ぶりに故郷ジャマイカの地を踏んだ[8]。母の知人の紹介もあって、ウサイン・ボルトが所属するレーサーズトラッククラブで1週間ほど練習をした。3月にはテキサスリレーに出場し、100mで10秒27の自己ベスト(当時)をマーク、4×100mリレーでは日本Bチーム(川面聡大、大瀬戸一馬、高平慎士、ケンブリッジ飛鳥)のアンカーを務めて38秒92の3位[9]

2014年、5月の関東インカレ100m決勝で10秒21の自己ベストをマークしたが、大会中に左太もも裏を痛めてしまう[10]。6月の日本選手権は100mと200mにエントリーしていたが、200mは予選で足を痛めて1組4着で敗退し、100mは棄権した[11]

2015年、オフに本格的な肉体改造に励んで体重が5kg増加。4月の織田記念GP100mで桐生祥秀らを破り初優勝を果たした[2]

自己ベスト[編集]

種目 記録 年月日 場所 備考
100m 10秒21 (+1.6m/s) 2014年5月17日 日本の旗 熊谷
200m 20秒62 (+0.9m/s) 2013年6月9日 日本の旗 東京

主要大会成績[編集]

国際大会[編集]

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2012 世界ジュニア選手権 スペインの旗 バルセロナ 200m 準決勝 21秒24 (-4.5) 2組3着(同着)
4x100mR 3位 39秒02 (3走) 予選で39秒01のジュニアアジア新記録
2013 東アジア大会 中華人民共和国の旗 天津 200m 優勝 20秒93 (-0.3)
4x100mR 優勝 38秒44 (3走) 日本学生新記録(混成)、大会新記録

その他[編集]

参考文献[編集]

  • Go for 2020 from Univ. ケンブリッジ飛鳥(日大)、『陸上競技マガジン』第64巻第11号、ベースボール・マガジン社、2014年6月号、30-33頁。

脚注[編集]

  1. ^ Athlete-Details 2013年東アジア競技大会公式サイト 2013年12月2日閲覧。
  2. ^ a b ケンブリッジ飛鳥 9秒お預け桐生に勝った”. 日刊スポーツ (2015年4月20日). 2015年4月20日閲覧。
  3. ^ 東アジア大会も制した東京オリンピック期待のスプリンター。将来を見据える「もの」とは。/日本大学2年ケンブリッジ飛鳥 ガクセイ基地 (2014-1-30). 2014年4月22日閲覧。
  4. ^ 東京高が男400リレーで高校新/陸上”. 日刊スポーツ (2011年10月28日). 2015年4月20日閲覧。
  5. ^ 男子400リレーで日本3位/陸上 日刊スポーツ nikkansports.com (2012-7-15). 2013年12月2日閲覧。
  6. ^ 男子200で飯塚2位 東アジア大会”. 静岡新聞 (2013年10月8日). 2013年12月2日閲覧。
  7. ^ 日本男子、400リレーで優勝=卓球女子団体は銀-東アジア大会 時事ドットコム (2013-10-9). 2013年12月2日閲覧。
  8. ^ 2014年2月1日の本人のTwitterより
  9. ^ 桐生らの日本Aは2位 テキサス・リレー/陸上 サンスポ SANSPO.COM (2014-3-30). 2014年7月16閲覧。
  10. ^ 桐生に競り勝ったケンブリッジ飛鳥「追いついて勝負したい」/陸上”. サンケイスポーツ (2015年4月19日). 2015年4月20日閲覧。
  11. ^ 2014年6月7日の本人のTwitterより

外部リンク[編集]

記録
先代:
4×100mリレー日本学生記録保持者(混成)
(38秒44)

東アジア大会日本代表
山縣亮太飯塚翔太ケンブリッジ飛鳥大瀬戸一馬

2013年10月9日 -
次代:
未定
先代:
日本の旗 日本
静岡国際日本ジュニアB
(39秒16)
大瀬戸一馬、橋元晃志、諏訪達郎、金森和貴
4×100mリレージュニアアジア記録保持者
(39秒01)

世界ジュニア選手権日本代表
大瀬戸一馬、橋元晃志、ケンブリッジ飛鳥、金森和貴

2012年7月13日 -
次代:
未定
先代:
大阪高校
(40秒18)
長谷川雄也、高木慶、松原雄介、大原慶浩
4×100mリレー日本高校記録保持者
(40秒02)

加藤勇司、ケンブリッジ飛鳥、猶木雅文、女部田祐
2011年10月28日 - 2012年10月27日
次代:
滝川第二高校
(39秒99)
段林翔希、魚里勇介、三崎大樹、大西絢也