からくり逆境サーカスナイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

からくり逆境サーカスナイン」(からくりぎゃっきょうサーカスナイン)は、島本和彦藤田和日郎による合作の漫画作品。

目次

[編集] 概要

逆境ナイン』と『からくりサーカス』のクロスオーバー作品。『逆境ナイン』の映画化記念作品。『月刊サンデージェネックス』(サンデーGX)2005年7月号に巻頭カラーとして掲載された。『新吼えろペン』内に収録されている。

1コマのみ、あだち充によって『タッチ』が執筆されている[1]。ちなみに、かつて、あだち充の仕事場に寄った際、島本和彦は自身のキャラクターである滝沢昇を『タッチ』に出演させることを頼まれ、執筆したことがある。島本と藤田は、以前から親交が深く、互いのキャラも描きあえるため、どこまでが各々の担当かわからないようになっている[2]。藤田の方が分量的に多いことが、あとがき漫画で描かれている[3]。ちなみに、『からくりサーカス』のクライマックスに取り掛かっていた時期であり、『からくりサーカス』の宣伝にこそなるが、合作をやっている場合ではなかったことが明かされている[4]

映画が、地区大会予選終了までを元にしているためか、地区大会予選終了からのパラレルとなっている(ドラマCDでも同様の措置がされている)。

[編集] あらすじ

地区大会予選終了からのもう一つの物語。

モエレオールをふりむかせることのできない面目レスは、あるとき、新屋敷章に出会う。新屋敷によって、『タッチ』の伝説を教わった面目レスは、モエレオールを甲子園に連れて行こうと決意する。全力学園のメンバーを自動人形とすり替え、甲子園を目指すが…

[編集] 登場人物

『からくりサーカス』のキャラクターは、それとは別の名前で登場しており、その関係は不明。

不屈闘志
不屈の闘志を持つ男。全力スペクトルを放つが、敗れてしまう。
月田明子
全力学園野球部マネージャー。
新屋敷章
全力学園野球部部員。今回の事件の一因となる。
サカキバラゴウ
苦戦する面目レスの前に現れ、ある助言をする。
高田二流
不屈のライバル。不屈の様子がおかしいのに気付き、全力学園の生徒を救う。
面目レス
フェイスレスによく似た人物。
モエレオール
エレオノールによく似た人物。
ナマミ
面目レスの敵。
からくり不屈闘志
不屈を模した自動人形。からくり男球(危険球)を放つ。

[編集] 余談

本作は、映画化記念の作品でありながら、藤田も知らない間に「つづく」で終わっており[5]、続編の可能性を示唆している。しかし、多忙であることを理由に藤田は拒否している[5]

[編集] あとがき漫画

同時に『サンデーGX』に掲載された「新吼えろペン」。

今回のみ、炎尾燃が島本として、富士鷹ジュビロが藤田として登場し、本作の裏話を書いている[3]

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 島本和彦藤田和日郎「逆境ナイン・特別編」『新吼えろペン』3集、小学館、2008年1月20日、153頁。
  2. ^ 島本和彦「新吼えろペン・番外編」『新吼えろペン』3集、小学館、2008年1月20日、199頁。
  3. ^ a b 島本和彦「新吼えろペン・番外編」『新吼えろペン』3集、小学館、2008年1月20日、195頁。
  4. ^ 島本和彦「新吼えろペン・番外編」『新吼えろペン』3集、小学館、2008年1月20日、197頁。
  5. ^ a b 島本和彦「新吼えろペン・番外編」『新吼えろペン』3集、小学館、2008年1月20日、194頁。

[編集] 関連項目

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス